GM:
連続溺死事件の被害者について 情報:警察7
“鏡の手”の調査 情報:噂話8
魔石卿の動向について 交渉:8
GM:そして
風見将吾:交渉一瞬ヤバそうに思えたけど社会7のバケモノがいてよかった
仁奈川伊由:オホホ
壱条ゆゆ:また賢者の石ザザが動いてるのかい
GM:仙桃院書庫の調査
歴史書の精読 知識:歴史
達成値を合計していく。累積達成値が5/15/20で情報開示
奇書・オカルト本の精読 知識:オカルト
達成値を合計していく。累積達成値が10/15/20で情報開示
民俗学書の精読 知識:民俗学
達成値を合計していく。累積達成値が10/15/20で情報開示
GM:こちらはTIPS的な内容も入ってますが
GM:進行に必要な情報も入っています
風見将吾:今日は判定までみたいなので、じゃあ最後に達成値100くらい出して気持ちよくねむりにつこうかしら
壱条ゆゆ:知識の方は財産は使えます?
GM:知識はお金使えません
風見将吾:知識:オカルトに行きます。専門家:オカルトを使ってダイスを+2。
露野勲:“鏡の手”の調査 情報:噂話8 を狙うぜ
壱条ゆゆ:あいあい!
GM:ん
GM:いいや使ってもいいかな
壱条ゆゆ:連続溺死事件の被害者について 情報:警察7
仁奈川伊由:魔石卿の動向について 交渉:8 いきますね
風見将吾:宇宙友愛協会ワッペン(したらばBBSの友愛協会総合スレ)に書き込んで達成値を+3。
GM:何か辞書とか引きながら解読するのにお金かけても良さそう
風見将吾:3dx+5
DoubleCross:(3DX10+5)→10[8,10,10]+6[4,6]+5→21
仁奈川伊由:ya
仁奈川伊由:ヤバ~~~~~
露野勲:コネ:噂好きの友人を使用!ガールズトーク!あんたの噂力に任せたぜ!
GM:知識の方もお金OKにします
風見将吾:まあお金なんて……使うまでもなく……最大達成値!
仁奈川伊由:7dx+4>=8
DoubleCross:(7DX10+4>=8)→9[2,3,3,5,6,9,9]+4→13→成功
露野勲:4dx+1>=8
DoubleCross:(4DX10+1>=8)→10[1,3,7,10]+6[6]+1→17→成功
壱条ゆゆ:SNSフォロワーいちおくにんくらいいるのか?
露野勲:ワ…ワァ……
風見将吾:みんな強くない?
壱条ゆゆ:わあい!
GM:オカルトが一撃でやられたッ?
壱条ゆゆ:さっきは警察手帳の方を使っていなかった
仁奈川伊由:ワヘヘヘ
壱条ゆゆ:コネ:警察と警察手帳を使う
壱条ゆゆ:2dx+4
DoubleCross:(2DX10+4)→7[7,7]+4→11
GM:全員成功
仁奈川伊由:ラッキーセブン!
壱条ゆゆ:とりあえず情報は突破!
GM:情報を貼っていきますね
風見将吾:そうだ判定はもうしたんだった
GM:
・連続溺死事件の被害者について
被害者は何らかの犯罪に関わった経歴があった。
といっても刑期を終えた者や、裁判にも至っていない容疑者も含まれる。
犯罪者を狙うとしてもその罪の重さはかなりいい加減なようだ。
罪を罰するというより何らかの罪を犯したという事実を重視していると思われる
・“鏡の手”の調査
数日前に奇妙な手を見たという目撃証言があった。
しかし手を見たという生徒は素行が悪く悪乗りするタイプの生徒だったこと。
13年に一度の鏡の手の噂がすでに流れていた事。
そういった理由もあり目立ちたいだけだと思われあまり本気にされなかったようだ。
その後も信憑性のない目撃証言が相次いでいる。
→ 目撃者に接触する事が可能
・魔石卿の動向について
魔石卿はこの街で大規模な力の流れを観測している。
これを魔術儀式かあるいはそれに類似した何かである。
この規模の儀式を行うにはリソースが必要でありそれは賢者の石ではないかというのが魔石卿の見解だ。
魔石卿は現在エネルギーの流れを追うと同時に魔術儀式の解析を行っている。
GM:
・奇書オカルト10
『怪異拾遺録1』星見塔胡著
これは私のライフワークである怪異の蒐集記録である。
全国を廻り気に入った話を集めた。
『罪蜂』
東北某所に伝わる逸話。
破戒の僧、夢現に羽音を聞く。
罪の味は蜜に似たり。
蜜は毒にして酒である。
怠惰なる者、享楽たる者の頭の中に棲む。
人をよく惑わし堕落させる。
3つの村を滅ぼした
『鉄杭蟲』
関東の某所に伝わる逸話。
強欲なる者に這いより甘く囁く。
その言を聞けば富を得る。
しかし富を得れば得るほど体に杭を打ち込まれるといふ。
人の欲望に限無し、杭に貫かれ身動きが取れなくなれば。
喰い荒らされるのみである。
とある豪商の一族を断絶に追い込んだ。
・奇書オカルト15
『怪異拾遺録2』星見塔胡著
『尼蜘蛛』
四国某所の逸話。
美しきてのひらは蜘蛛に似たり。
流行り病に悩まされた国に尼僧が訪れ献身的に治療を行った。
多くの人を救ったが尼僧も病に倒れてしまう。
人々は病が広がる事を恐れ尼僧を井戸に捨てたという。
それから水には女の手のような蜘蛛が棲みつき。
人を水に引き摺り込むのだ。
その村そのものが消滅した。
『人暗し(ひくらし)』
全国に見られる類似の逸話。
影郎(かげろう)と呼ぶ地域もある。
人の影に憑く蟲。
夕暮れの伸びた影から這い出て人のように振る舞う。
・奇書オカルト20
『祝呪奉祭典図 断片』
神卸し
人の精たる神を移す
澱みの根に人柱を捧げ
穴をあけよ
(地図と思わしき図が添付されている)
→地図の分析 知識:歴史/民俗学9 が可能
GM:以上です
GM:空気は少し湿度が増してきている。
GM:梅雨が近づいてきていると感じさせる湿った風がやわらかく頬を撫でる。
GM:様々な色の紫陽花が咲き乱れるなかにその建物はあった。
GM:木造の時代がかった和風建築。
GM:何度か改修されているだろうが一部は江戸からのものをそのまま利用しているという。
GM:管理人の案内で長い廊下を抜けた先に書庫が存在した。
GM:大きな金属製の鍵は複雑な模様が刻まれている。
GM:鍵を差し入れて回すと、ガチャリという金属音がなり扉が開いた。
GM:中には無数の書棚が並んでいるが。
GM:これはしっかりとした最近の物だろう。
GM:机や椅子なども新しいものが揃えられている。
風見将吾:「俺は……鍵借りて一足先に調べ物させてもらったわけなんだが」
露野勲:「役に立つものはあったか?」
壱条ゆゆ:「こんな場所があったなんて……。」
風見将吾:「これはヤバいよな。重要文化財の中に書庫があるっつーか……これコーヒーとかこぼしちゃったら"兆"行くぜ。賠償金」
仁奈川伊由:「……」(幻覚・幻聴がめちゃくちゃ酷い)
風見将吾:「役に立つかはわからんが、面白いものはあった。『怪異拾遺録』――書いたのは星見塔胡センセイだよ」
仁奈川伊由:みんなだけ見るようにしている。
露野勲:「それだ。星見の著作」
露野勲:「手がかりになってくれなきゃ困るぜ」
風見将吾:「日本全国の怪異が載ってるポケモン大図鑑だが、問題はそこじゃない」
風見将吾:「こいつに載ってる怪異ども、半分くらいは俺らが戦ったやつだ。見ろ」
仁奈川伊由:「ふうん?」覗き込む。
風見将吾:「『罪蜂』『鉄杭蟲』。あと、まだ戦ってはいないが……例の尼蜘蛛も載ってる。なんでこの街に妖怪どもが集まってんだろうな?」
露野勲:「十海の爺さんは外来種って言ってたぜ。誰かが持ち込んだのかもな」
風見将吾:「外来種のカブトムシやトカゲを持ち込むのは、高値で売れるからだ」
風見将吾:「なんで外来種を持ち込んだんだろな……」
風見将吾:スマホをぽちぽちして宇宙友愛協会スレをチェックしてます。まだわからないことが多すぎる。
仁奈川伊由:「…ていうかその言い方じゃ、ホントに妖怪がいるみたいじゃない」
仁奈川伊由:「自分の過去のことはともかく、そっちはまだ納得しないからね、あたし」
壱条ゆゆ:「……単に集めたいから?」
壱条ゆゆ:そう言った同僚の言葉を思い出して複雑な表情。
仁奈川伊由:一人でプンプンしている。
風見将吾:「お姫様がへそを曲げそうだ。実際のところ、俺の方で分かったのはこれくらいなんだよな。お前らはどうよ?」
壱条ゆゆ:本棚を興味深げに見上げながら。
壱条ゆゆ:「こっちは被害者の傾向が分かった」
露野勲:「さすが警察は調べが速いな。何かあるのか」
壱条ゆゆ:「簡単に言えば、犯罪者。過去に罪を犯した……その疑いがある、確定してない相手も含めてね」
風見将吾:「なんだそら。デスノートかよ」
風見将吾:「イカれたバットマンみたいなやつが、犯罪者に裁きを下して回ってるのか?」
壱条ゆゆ:「それならまず、当人が裁きを下されるべきだけれどね」
仁奈川伊由:「でもマズくない? これから狙われそうな人を特定するの難しいじゃん」
風見将吾:「犯罪者……容疑者まで含めるとマジでいくらでもいるしな。勲も前回パクられそうになったくらいだし」
壱条ゆゆ:「それよ、問題は。……狙いと範囲が曖昧すぎる。被害者候補からアプローチは難しいかも」
露野勲:「候補者が多すぎる。だから、”手”の噂の根本を抑えに行った方がよさそうだ」
露野勲:「今度は風見あたりがパクられてもおかしくねえからな。こっちは目撃証言を追ってみた」
風見将吾:「根本。どこかわかるのか?」
仁奈川伊由:「おお、学校回ったの?」
風見将吾:「失礼なやつだな! 俺は法に触れることはあんまりしてねえのに!」
露野勲:「”見た”って言ってるやつがいる。学生だ。普段の行いがいまいちなせいで信用されてないけどな」
露野勲:「そういう半端なやつがバイトする場所とかたまり場の店とかはだいたい把握してるからな……学校よりもそっちの方が早かった。つまり」
露野勲:「接触しようと思えばできる。当たってみるべきだ。俺からは以上」
風見将吾:「変に推測を重ねるより、目撃者にインタビューした方が絶対早いよな。賛成賛成」
仁奈川伊由:「オッケー。もちろんあたしもついて行きまーす」
仁奈川伊由:「それで、最後にあたしから報告」
仁奈川伊由:「ピーターが、魔石卿の動きを教えてくれたの」
露野勲:「まだうろついてんのかよ、あの迷惑なやつ……」
風見将吾:「そもそもなんで教えてくれんだよ。ナメられてるのか俺たち?」
風見将吾:「ナメられているのか……もしくはすごくナメられているのか」
仁奈川伊由:「あー、ピーターが『別に隠さなくてもいいってマスターが言ってたからな、ふん』って言ってた」モノマネする。
仁奈川伊由:「ウケるよね。…で、その動きなんだけど、なんて説明したらいいかなー…」
露野勲:「マンガのライバルキャラかよ」
仁奈川伊由:「……この街で、大規模な魔術儀式的な……とにかく大きなエネルギーが流れるものが行われてる、らしいのね」
壱条ゆゆ:「……魔術?」
風見将吾:「おっ、面白い話になってきた」 オカルト記者の本能でメモを取り出す。
仁奈川伊由:「うん。まあ、呪文だがなんだか唱えてるにしてもさ、エネルギーとして使われてるのはレネゲイドよ」
壱条ゆゆ:眉をひそめる。「オーヴァードの能力の言い換えってこと?」
仁奈川伊由:「そう。賢者の石……って、覚えてる? そいつが大量に使われてる…っていうのが魔石卿の見解らしい」
風見将吾:「ああ。そりゃ魔石ヤローとしては見逃せないわな」
壱条ゆゆ:「大量にって、希少な石なんでしょう。そんなものを誰がどうやって集めるのかしら」
露野勲:「わざわざこんな街でやらなくてもいいだろ……。どこのだれか知らないが、そいつを魔石卿が追うってことなら、今回は関係なさそうだな」
壱条ゆゆ:「そうとも限らないでしょ。オーヴァードの力の大規模行使って時点で、見過ごせるものじゃない」
露野勲:「ンなもんほっとけよ……。ついでに魔石卿がその魔術師野郎を海に沈めてくれれば万々歳だ」
風見将吾:「魔石野郎、ゲロ強そうだったしなあ。任せときゃマジで勝手になんとかしてくれるかも」
壱条ゆゆ:「貴方たちね……」
壱条ゆゆ:「とはいえ、話してても埒が明かないわね。まずは目先の脅威」
壱条ゆゆ:「その目撃者の話を聞きに行くのと……ここももう少し調べておきたいわね」
露野勲:「めちゃくちゃ広いし、一ページ開くのにも気を使うからな」
風見将吾:「そうそう。面白い本いっぱいあるからお前らも休憩がてら読んできな」
仁奈川伊由:「そうだね…」首を傾げている。(…星見塔胡の繭玉と関係なきゃいいけど)
露野勲:「正直、自信ねえけどやってみるか……読めるかな……」
風見将吾:「(室町時代の春画本とかあっちにあったけど、オススメしたら怒られそうだな……やめとこ)」
仁奈川伊由:「まっ、魔石卿のことはあたしからピーターから聞いてくようにしまーす。UGN的にも見逃せないことだし」
仁奈川伊由:「てかロケーション良いし写真撮っちゃダメかな。映えそう」きょろきょろしている。
風見将吾:「やめろやめろ!兆請求されるぞ!」
風見将吾:「ああそうだ。全然意味わかんねーからスルーしてたんだけど」
風見将吾:「この地図なんだか分かるかお前ら?」
風見将吾:『祝呪奉祭典図』と記されたものを差し出す。短い文章と地図らしき図。
仁奈川伊由:「地図?」
風見将吾:「うん。神卸しとか人柱とか書かれてんだけどさ、これだけだと全然わかんねーのよ」
露野勲:「物騒な文句しか書かれてねえんだけど」
壱条ゆゆ:「何……しゅくじゅ、ほうさいてんず……?」
仁奈川伊由:「……うわあ」嫌いな分野なのでひいている。
露野勲:「人柱捧げたい人向けのやつじゃねえか、これ」
壱条ゆゆ:「落書きというか走り書きというか……片手間で良ければ見てみるけど」
風見将吾:「ニナちゃんが言ってた大規模儀式と関係あんのかな……この地図がどこを指してるかわかれば少しは進展すると思うんだがな」
仁奈川伊由:「……あのさー、あの。あえて聞くけど」
仁奈川伊由:「やっぱこれも、九段先輩の神隠しと関連あると思って気になった感じ?」
風見将吾:「まあ、半分くらいはそうだな。神隠しってのは人柱の言い換えであることも多いし」
仁奈川伊由:「なるほどねえ。じゃあ、しっかり調べてみなくっちゃね」
風見将吾:「いい子だな~~ニナちゃん……! 壱条も勲も見ろ! この献身的に神隠しを調べようとしてくれる姿勢!」
風見将吾:「これまでこんな子いなかっただろ? この子のことほんと大事にしろよ! かわいがれよ!」
壱条ゆゆ:「そんなこと言ったら、何もかも関連付けられるじゃないの」 素っ気なく。
露野勲:「うるせーなこいつは……。せいぜい役に立ってくれよ。俺も……」
露野勲:「この事件の解決に役立つつもりだ。もう一回り、調べに行くぞ」
壱条ゆゆ:(ああ、そうだ。……この町には、妖しい物が多すぎる……)
仁奈川伊由:「……ん、まー。まずは目撃者へのインタビュー!」ゆゆちゃんを見てぱちぱちと瞬きした後、気を取り直して立ち上がった。
GM:----
GM:シーン終了 ロイスと購入が可能です
壱条ゆゆ:ロイスはなし。購入は……とりあえず応急手当?
露野勲:ロイスは保留! 購入はボディアーマーチャレンジ! これで1ライフ助かることもある
壱条ゆゆ:2dx+4 警察手帳込み
DoubleCross:(2DX10+4)→10[3,10]+5[5]+4→19
風見将吾:医療トランクが買えた値
露野勲:2dx+2>=12
DoubleCross:(2DX10+2>=12)→10[1,10]+8[8]+2→20→成功
壱条ゆゆ:気合い入ってるの何?
露野勲:ワーオ… 成功デース 装備!
風見将吾:医療トランクが買えた値(2)
仁奈川伊由:す すご
壱条ゆゆ:最新フォルダ形式やめよう
風見将吾:新しいフォルダのコピー(8)
風見将吾:ロイスはなしで、ボディアーマー。骨の剣のガード値とあわせれば一発くらいは……
仁奈川伊由:医療トランク狙ってみよう
風見将吾:2dx>=12
DoubleCross:(2DX10>=12)→8[7,8]→8→失敗
仁奈川伊由:7dx+1>=20
DoubleCross:(7DX10+1>=20)→8[1,1,2,3,3,6,8]+1→9→失敗
風見将吾:あっだめだめ
仁奈川伊由:ね~~~!!
仁奈川伊由:なんで社会型が低いんだ ロイスはなし!以上です
風見将吾:高い組と低い組が極端すぎるw 以上です
壱条ゆゆ:以上です
GM:次は情報収集する場合は情報収集シーン 目撃者に接触する場合は情報収集ではなく別のシーンになります
GM:どうしますか?
露野勲:情報収集に一票
風見将吾:接触シーンはなんか全員いたほうがよさそうな気はしますね トリガーシーンっぽいし
仁奈川伊由:情報収集にしてみますかあ
壱条ゆゆ:先に情報収集かなあ
GM:では引き続き情報収集ですかね
ミドル3
GM:ミドル3
風見将吾:あと残ってるのは、接触を除くといくつだろ。知識TIPSが2つ、地図の分析……だけ?
GM:新プレイヤーは壱条さん
GM:登場は任意です
壱条ゆゆ:1d10+45
DoubleCross:(1D10+45)→4[4]+45→49
壱条ゆゆ:だから何? その安定は!
壱条ゆゆ:いやこいつ侵蝕に火力関係ないからいいが……/
仁奈川伊由:どうしようかな
風見将吾:こっちは低いから出るワン!
仁奈川伊由:まあ出ておくか
仁奈川伊由:仁奈川伊由の侵蝕率を1D10(→5)増加(52→57)
仁奈川伊由:よしよし
風見将吾:1シーンだけ低い組にまかせて頂いても全然よさそうだけど
露野勲:うーんここは控えましょう
風見将吾:風見将吾の侵蝕率を1d10(→7)増加(46→53)
風見将吾:あっ高くなった
GM:了解です
露野勲:高めが出る気がするので”見”に回ります
GM:
仙桃院書庫の調査
歴史書の精読 知識:歴史
達成値を合計していく累積達成値が5/15/20で情報開示
民俗学書の精読 知識:民俗学
達成値を合計していく累積達成値が10/15/20で情報開示
GM:
地図の分析 知識:歴史/民俗学9
GM:が残っています
風見将吾:とりあえず地図は開けておきたいですね。TIPSは絶対開けたいけど、最悪開けられなくても大丈夫そうではあるし
仁奈川伊由:じゃあ地図の分析やってみますニャン!
風見将吾:ニャンニャン!
仁奈川伊由:2dx+1>=9〈知識:歴史〉、専門書で+1です
DoubleCross:(2DX10+1>=9)→5[5,5]+1→6→失敗
仁奈川伊由:なッ………
風見将吾:ざ、財産!
GM:OK
仁奈川伊由:知識にも財産点を使ってよかったはず!払います!
仁奈川伊由:財産点8→5にして成功!良かった
風見将吾:じゃあ風見は知識だ。歴史書か民俗学かー
風見将吾:このあいだ地元の郷土資料館に行ったら面白かったので、民俗学の方にしようかな。
壱条ゆゆ:歴史書の方が第一情報値が低いからそっちのがよくない?
風見将吾:あっほんとだ
風見将吾:地元の郷土資料館、石器時代からの歴史が解説されてて面白かったので歴史書に行きます。
風見将吾:知識:歴史。専門家はオカルトしかないからダイスは増やせないけど、宇宙友愛協会ワッペンで達成値が+3。
風見将吾:ゆゆちゃんどうしましょう、マクスウェルくれる? 温存しとく?
壱条ゆゆ:GM、マクスウェルプログラムを使用し、風見さんのダイスを+3するのは可能ですか?
GM:イイヨー
壱条ゆゆ:やったー! 使います。ダイス+3! 残り2回です
風見将吾:やった!
風見将吾:4dx+3
DoubleCross:(4DX10+3)→7[4,5,6,7]+3→10
風見将吾:い、意外といかなかったな……でも第二段階まではクリアです。
仁奈川伊由:じゅうぶんすごいよっ
壱条ゆゆ:第二段階は15なので……
壱条ゆゆ:だけどかなりここで出せたのは良いですね
風見将吾:ほっほんとだ
風見将吾:第一段階しか抜けてねえ!
壱条ゆゆ:こちらも頑張ります。コネ:専門家を使ってTIPS民俗学のほう。
風見将吾:ゆゆ太郎いけ!
風見将吾:10万ボルトだ!
GM:ゲェー
壱条ゆゆ:4dx+2
DoubleCross:(4DX10+2)→10[1,3,6,10]+9[9]+2→21
GM:民俗学も一撃で?
仁奈川伊由:ゆゆ~~~~!!
仁奈川伊由:バンザーイ!バンザーイ!
壱条ゆゆ:なんなの?
風見将吾:知識があっという間に沈んだ!
GM:貼っていきましょう
GM:
・地図の分析
古地図ではあるが現在の十海の地図とうまく合わせる事ができた。
どうやら死にゆかりのある場所が記されているようである。
刑場があり罪人が処刑された場所。
かつて戦場があった場所。
河川の氾濫で人が多く死んだ場所。
かつて医療処があった場所。
流民が殺され棄てられた場所
大昔の墓があった場所などである。
それらのいくつかは溺死事件の現場と一致している。
かつて医療処があった場所には今は高校が建っている。
風見将吾:せっ関ヶ原
GM:
歴史書5
『十海史概略』
古くは御名淵(みなぶち)と呼ばれた丹後国・若狭国に接する小国。
鎌倉時代に箕厨戸(みずこ)一族が開拓統治を始める。
応仁の乱の頃、戦時の圧政や凶作による飢饉があり領民や流民が多く死ぬ。
1475年 遠見清鷹が挙兵、箕厨戸氏を討伐し国を治める。
遠見清鷹は名を十海清鷹と改名し国の名を十海と改するよう朝廷に奏上し認められる。
戦国時代は山名、一色、明智、細川、徳川へと主を変えて生き残り江戸時代も領土を維持する。
江戸の世では海運、酒造、養蚕を主な産業として経済を発展させる。
幕末の混乱期にはぎりぎりまで徳川につくも大政奉還がなされるや素早く薩長側に転身し明治に至る。
明治以降は十海一族が市長を歴任する。
戦時中は陸軍に協力することで好待遇を獲得、終戦直前に陸軍の資料を隠匿し戦犯の追求を逃れる。
戦後も十海一族が引き続き市政を担い産業の発展に努める。
GM:
民俗学10
『十海風土記』編纂 星見塔胡
十海に千里眼の巫女あり。
良く先を見通す。
魂響司布留命(たまゆらしふるのみこと)を奉り守る十二人がうちの一人なり。
『くんびぃら』『ばじゃら』『めきら』『あんてら』『まじら』『さんちぃら』
『いんだら』『ぱぁいら』『まごら』『ちんだぅら』『しょうずら』『びぎゃら』
民俗学15
『人身御供の遍歴』 星見塔胡著
十海にはかつて生贄を伴う奇祭があったと言われている。
十海の祭神は荒ぶる神であり生贄を欲したのだ。
これらは全国によく残る逸話で特に珍しいものではない。
江戸時代になるとこれらの祭事は姿を変えていく。
左義長やどんど焼きといった他地方の風習が同化していくことになる。
生贄の代わりに人形や櫓を焼くのが一般的である。
十海においては人形供養として今にその風習の一端を残す。
(民俗学20:任意タイミングで解放)
GM:以上です
風見将吾:場所はどうしよっか 引き続き書庫?
仁奈川伊由:引き続き書庫で良いのではないかと!
露野勲:侵蝕54→55
GM:OKでは引き続き同じ場所で
風見将吾:わんわん!
風見将吾:「俺は生まれ育ったこの地元が好きなんだけどよ。見ろ勲、これ知ってた?」
風見将吾:「イギリスみたいな動きしてんぞこの十海って土地」
露野勲:「……昔から生き残ってる地方都市には、それなりにある話だろ」
仁奈川伊由:「イギリスみたいな動きって何?」
仁奈川伊由:二人の間から顔を覗かせて話に入ってくる。
風見将吾:「え、なんだろ。自己中の極みみたいなクソムーブっていうか……」
風見将吾:真ん中をあけて歴史書を見えるようにしてます。
風見将吾:「ほら。ギリギリで味方する勢力を変えたり、自分のとこだけ戦犯追求を免れたりしてるだろ。嗅覚が鋭すぎるんだわ」
仁奈川伊由:「えっと…」読む。「ほんとだ。しかもずっと十海一族が治めてる」
露野勲:「超人的な政治力があるか、天才的な先読みだな」
仁奈川伊由:「……先読みねえ」眉をひそめる。
風見将吾:「先読みなあ……」
露野勲:「京都の天皇陛下と同じレベルだと考えると、たしかに以上だ」
壱条ゆゆ:「古い家だとは知っていたけど……」
壱条ゆゆ:「改めて調べると、色々と出てくるわね」
仁奈川伊由:「あ、眼鏡してる。カワイー」ゆゆちゃんに言う。
露野勲:「いまそれ関係あるか????」
壱条ゆゆ:「カワイイって……勉強用よ。ただの」 少し照れたように眼を逸らす。
壱条ゆゆ:警察学校時代から使っている眼鏡をかけている。埃被った本を何冊も並べている。
仁奈川伊由:「えーいいじゃん」露野さんに言ってから。「ね、何か出てきたの?」
風見将吾:「女子高生、"カワイイ"が口癖なのは今も昔もかわんねーんだなあ」
壱条ゆゆ:「うん。出てきた……といえば、そうね」
壱条ゆゆ:「そのものすぎて、今まで調べなかったのが不覚に思えるくらい……」
壱条ゆゆ:『十海風土記』を開く。「ここのくだり」
壱条ゆゆ:横にタブレットで、仏教系の伝承のwebページを並べている。「白繭から呼び出される怪物の方の由来。これじゃない?」
仁奈川伊由:「…くんびぃら、ばじゃら、めきら……」目を落とす。「…びぎゃら」
風見将吾:「あー、アンチラとかクビラとか聞いたことある。そうかそうか、十二支のやつか」
風見将吾:「あんなのがあと10匹だか9匹だかいんのかよ」
露野勲:「十二神将になぞらえた怪物……」
壱条ゆゆ:「流石にあと10回も来るのは冗談じゃないわね……」
壱条ゆゆ:「町がメチャクチャになる」
露野勲:「何の意味がある? たまゆらしふるのみことってのも聞いたことねえぞ」
仁奈川伊由:「…あのさあ、この千里眼の巫女ってやつは、あたし心当たりあるかも」
壱条ゆゆ:「本当?」
露野勲:「なんだよ、SNSで相互フォローしてるとか言わねえよな」
風見将吾:「おっマジ? コンビニの店員でもしてたか?」
仁奈川伊由:「もー、男二人」頬を膨らます。
仁奈川伊由:「絹江さん! 絹江さんが、昔そういう力持ってたって言ってたの」
仁奈川伊由:「十海家の人だし、もう、ドンピシャじゃん」
風見将吾:「昔、ってことは、今の巫女はまた別にいるってことか」
壱条ゆゆ:「状況は一致する……十海家、千里眼、未来視……」
露野勲:「……十海の家系には、未来視ができる……そう考えると、うなずける話にはなるな」
露野勲:「いまは誰がその役を担ってる?」
風見将吾:「さっきのブリテンムーブもな。未来視で都合の悪いとこだけ回避してけばいいわけだし……そう、今は誰なんだ?」
仁奈川伊由:「…そこまでは聞いてませんけどー」
仁奈川伊由:「力が別の人に移るとか、知らなかったし。言われなかったしー」唇を尖らせている。
露野勲:「市長はどうだ? わざわざ縁組した遠縁の十海だろ」
壱条ゆゆ:「どこまで伝承で、本当で、オーヴァードでレネゲイドなのか」
風見将吾:「雨降るの当ててたしありえる話だ。巫女ってのは別に男がなってもおかしくねえし」
仁奈川伊由:「巫女って男がなってもいいの?」首を傾げる。
露野勲:「ただの役職名だからな。仕える神にもよるが」
風見将吾:「海外のシャーマンなんかは男の方が多いらしいしな。結局、神と交信できるかどうかのほうが重要なんだろ」
風見将吾:「今の巫女が誰か、バア様に今度聞いてみたらどうだニナちゃん。案外あっさり教えてくれるかもよ」
壱条ゆゆ:「オカルト知識も割に馬鹿にできないものね……」
仁奈川伊由:「ん……」考える。「そうだね。聞いてみよっかな」
壱条ゆゆ:「風見のうさんくさい商売も、怪我の功名ってことかしら」
風見将吾:「胡散臭いって言うな! オカルト記事を待ってる皆様は全国にいっぱいいるんだぞ!」
壱条ゆゆ:「はいはい。そうね……それと」
壱条ゆゆ:「もう一つ。こっちはその……人形供養について」
風見将吾:「まだなんかあんのか? あとはもう高校に聞き込み行って終わりだろ」
露野勲:「ああ。由来がよくわからなかった祭りのやつだな」
仁奈川伊由:「人形」瞬き。
壱条ゆゆ:「かなり表現が硬くて、辞書引きながら読んだけど……これも、例の地図に関係あるんじゃないかしら。生贄の話」
壱条ゆゆ:「大昔は生け贄を捧げていた風習が、現代になるまでに緩和して、人形供養になった……」
露野勲:「饅頭の話と一緒か。わかりやすいな」
壱条ゆゆ:「全国的にある話だって書いてあるけど。……どうやってこれだけ調べたのかしら、星見先生は」
風見将吾:「当事者の一人でも驚かねえよもう……星見塔胡は謎が多すぎる」
露野勲:「警察の力で指名手配して逮捕できねえのかよ」
仁奈川伊由:「そもそもあの空間が何かからって感じだしね…」
壱条ゆゆ:「罪状不明で行方不明の相手にどうしろって言うのよ」
露野勲:「冗談だ。……わかったことはそんなとこか?」
壱条ゆゆ:「そうね。まだ読み切れてない本はあるけど」
風見将吾:「ニナちゃんが地図について調べてた気はするけど。なんかわかった?」
仁奈川伊由:「あ!うん。てかもー大変だった。今の地図買って、サイズ合うようにコピーしまくって」
風見将吾:「星見塔胡と会った不思議空間への地図だったりしない?」
仁奈川伊由:「それだったら真っ先に報告してますけどー」
仁奈川伊由:言い返しながら、古書の地図を広げる。「で、見てくださーい」
露野勲:「ずいぶん物々しい地図になってるな……」
仁奈川伊由:外で調達してきた、現在の町の地図を重ねる。
風見将吾:「あー。ここのスーパー、昔は田んぼだったのか。つーか田んぼ多っ」
仁奈川伊由:「この古い方の地図なんだけど、書いてある場所がなんなのか、今の地図と照らして調べたのね」
露野勲:「事故物件多くねえか」
仁奈川伊由:「そう! 事故物件ばっかりなの。 ここは戦場でしょ、処刑場でしょ…」指さしていく。
壱条ゆゆ:「交点が……」
仁奈川伊由:「あたしも通ってる高校は、医療処。だって」
風見将吾:「医療所。ある意味、戦場以上に死と近いところだな」
壱条ゆゆ:「医療技術を学ぶ場所を兼ねていたのなら、学校になるのは分からなくもないけど……」
露野勲:「大人数を収容する建物を建てる土台があるってことだしな」
風見将吾:「医療所がある意味最高の事故物件だと考えれば」
風見将吾:「そこで怪談話が現実になってもおかしくないのかもなあ」
壱条ゆゆ:「まるで学校の七不思議じゃない。タチの悪い方の」
露野勲:「……いや待て、壱条。犯行現場、わかってる限りでこの地図に当てはめてくれよ」
壱条ゆゆ:「え? ええ……」
仁奈川伊由:「レネゲイドビーイングが誕生しやすい状況って言ってー」端で文句を言っている。
風見将吾:「おっなんだ? まさか五芒星になるやつか?」
壱条ゆゆ:記憶にしっかり入っている。何カ所か記入していって、「…………。」渋い顔をする。一致している
露野勲:「よくわからんが、さっき聞いたやつと同じ場所がある気がしねえか」
仁奈川伊由:「さっき聞いたやつ」瞬きする。
壱条ゆゆ:「そうね。……大きく離れているのもあるけど、これは」
壱条ゆゆ:「被害者が車に乗っていて、事故を起こした場所がここだから」
壱条ゆゆ:道路を遡ると、その途中に、仁奈川さんの示した該当の箇所がある。
仁奈川伊由:「えっ」目を丸くする。
仁奈川伊由:「じゃあ、この地図に書いてある場所で、溺死事件が起きるかもってこと?」
露野勲:「これで偶然とは思えないな」
露野勲:「学校もその例外じゃねえぞ」
壱条ゆゆ:「勲。話を聞きに行く予定の相手、あまり素行の良くない子って言ってたわよね」
露野勲:「ああ。そうだ。……嫌な感じがするな」
風見将吾:「あーそうか。犯罪者をデスノートでバットマンして回ってんだもんな……」
仁奈川伊由:「えー、ドンピシャドンピシャじゃん………」
露野勲:「なんだそのいい加減な解説は……」
風見将吾:「早めに話し聞きにいかねえか? 行ったら死んでましたとか笑い話にもならんだろ」
壱条ゆゆ:「その方が良さそうね」
露野勲:「……急ぐか」
仁奈川伊由:「そうだね。こんなうるさい所はやく出よ!」図書館は静かだが、そんなことを言う。
壱条ゆゆ:「……。」読み残している、三つ目の星見塔胡著作を一度見返りながら。
GM:----
GM:シーン終了 ロイスと購入が可能です
仁奈川伊由:ロイスはなし!応急手当を買いましょう
仁奈川伊由:7dx+1>=8
DoubleCross:(7DX10+1>=8)→9[1,1,3,4,7,8,9]+1→10→成功
仁奈川伊由:よし!
露野勲:ここはロイス保留で、応急手当も買っておこう
露野勲:2dx+2>=8
DoubleCross:(2DX10+2>=8)→8[7,8]+2→10→成功
露野勲:GET! 以上
壱条ゆゆ:どうしようかなー
壱条ゆゆ:強化素材!
壱条ゆゆ:2dx+4
DoubleCross:(2DX10+4)→10[5,10]+1[1]+4→15
仁奈川伊由:えっすごい
壱条ゆゆ:なんで買えるの?
壱条ゆゆ:ゆゆ、社会の出目が異様に良い……。
壱条ゆゆ:ワイヤーウィップの攻撃値を+1します
壱条ゆゆ:これ乗用車いらなくない?
風見将吾:ボディアーマー。今度こそかえておくれ~
風見将吾:でもワイヤーウィップはPUIPUIいってくれないし・・
風見将吾:2dx>=12
DoubleCross:(2DX10>=12)→9[1,9]→9→失敗
風見将吾:あっ買える! 財産3使って成功させます。
GM:OK
GM:では目撃者に会いに行きますか?
風見将吾:いこいこ!
仁奈川伊由:いきましょう!
露野勲:いきます!
ミドル4
GM:全員登場推奨です
GM:登場ダイスをどうぞ
壱条ゆゆ:1d10+49
DoubleCross:(1D10+49)→7[7]+49→56
仁奈川伊由:仁奈川伊由の侵蝕率を1D10(→6)増加(57→63)
露野勲:1d10+55
DoubleCross:(1D10+55)→10[10]+55→65
壱条ゆゆ:や、やっとまともな出目が
風見将吾:いっ勲ー!
風見将吾:風見将吾の侵蝕率を1d10(→1)増加(53→54)
露野勲:やはりさっき休んで正解だった
風見将吾:カバー取っておいてよかった感
仁奈川伊由:将吾が守ってあげなきゃ…
壱条ゆゆ:私もクライマックスで侵蝕上がるからなあ……。
GM:繰械高校。
GM:夏は昼間の時間が長いとはいえ、太陽は沈みかけている。
GM:薄暗くなりつつある校舎付近に生徒の姿は少ない。
GM:学校横にあるグラウンドの傍から薄暗い小道をぬけると街中へ出る近道がある。
GM:しかし、そう言った場所を溜まり場にする不良が居る為。
GM:あまり生徒は寄り付かない。
GM:鏡の手の目撃者と言われている森川源五は。
GM:木陰に自分たちが持ち込んだベンチに座り煙草を吸っていた。
森川:「ンだよ、どいつもこいつもバイトとか言いやがって」
森川:「ヒマなのは俺だけか?」
風見将吾:これはもう4人とも森川クンの近くにきてていいのかしら
GM:イイヨ
露野勲:「見つけた。こいつだ」
仁奈川伊由:「ほんとにめちゃくちゃ不良じゃん…」小声で言う。
森川:「
風見将吾:「おっ、セッターか。高校生はみんなあれ吸うんだよなあ」 こちらもタバコ吸いながら歩いてきます。
壱条ゆゆ:「こういう場所で、そういう相手。なるほど」
森川:「あ゛?」
仁奈川伊由:「怖っ」小声でビビる。
風見将吾:「やだ怖いわ! 婦警さん探偵さんお願いします」
壱条ゆゆ:「風見ね……失礼。森川源五くんでよかったかしら」
森川:「ンだよォ」
露野勲:「話を聞くのは記者の方が専門だろ……まあいい、警官に任せた」
森川:「ん?け、警察?」
仁奈川伊由:「あたしは今後の学校生活を穏便に過ごしたいし…ムリムリ」後ろに回っている。
壱条ゆゆ:「警察です」手帳を出す。「以前に、貴方の見たものについて聞かせて欲しいの」
森川:「ちょ、待て。なんもしてねーから」
森川:「そ、それとも何だよ木陰で涼んでんのが…」
森川:「ハッ…」
森川:慌てて煙草を背後に捨てて隠す
壱条ゆゆ:「……未成年喫煙については」しばし苦い顔。「……目を瞑りましょう」
風見将吾:「なんか見たんだろ? しろ~い変な手をよ」
森川:「ハァ?知らねーし」
風見将吾:「ちょこっと話してくれるだけでいいからさ。お礼もやるよ。日高屋のクーポン……」
森川:「つか、何なんだ。あんた警察じゃねーだろ」
壱条ゆゆ:「対応の課から改めて忠言するとして……」
風見将吾:「俺は記者だ。警察と一緒に行動してるから事実上ケーサツみてえなもんなんだよ」
壱条ゆゆ:「威を借りた権力を振り回すな」後ろから襟を引っ張る
仁奈川伊由:「コントしてる場合かっ」更に後ろから言う。
露野勲:「お礼がショボすぎるし、余計に混乱させてどうする」
壱条ゆゆ:「もう一度言うけど、貴方自身をどうこうしに来たわけじゃない」
森川:思いっきり警戒した顔をしている
壱条ゆゆ:「単なる聞き取りです。この場所も、今の行動も、私が取り扱う話ではない……」
壱条ゆゆ:(……あんまり、感触は良くないな)
壱条ゆゆ:反社会的立ち位置の人間から話を聞くには、まずは信頼を築くところから始める必要がある。
森川:「何なんだ、俺に何させようっていうんだ」
露野勲:「おい、面倒になってきた。時間もねえんだぞ。手っ取り早くやるなら、警官と女子高生はどっかに消えててくれ」
壱条ゆゆ:ただ、見たところそこまで根の深い相手ではない。権力でゴリ押すか……?
森川:「変な証言で責任取らされんのは嫌だからな」
仁奈川伊由:「ちょっとぉ。乱暴なことしようとするのやめてよ」
仁奈川伊由:「あのー、あなたが見たっていう鏡の手について、お話を聞かせてほしいだけなんですけどー」
仁奈川伊由:後ろから顔をひょこっと覗かせている。
森川:「???」
森川:「学生?」
仁奈川伊由:「えへへー、見たんですよねー」へにゃへにゃ笑いながら。
森川:「あ゛?な、何を見たってンだよ…」
仁奈川伊由:「……それを、あなたに聞きにきたんだってば」小さく呟く。眼を細める。
仁奈川伊由:GM!ここで《止まらずの舌》を使用してもよろしいでしょうか?
GM:いいですよ!
風見将吾:いけー!
仁奈川伊由:はい!では使用します。〈意志〉で対決し、勝利したらこちらの質問ひとつに答えてもらうぜ!
仁奈川伊由:2dx+2固定値+1、思い出の一品で+1
DoubleCross:(2DX10+2)→10[1,10]+8[8]+2→20
仁奈川伊由:!?
仁奈川伊由:達成値20です
森川:ふ、不良の根性をなめんじゃねーぞ
森川:1dx
DoubleCross:(1DX10)→3[3]→3
風見将吾:根性w
仁奈川伊由:かわいい
壱条ゆゆ:妥当
風見将吾:一般人にしては根性あったほう
風見将吾:ソシャゲのガチャを我慢するくらいの根性はありそう
露野勲:無理な者は無理
仁奈川伊由:では、こちらの質問に答えていただきます! 質問内容は、『白い手について、あなたの知ることはなんですか』です。
GM:OK 演出はしますか?
GM:ではどうぞ
仁奈川伊由:させてください!
仁奈川伊由:「もし、自分が見たものを幻覚って思いたいなら、その気持ちはメチャクチャ分かるし同情するけど」独り言のように言う。
仁奈川伊由:「こっちも仕事だから。ごめんね」 一番後ろに立つ、その背後で、鬼火が舞う。
森川:「な…何を」
さとり:少女の背後。荒々しい外見の、大きな山猿が、陽炎のように揺らいでいる。
仁奈川伊由:『白い手について、あなたは何を知っているの』心を捉えるような言い方で聞く。
森川:「あ…あああ」
森川:目の焦点が不安定になってくる
森川:口元がだらしなくもごもごと動く。
仁奈川伊由:その目を見つめたまま、立つ。
森川:「み、見たんだ」
仁奈川伊由:「うん」
森川:「誰も信じなかったけど」
森川:「あのとき…俺は道を歩いていた」
森川:「何となくむしゃくしゃしてたんで、同じガッコの連中でも見かけたら絡んでやろうかって思ってよ」
森川:「そしたら…道の。道路を挟んだ向こう側で…車に乗り込むオッサンが見えたんだ」
森川:「変なオッサンでよ…晴れてんのに折り畳み傘をさして不思議そうな顔してんだよ」
仁奈川伊由:「……おじさん…」
森川:「おっさんの周囲だけ地面濡れてるし」
森川:「なんか、そこだけ雨でも降ってたみてーな?」
仁奈川伊由:「そりゃ、変だね」相手の心に同調するように相槌を打つ。
森川:「んでも、オッサンは雨降ってねーから傘をたたんで車に乗ったのさ」
森川:「その時に見たんだよ」
森川:「何か白い手がオッサンの足元に纏わりついてんのがよォ」
森川:「そん時は、まあ幻覚かなんかだと思ったよ」
仁奈川伊由:「……そう」
森川:「でも、直後だ」
森川:「ほら、ニュースでもあったろ事故」
森川:「アレだよ」
森川:「走り出す車を見たら手がオッサンの首のあたりまで這い上がってて」
森川:「そのまま走り出して事故ったんだよ」
仁奈川伊由:「…手が、おじさんを殺した…」
仁奈川伊由:「それを、あなただけが見ていたのね」
森川:「そういえば…なんか俺、ガキの時は霊感あるとか思ってたような事あったし」
森川:「見えてたの俺だけかもって」
森川:「誰も信じなかったしな」
森川:「そんで、しばらくして」
森川:「また、見たんだ」
仁奈川伊由:「そっか。怖かったね」
森川:「白い手を…」
仁奈川伊由:「うん」
森川:「あれは、名前知らねーけど」
仁奈川伊由:「……どこで?」
森川:「同じ学校の制服着てたな、女子だ」
森川:「一瞬見えただけだし、何か離れてたから」
森川:「こえーし、関わらねーようにしたから誰か知らねえ」
仁奈川伊由:「え……」取り繕っていた調子が崩れかける。「………そう。そっか」
森川:「あー…眼鏡。うん眼鏡かけてたな」
仁奈川伊由:「どんな女子だったか、覚えてないよね…」
仁奈川伊由:「………、み、三つ編みだったり」
森川:「ああ…確か。そうだったような」
仁奈川伊由:「……そう。……」息を吐く。
仁奈川伊由:「………分かった。話してくれてありがとう」
森川:「ああ、ありが…とう?」
森川:不思議そうな顔をしている
さとり:山猿の姿が夏の空気に溶けて、消える。
仁奈川伊由:「フ! 話してすっきりしたでしょ!」
森川:「あ゛?何がだ!え?何が…何か言ったっけ」
仁奈川伊由:そう言って、《ワーディング》を使用します。
森川:「むにゃー」
風見将吾:「すっきりしたのはいいけど、どうすんだこれ。どうやって処理……あっ」
風見将吾:「なーるほど。ワーディング便利だなあ」
仁奈川伊由:「はーー、まあ、目覚めた時には夢かなんかだと思ってくれるでしょ」
壱条ゆゆ:「…………はっ」 我に返る。
壱条ゆゆ:「え、今のなに!?」
仁奈川伊由:「疲れた……」手で自分を仰ぐ。「え、いや、………」
露野勲:「いまの能力も気になるが、もっと気になること言ってただろ」
仁奈川伊由:「なんか気合入れるとできるやつ」
露野勲:「特に最後!」
仁奈川伊由:「そう!最後!」指を差す。
壱条ゆゆ:「なんかきあいいれるとできるやつ!? 最後!」
仁奈川伊由:「ぜっっったい、その女子、真園のことだわ!」
風見将吾:「だよなあ。一度憑かれて関係者になったからマークされてんのか?」
風見将吾:「ちょっと連絡とってみろよ。大丈夫なんだろうなあの子」
GM:では、その時。
GM:仁奈川さんのスマホに着信があります
仁奈川伊由:「今、あたしとオカルト調査団組んでるってのもその真園なのよ……」スマートフォンを探す。
仁奈川伊由:「あ、ん」取り出して画面を見る。
GM:真園彩音からの着信ですね
仁奈川伊由:先に誰の着信か分かるでしょうか?
仁奈川伊由:「あーっ!」じゃあ叫びます。慌てて出る。
真園彩音:「あー、ニナ出た」
仁奈川伊由:「でっでっ……出たわよ!」
真園彩音:「何か電波悪いとこでも居た?全然つながらないしさ」
仁奈川伊由:「なになになに? 何か用事?」
真園彩音:「何って聞き込みやろっていってたのに付き合い悪いんだもん」
仁奈川伊由:「まあそんな感じ…。いやいや、あたしのことはどうでもいいの」
真園彩音:「今どこにいるの?」
仁奈川伊由:「………」大人3人をちらりと見る。
仁奈川伊由:「学校のそば」
真園彩音:「てことは外?」
仁奈川伊由:「そう…、いや、聞き込みするなら、あたしがそっち行くわよ」
真園彩音:「えーいいよ雨大変でしょ?濡れちゃうよー急に降って来てさー。天気予報当たんないよね」
仁奈川伊由:「…………っ」思わず頭を抱える。「まっ」
真園彩音:「傘ないから、もう少し雨宿りしてから帰ろっかな」
真園彩音:「え、学校だけど」
仁奈川伊由:「まっ…まっ…、あっ、あんた、今どこにいるの!?」
仁奈川伊由:「教室!?う、動かないで。ぜーーったい動かないで。すぐ行くから」
真園彩音:「?」
真園彩音:「まあ、いいけど」
真園彩音:「じゃあ傘買ってきてくれない?コンビニのでいいからー」
真園彩音:「お金後で払うし」
仁奈川伊由:「オッケー! 良いわよ良いわよ、プレゼントしてあげる」
真園彩音:「誕生日には早いよー、はは」
真園彩音:「じゃあ、待ってるねー」
真園彩音:「な、何?」
仁奈川伊由:「あっ、待って、あと、あと、これだけ聞いて」
仁奈川伊由:「近くに、ピーターがいたら、ピーターとも一緒にいて。理由は…まあ…後で説明するから」
真園彩音:「校舎に残ってるかなぁ…LINE入れとくー」
仁奈川伊由:「助かる!じゃ、また後でね」
仁奈川伊由:通話が切れたのを確認して、大人3人を見る。
仁奈川伊由:真っ赤で真っ青な顔色になっている。
風見将吾:「おいどうした? 顔色がヤバいぞ」
風見将吾:「ヤバいのを通り越してちょっとおもしろい感じになってるんだが。連絡取れたのか?」
仁奈川伊由:「あ」
仁奈川伊由:「雨、降ってきたって」
壱条ゆゆ:「!」 血の気が引く。「今、彼女はどこ?!」
露野勲:「……走るぞ。間に合わせる」
仁奈川伊由:「学校!ついてきて!」
風見将吾:「雨ってヤベーやつじゃねえか! 学校のすぐ近くでよかったなホント……!」
仁奈川伊由:そう言うや否や、振り返りもせず走り出す。
壱条ゆゆ:気絶したままの森川を一瞬見やるも、すぐに追って駆け出す。
GM:繰械高校校内
GM:人の気配はない。
GM:ワーディングが展開されているのだろう
ピーター:「クソッ…無茶ぶりしやがって」
GM:教室で倒れた少女を守る様に数体の動物のぬいぐるみが囲み
GM:その前に少年が身構えている。
目つきの鋭い男:「とんだ邪魔が入ったな」
GM:目つきの鋭い男の周囲には奇妙なカブト虫が飛んでいる。
目つきの鋭い男:「お前は殺す予定にはなかったが」
目つきの鋭い男:「クク…予定通りでなくてもいい」
目つきの鋭い男:「予定通りの殺しは楽しくない」
目つきの鋭い男:「上手な殺人より、楽しいひとごろしが好きなんだよ、俺は」
ピーター:(ここじゃ、狭くてグリーンヴァイスは使えないってのに!)
仁奈川伊由:───ドカッッ!
仁奈川伊由:と、教室の扉が吹き飛ぶ。それくらいの勢いで、転がり込んでくる。
仁奈川伊由:「………っ、ピーター!」まずは少女が一人。
ピーター:「!?」
ピーター:そちらを見て
ピーター:「遅いんだよッ!」
ピーター:笑う
仁奈川伊由:「大丈夫、生きて………」言いかけ、
仁奈川伊由:「………うっさい、バーカ!」笑い返す。
露野勲:「馬鹿はどっちだよ。文字通り飛び込んでいきやがったな。……遅れたが、間に合ったか」
風見将吾:「おーおーおー。ピーター君ボロボロじゃん」
風見将吾:「おじさんが助けてやろう。貸しひとつってことでヨロシクな」
ピーター:「うるさいぞ!おっさん!」
風見将吾:「せめておじさんって言え!おじさんとおっさんには明確な違いがあるんだよ!」
壱条ゆゆ:「守ってくれてたのね。ありがとう」
ピーター:「あんた達にお礼を言われる筋合いはない」
ピーター:「と、友達だからな」
仁奈川伊由:「…っあはっ! 友達だって!」
ピーター:「クソ…真園を離脱させる」
ピーター:「ここは任せるぞ」
露野勲:「いい友達持ってるじゃねえかよ……って、おい。待て! 将吾、あの手袋の男……!」
仁奈川伊由:嬉しそうにしている。
ピーター:ぬいぐるみたちが少女を抱えて教室の外に走り出す
仁奈川伊由:「オッケ。ほんとありがと!」
壱条ゆゆ:ピーターに礼を言い、そして目の前の相手を見る。「……。……貴方は」
風見将吾:「ああ。あっちからノコノコ出向いてきやがった」
ピーター:ピーターも教室から離脱します
風見将吾:「わかるかクソ雨雲野郎。俺たち三人、覚えがあんだろ」
目つきの鋭い男:驚いた様な顔をしている
目つきの鋭い男:その視線は仁奈川伊由の方を向いている。
目つきの鋭い男:「何だ、お前」
仁奈川伊由:「……」男に視線を向ける。初めて見る。「………?」
目つきの鋭い男:「あの時、贄になった女か」
仁奈川伊由:「何って、何よ……。……あ」
目つきの鋭い男:「いや…そんな事はないはず」
仁奈川伊由:「は! そう思ってると、思った。さあてね。あたしも真相はわかりませんけど」
目つきの鋭い男:「ふぅん」
目つきの鋭い男:笑みを浮かべる
仁奈川伊由:「ここにいるのは、UGNチルドレンの《キツネツカレ》よ」
壱条ゆゆ:その視線から伊由さんを庇うように腕を伸ばす。「人違いよ。けど、そう」
目つきの鋭い男:「まあ、何だっていいさ」
仁奈川伊由:「覚えてちょーだい!」
目つきの鋭い男:「良いとも、俺は殺した相手はちゃんと覚えておくタイプだからな」
露野勲:(……贄……? 何が言いたい? どういうことだ? いや違う。何だっていい。あいつの言う通り)
壱条ゆゆ:それすらも覚えているということは。「本当に。あの時の……っ!」
仁奈川伊由:「殺されませんけどーーッ! いえ、むしろ、こっちがあんたを捕まえてやりますけど!」
露野勲:「将吾。あんまりグチャグチャにするなよ、そいつには聞きたいことがいくつもある……!」
目つきの鋭い男:「それに、何だ。ずいぶん面白い感じになったなぁ。あの時のガキども」
風見将吾:「わかってる。口はきけるようにする……それ以外はどうでもいいな」
目つきの鋭い男:「器の候補は逃したが、別に構わんだろ」
目つきの鋭い男:「向かってきた、だから殺した。うん、問題ない」
露野勲:「黙れクソ野郎。後でいくらでも喋らせてやる。動けなくなった後でな!」
風見将吾:「壱条わかってるな。安い挑発に乗るんじゃないぞ」
仁奈川伊由:「器の候補…?それって…、いや、まあそうね。そうよ! 動けなくしてやる!」
風見将吾:「丁寧に戦闘不能に追い込んだあと徹底的に尋問する」
壱条ゆゆ:「その台詞、貴方に返すわよ」猫の声が聞こえる。
火車:にゃあん にゃあん
火車:(あの男、憑いているぞ)
火車:とびきりの餌の気配に、興奮している。
壱条ゆゆ:(……どっち。白い方、黒い方?)
仁奈川伊由:ちらりとゆゆちゃんに目を向ける。
火車:(白い方だ、特上よ)
火車:(黒いのも侍らせているようだがな)
壱条ゆゆ:「分かったわ」
壱条ゆゆ:手にした警棒が白く白熱する。「十二種の方もいるわよ。そっちが本命。気をつけて」
目つきの鋭い男:「尼蜘蛛」
壱条ゆゆ:他の三人に小さく呟く。
GM:男と君達の間にぽたぽたと雨が降り
GM:その水溜りからずるりと手が生えてくる
露野勲:「……ち! 邪魔なのがいるな……!」
仁奈川伊由:「全部ぶっ飛ばせばいいんでしょ」
風見将吾:「……カブトムシは前回倒しただろ!出てくるなよ……!」
仁奈川伊由:「やってやる…!」
GM:戦闘開始です
GM:
目つきの鋭い男(7) 鉄杭蟲(6)鉄杭蟲(6)
↑
5m
↓
尼蜘蛛(5)鉄杭蟲(6)鉄杭蟲(6)鉄杭蟲(6)
↑
5m
↓
壱条(10)仁奈川(0) 露野(0) 風見(0)
GM:配置はこんな感じです
GM:セットアップ
仁奈川伊由:ありません!
露野勲:なし!
風見将吾:なしなしですワン
壱条ゆゆ:《先陣の火》。行動値4→9 侵蝕56→58
尼蜘蛛:【血色の花嫁】【紅のベーゼ】
尼蜘蛛:鉄杭蟲のHPを減らして自身の最大HPとHPを増やします
鉄杭蟲:HPが減って死亡
風見将吾:しっしんでる!!
仁奈川伊由:カブトムシちゃん!
壱条ゆゆ:よくも鉄杭蟲をー!
GM:
目つきの鋭い男(7) 鉄杭蟲(6)鉄杭蟲(6)
↑
5m
↓
尼蜘蛛(5)鉄杭蟲(6)鉄杭蟲(6)
↑
5m
↓
壱条(9)仁奈川(4) 露野(11) 風見(5)
尼蜘蛛:近くを飛んでいた鉄杭蟲を掴むと水の中に引き摺り込む
尼蜘蛛:ボキッ…メシャ…バリ…ボリ…
露野勲:「ああ!? なんだそりゃ……!?」
仁奈川伊由:「うわ、何、食べてる音しない…?」
風見将吾:「怪異の中にも明確な序列がある。カブトムシは一体一体が弱いのか、単に序列が低いのか知らんが」
風見将吾:「あれは盾、兼、餌ってことだろうな」
壱条ゆゆ:「従えてるって感じね」
GM:イニシアチブ
GM:何も無ければ露野さんの手番
風見将吾:「前の集団が邪魔くさい。……勲、まとめて消し飛ばせるか」
露野勲:行動します!
露野勲:「……邪魔なのを吹っ飛ばす!」
露野勲:マイナーで骨の銃!
露野勲:侵蝕65→68
露野勲:メジャーでコンセ+カスタマイズ+ギガンティックモード。火力は不安だが、尼蜘蛛のエンゲージの3者を狙います。
露野勲:妨害などあるタイプのエネミーですか!
GM:今はないです
露野勲:了解!では判定
露野勲:9dx7-1
DoubleCross:(9DX7-1)→10[1,2,2,4,5,6,7,8,10]+6[1,4,6]-1→15
露野勲:剣精の手!
風見将吾:あっ自前でカバーできる えらい
露野勲:1dx7+19
DoubleCross:(1DX7+19)→5[5]+19→24
尼蜘蛛:ドッジ
露野勲:うーん、いまひとつですがまあ当たるでしょ…たぶん…!
尼蜘蛛:3dx>=24
DoubleCross:(3DX10>=24)→9[4,5,9]→9→失敗
風見将吾:ホッ
鉄杭蟲:二体はガード
露野勲:まずは重畳…
尼蜘蛛:【領域の盾】を使用します
露野勲:よかった、ダメージいきます!
露野勲:はわわ
尼蜘蛛:鉄杭蟲を1体盾に
仁奈川伊由:ヒエッ
GM:ダメージどうぞ
露野勲:3d10+9すべて有効
DoubleCross:(3D10+9)→18[10,5,3]+9→27
GM:カバーした鉄杭蟲は戦闘不能
GM:もう一匹はギリ生きてます
仁奈川伊由:わー生きてる!
露野勲:「……そこを、どけ! てめぇらに用はねえんだよ!」 リボルバーに血を混ぜた弾丸を装填――そして、引き金を引く。
尼蜘蛛:蜘蛛糸を飛ばして飛んでいる甲虫を引き寄せて盾にする
露野勲:ばっ、と空中で弾丸が爆ぜ、血と骨の渦を発生させる。鉄杭蟲と、白い手を巻き込む生体によるフラググレネードだ。
尼蜘蛛:「あ…あ…」女のすすり泣くような鳴き声を発している
露野勲:「……く、そ! 傷が浅いと威力が出ねえ!」
露野勲:侵蝕68→77 でターンエンド!
仁奈川伊由:「ヤバい能力ねほんと」呆れた顔で一人ごちる。
鉄杭蟲:ヴ…ヴ…
鉄杭蟲:爆裂に巻き込まれ瀕死で飛んでいる
風見将吾:「だがカブトムシを盾にしていた。直撃すればあの腕だってヤバいってことだ」
壱条ゆゆ:「そのスタイルやめなさいよ、本当に」
GM:では壱条さんの手番
露野勲:「口うるさいところだけ変わらねえやつだな……! いいから蟲を落とすぞ」
壱条ゆゆ:ではマイナーなし。
壱条ゆゆ:メジャー《コンセントレイト:サラマンダー》《炎神の怒り》《煉獄魔神》。ワイヤーウィップで死にかけの蟲を攻撃します
壱条ゆゆ:10DX7-1
DoubleCross:(10DX7-1)→10[1,2,3,5,5,6,7,10,10,10]+10[1,3,5,8]+10[8]+5[5]-1→34
風見将吾:オ ナイスダイス
仁奈川伊由:いい出目では!
GM:うげー
壱条ゆゆ:回った!
鉄杭蟲:ドッジ
鉄杭蟲:3dx
DoubleCross:(3DX10)→10[1,9,10]+7[7]→17
鉄杭蟲:まわるじゃん
鉄杭蟲:でもだめー
壱条ゆゆ:ダメージ
壱条ゆゆ:4d10+22
DoubleCross:(4D10+22)→21[8,5,7,1]+22→43
壱条ゆゆ:侵蝕58→66
風見将吾:えっつよ
壱条ゆゆ:うむ期待値
露野勲:や、やった!
鉄杭蟲:潰れます
仁奈川伊由:めちゃいい感じ!
壱条ゆゆ:期待値ということは……上振れしたということだ
壱条ゆゆ:オーケー。演出!
火車:にゃあん にゃあん
火車:周囲に弾ける火の粉の中から、猫の声がする。
壱条ゆゆ:警棒を背後に振りかぶる。赤熱したその先端から、長く細く、炎の線が延びる。
壱条ゆゆ:「――はっ!」 手首を返し、それを打ち振るう。
壱条ゆゆ:炎は鎖分銅めいて伸び、死にかけの蟲に巻き付き焼き尽くす。
鉄杭蟲:「ヴ!」
鉄杭蟲:そのまま燃え尽きます
露野勲:「……警察では仕込み武器が支給されてんのか?」
壱条ゆゆ:炎の鞭はそのまま。壱条の周囲を揺らめくように回る。
壱条ゆゆ:「得意じゃないけど、一通りはやったわよ」
GM:続いて男の手番
露野勲:降参して命乞いしてくれないかな…
目つきの鋭い男:マイナーで【無形の爪牙】
風見将吾:八つ裂きにする楽しみがなくなっちまうぜ兄貴!
風見将吾:こっちが八つ裂きにされそう
仁奈川伊由:コワイヨ~~
目つきの鋭い男:メジャーで【幻想の色彩】【混色の氾濫】【コンセントレイト】【背教者殺し】【原初の赤:貫きの腕】
風見将吾:背教者殺し!?
風見将吾:背教者殺しはおやめいただきたい!
GM:命中するとダイス-2個です
風見将吾:おやめください
目つきの鋭い男:対象は君たち全員
仁奈川伊由:ひぃー
風見将吾:しかもこれどう考えても僕ら全員に飛んでくるコースだ
風見将吾:飛んできたし!
仁奈川伊由:ヤダー!
露野勲:カバってあげようかな
露野勲:より自信のない人を
仁奈川伊由:無理なさらず…!
風見将吾:ニナちゃんもダイス8dxでしたっけ
目つきの鋭い男:4dx7+5
DoubleCross:(4DX7+5)→6[1,2,2,6]+5→11
仁奈川伊由:そうですね!でも妖精もあるよ
GM:嘘でしょ…
仁奈川伊由:おお!!!
風見将吾:ゆゆ太郎が閃熱を持ってるみたいなので、閃熱でノーダメに抑えればダイペナくらわないかも
露野勲:オオッ
仁奈川伊由:これはもしや…もしやなのでは!?
風見将吾:と思ったけどこれは……ドッジできるのでは?!
露野勲:まずはドッジしてやるぞ!
壱条ゆゆ:ダイス数なめてんの?
風見将吾:とりあえずドッジ。
仁奈川伊由:ドッジしてやるッッ
仁奈川伊由:2dx+1>=11
DoubleCross:(2DX10+1>=11)→9[3,9]+1→10→失敗
仁奈川伊由:キャ~~!?
風見将吾:なんとか・・・なれ・・・!
風見将吾:4dx>=11
DoubleCross:(4DX10>=11)→10[4,9,10,10]+6[5,6]→16→成功
露野勲:4dx>=11
DoubleCross:(4DX10>=11)→9[1,2,5,9]→9→失敗
風見将吾:なった!
風見将吾:なんとかなったわ!
GM:ww
仁奈川伊由:なんとかなるって言えば良かった
壱条ゆゆ:ドッジ。《炎神の怒り》
露野勲:うん…
壱条ゆゆ:侵蝕66→69
風見将吾:これカバーせずにニナちゃんに閃熱だけ飛ばせば
壱条ゆゆ:HP30→27
風見将吾:露野さんは生き残りつつ、ニナちゃんもダイペナを防ぐみたいな美味しいとこ取りできませんか?
目つきの鋭い男:んー
風見将吾:ダメージダイスが500くらい出たらどっちも死ぬけど……
目つきの鋭い男:【影の猟犬】を
壱条ゆゆ:11dx
DoubleCross:(11DX10)→8[1,2,2,4,4,6,6,6,8,8,8]→8
仁奈川伊由:わたくしも同意見でございます!
露野勲:ゆゆーーーーっ
目つきの鋭い男:×2回使用します
仁奈川伊由:ゆゆーー!?
露野勲:11個もダイス振れば1回くらい…っ
風見将吾:何やってんだよ団長!
風見将吾:何やってんだよ団長!!
露野勲:か……影の猟犬……って??
風見将吾:達成値が6も下げられちゃう……ってコト?
GM:風見さんのドッジの達成値を-3×2
仁奈川伊由:???
壱条ゆゆ:影の猟犬、私も知らない
風見将吾:やめやめろ!!
仁奈川伊由:ヒィエェ
壱条ゆゆ:こう、言ってはなんだけど
壱条ゆゆ:達成値の低レベルな争いだな……
風見将吾:地方大会だから・・
GM:こっちに使う予定じゃなかったのに
仁奈川伊由:しみじみするのやめよ
GM:ダメージ出しますよ
露野勲:フォーメイションだ! 露ちゃんが仁奈チャンをカバー! 将吾は閃熱&ボディアーマーで気合ガード!
露野勲:どうだ!
GM:ガード不可 装甲は有効
風見将吾:いいぜ!
壱条ゆゆ:ダメージどうぞ~
風見将吾:死なないだろ多分……
仁奈川伊由:センキュー!
露野勲:崩れずの群れで仁奈チャンをカバー
露野勲:侵蝕77→79
仁奈川伊由:いつもお世話になっております
目つきの鋭い男:2d10+6
DoubleCross:(2D10+6)→12[9,3]+6→18
目つきの鋭い男:えいっ
壱条ゆゆ:こっちも《閃熱の防壁》を風見さんに
風見将吾:おっ
露野勲:ベネ(よし)!
仁奈川伊由:おお!
風見将吾:しかしこのダメージだと、露野さんはリザってしまうのか
露野勲:18点をボディアーマーで10点に減らし!
風見将吾:ハッ
風見将吾:リザ……らない!?
露野勲:倍の20点でHPは27→7!
風見将吾:生きてるぅ!
仁奈川伊由:おおおお!!
露野勲:やはり…このボディアーマー!高性能!
壱条ゆゆ:同じくボディアーマーで減らし、10点受けます 27→17
壱条ゆゆ:侵蝕69→73
GM:ダメージ…通りましたね
目つきの鋭い男:【背徳の理】【破壊の渦動】【喰らわれし贄】
目つきの鋭い男:を使用します
仁奈川伊由:なっなに なに
壱条ゆゆ:あ~ そういう型
露野勲:ぜんぶ乗せみたいなもんじゃん!
風見将吾:ゆゆちゃん閃熱振っておくれ~
目つきの鋭い男:次からダイスとダメージを盛って装甲無視になります
壱条ゆゆ:忘れてた
壱条ゆゆ:18-7d10
DoubleCross:(18-7D10)→18-47[7,3,6,6,10,10,5]→-29
仁奈川伊由:本気出してきおった
風見将吾:卑劣なウロボロス
壱条ゆゆ:29点回復して(しません)
露野勲:ゆゆガード
風見将吾:閃熱ありがたすぎる 圧倒的無傷!
GM:おのれー
GM:それでOKです
風見将吾:背教者殺しはダメージ入ったときみたいなので、ダイペナも受けないはず……です
GM:演出
目つきの鋭い男:「さァて、どの程度かな」
目つきの鋭い男:「これだけの相手をやるのは初めてだ」
目つきの鋭い男:「しかも…やれる相手だもんな」
目つきの鋭い男:爪が鋭くとがる。
目つきの鋭い男:「撫でた程度では死なないでくれよ」
目つきの鋭い男:軽く腕を振る
露野勲:「……仁奈川! 動くな!」
仁奈川伊由:「っ」
目つきの鋭い男:すると君達の影から鋭い影の腕が飛び出してくる
仁奈川伊由:動かない。
露野勲:攻撃の射線へと転がるように飛び出ていく。単純な肉と骨でそれを阻む。
風見将吾:「壱条すまん。防御頼む」
仁奈川伊由:「…あたしの分までケガできてラッキー?」
壱条ゆゆ:周りの火花が猫になり、影の腕を迎撃する。
仁奈川伊由:冗談のような、試すような言い方。
風見将吾:何本かは回避したが、影の腕に逃げ道を遮られた。
壱条ゆゆ:「わざわざ言わないで。頼まれて応じたみたいになるでしょ」
露野勲:「んなわけあるか、アホ。お前は砲台だ。砲台の……仕事をしろ……」
目つきの鋭い男:「んん…流石にこの程度じゃダメか」
露野勲:「役に立ってもらわなきゃァな……!」
火車:机の下から出てくる猫じゃらしさながらに、影の腕を炎の猫がくわえて掴んでじゃれつく。
目つきの鋭い男:手に付いた血を舐める
仁奈川伊由:「ギリギリじゃん! ちょっと、無理しないでよねマジで…!」
壱条ゆゆ:「……っ」 こちらは足元を浅く切り裂かれる。
目つきの鋭い男:「妙な能力、いいね。面白い」
目つきの鋭い男:「殺しがいがある」
風見将吾:「くそ。明らかに手ぇ抜きやがって……!」
目つきの鋭い男:「次はもう少し真面目にやるよ」
壱条ゆゆ:「違う、それもあるけど……!」
露野勲:「なんだ、相手の力を奪うのか? そういう種類の力か……?」
目つきの鋭い男:血を舐めると男の目が不気味に光る
壱条ゆゆ:「奪うというか……それで駆動するタイプみたい。猫たちが盛り上がってる」
仁奈川伊由:(……単純にヘンタイっぽくて怖いんだけど。ヤバそうな男)
GM:鉄杭蟲たちの手番
目つきの鋭い男:それぞれ5m前進し尼蜘蛛のエンゲージへ移動
風見将吾:本体をお留守にしていいのかい!
鉄杭蟲:《死神の針》《埋め込み》《死の紅》《コンセントレイト》
露野勲:埋め込み…!
GM:誰にしようかな
GM:2d4
DoubleCross:(2D4)→4[3,1]→4
風見将吾:埋め込み、なんだっけ……なんかヤバそうなのは覚えてる
GM:3風見さん 1露野さん
露野勲:ガード値減らす珍しいエフェクトです
風見将吾:あっそんなにやばくない
GM:それぞれに攻撃します
風見将吾:オゲーッ
仁奈川伊由:男二人が!
露野勲:回避すれば問題ないはずだッ
鉄杭蟲:まずは風見さん
鉄杭蟲:前回はカームダウン下だったけど
鉄杭蟲:今回は違うぞ
鉄杭蟲:9dx7
DoubleCross:(9DX7)→10[3,5,5,7,7,8,9,10,10]+10[1,4,5,6,9,10]+10[10,10]+4[4,4]→34
風見将吾:本気・カブトムシ!
鉄杭蟲:つづいて露野さん
鉄杭蟲:9dx7
DoubleCross:(9DX7)→10[1,4,5,5,6,8,8,9,9]+10[5,6,7,7]+10[5,10]+4[4]→34
風見将吾:いいよこいよ!
風見将吾:それはちょっと無理
露野勲:本気じゃん
風見将吾:グラサイだ!
仁奈川伊由:えっすご
露野勲:うおおドッジ~~~!
鉄杭蟲:ヴヴヴ~♪
露野勲:4dx>=34
DoubleCross:(4DX10>=34)→8[2,2,4,8]→8→失敗
風見将吾:とりあえずドッジするか……w
風見将吾:4dx>=34
DoubleCross:(4DX10>=34)→9[1,2,8,9]→9→失敗
露野勲:助けて、将吾くん!
風見将吾:あっいや
風見将吾:これガードでもよかったな……! もう遅い
風見将吾:これはバステもないから露野さんをカバーします。《崩れずの群れ》!
風見将吾:風見将吾の侵蝕率を1増加(54→55)
GM:命中でガード&装甲が-3されるぞ
風見将吾:ダメージをよこしなっ
鉄杭蟲:4d10+15
DoubleCross:(4D10+15)→28[6,9,7,6]+15→43
露野勲:ありがた露野
風見将吾:ガードならギリギリ耐えられた可能性があるんだよなあこれ
風見将吾:いやだめだ。武器作ってないや
鉄杭蟲:4d10+15
DoubleCross:(4D10+15)→29[8,8,3,10]+15→44
風見将吾:やっぱりドッジでよかったし、43!?
風見将吾:ガードでも死んでるよ!
仁奈川伊由:殺意だったのだ
風見将吾:これは圧倒的に死にます。リザレクト。
鉄杭蟲:ヤル気!元気!かぶとむし!
露野勲:2アウトさせてくる攻撃だったじゃん!
仁奈川伊由:殺意(2)
風見将吾:風見将吾の侵蝕率を1d10(→7)増加(55→62)
露野勲:かたじけねえ将吾どん……!露野の分のリザレクトまで引き受けてもらって…!
鉄杭蟲:「ヴ!ヴヴヴ!」
風見将吾:カバーがなければ2人ともリザレクトしていた……これは圧倒的アドなのでセーフ!
鉄杭蟲:羽を震わせると頭の鉄杭が発射される
露野勲:「おい……、肩の再生終わってねえんだぞ……!」
風見将吾:「だから体削って戦うのやめろって言ったんだよ前回!」
風見将吾:露野さんへ向かう蹴りと拳で杭を叩き落とす。自分に向かってきた杭の迎撃は当然間に合わない。
風見将吾:「いって……! ニナちゃんが大砲ならお前はサブマシンガンだ。お前はお前で落ちてもらっちゃ困るんだよ」
風見将吾:「いってえクソ! このカブトムシが!」
露野勲:「……お前に言われるとさすがに反省するかって気になるが、……めちゃくちゃな動きをしやがる」
風見将吾:「せっかくUGNからジャケット仕入れたのによ……! おいニナちゃん、この虫ごと本体を叩き潰すぞ!」
仁奈川伊由:「おっけっ。ボッコボコにしてやる!」
風見将吾:先程の攻撃、風見行きと露野さん行きの2つがあったっぽいので
風見将吾:もう一度リザレクトします。しゅんしゅん
風見将吾:風見将吾の侵蝕率を1d10(→10)増加(62→72)
風見将吾:死ぬぅ!
仁奈川伊由:アアッ
露野勲:ぎぇぇえ
GM:続いて尼蜘蛛の手番
風見将吾:おまちを!
GM:あ、同値だ
GM:ですね
GM:どうぞ
風見将吾:風見とくもちゃんは同じ行動値なので、こっちが早く行動できる……はず!
風見将吾:まあ絶対この手番で蜘蛛ちゃん落とせないだろうから、どのみち行動されると思うけど……w
露野勲:がんばれーーーっ
風見将吾:とりあえずやってみましょう。コンボ鉄砂掌。《骨の剣》《死招きの爪》で武器を作成。
風見将吾:風見将吾の侵蝕率を6増加(72→78)
風見将吾:で、2体に攻撃します。コンボ一打四屠。《コンセントレイト:エグザイル》《貪欲なる拳》《伸縮腕》《異形の祭典》!
壱条ゆゆ:《マクスウェルプログラム》二回目。ダイス+3
風見将吾:狙いは……尼蜘蛛さんと目付鋭人くんにします
風見将吾:ゆゆちゃんえらい!
壱条ゆゆ:かましなさい!
露野勲:豪華セット!
風見将吾:11dx7+5
DoubleCross:(11DX7+5)→10[2,3,3,3,4,5,7,7,7,9,10]+5[2,2,3,4,5]+5→20
風見将吾:ええ……!?
仁奈川伊由:いるかい!妖精!
風見将吾:く、くれ!
仁奈川伊由:《妖精の手》!
仁奈川伊由:ダイスを一個振り直して!
風見将吾:えらすぎる……今度スイパラ連れてってあげるね
仁奈川伊由:仁奈川伊由の侵蝕率を4増加(66→70)
風見将吾:1dx7+25
DoubleCross:(1DX7+25)→3[3]+25→28
仁奈川伊由:避けられる可能性は減ったわ!
尼蜘蛛:ドッジ
風見将吾:風見、全体的に命中ダイスがアレすぎる 達成値は28で、対象は尼蜘蛛と鋭い男さんです
壱条ゆゆ:これが俺の……俺たちの絆の力だーっ!
風見将吾:当たれば痛いのは間違いないぞ!
尼蜘蛛:3dx
DoubleCross:(3DX10)→9[4,6,9]→9
露野勲:よ、ヨシ!
目つきの鋭い男:ドッジ
仁奈川伊由:いいぞ!
目つきの鋭い男:6dx
DoubleCross:(6DX10)→9[1,4,7,8,8,9]→9
目つきの鋭い男:ダメっ
風見将吾:妖精の手の圧倒的安心感
風見将吾:よーしよしよし
尼蜘蛛:【領域の盾】
尼蜘蛛:鉄杭蟲ちゃんを盾にします
露野勲:蟲ーーっ
仁奈川伊由:それがあった
風見将吾:かわいそうなカブトムシちゃん
壱条ゆゆ:でしょうね
風見将吾:3d10+2d10+32 今度は対抗種も忘れないぞ! もろもろが有効です。
DoubleCross:(3D10+2D10+32)→20[8,6,6]+6[1,5]+32→58
GM:ヒィー
GM:ヤベェー
風見将吾:風見将吾の侵蝕率を10増加(78→88)
風見将吾:さすがにダブルリザレクトが痛かったな……しかしこれはいいダメージのはず
目つきの鋭い男:【雲散霧消】
目つきの鋭い男:ダメージを20減らします
目つきの鋭い男:それでもかなり痛い
露野勲:ウロ公…!
鉄杭蟲:鉄杭蟲は木っ端みじん
仁奈川伊由:何~?!
風見将吾:これで敵が残り3体になり、ニナちゃんが殴る対象を迷わなくていいってわけ
仁奈川伊由:おじさんありがと~
風見将吾:その場で正拳突きを繰り出すと、蟲の一匹が空中で弾け飛ぶ。
風見将吾:「"遠当て"だの"発勁"だの、インチキ格闘漫画でよく見るやつな。再現できんだよオーヴァードなら!」
風見将吾:「虫の体液にまみれて死ね!」 無数の衝撃波で尼蜘蛛と目付きの悪い男の二人を殴り殺そうとする。
尼蜘蛛:「あ…!」
尼蜘蛛:素早く糸を操りカブト虫を盾にする
目つきの鋭い男:「なッ!?」
目つきの鋭い男:影の腕が無数に生えて攻撃を受けようとするが突破される
目つきの鋭い男:「ご…ふ…」
目つきの鋭い男:「痛ぇー」
風見将吾:「お前には聞きたい事が山程ある。九段先輩のこと、この能力の事……あと見た目が全然変わってないよな。アンチエイジングの秘訣もか?」
風見将吾:「全部ゲロってもらうからなクソ野郎!」
露野勲:「マジかよ。手袋野郎、凌ぎやがった」
目つきの鋭い男:「クッソ…マジで痛ぇな…おい」
目つきの鋭い男:「そりゃ、そうだ」
目つきの鋭い男:「そっちにも憑いてんだもんな」
目つきの鋭い男:「それくらいは出来るよなァ」
目つきの鋭い男:「『あんてら』か『まじら』あたりかァ?」
目つきの鋭い男:「そんなのは、どうでもいいかァ」
風見将吾:「ああ……?」
露野勲:「……聞いたことねーぞ……もう少し無駄口叩かせたいところだけどな」
仁奈川伊由:「…でもっ」
仁奈川伊由:「手が来る…!」
目つきの鋭い男:「そうだよ…やれッ」
GM:尼蜘蛛の手番です
尼蜘蛛:マイナーで【ブラッドコントロール】
尼蜘蛛:メジャーで【雨粒の矢】【紅の刃】【ブラッドボム】
GM:対象は全員だオラー
風見将吾:ぐえー
仁奈川伊由:ひええ~!
風見将吾:ブラッドボム!?
露野勲:雨粒の矢!!!
尼蜘蛛:6dx
DoubleCross:(6DX10)→9[2,4,5,5,7,9]→9
露野勲:まさに6月の怪異…!
風見将吾:いけるいける!
壱条ゆゆ:ドッジー! 《炎神の怒り》 HP17→14
風見将吾:いける……いや、いや……うーん
仁奈川伊由:いってやる!ドッジ!
露野勲:避けたらぁ~っ
仁奈川伊由:2dx+1>=9
DoubleCross:(2DX10+1>=9)→8[2,8]+1→9→成功
仁奈川伊由:避けたぁ~~!!
風見将吾:やった!
露野勲:4dx>=9
DoubleCross:(4DX10>=9)→10[7,7,9,10]+3[3]→13→成功
風見将吾:ガード値14のHP10か……
風見将吾:ええー!
仁奈川伊由:露野さんもやった!
GM:流石だな
壱条ゆゆ:11dx
DoubleCross:(11DX10)→10[1,1,1,2,5,7,8,8,9,9,10]+10[10]+1[1]→21
仁奈川伊由:ヤバッ
露野勲:そいそい!
GM:ちなみに 【影の猟犬】 はあと3回あるぞ!
壱条ゆゆ:侵蝕73→76
風見将吾:これは……風見も避けられるのでは?
風見将吾:4dx>=9
DoubleCross:(4DX10>=9)→8[3,3,5,8]→8→失敗
GM:本来はこっちで使う用だ!
風見将吾:おいいい!
仁奈川伊由:フラグが!
壱条ゆゆ:そこをフルで取ってくるなよ!
露野勲:2回くらい回せばよかった
GM:壱条さんは無理だな
風見将吾:これガードなら耐えられたっぽいなあ
壱条ゆゆ:フハハハ
壱条ゆゆ:初めて成功したぞ 炎神ドッジ
風見将吾:炎神マキシマムドライブ
GM:じゃあ露野さんに2回 仁奈川さんに1回
目つきの鋭い男:【影の猟犬】を使用します
仁奈川伊由:キヤァ~~~!
風見将吾:せっかく避けたのにw
露野勲:げえーっ
壱条ゆゆ:綺麗に割り振ってくる
仁奈川伊由:うう…当たります
風見将吾:しかしこれは……どのみち食らっちゃうから露野・風見で女子をカバーしたほうがいいのかな
風見将吾:いや、ゆゆ太郎は避けてるのか!
露野勲:いや、ここは
壱条ゆゆ:回避してます!
露野勲:露野が将吾くんをカバー!
壱条ゆゆ:そうですね 侵蝕的にそれが良いのでは
露野勲:仁奈チャンは自力で頑張ってもらおう
風見将吾:ありがてえ~!
仁奈川伊由:こっちは普通に食らうッス
仁奈川伊由:ウッス
風見将吾:耐えろよ樺地
露野勲:というわけで、崩れずの群れで将吾くんをカバーリングします!
仁奈川伊由:ウス…
露野勲:侵蝕79→81
尼蜘蛛:1d10+20
DoubleCross:(1D10+20)→4[4]+20→24
風見将吾:あっあぶな ガードしてもちょうど死んでた
風見将吾:というかこれひょっとして、露野さん2回リザるのでは……?
仁奈川伊由:装甲無視ですっけ
GM:装甲は有効よ
風見将吾:装甲無視は入ってないはず!
露野勲:まずは1死(アウト) リザレクト
露野勲:1d10+81
DoubleCross:(1D10+81)→6[6]+81→87
尼蜘蛛:追加ダメージ
尼蜘蛛:1d10
DoubleCross:(1D10)→7
仁奈川伊由:では24-装甲8で16点食らいます。 で、HP8点で生存!
尼蜘蛛:殺
風見将吾:うっ惜しい
露野勲:2死(アウト)
風見将吾:リザレクトがあと2点高ければ……
露野勲:1d10+87
DoubleCross:(1D10+87)→4[4]+87→91
仁奈川伊由:あたくしはHP1点で生存します…
壱条ゆゆ:勲さんーっ
壱条ゆゆ:伊由ちゃん死んでねえ! タフ!
露野勲:俺は不死身の露野だ……!最強のDロイス使い……!
風見将吾:男二人の侵蝕が爆上がりしてるw
尼蜘蛛:「あ…あ…」
尼蜘蛛:悲し気な声が響くと
尼蜘蛛:ぽたぽたと君達に水滴が当たる
尼蜘蛛:室内であるにもかかわらず雨が降っている
目つきの鋭い男:「今日の天気はァ」
目つきの鋭い男:「雨のち破裂かなァ」
GM:水滴が当たった部分が弾ける
露野勲:「……雨? これが攻撃か? 直接の絞殺じゃねえのかよ……」
風見将吾:「やべっ」
目つきの鋭い男:「雨をォ!」
風見将吾:「ただの雨じゃねえ! 水滴避けろ!」
仁奈川伊由:「っつあ!」銃弾の嵐のような攻撃にさらされる。
目つきの鋭い男:「避けれるかよッ!」
露野勲:「!」 弾けた部分が血の飛沫に変わる。それが水滴を遮る膜となる。 「この距離で……防げるのは……」
目つきの鋭い男:地面に手をつけると影が波打ち君達の足場を乱す
露野勲:「将吾だけか! くそっ! ふざけんな!」
火車:にゃあん にゃあ
風見将吾:「なんだこの嫌な永久機関は……! 俺と勲ばっかボロボロになってくぞ!」 かろうじて膜の下に入り込んでいる。
露野勲:目つきの鋭い男にロイス。懐旧/敵愾心〇。
火車:飛びきりの「罪」の匂い。
火車:或いはそれは、伝承にある尼蜘蛛の逸話に由来するものか。
仁奈川伊由:「倒れないでよ、男二人…!」床にすっ転んで、体に穴が開く。それでも彼らよりはまだ元気だ。
火車:雨粒を咥え、破裂ごと飲み込んでいく。
目つきの鋭い男:「何だ、それ」
壱条ゆゆ:「くっ……皆、大丈夫!」
露野勲:「倒れるわけねえだろ。俺は死なない。俺の力は、特別タフなんだからな……!」
目つきの鋭い男:「それ、違うな」
壱条ゆゆ:猫に囲われた壱条だけが無事だ。
目つきの鋭い男:「お前だけ違う」
仁奈川伊由:「んなわけないっつうの、まだ元気なら良いけどさ…」埃をはらう。
目つきの鋭い男:「何を憑けてる」
壱条ゆゆ:「……何が」
壱条ゆゆ:「……他の奴にも言われたわね、それ」
壱条ゆゆ:「鶏にも、鼠にも。全部、食い散らかしてやった」
目つきの鋭い男:「嫌な感じだ」
目つきの鋭い男:「お前ら、そんなのを仲間に引き入れてんのか」
壱条ゆゆ:「貴方もそうよ。……この子達は、私の、貴方の罪に寄せられてやってきた」
風見将吾:「ああ? うちの壱条に文句つけるってのか?」
露野勲:「腐れ縁でね。やっぱり何か知ってるな」
壱条ゆゆ:「絶対に、逃がさない」
目つきの鋭い男:「知らねえよ、そんなもんはな」
目つきの鋭い男:「嫌なもんは消すに限る」
露野勲:「じゃあ何がどう違うってんだ。将吾、インタビューのリスト作っとけ! こいつの取材にはうんざりするほど時間がかかりそうだぞ」
仁奈川伊由:「……ねえ、そのお前らって、あたしは勘定に入れられてるの?」
目つきの鋭い男:「はぁー?」
仁奈川伊由:「教えなさいよ」立ち上がる。
目つきの鋭い男:「入れてるよ!だって」
風見将吾:「(……そうだ。九段先輩や妖怪どものことは知ってる可能性が高いとして)」
風見将吾:「(こいつ……ニナちゃんの事はなんか知ってんのか?)」
目つきの鋭い男:「お前も俺達と同じ匂いだ」
目つきの鋭い男:「どれかが憑いてんだろ」
仁奈川伊由:「………! そう」
目つきの鋭い男:「それに、女に憑いてるって事は」
仁奈川伊由:「風見さん!インタビューのリストにあたしのことも追加しておいてよね」
目つきの鋭い男:「器ってことじゃねーか」
目つきの鋭い男:「ま、そんなに何個もいらねえだろうし」
壱条ゆゆ:(器。さっきも言ってた……友達の方にも)
目つきの鋭い男:「余計な巫女の器、それを壊せば良いんだろ」
風見将吾:「ニナちゃんやれ! そいつの首から下はぶっ壊していい!」
仁奈川伊由:「……真園のことも、それで狙ってたのね」
風見将吾:「喋れりゃあインタビューはできるんだからな……! やってくれ!」
GM:では仁奈川さんの手番です
仁奈川伊由:「オッケ」顔に怒りの色がどんどん濃く灯っていく。「…真園に手を出すのが特に許せない」
仁奈川伊由:「やってやるわよ!」
仁奈川伊由:オッス!行動します!
仁奈川伊由:マイナーなし。
仁奈川伊由:メジャーで《コンセントレイト:ソラリス》《アニマルアタック》《絶対の恐怖》《神の御言葉》《要の陣形》。
GM:ですよねー
仁奈川伊由:対象は目つきの鋭い男、鉄杭蟲、尼蜘蛛。交渉攻撃します。
仁奈川伊由:8dx7+4 いくぞッ
DoubleCross:(8DX7+4)→10[2,2,3,5,6,6,7,8]+10[6,9]+2[2]+4→26
尼蜘蛛:ドッジ
仁奈川伊由:うーん… うーん……! まあこれで通します!
尼蜘蛛:3dx
DoubleCross:(3DX10)→8[4,7,8]→8
目つきの鋭い男:ドッジ
目つきの鋭い男:6dx
DoubleCross:(6DX10)→7[1,2,3,3,3,7]→7
鉄杭蟲:ガード
尼蜘蛛:【領域の盾】
仁奈川伊由:オッシャ ダメージいくぞっ
尼蜘蛛:鉄杭蟲ちゃんを盾に
風見将吾:かわいそうなカブトムシちゃん
露野勲:蟲ーーっ
仁奈川伊由:そうくると思った!
仁奈川伊由:3d10+12+5+5装甲無視
DoubleCross:(3D10+12+5+5)→15[4,9,2]+12+5+5→37
仁奈川伊由:まあこんなものでしょう…! 装甲無視37ダメージです
目つきの鋭い男:ヤバいダメージ
鉄杭蟲:鉄杭蟲は消滅
GM:目つきの悪い男は倒れます
GM:が
仁奈川伊由:おお!
仁奈川伊由:おお!?
露野勲:!?
目つきの鋭い男:ここは逃げます!
目つきの鋭い男:瞬間退場
風見将吾:こんにゃろー!
仁奈川伊由:貴様~ッ
壱条ゆゆ:無敵のエフェクト……!
GM:尼蜘蛛も消えるので戦闘終了ですね
仁奈川伊由:え~そうなんだ!ヤッタ~!!
仁奈川伊由:仁奈川伊由の侵蝕率を14増加(70→84)
仁奈川伊由:少女の周囲で、鬼火が舞い出す。それがだんだん、教室中を踊り出す。
露野勲:「お、おい! それ、引火しねえんだろうな!?」
目つきの鋭い男:「こ、こいつ…」
仁奈川伊由:「幻覚だっつの!」
小鬼:カンカンカンカンカンカンと、どこからか物音がしだし、先ほどの攻撃で溢れた木片が何者かが投げているように飛び回る。
小鬼:揺動のポルターガイスト現象が周囲を乱す。
仁奈川伊由:「いい!? 器を狙うっつーーなら…真園じゃなくて、あたしにしときなさいよ!」
目つきの鋭い男:「ああん?」
仁奈川伊由:「あたしはこの通りッ、幻覚と幻聴に憑かれに憑かれまくってる!」
仁奈川伊由:「《キツネツカレ》よ!覚えておきなさいッ!」
目つきの鋭い男:「そうかよ、だからお前は器にむいてねーんだよ!」
目つきの鋭い男:「だから壊す、使える方はちゃんと器として使ってやるさ」
仁奈川伊由:「ふざっ………」
仁奈川伊由:「けんなーーーーー!」そう叫んだ、瞬間。
露野勲:(……使える方? 何を言ってる? こいつは何を)
目つきの鋭い男:「なっ!?」
狛犬:男の背後で、鬼火が舞い、狛犬が出現。背中を牙で引き裂いた。
目つきの鋭い男:体を大きく食いちぎられる
目つきの鋭い男:「痛ェ!クソッ!」
目つきの鋭い男:「ちくしょう!
狛犬:ガルル 吠えて、男にそのまま圧し掛かろうとする。
目つきの鋭い男:「殺す!必ずな!」
目つきの鋭い男:男の体がどろりと溶ける
目つきの鋭い男:黒い液体のようになり
目つきの鋭い男:影の中に溶けていく
仁奈川伊由:「っあ!」
目つきの鋭い男:「ひ、ひ!じゃあな!」
仁奈川伊由:「待ちなさいよーーーー!」
風見将吾:「……逃げられたか。まあ薄々こうなるだろうとは思ってたよ」
仁奈川伊由:「このっ…」男が溶け消えた床に駆け寄り、ばんばんはたいている。
GM:いつの間にか尼蜘蛛も消えている
風見将吾:「前回も逃げ足早かったからな……おーいてえ。勲、無事か?」
露野勲:「俺が無事じゃないわけあるか。だが……くそ!」
壱条ゆゆ:「はぁ……っ」
露野勲:「逃がした! 何年も……探してたのに、ここで! こんなところで……!」
露野勲:「捕まえて逃がさない。そういう力なら良かったのかよ……」
仁奈川伊由:「………」
風見将吾:「大丈夫だ。俺は一度市役所で会ったつったろ」
風見将吾:「二回も会ったんだ。多分三回目もある」
仁奈川伊由:「それに、あいつ。あの言い方、これからも真園を狙いそうだったよね」
壱条ゆゆ:「ええ。通りすがりって訳じゃない。また現れる……」
露野勲:「……」 「ああ」 「そうだな……」
壱条ゆゆ:「…………」細い息を吐く。「………………………今更、」
風見将吾:「ニナちゃんも狙われるんじゃないか? ご丁寧に"殺す"って捨て台詞残していったし」
仁奈川伊由:「ふんっ!上等よね!」強気に笑い返す。「好都合だわ!」
風見将吾:一度逃げられているので、表向きは幾分冷静だ。腹の中は煮えくり返っているが。
壱条ゆゆ:「何で、今更…………」小さく呟く。額を押さえ、前髪に爪を立てる。
露野勲:「その女子生徒を保護する。目を離すなよ。仁奈川、お前は……」 目を細める。 「威勢がいいな」
仁奈川伊由:「メソメソするのやめたからね」
仁奈川伊由:「いい感じでしょ」
露野勲:「……ああ。そうだな、活きのいい囮になりそうだ」
壱条ゆゆ:「確かに、言質があったのは大きいわね。……あの変な怪物どもの言葉じゃない」
仁奈川伊由:「だーかーらー、一言余計なんですけどー」露野さんをジトッと見ている。
壱条ゆゆ:「仁奈川さんも、勲と風見と同じだって」
風見将吾:「お前だけ違うってのはなんなんだろうな。神社に行ったのは同じなのに」
露野勲:「俺の悪いところだ、つい本音が出る。……ああ、”同じ”か?」
仁奈川伊由:「そうらしいね。…だったら、あたし、この街にいたってことになるのかな」
壱条ゆゆ:「分からない。私はこの町で目覚めたからじゃない、って意味かと思ったけど」
壱条ゆゆ:「……そう。そうなる」
風見将吾:「一応聞いとくけど、この町の記憶とかは無いんだよな? まったく」
仁奈川伊由:「……調べてくれるよね? それも」
風見将吾:「歩いててこの道懐かしいなーって思うこととか」
露野勲:「……」
仁奈川伊由:「全くナイナイ」頷く。「あたしの最初の記憶、聞いたらヒくと思うよ。えぐくて」
風見将吾:「今回のゴタゴタが終わったらちょっと聞いてみたいよな。ニナちゃんも色々変わったみたいだし」
露野勲:「話す気があればな。結局のところ、どんなにエグかろうが、悲惨だろうが……」
仁奈川伊由:「……そ? ま、そうね。あたしも散々、みんなから昔の話聞いたし」
露野勲:「知ってて一緒にいるのと、知らずに一緒にいるのはぜんぜん意味が違うからな」
仁奈川伊由:「うん…」照れくさそうに長い髪を指先で弄ぶ。
風見将吾:「そりゃ違いない。できれば知った上で一緒に居る仲になりたいね……あーいて」
風見将吾:「いったん出ようぜ。いくら警察がいるとはいえ、学校関係者に見つかったらヤバすぎる」
壱条ゆゆ:「……。……」
壱条ゆゆ:「そうね。行きましょう」
露野勲:「……回復用に鯖丼喰いてえ。行くか」
壱条ゆゆ:すくっと立ち上がって、歩き出す。
仁奈川伊由:(…UGNチルドレンの、元・実験体とか、どこにでもあるような話…あんま引きずっちゃいけない話だと思ってたけど)
仁奈川伊由:(このヒト達なら、もっと違うように受け取ってくれるかな)(……だと、いいな)
仁奈川伊由:そんなことを考えてから、みんなの後をついていく。
GM:----
GM:ロイスと購入が可能です
露野勲:ロイスは保留で、応急手当キット狙い!
露野勲:4dx+2>=8
DoubleCross:(4DX10+2>=8)→8[4,4,6,8]+2→10→成功
壱条ゆゆ:敵/仇の男/執着:/拒絶:○/ロイス
露野勲:購入して即座に、前回買ったのと合わせて×2個使用。
露野勲:2d10+2d10+4
DoubleCross:(2D10+2D10+4)→16[8,8]+10[2,8]+4→30
壱条ゆゆ:同じく応急手当
露野勲:HP27まで完全回復
露野勲:以上
壱条ゆゆ:3dx+4
DoubleCross:(3DX10+4)→9[5,6,9]+4→13
仁奈川伊由:ロイス保留、応急手当狙います
壱条ゆゆ:購入。二つ持っているので、まずは一つ
仁奈川伊由:8dx+1>=8
DoubleCross:(8DX10+1>=8)→9[2,2,5,5,6,8,9,9]+1→10→成功
壱条ゆゆ:14+2d10
DoubleCross:(14+2D10)→14+9[8,1]→23
風見将吾:応急が・・ない!ボディアーマー買うので精一杯でした
仁奈川伊由:これで応急手当2つ所持!どっちも使います
仁奈川伊由:2d10+2d10+1
DoubleCross:(2D10+2D10+1)→13[5,8]+13[3,10]+1→27
壱条ゆゆ:風見さん一つ使う?
仁奈川伊由:完全回復!以上です
風見将吾:-仇/目つきの鋭い男/羨望/○憤懣/ロイス 既に取ってるこれのN感情を敵意に変えておきます。より明確に敵対。
風見将吾:えっいいのかい くれるならおくれ!
風見将吾:閃熱とボディアーマーとガード値で1回くらいなら耐えられる・・はず・・
壱条ゆゆ:どうぞどうぞ
壱条ゆゆ:私はそこまで優先すべきではないからな
壱条ゆゆ:まあ次のシーンがあったら買い溜めはするが……
風見将吾:ゆゆ印の応急キットを使います。
風見将吾:10+2d10
DoubleCross:(10+2D10)→10+13[7,6]→23
壱条ゆゆ:良い奴じゃん
風見将吾:最大29なのでそこそこ回復。以上です。
壱条ゆゆ:風見さん対抗種もあるしねえ
GM:OK
壱条ゆゆ:あっこっちは以上です
ミドル5
GM:ミドル5
GM:残りの情報収集です
GM:シーンプレイヤーは壱条さん 登場は任意
GM:共有だけでるなら1でいいよ
GM:途中登場もOK
露野勲:共有だけ出ます (´・_・`)
風見将吾:残ってる情報項目、TIPSだけでしたっけ
仁奈川伊由:そうなさって!
壱条ゆゆ:76+1d10
DoubleCross:(76+1D10)→76+4[4]→80
壱条ゆゆ:安定してんな……。
仁奈川伊由:TIPSだけだったはず! ゆゆチャンの出目見てから考えようかな…
壱条ゆゆ:といっても歴史は持ってない! 素振りだからなー
風見将吾:風見も共有だけ出ます。リザレクト残しておけばそのぶんカバーができるし
壱条ゆゆ:じゃあとりあえず振りますね
風見将吾:がんばれゆゆちゃん! 残り10だったはず!
壱条ゆゆ:4dx
DoubleCross:(4DX10)→6[1,1,5,6]→6
GM:では残りは 知識:歴史15/20
GM:15は空きましたね
壱条ゆゆ:財産点突っ込みます
露野勲:ゆゆゆっ
壱条ゆゆ:4点!
風見将吾:ゆゆちゃん、財産残ってましたっけ
GM:お、ちょうど
風見将吾:財産4でピッタリいけたりしない……?
GM:では突破です
壱条ゆゆ:パトロン分がそのまま残ってる
風見将吾:勝利!
仁奈川伊由:さすがすぎ!
壱条ゆゆ:何故か途中メチャクチャ走ってたからな
壱条ゆゆ:できる女です
GM:では貼っていきますね
GM:
・民俗学20(前回解放分)
『巫女降し・祭司の代替わり』 星見塔胡著
神を奉るものも年老い代を変える事は自然な流れである。
十海の巫女がその力を失った場合は次代の巫女を降す儀式が行われる。
巫女が神であり神が巫女であるとの同一信仰か。
詳細の記録は残っていないが郷のどこかに新たな巫女が生まれると言うのだ。
チベットでは高僧がに生まれ変わると言われている。
それと同様の生まれ変わり信仰なのか、それとも別の何かなのか。
興味深い事例である。
巫女の器に儀式を施す事で実行されると言われる。
・歴史書15
『十海歴程』訳注 星見塔胡
箕厨戸師直(みずこもろなお)日記より。
文正(1466頃)。
天に禍星あり御名淵に火球堕ちる、凶兆か。
都の陰陽寮より星見博士である●●(欠損して読めない)を招き卜占を行う。
慶事との事、吉兆なり。
神を奉り寿ぎの祭事を執り行う。
罪ある者を処刑し穢れを禊ぐ。
豊作、大漁が続く。
応仁(1467年頃)。
都で乱あり、山名氏からの要請に応じ出兵。
乱を逃れた流民どもが流入する。
飢饉ゆえに退去を申し渡すも動かず、致し方なくこれを処断。
賊、怪異跋扈し人心定まらず迷信妄言を流布したかどで星見博士を処刑する。
遠見清鷹が流民どもと結託し反旗。
戦にて民多く死ぬ。
館が燃える。
憎し。
・歴史書20
星見塔胡による注釈
飢饉と戦によって大量の死者があったとされているが、これらの詳細な文献は不自然なほど残っていない。
普通であれば圧政を強いた為政者が倒された場合、これらの悪行は尾ひれをつけてでも吹聴する事で次なる支配者層の正当性を示すことが多い。
推察される死者の総数は千から三千ほど、当時としては相当の数である。
歴史的な信憑性が下がるが伝承や昔話などからこれらを探る必要がある。
何か大きな何かがあったと考えるのは私の個人的な妄想であろうか。
生贄の儀式、神を呼ぶ儀式。
それとも何かを生み出す儀式か
この地に住まうのは何者か。
十海の巫女が文献に始めて登場するのは丁度この頃だ。
とても興味深い。
GM:以上です
壱条ゆゆ:「……。……」
壱条ゆゆ:古い……どこか神聖さすら感じさせる書庫に、一人で残る。
壱条ゆゆ:読解の助けになるだろうと揃えた辞書、関連する論文。
壱条ゆゆ:今まで戦った怪異を知るのに、ほんの参考になるかもしれないと手を出した参考書。けれど
壱条ゆゆ:「…………本当に、すごい。どうやってこんな……」
壱条ゆゆ:単に、事件の容疑者、黒幕としてだけではなく。
壱条ゆゆ:星見塔胡という人間の、病的にすら思える資料に、心がざわめく思いがある。
壱条ゆゆ:「『十海の巫女がその力を失った場合は次代の巫女を……』『巫女が神であり、神が巫女である』……」
壱条ゆゆ:「それは、おそらくは――」不穏で、陰惨で、……深みに嵌まるような感覚。
壱条ゆゆ:そこまで読んで、顔を上げる。
壱条ゆゆ:「…………っ!」 跳ね上がるように立ち上がり、本から距離を取る。
壱条ゆゆ:「……ダメ。ダメに決まってる。もう忘れたの……」
壱条ゆゆ:知識欲。冒険心。好奇心。そういったものは全て、害でしかないと、13年前の祭りの日に、学んだはずだ。
壱条ゆゆ:壱条ゆゆの罪。肝試しを提案したこと。禁じられた場所に入ろうとしたこと。首を突っ込んだこと。知ろうとしたこと。
壱条ゆゆ:「……本当に。本当に?」
壱条ゆゆ:軽く、首を振る。肩を回し、背筋を伸ばす。
壱条ゆゆ:大丈夫だ。今はもう、必要なことがどこまでかは、判断できる。
壱条ゆゆ:「……絶対に。逃がさない」
壱条ゆゆ:再び資料に向かう。のめり込まず、ただ淡々と、事件に関係しそうな部分だけ、書き出していく。
壱条ゆゆ:「もう二度と、同じ想いをするつもりは、ないんだから……」
壱条ゆゆ:仁奈川伊由へのPロイスが浮上。 庇護:○/―― になります
GM:少し時間は遡る
GM:敵との戦闘の直後。
火渡ヒロミ:「大変だったみたいね」
仁奈川伊由:仁奈川伊由の侵蝕率を1増加(84→85)
風見将吾:風見将吾の侵蝕率を1増加(88→89)
露野勲:侵蝕91→92
仁奈川伊由:「……ヒロちゃん!」ばばっと駆けてくる。
風見将吾:「大変どころじゃねーや。例のあいつは出るし、メガネちゃんはあわや殺されかけるし」 屋外だったらタバコを吸ってます。
火渡ヒロミ:「あっちの子が狙われるのは予想外だったわね」
火渡ヒロミ:「頑張ったわね、ニナ」
露野勲:「何を考えてるんだ、その女子は」
仁奈川伊由:「…うん」褒められて大人しく頷く。
仁奈川伊由:「…で、でも、その真園は? ピーターは!?」キョロキョロします。
ピーター:「大変だったかって?大変だったよ」
ピーター:コートが少しボロボロになった少年が入ってくる。
仁奈川伊由:「あーーーっ」大声。
ピーター:「死んでたまるか」
露野勲:「生きてたな」
ピーター:「いきなり教室に行って守れとか無茶ぶ…おわッ!?」
仁奈川伊由:「ピッ……ピーター!」ダッと駆け寄り、ガッと抱き着きます。
風見将吾:「おっ事案だ」
仁奈川伊由:「もうほんとありがと! あんたのおかげで助かった~~~」
ピーター:「べ、別に…」
露野勲:「ピーターがやる分には事案じゃない。俺とお前が事案」
ピーター:「ちょ…離れろ…それ。えと…」
仁奈川伊由:「マジで持つべきものは友達よぉ~……」
ピーター:「そうだ…苦しいんだよ!力一杯掴みやがって!」
風見将吾:「クソガキ……ピーターだったか。FHのくせに今回は素直に真園ちゃん守ったよな」
風見将吾:「見捨てるって選択肢はなかったのかね?」
ピーター:「うるさいぞ、おっさん!クラスメイトを守るのは普通だろ」
ピーター:「潜入先で問題が起きないようにするのは潜入任務の基本だぞ」
仁奈川伊由:「感謝してるってのに、もーっ、素直じゃないわねーっ」離れる。
ピーター:ちょっと目線を泳がせながら話す。
仁奈川伊由:「ほら、素直じゃない~」
風見将吾:「ごもっともだ。お前とやり合うと色々面倒だから、そのまま10年くらい潜入しててくれ」
露野勲:「その調子で問題が起きないようにしてくれ。毎回その女子が巻き込まれると困るからな……」
風見将吾:二本目のタバコに火をつけている。
露野勲:「というか、なんとかしてくれ」
火渡ヒロミ:「そうねえ、トラブルと呼ぶには物騒な事案だし。それで問題の真園ちゃんは?」
ピーター:「あ、そうだった」
ピーター:ポケットから折り畳まれた紙を取り出す。
仁奈川伊由:「…?」きょとんとそれを見る。
ピーター:「この中だ」
ピーター:広げると小さな家が描かれた絵ハガキのようなモノになる。
ピーター:「僕じゃない、芸術卿謹製のセーフハウスさ」
風見将吾:「えっなにそれ。便利だなーお前の能力」
風見将吾:「気に入らない奴を拉致監禁し放題じゃん」
仁奈川伊由:「芸術卿」眉を顰める。
風見将吾:「ああ、そっち……」
露野勲:「ああ……」
ピーター:「効果時間は二日くらいらしいけど、逆に言うと二日くらいは中々探索にも引っかからないってさ」
風見将吾:「芸術卿っつーと、前回勲が会った女だろ。おっかねー能力してやがる」
風見将吾:「勲、次会ったら口説いてこっち側に引き込んどけよ」
露野勲:「……あいつ、そんなことできるのか……」
火渡ヒロミ:「それ、預かっても?」
露野勲:「冗談じゃない。黙ってろアホ」
仁奈川伊由:「…真園、このままそこに居てもらった方がいいのかしら」
ピーター:「構わない、どうせ二日でただの紙きれだ」
ピーター:「真園は今は中で寝てる」
ピーター:「襲われる前にワーディングで気絶してるから」
ピーター:「状況も解ってないはずだ」
仁奈川伊由:「そっか…」「…でも、巻き込まれちゃって可哀想」神妙な顔をしている。
露野勲:「この件が片付くまでは、出さない方がイイだろ」
火渡ヒロミ:「ちょうど、週末だしご両親と学校にはオカルト調査部の合宿という事にする感じで調整するわ」
火渡ヒロミ:「そのくらいの情報操作はこの街でも可能よ」
露野勲:「一度狙われてるんだ。こっちがあの”手”と手袋野郎を潰すまで寝かせとけよ」
火渡ヒロミ:「守りの方は任せておいて」
仁奈川伊由:「…じゃあ、この週末で片を付けないとね」
火渡ヒロミ:「巫女?」
風見将吾:「あの手袋野郎の言うことを信じるなら、真園ちゃんも巫女だか器だかなんだっけか? 絶対また狙われるよな」
火渡ヒロミ:「それって十海の巫女の事?」
仁奈川伊由:「あ。そう…。ヒロちゃん、知ってるの?」
火渡ヒロミ:「ま、おとぎ話の類だけど」
仁奈川伊由:「てか、なんならあたしも巫女候補らしいよ」
火渡ヒロミ:「あれ?皆は知らない?」
火渡ヒロミ:「学生の頃、神社の夜店の手伝いとかしてたからそれで私だけ知ってるのかな」
風見将吾:「……」 昔の男らしかったヒロちゃんを思い出している。
火渡ヒロミ:「どうかしら、でも本当におとぎ話よ」
露野勲:「……マジで? 俺らより詳しかったりするかい」
仁奈川伊由:「なになに?」首を傾げる。
火渡ヒロミ:「神社の巫女は未来予知の力があるんだけど」
火渡ヒロミ:「それで天災とかを予見して皆を救ってたんですって」
火渡ヒロミ:「で、そもそもそれは天女さまだかなんだかにお願いして力を分けて貰ったから」
火渡ヒロミ:「だったかしら」
風見将吾:「未来予知。やっぱそうなのか」
露野勲:「天女様ァ……?」
露野勲:「急におとぎ話っぽくなった」
仁奈川伊由:「……その天女様が十海の神様ってこと?」
火渡ヒロミ:「そうそう、つまり魂響司布留命(たまゆらしふるのみこと)。いわゆるマユラ様ね」
風見将吾:「巫女ってのは、歳を取ると力がなくなるか衰えるらしいが」
火渡ヒロミ:「そう?そんな話は聞いた事ないわねえ」
風見将吾:「新しい巫女が出来る時は、やっぱマユラ様に力をもらいに行ってるのかね?」
火渡ヒロミ:「私はその程度のおとぎ話を聞いた程度だから」
火渡ヒロミ:「もっとちゃんと調査してるような人なら詳しいかもね」
露野勲:「……やっぱり、その神社、一度調べた方がいいかもな」
露野勲:「星見塔湖、それとマユラ様、だ。この事態の中心にずっとその二つがいる……」
風見将吾:「だな。星見塔湖は調べてもわかる気がしないが、マユラ様ならまだ色々伝承とかありそうだ」
仁奈川伊由:「……」顔を上げる。「ヒロちゃん、真園のこと、お願いね」
火渡ヒロミ:「ええ任せて。こう見えて見た目通りに強いのよ、私」
仁奈川伊由:「フフ!知ってる」クスクス笑う。「ちょー頼れる」
仁奈川伊由:「ピーターもホントにありがと! 今度ケーキおごったげる」
ピーター:「へぇ、奢りか。じゃあ遠慮せずに高いのを頼むよ」
風見将吾:「おっ、よかったな~。女子からケーキ奢ってもらえるなんてなかなかレアだぞ。ありがたがれ」
ピーター:「僕はいったん戻る、マスターにも報告しないといけないからな」
仁奈川伊由:「ナマイキーっ…」言ってから。「……マスターに報告ね。そ」
仁奈川伊由:「それじゃ。またね」ひらひら手を振って見送る。
ピーター:「ああ、お前も頑張れよ」
ピーター:ピーターの後ろをぬいぐるみたちがぴょこぴょこ歩いてついていきます。
仁奈川伊由:「フフ。あんがと」
露野勲:「……あいつもよくわからんやつだな。あんなお人好しで……まあいい。将吾、ちょっといいか。話しておきたいことがある」
火渡ヒロミ:「私も戻るわ、情報操作とこの子の安全確保はしとくから」
風見将吾:「FH向いてないと思うんだよなああいつ。おっ、なんだ? オススメのラーメン屋でも聞きたいか」
仁奈川伊由:「うん。支部長様っ、よろしくお願いしまーすっ」ヒロちゃんも見送る。
露野勲:「ンなわけねえだろ……」
風見将吾:「しおラーメンって昔はバカにしてたんだがよ。いや最近カップ麺になった店に行ったらスゲー旨くてさ……」
仁奈川伊由:「…頑張れよ、だって。フフ。敵なのに」クスクス笑う。「え、何、内緒話?」
仁奈川伊由:「じゃああたし、先にゆゆちゃんのとこ合流するね」
仁奈川伊由:「恋バナだったら後で内容教えてねー」ケラケラ笑いながら言って、立ち去ります。
露野勲:「……そうしてくれ。壱条も一人にすると思い詰めるタイプだからな……と」
風見将吾:「こいつほど恋バナが似合わねえやつもいねえだろ」 タバコを踏み消す。
露野勲:「絶対もうわかってるだろうが、あの手袋の男のことだよ」
風見将吾:「ああ、分かってたよ……ずっとテスト前の受験生みたいな顔してるもんなお前」
風見将吾:タバコを吸おうとしてやめる。「まあ俺も人のこた言えないかもしれんが。あいつの何について話したい?」
露野勲:「何がテスト前で受験生だか知らんが、この際だから聞いとくぞ」
露野勲:「お前は、いまもまだ、九段先輩を探しているか?」
露野勲:「……俺は探してる」
風見将吾:「……」
露野勲:「探偵になったのもそのためだ」
風見将吾:「時々お前や壱条のことが羨ましくなる。お前は全力で探しているし、あいつは全力で忘れようとしている」
風見将吾:「俺は……どっちなんだろうな。お前ほど本気で探してないし、壱条ほど日常に専念もできていない」
露野勲:「壱条のことは理解できる。あれがあいつには必要なんだろうよ。本音かどうかは知らないが、言ってることは理解できる」
露野勲:「お前が一番よくわからん」
風見将吾:「そうだな……俺は正直、見たくなかったんだよ。現実を」
風見将吾:「慕ってたお姉さんを守れなかった、しかもそいつが神隠しになった。なるべく見ないようにしてきたんだが」
風見将吾:「UGNと会った今はちょっと違う。探しているか? という質問に答えるなら……探し始めたよ」
露野勲:「それは……これだけ時間が経って、いまさらのようにか?」
風見将吾:「そうだ。だってそうだろ? 俺らの能力は結局よくわからん超能力で、UGNともこれまで接点がなかった」
風見将吾:「マジに俺の頭がおかしくなって幻覚でも見てたんじゃないかって思ってたんだよ。少し前まではな」
風見将吾:「でも……これは違うよな。オーヴァードってのはあちこちに山程いて、レネゲイドで説明できる超常現象も山程あるってことがはっきり分かった」
風見将吾:「手の届く謎なら、解いてみたい。真実をな」
露野勲:「能力の質の違いだな。俺の場合は、痛みも、その副作用も、ぜんぶ現実の……いいや。違う。そんな話をしたいんじゃない……そう」
露野勲:「お前が真実を解いてみたいと思うなら、そこのところは……俺の目的と一致する」
露野勲:「だから、あの手袋の男は殺さないように捕えたい」
風見将吾:「捕らえるのは大いに賛成なんだが。俺からもいいか」
露野勲:「なんだよ」
風見将吾:「俺はただ……真実を知りたいんだ。あの日何があったのか。真実さえわかれば、結果がどうあれ納得出来ると思う。でもお前は?」
風見将吾:「真実を知って、もし"九段先輩が絶対戻ってこない"と分かったら、それで納得できるのか?」
風見将吾:「それとも、今度は消えた人間を呼び戻す方法を探すか? 煽ってるわけじゃない。純粋な質問だ」
風見将吾:「お前はどっちだ?」
露野勲:「……俺は……」
露野勲:「わからない。九段先輩が死んでいればいいとさえ思っているのかもしれない。生きていたら、どんな顔をして会えばいいかわからない」
露野勲:「結局、俺は九段先輩の死体を探してるのかもしれない」
露野勲:「生きてるとしたら、怖いんだ……」
風見将吾:「……それでも生きててほしいだろ。やっぱ」
露野勲:「お前は真面目だな。俺は不謹慎だ」
風見将吾:「いや、お前は臆病なんだよ。昔の勲クンと同じだ」
風見将吾:「まあ、俺も変わったのは見た目くらいだけどな」
風見将吾:「この話。壱条には同じ質問するのか?」
露野勲:「……どうかな。壱条は……」
露野勲:「壱条の答えることはなんとなくわかる。あいつは警察だ。少なくとも、自分がそうだと思ってる」
露野勲:「どんな理由があれ、被疑者を殺したりしないさ。聞く意味がない」
風見将吾:「あいつはもう少し自己中になるべきだと思うんだがね。今でも"自分のせいで事件に巻き込まれた"って思ってやがる」
風見将吾:「ニナちゃんといい壱条といい、手のかかるお姫様が多いチームだ」
露野勲:「……かもな。行くか。今回こそは、真相に近づいてるって気がしてきた」
露野勲:「遅れたくない」
風見将吾:「おう。あっお前、移動中になんか適当にメシ食っとけよ。再生遅れてんだろ」
風見将吾:「体削って戦うのマジやめろよな! ヒヤヒヤするんだよ!」 ぐちぐち言いながら歩いていきます。
露野勲:「……チーズケーキうめえな……」 少し遅れて続きます。
GM:仙桃院書庫。
GM:既に陽は落ちている。
GM:外からの光は無く、天井の古風なランプで白熱電球が輝いている。
壱条ゆゆ:集まった三人を前に、資料を大人しく広げている。
露野勲:「読み終わったか?」
仁奈川伊由:「恋バナも終わった?」
壱条ゆゆ:「関係ありそうなのが、この三つ。二つは町の歴史で……一つは、巫女について」
風見将吾:「それはなんだっけ。民俗学……じゃないな。歴史書の方?」
仁奈川伊由:「お」ゆゆちゃんに向き直る。
露野勲:「恋バナはしてねえ。まじめな話だろ……!」
壱条ゆゆ:「何してきてたのよ、貴方たち……?」
仁奈川伊由:「なんでもないでーす。続きお願いしまーす」
風見将吾:「乙女のヒミツでーす」
風見将吾:「っていうか歴史書に巫女の事が書かれてんの、やっぱ異様だろ。歴史とオカルトが融合してんじゃねえか」
露野勲:「歴史書に巫女や神事の記録は結構あるんじゃねえか。地方だとそれが唯一のめでたい出来事ってこともあるからな」
壱条ゆゆ:「戦国時代の頃でしょ。それと巫女じゃない。元はこの……星見博士っていうの?」
仁奈川伊由:「星見? 星見塔胡の星見?」
壱条ゆゆ:「簡単に言うと星占い師、みたいな職業だったみたいね」
仁奈川伊由:「人名じゃなくて、職業名…」資料を覗き込んでいる。
風見将吾:「星見塔胡のご先祖様なのか、それとも占星術師的な役職名か」
壱条ゆゆ:「星見も、本名って限ったわけじゃないんじゃないかしら」
風見将吾:「あるいは星見塔胡も、そんな職業についてたご先祖様にあやかってペンネームを取ったのか……」 こちらも資料を覗き込んでいる。
露野勲:「絶対に無関係じゃないだろうな」
壱条ゆゆ:「内容としては……この時代に、詳細不確かな大量の死者が出ただろう、ってこと」
仁奈川伊由:「昔なら、しょうがないんじゃないの?」
壱条ゆゆ:「星見塔胡は、そこに何かがあると思って詳しく調べていたみたい」
露野勲:「千や三千。戦争でもあったかって感じだな」
壱条ゆゆ:「何があったのか、何かがあったのかも、今回読んだ分だとまだね」
風見将吾:「この注釈に書かれてる通り、記録が全く残ってないのは奇妙だな」
風見将吾:「フツーは記録を残す。残すなって言われても、誰かがこっそり残す。人間ってのはそういうもんだ」
仁奈川伊由:「そういうものなんだ」風見さんの顔を見上げる。
風見将吾:「そういうものです。記者とかそういう人種の集まりだし」
壱条ゆゆ:「単なる資料散逸じゃないのかって思ってしまうけど……それで終わらせないから学者なのでしょうね」
仁奈川伊由:「えー、じゃあ、記録に残せないことが起こって、たくさんの人が死んだ…?」
露野勲:「生贄の儀式かもしれない、ってのが星見塔湖先生の見立てか?」
壱条ゆゆ:「結果の後の、恨みの記述だけが残ってる……」
風見将吾:「生贄の記述、あったよな。"神卸し 人の精たる神を移す 澱みの根に人柱を捧げ 穴をあけよ"……『祝呪奉祭典図』」
仁奈川伊由:「…書けないけど、恨むことではあった…」
仁奈川伊由:「…つまり、人柱が捧げられまくった、みたいな~?」
壱条ゆゆ:「……これ以上は推測にしかならないでしょうね」
露野勲:「一人二人の人身御供は、古代史につきものだが……千を超えるってのは異常だな……」
露野勲:「始皇帝か、チンギス・ハンか」
壱条ゆゆ:「もう一つ。これは今、必要な話だと思う。『巫女』の代替わりについて」
仁奈川伊由:「代替わり?」
壱条ゆゆ:「そう。巫女はいた。確実にね……じゃあそれがどうやって引き継がれてきたのか」
壱条ゆゆ:「巫女が力を失うと、郷のどこかにその力を持ったものが生まれる。文字通りの生まれ変わりなのか……それとも力だけが移るのか」
壱条ゆゆ:「問題は、新しく力を得た人間に、更に儀式を施さないといけないんだって」
仁奈川伊由:「…この流れでその話って、ヤバい感じしかしないんですけど」
仁奈川伊由:「なになに、『大量の人柱を捧げる儀式です』なんて記述、どっかにあったりしなかった?」
風見将吾:「それが"器"ってやつなのかね。生まれただけだとあくまで巫女候補なわけだ」
壱条ゆゆ:「そういう記述は無かったけど。」
仁奈川伊由:「でも怪しくなーい?」ブーブー言っています。
壱条ゆゆ:「感覚だけど、それとこれとは別の儀式な気もする」
壱条ゆゆ:「だって、未来を予知して町を守るのが巫女の役目なんでしょう」
壱条ゆゆ:「それを代替わりするのに何百人も生け贄に捧げていたら、割に合わないわ」
露野勲:「歴史に埋もれた話が多すぎる。この辺の儀式を調べる必要があるな」
仁奈川伊由:「むむむ……」両手で頬杖をついている。
風見将吾:「……よくあるのは、俗世間との一切の接触を絶って修行させるやつだな」
壱条ゆゆ:「巫女は神であり、神は巫女である……」
壱条ゆゆ:「そういう記述もある。巫女になること自体、あまり良い印象はないわね」
風見将吾:「インディアンなんかは薬物を使って記憶を消したりして、まっさらな状態に書き換えてからシャーマンの修行をさせるらしいが」
風見将吾:「余計な現世のケガレを持ち込まないようにな」
壱条ゆゆ:「風見、本当にそういうの詳しいのね……」
仁奈川伊由:「なんかそれ、あたし的に微妙な気分になるんですけど……」
壱条ゆゆ:「、…………」
露野勲:「魔女術や仙術も同じだ。例外は少ない。ケルトの……ああ……」
仁奈川伊由:「それじゃ、あたしもそのシャーマンみたいじゃん」
露野勲:「……なるほど」 うなずいてしまう。
風見将吾:「……」 実際、ニナちゃん関連で記憶喪失の伝承を調べてたらたまたま知った内容だ。
仁奈川伊由:「納得すんなし」
露野勲:「お前を攫った組織の連中にインタビューすればわかる話だな」
仁奈川伊由:「まあ、そうね。フフ」
風見将吾:「それはそうだ。コレクターもそのお友達も、続々と姿を現してるしな。じきインタビューできるだろ」
壱条ゆゆ:「コレクターズセル……か」
仁奈川伊由:「……あの雨男も、コレクターズセルも、どっちもね」
仁奈川伊由:「捕まえて、インタビュー。ね」
風見将吾:「ちなみになんだが、この後ってどうするんだ? 奇妙な手の目撃者にインタビューしてる最中にアレだっただろ」
風見将吾:「溺死事件の犯人は絶対手袋男だろうし、あいつを探すってことでいいのかね。魔石卿が追ってる変な儀式もあったが……」
壱条ゆゆ:「……。」少し思う素振りをして。
露野勲:「手袋の男を誘き出すか?」
仁奈川伊由:「え、できるの? そんなこと」露野さんに。
壱条ゆゆ:「手袋男の方でしょう。溺死事件の犯人はあれで間違いは無いでしょうし」
風見将吾:「できんの!?」
壱条ゆゆ:「勲、何か考えがあるの?」
露野勲:「犯行現場に当たりはついてるのと、囮が用意できるだろ」
仁奈川伊由:「囮…」
壱条ゆゆ:「ちょっと。それってまさか」
風見将吾:「そういやいるな。狙われてる女子が二人ほど……」
露野勲:「真園と仁奈川」
壱条ゆゆ:「あなたねえ……!」
仁奈川伊由:「…真園はダメ! あたしはいいけどさー」
露野勲:「仁奈川だけで誘き出せるかわかんねえな……」
仁奈川伊由:「むっ……」
壱条ゆゆ:「だからって、そりゃ、待ち構えて、迎え撃てるのは良いかもしれないけど……」
露野勲:「他に確実にあいつを引き出せそうな案はない。地道に探すぐらいか?」
風見将吾:「オカルト研究会で待ち合わせする、みたいな噂を流せばなんとかってところかね。……地道に探すのは論外だ。賭けてもいいが、絶対見つからん」
壱条ゆゆ:「……。でも、待ち構えるのだってリスクはあるわよ」
壱条ゆゆ:「相手に、十分な準備をさせてしまう」
壱条ゆゆ:「あいつ、蟲と手だけじゃないわ。最低でもあと一つは憑けてるものがある」
風見将吾:「倒せない相手、って感じではなかったけどな。個人的にはあいつを野放しにしておくほうが怖い」
露野勲:「まあ、本人もそんなこと言ってたしな……」
風見将吾:「いつ襲ってくるかわかんないなら、こっちから叩いておきたい。相応の準備は必要だろうけどな……」
仁奈川伊由:「……むむむ」
壱条ゆゆ:「……、……」感情的に納得しがたいが、そちらの案に利があるのは分かっている顔をする。
仁奈川伊由:「真園、守ってよね…」
仁奈川伊由:ボソボソと言う。
GM:そういった話をしていると館内のスピーカーから呼び出しがかかる
GM:書院の管理人からだ。
管理人:「お呼び出しを申し上げます、壱条ゆゆ様」
管理人:「お電話がかかってきております」
管理人:「受付、管理人室前の電話へお越しください」
壱条ゆゆ:「……私に?」
壱条ゆゆ:「……。ちょっと、言ってくるけど」
GM:機械自体が古いのか音声はかなりかすれている。
壱条ゆゆ:「男二人。勝手に仁奈川さんと真園さんを蔑ろにした計画立てないでよ」
露野勲:「努力する」
仁奈川伊由:「ゆゆちゃあん」ありがとー、という顔。
風見将吾:「呼び出しか。警察からかね?」
壱条ゆゆ:「だと思う」 そう言って出てゆく
GM:受け付けの老人が無言で古めかしい電話を指さす
GM:そして管理人室へと戻っていった。
壱条ゆゆ:「ありがとうございます」 その背に礼を言い、電話に出る。
フィリップ:「やあ、気分は如何かな。ミス壱条」
壱条ゆゆ:「はい、壱条です」
壱条ゆゆ:「……、……貴方ですか……」
フィリップ:「そう、私だ。どうやら、電波状況が悪いらしいねそこは」
壱条ゆゆ:浅い溜息。
GM:コレクターズセルのエージェント魔獣卿にして国際捜査官の表の顔を持つ男。
GM:フィリップ・ムーンライト。
壱条ゆゆ:「ああ……」そういえば、仁奈川さんもそんな話をしていた。
壱条ゆゆ:「どうかされましたか。こちらの捜査状況でも聞きに来られましたか」
フィリップ:「そちらの?まあ、聞かせてもらえるなら聞くが」
フィリップ:「どちらかと言うとこちらからの情報提供さ」
フィリップ:「そう、その事件だ」
壱条ゆゆ:「溺死事件の件でよいのですよね?」
フィリップ:「どうも僕好みの事件では無さそうな感じでね」
壱条ゆゆ:「……そうなんですか」
壱条ゆゆ:少し意外そうな声。案件としては同じモノを相手にしているはずだが。
フィリップ:「ああ、また紛い物だろう、あれはそういう臭いだ」
フィリップ:「本物の魔獣。こちらでは妖怪かな。そういうものではない」
フィリップ:「作られた感じがする」
壱条ゆゆ:「作られた……」黒と白の区別は、まだはっきりしていないが。「確かに。それに手だけとはいえ人のものですしね」
壱条ゆゆ:「捜査官の趣味ではなさそうです」
フィリップ:「いや、そういう問題じゃないんだ」
フィリップ:「手だけ、でも面白いとは思う。ただ」
壱条ゆゆ:「?」
フィリップ:「何と言うかな、この間の蟲もそうだったろう」
フィリップ:「あれは絵か何かじゃないのか?」
壱条ゆゆ:「……!」
フィリップ:「ふむ、そういうと。芸術卿の能力に近いのかもしれないな」
壱条ゆゆ:そうだ。すっかり記憶の隅に寄せていたが……。
フィリップ:「うちの狼の嗅覚は確かだからね」
壱条ゆゆ:「……カブトムシは、破壊すると絵の具になるものでした」 それに、黒い繭自体が。
壱条ゆゆ:絵から取れるものという話ではなかったか。
壱条ゆゆ:「それで、要らなくなった情報を頂けると?」
フィリップ:「ま、そうはいっても僕も捜査官であるからね。調査はしっかりした」
フィリップ:「要らない、か。まあ引き継いでもらえるならという事さ」
フィリップ:「要らないと言うより、これは前回迷惑をかけた分の」
フィリップ:「謝罪の証と思ってもらいたい」
フィリップ:「すまないね、借りは返すというのが僕達のルールだ」
壱条ゆゆ:「……案外、律儀なのですね」 からかいではなく、素直に。
フィリップ:「前回は魔石卿に」
フィリップ:「今回は君に、さ」
壱条ゆゆ:「……前回の話なら、こちらもお互い様だったとは言いましたよ」
フィリップ:「まあ、これは私のケジメの問題だ」
壱条ゆゆ:「分かります。……せっかくの、同僚からの情報提供です、受け取らせて頂きますが」
フィリップ:「それでいい」
フィリップ:「では、情報だが」
フィリップ:「恐らく君達は事件の背景、環境。そう言った物を調査したのだろう」
フィリップ:「それは正しいし確実な方法だ」
フィリップ:「ただ僕の場合は違う」
壱条ゆゆ:「ええ。はい」
フィリップ:「事件の匂いを追う、しかも広範囲に」
壱条ゆゆ:レネゲイドを直接、探知に使用できる能力者。
壱条ゆゆ:「文字通り、一足飛びというわけですか」
フィリップ:「その観点で僕は、今回の事件以外にもここ数年で起きた事件の遺留品や痕跡なども対象に含めた」
フィリップ:「今回で足取りを追えなくても、他でミスをしているかもしれないからね」
壱条ゆゆ:「数年……」
フィリップ:「結果から言わせてもらうと、当たりさ」
壱条ゆゆ:「待ってください。溺死事件の話ですよね?」
フィリップ:「溺死事件の犯人は他でもやっているな」
フィリップ:「そうとう長いスパンで、少しづつだ」
フィリップ:「殺人、事故死、行方不明」
フィリップ:「そういった事件の幾つかから同じレネゲイドの匂いを検知できたよ」
壱条ゆゆ:「この町で? それとも町の外でも?」
フィリップ:「この町の中で。といっても市外の事件までは調べていないだけだが」
フィリップ:「町の中では確実にやっている」
壱条ゆゆ:「…………!」
壱条ゆゆ:ぎり、と黒電話を強く握る。
壱条ゆゆ:呼気が、喉で粘つくような感覚がある。それを、声色には出さないよう、必死に押さえながら。
壱条ゆゆ:「それ、で」「手がかりは、どのような?」
フィリップ:「ああ、これは確実じゃないんだが」
フィリップ:「市庁舎に濃い匂いの痕跡がある」
フィリップ:「だが、そこから先が探れない」
フィリップ:「何か関わりのある人物が居るのかもしれないな」
壱条ゆゆ:「市庁舎」
壱条ゆゆ:「……市庁舎ですか……」
フィリップ:「そうだな、だが」
壱条ゆゆ:「市庁舎に住み込んでいれば、普通の警察では追えませんね」
壱条ゆゆ:普段は言わない冗談だ。いささか冷静ではない。
フィリップ:「関わりのありそうな人物を介して何かメッセージを送れば反応があるのではないか」
フィリップ:「そうと気づくだけの情報なり何かを流すとかね」
壱条ゆゆ:「……確かに、アテはあります」 風見の、最初の話だ。
フィリップ:「あと、これは君達の得意分野だと思うが」
フィリップ:「怪しい人物をもう一度調査してみるのも良いかもしれない」
壱条ゆゆ:「向こうからすれば、隠したい情報でしょうね。誘い出すには十分、ですか」
壱条ゆゆ:「見落としがあると?」
フィリップ:「さあ、僕は犯人の背景とか動機とかを調べるのは苦手でね」
壱条ゆゆ:「そうでしょうね。……とはいえ、助言感謝します」
壱条ゆゆ:「いささか貰いすぎた感もありますが……」
フィリップ:「私は有能だからね、それくらいはサービスさせてもらうよ」
壱条ゆゆ:「そうさせてもらいます」
壱条ゆゆ:「それでは、」 貰った情報を元に、ぐるぐると捜査方針の思考を回す。
壱条ゆゆ:「いえ。フィリップ・ムーンライト」それと同時に、そこからあぶれた小さな言葉が、一つだけ明確になる。
フィリップ:「ん、何かな」
壱条ゆゆ:「あ、……いえ。その……」言い淀む。だが、口に出してしまったからには。「……個人的な質問をしてもよろしいですか」
壱条ゆゆ:「捜査官に、ではなく。コレクターズセルの《魔獣卿》としての貴方に」
フィリップ:「…なるほど」
フィリップ:少し声のトーンが下がる
フィリップ:「構わない」
壱条ゆゆ:下がったトーンに、やや気圧されるも。
壱条ゆゆ:「貴方達は、自らが求める物を求める。……それを探し、調べ、欲することで。貴方自身の害になる場合のことを考えませんか」
壱条ゆゆ:「たとえば、ある魔獣を手にする為に……それ以外の全てを失うかもしれない。そういう恐怖を覚えたことは?」
フィリップ:「もちろん、考えるとも」
フィリップ:「そう思う事はある」
フィリップ:「目指すモノを得る為により困難で、危険を伴う道のりに至る事もある」
壱条ゆゆ:「ならば何故……それを求め続けるんですか」
フィリップ:「だが、それで止まれるかな?」
フィリップ:「止まれないさ」
壱条ゆゆ:「……止まれない」 言葉を繰り返す。
フィリップ:「まだ見ぬものを、まだ手にした事のないものを」
フィリップ:「そこに自らの存在の証明があるのだ」
フィリップ:「それは私に限らず」
フィリップ:「欲する物があるならば、手に入れなければ気が済まない」
フィリップ:「コレクション、我々の動く理由はそれに尽きる」
壱条ゆゆ:……僅かに、猫の声が聞こえる。
フィリップ:「少しづつ差異はあるだろう」
壱条ゆゆ:彼らにとってその衝動は、正しく彼らの罪の源なのだろう。
フィリップ:「何かを得たいというのは人類にとって最も原初の」
フィリップ:「行動原理だからな」
フィリップ:「コレクションに限らないだろう、それは」
フィリップ:「君にだって欲しいものはあるんじゃないか」
壱条ゆゆ:UGNとの勢力差は学んでいる。少なくとも日本の大半の地域において、彼らは追われる存在だ。
壱条ゆゆ:「欲しいもの。……やりたいこと。知りたいもの」
壱条ゆゆ:「ありますよ。当然、あります」
壱条ゆゆ:「……そちらのセルのような、極端なものではないですが」
フィリップ:「ははは、我々は蒐集狂いの蒐集卿だからな」
フィリップ:「だが、誰にだって得たいものを得る為に捨てなければならない何かがある」
フィリップ:「何もかも捨てて、進むべきかどうか悩む事はあるだろうさ」
フィリップ:「そういうときは。まず欲張って行けば良い、捨てずに得る手段があるのではないか、とね」
壱条ゆゆ:「……見抜かれましたか」
フィリップ:「そういう質問だっただろう?」
壱条ゆゆ:「迂闊でした」
フィリップ:「これは我々もそうだが」
フィリップ:「一人で全てを得ることはできない」
フィリップ:「だから我々は協力する」
フィリップ:「それぞれ他のメンバーが求めているコレクションに興味はないが」
フィリップ:「その能力は評価する」
フィリップ:「意外と、何か手段という物は出てくる」
フィリップ:「ま、何かを得る為に恐れるだけなら動物だ」
フィリップ:「悩むと言うのは考える事さ」
フィリップ:「考えて見ると良い」
壱条ゆゆ:「……、……そうさせてもらいます」
フィリップ:声のトーンが戻る
フィリップ:「参考になったのなら、良かった」
壱条ゆゆ:「どうもありがとうございます。……参考になりました」
壱条ゆゆ:「もちろんあくまで参考程度ですので、そこはご安心下さい」
フィリップ:「私も、手に入れた魔獣たちを失うのは怖いものさ」
フィリップ:(君の場合は信念か…それとも別の何かかは解らないが)
フィリップ:「では、事件の進展があれば教えてくれたまえ、ミス壱条」
壱条ゆゆ:「ええ。じき吉報を届けられるよう尽力します。ムーンライトさん」
フィリップ:「期待しているよ」
壱条ゆゆ:それだけ言って、電話を切る。
壱条ゆゆ:「…………………………。はあ…………………………」
壱条ゆゆ:電話を降ろし、そのまま机に両手をついて、大きく頭を降ろす。
壱条ゆゆ:「私は、何を……」
壱条ゆゆ:だが、無意味では無かった。僅かに残った想いに、ある種の方向性が宿ったのを感じる。
壱条ゆゆ:踵を返す。眼鏡を外し、胸ポケットへと仕舞う。
壱条ゆゆ:自分の欲しいもの。自分に必要だったもの。それを手助けしてくれるもの。
壱条ゆゆ:背筋を伸ばし足を速める。
壱条ゆゆ:「私の、罪は――」
GM:----
GM:ロイスと購入が可能です
露野勲:OQ手当キット もはや邪毒は怖くない…手当キットにまい進でおじゃ!
風見将吾:ロイスロイス! 露野さんに取ります
仁奈川伊由:ロイスは……真園にとろ!
露野勲:4dx+2>=8
DoubleCross:(4DX10+2>=8)→9[1,1,7,9]+2→11→成功
仁奈川伊由:真園彩音/庇護:〇/不安/ロイス
露野勲:入手。ロイスは風見くんに取ります。
壱条ゆゆ:一応しっかり話して貰ったから、流石にな……
風見将吾:とはいえ感情に迷うな……うーん 心配と食傷と隔意が混ざった感じなんだよな……
仁奈川伊由:うーん 購入どうしよう
風見将吾:先に購入しようっと。応急手当キット。
仁奈川伊由:だれか欲しい物ある人いますか?
壱条ゆゆ:同僚/フィリップ・ムーンライト/恩義:○/劣等感/ロイス
露野勲:風見将吾/尊敬/食傷〇 だ!
壱条ゆゆ:これで綺麗に埋まった
風見将吾:ゆゆ太郎の閃熱があるから、応急で回復しておくと
風見将吾:ワンチャン耐えられたりするのでは!
仁奈川伊由:前シーンで全快キメたワン!
壱条ゆゆ:私もまだ回復しきってないが
壱条ゆゆ:ブルーゲイル誰かもっておけば?
風見将吾:4dx>=8
DoubleCross:(4DX10>=8)→10[4,5,6,10]+8[8]→18→成功
壱条ゆゆ:私は応急手当を買う
壱条ゆゆ:4dx+4
DoubleCross:(4DX10+4)→8[2,2,4,8]+4→12
仁奈川伊由:じゃあブルーゲイル狙いましょう
風見将吾:買えたので使います。多分これで全快。
風見将吾:23+2d10
DoubleCross:(23+2D10)→23+11[9,2]→34
壱条ゆゆ:問題なし。そして使うぜ
仁奈川伊由:9dx+1>=20
DoubleCross:(9DX10+1>=20)→9[1,2,2,3,3,6,7,8,9]+1→10→失敗
風見将吾:よしよし。最大29なので全快です。
仁奈川伊由:だめでした
風見将吾:尊敬!?
壱条ゆゆ:23+2d10
DoubleCross:(23+2D10)→23+4[2,2]→27
風見将吾:露野→風見、尊敬なのだ!?
風見将吾:ハム太郎みたいな口調になっちゃった
壱条ゆゆ:全快しねえ
壱条ゆゆ:なにその出目
仁奈川伊由:ニャン ニャン
露野勲:へけっ 尊敬しているのだ
GM:では今日はここまでです
GM:続きは明日21:00から
GM:お疲れさまでしたー
風見将吾:-幼馴染/露野勲/○友情/嫉妬/ロイス
風見将吾:こうかな~ 以上です
壱条ゆゆ:はーい!
仁奈川伊由:はーい!おつかれさまでした!
風見将吾:はいはーい
露野勲:おつかれでした!
マスターシーン2
GM:マスターシーン
GM:とある邸宅の和室。
十海景清:「何か、言いたい事でもあるようだな」
十海景清:「安心しろ、約定がある限り儂はお前とお前が庇護する者に手は出さぬ」
十海景清:「出そうとしても出せぬ」
十海景清:「お前が世話を焼いておるあの娘にもだ」
十海絹江:「あの子たちに、何をさせるつもりですか」
十海景清:「何?とは、おかしな事を言うやつだ」
十海景清:「お前が言ったのだ。あの者達はこの街にとって良い事を成す、と」
十海景清:「ならば予知の通り、この街にとって良い事を成すのだろうよ」
十海景清:「それとも…お前の予知は外れるとでも言うのか?」
十海景清:「儂はお前がこの街の為に予知を行う限り、お前とお前が庇護する者に手を出せぬ」
十海景清:「そういう約定だ」
十海絹江:「…」
十海景清:「お前にできる事は、自らの予知をこの街の為に捧げる事だけよ」
十海景清:「それが、十海の巫女であろう」
十海景清:「お前の庇護を離れ、道を踏み外した者の事など気にしている余裕など」
十海景清:「ない」
ミドル6
GM:ミドル6
GM:クライマックス前の最後のシーンです
GM:情報収集の判定が1回あるので それをする人は登場ダイスを
GM:他の人は1で大丈夫です
壱条ゆゆ:出ます~
露野勲:控えておきます
壱条ゆゆ:侵蝕一番少ないしね
風見将吾:できればゆゆちゃんに任せたい!
仁奈川伊由:様子見!
露野勲:がんばれゆゆちゃん
壱条ゆゆ:だが財産はもうないぞ……!
壱条ゆゆ:80+1d10
DoubleCross:(80+1D10)→80+10[10]→90
風見将吾:さすがにまたゆゆちゃん一人劇場だと寂しいだろうから、情報抜かれたら少しだけ1で出てお話しようかな
風見将吾:しにそう!
壱条ゆゆ:馬鹿ー!
壱条ゆゆ:いやまあ、今まで良すぎたわ……
露野勲:ぐぐ
仁奈川伊由:およよ…
壱条ゆゆ:ダメだったらその……伊由ちゃん頼みます……
仁奈川伊由:まかせな!
風見将吾:ニナちゃんは妖精の手とかなんか単体に変えるやつとかあるから
風見将吾:風見おじさんが頑張るのでもいいかも
仁奈川伊由:いやっ ここで出ておけば確実にクライマックスで侵蝕率100に持っていけるし 大丈夫ですよ!
壱条ゆゆ:情報項目 きませい
風見将吾:情報項目をおくれ!
GM:
十海誠太郎について2 情報:噂話・UGN・裏社会7
風見将吾:しっ市長!
壱条ゆゆ:警察がない……!
壱条ゆゆ:だが私にはこの警察手帳がある! 情報:裏社会で振ります
壱条ゆゆ:4dx+2
DoubleCross:(4DX10+2)→9[2,7,9,9]+2→11
仁奈川伊由:おお!
仁奈川伊由:バッチリゆゆチャンじゃん!
風見将吾:えらゆゆ
壱条ゆゆ:ユーッユッユッユ
露野勲:完勝
GM:パーフェクト
GM:では貼っていきます
GM:
十海誠太郎について2
事故で両親を失い孤児院で育った。
また孤児院でも火災があり多数の子供が亡くなっている。
孤児院を運営する十海家に引き取られるが少年時代はかなり荒れた性格であったようだ。
少年時代は本や小説を読み漁り、魔術やオカルト趣味があったようで仙桃院書庫にも通い詰めていた記録が残っている。
あるときから非常に大人しく真面目な性格になった。
高校時代の写真を入手できる。
壱条ゆゆ:高校時代の写真……
十海誠太郎の写真:これが写真です
十海誠太郎の写真:ただし、13年前には成人しているので
十海誠太郎の写真:年齢はあいません
風見将吾:ファーwwww
壱条ゆゆ:ウワーッ
仁奈川伊由:www
露野勲:面影
露野勲:目がキラキラしている
仁奈川伊由:なぁるほどねえ
風見将吾:びっくりするだろその立ち絵は!
十海誠太郎の写真:目つきの鋭い男にとても良く似ていることがわかります
壱条ゆゆ:ま、待て 確かに面影が歩きはするが
壱条ゆゆ:気のせいでは……? きっとピクルーが同じとかそういうせいさ
壱条ゆゆ:ウワーッ
仁奈川伊由:これをみんなで共有しようねえ
風見将吾:さすがにこれは共有したいですね
仁奈川伊由:お話ししたいからシーンに出よ出よ
風見将吾:問題はこれを知ってどうするかっていうコトだが……
仁奈川伊由:仁奈川伊由の侵蝕率を1増加(85→86)
風見将吾:でるでるマウス
風見将吾:風見将吾の侵蝕率を1増加(89→90)
露野勲:出るマウス
露野勲:侵蝕92→93
GM:そうですね
仁奈川伊由:ゆゆチャン戻ってきてお話し再開する流れでいいかな?
仁奈川伊由:前シーンの続きって感じで
GM:また例の男と市長の繋がりはそうとうに怪しいので
GM:市長周辺で伊由さんの姿をにおわせれば 相手を釣る事が出来るのではないか
壱条ゆゆ:問題ないならそれで……?
風見将吾:場所はどこにしましょっか 書庫?
GM:くらいの目算が建つかもしれません
壱条ゆゆ:ちょっと調査に掛ける時間ほしい気もする
風見将吾:ははーんなるほど
壱条ゆゆ:ケーキ屋さん?
仁奈川伊由:はあん
仁奈川伊由:それであれば、一度解散してケーキ屋さんに再集合した感じで良いですよ!
壱条ゆゆ:そのまま書庫で良いか
風見将吾:ケーキ屋さんかな
露野勲:ケーキ屋さんしましょう
仁奈川伊由:なにたべよ~
壱条ゆゆ:久しぶりのケーキ屋さんだ
GM:ヒロミちゃんのケーキ屋でいい?
仁奈川伊由:こちらはOKです!
風見将吾:いいぜ!
GM:パティスリー「メゾン・デ・ボンボン」
露野勲:へい!
壱条ゆゆ:OK
GM:ケーキバイキングフェア開催中ののぼりが店頭に掲げられているが
GM:今は店内にいる客は君達だけだ。
GM:入り口には『本日貸し切り』の札がかかっている。
風見将吾:「悪いねヒロさん、せっかくフェア開催中なのにさ」
風見将吾:「別に奥の方の休憩室使わせてもらえりゃ十分なんだぜ。内緒話ができりゃいいんだし」
風見将吾:いちごは最後に食べる派なので、ショートケーキのいちご以外の部分をちまちま食べてます。
火渡ヒロミ:「仕方ないわよ、緊急事態だしね」
火渡ヒロミ:「勿体ないから、好きなだけ食べていいわよ」
仁奈川伊由:「そのぶんあたし食べるからね」お皿にプチケーキを並べまくっている。
露野勲:「……貸し切りにするくらいの、デカい情報を拾って来たのか?」
壱条ゆゆ:「有り難く頂きます」
露野勲:「ずいぶん難しそうな顔をしてるように見えた」 チーズケーキを大口に齧る。
壱条ゆゆ:季節の品を3つほど並べながら。
壱条ゆゆ:「すぐに貴方も同じようになるわよ」
仁奈川伊由:「なになに? そんなヤバい情報なの?」首をかしげつつ、タルトを一口でほおばる。
風見将吾:「勲はいつも難しい顔だろ。必要以上に」 からからと笑う。 「で? ゆゆ捜査官はどんな特ダネを?」
壱条ゆゆ:「発端は、ムーンライト捜査官からの情報提供。例の犯人が、市庁舎に出入りしてるかも、っていうもの」
露野勲:「……あのうさん臭い市長か。容疑者候補だったな」
仁奈川伊由:「市長がヤバい?」
壱条ゆゆ:「風見の話を思い出して。市長、仙桃院にもよく出入りしてたんですって。管理人さんも覚えていた」
壱条ゆゆ:「学生時代にね。……で、これが」
壱条ゆゆ:「その頃の写真」
風見将吾:「"雨が降るかも"。今考えるとバチバチに手袋野郎と通じてる台詞だったな……どれどれ?」
壱条ゆゆ:机の中心に、すっと置く。
風見将吾:「……。…………」
露野勲:「こいつ……」
仁奈川伊由:「えっウソ」まじまじと見る。「マジ?」
仁奈川伊由:「その手袋野郎じゃん」
露野勲:「どういうことだ? 手袋野郎じゃねえか」
風見将吾:「そっくりすぎる。いくらなんでも」
露野勲:「……いや待て……そういう怪異か? 影……ウロボロスだったな……影の怪異……」
仁奈川伊由:「なんでもかんでも怪異~」頭を抱える。
風見将吾:「はいはい。なにかしらのレネゲイド現象な」
壱条ゆゆ:「年齢もおかしい。だけど……辻褄は合う」
壱条ゆゆ:「顔も変わっていないものね」
仁奈川伊由:「つまり……何が、どういうこと?」頭を抱えたまま首も傾げる。
仁奈川伊由:「市長が手袋野郎に変身してるってこと?」
壱条ゆゆ:「老けたり若返ったりできる……それかどっちかが偽装」
露野勲:「手袋野郎が市長の若いころを擬態してる怪異……もうレネゲイドビーイングでもいいけど、とにかくそういう存在なんじゃねえかってことだ」
露野勲:「変身説でもいいけどな。重要なのは、市長が一気に最重要容疑者になったってことだろう」
壱条ゆゆ:「確かなのは、今もつながりがあるってこと。……そして、恐らくこの情報は、向こうにとっても割と痛いところなんじゃないかしら」
仁奈川伊由:「……ってことは」頭を抱えて首を傾げたまま。
壱条ゆゆ:「極端な話、私たちが市役所をそれと分かるように張るだけで、誘えるかもしれない」
露野勲:「ああ。囮の仁奈川をどこで動かせばいいかわかってきたな」
風見将吾:「ニナちゃん、コダックみたいになってるな……」
仁奈川伊由:「市長を釣るのね。あたしが」
風見将吾:「危険ではあるが、それが一番手っ取り早いだろうな。なにせ相手は市長だ」
風見将吾:「表から攻めて行ってものらりくらいはぐらかされるのが関の山だろうよ。イリーガルな手に訴えなきゃあな」
仁奈川伊由:瞬き。「よっし! いつやる?もう動く?」
露野勲:「すげえやる気だな……」
風見将吾:「即決かよ」
仁奈川伊由:「だぁって、この手なら、真園の身は守られるし」
仁奈川伊由:「あたしはいいもん、それで」
壱条ゆゆ:「貴方がよくても、私たちが良くないわ」
仁奈川伊由:「えー?」
壱条ゆゆ:「やるなら念入りに、逃げられない程度に万全の準備をした上で」
壱条ゆゆ:「前みたいに、ギリギリで逃がして、コレクターズセルに先んじられたりしないように」
露野勲:「……仁奈川がやるって言ってるなら、俺は構わない。が……万全の準備は必要だな」
露野勲:「逃がしたくない相手だ」
仁奈川伊由:「ふうん……。風見さんも? 二人と同じ感じの意見?」
風見将吾:「俺は別にいいよ。そもそも囮作戦を言い出したのはオトナサイドだしな」
風見将吾:「だがまあ、準備は大切だな。ニナちゃんはちょっと元気すぎるからさ」
風見将吾:「もうちょっとなよなよっと……誰もが襲いたくなるような演技はしたほうがいいんじゃない? 襲ってさえくればあとはまあ、なんとかなるだろ」
仁奈川伊由:「ん、もう」唇を尖らす。「…襲いたくなるような演技、ね」
仁奈川伊由:「……」
露野勲:「市長の行動を捕捉しないとな。関係ない場所に網を張っても無駄だ」
露野勲:「やるべきことが結構あるぞ」
風見将吾:「取材の体で先方の予定をある程度絞り込んで……うーむ」
風見将吾:「どうしようかね。もし市長がすべての元凶だったりしたら」
風見将吾:「俺、市長殺しの犯人になっちゃうかもしれん。くくく」
壱条ゆゆ:「そのときは、そのときでしょ」
壱条ゆゆ:「……別に、襲う必要だってないのかも」
露野勲:「それは希望的すぎると思うけどな」
壱条ゆゆ:「本人でさえなければ……話す余地はある」
壱条ゆゆ:「仁奈川さんも。上手く釣れさえすればいいなんて、思ってない?」
仁奈川伊由:「……うーん」難しい顔をしている。
仁奈川伊由:「そういうことピーターにも言われたんだけど」
仁奈川伊由:「あたし、死んでもいいやと思ってんのかな」
壱条ゆゆ:「……」ぎょっとする。「どうして」
風見将吾:「あ? そうなのか?」
仁奈川伊由:「分かんない。分かんないけど…うーん」
壱条ゆゆ:「……だったら」
仁奈川伊由:「うん?」
壱条ゆゆ:「許可はできない。私が、仁奈川さんの変装して仁奈川さんのフリして出て行くわよ」
露野勲:「強引な作戦だな……」
仁奈川伊由:「えーっ、それはヤダ! あたしの仕事取らないでよお」
風見将吾:「待て待て。ニナちゃんだってわかんないんだろ、今の口調からすると」
露野勲:「壱条はだいぶ厳しいからその案は却下だが、ただ、極端に自己犠牲的なところはある」
壱条ゆゆ:「まあ、うん。無理だけど」
仁奈川伊由:「……」両手で口元を隠すようにしながら、3人をじーっと見る。
風見将吾:「やっぱあれか。過去の記憶がないぶん、自分の人生にも思い入れが薄いとかそういうやつなのか?」
壱条ゆゆ:「風見、前から言いたかったんだけど、もう少し記憶喪失に対してデリカシー持ったら……?」
仁奈川伊由:「…じゃあ」
仁奈川伊由:「3人がめちゃくちゃあたしを守ってくれればいいじゃん」
風見将吾:「いやっ、ニナちゃんはこういうところぶっちゃけたほうが好感度上がる子だって!たぶん!」
風見将吾:「なるほど?」
仁奈川伊由:「3人がめちゃくちゃあたしを守ってくれればいいじゃん!」もう一回言う。
壱条ゆゆ:「なにその前のめり理論」
露野勲:「……アホだと思ってたが……」
露野勲:「限界を超えたアホだった。めちゃくちゃ守ってくれって?」
仁奈川伊由:「うん。…どうなのよ」ちょっと不安そうな顔で、聞き直す。
露野勲:(俺が、白い繭を手にしたときに願ったのは……)
露野勲:「俺は不死身だからな。言われなくても、そのつもりだ。お前が命をかけて役目を果たすつもりなら、俺はそうする」
壱条ゆゆ:「……あのね。自分を守る気がない子を守るって、すごく大変なの」
仁奈川伊由:「ん、ん」
壱条ゆゆ:「大変だし、うまくいくかもわからない。……その上で、私たちに守ってほしいのね?」
仁奈川伊由:「……うん」不安を滲ませた少女の顔で、ゆゆちゃんを見上げる。
仁奈川伊由:「ダメ?」
壱条ゆゆ:小さく溜息。「ダメ。……なんて、言えるわけないでしょ」
壱条ゆゆ:「いいでしょう。……たまには私も、警官らしいところ見せないと」
壱条ゆゆ:「しっかり守られて頂戴。ずるいお姫様」
仁奈川伊由:「うん。ふふ」嬉しそうにする。
壱条ゆゆ:照れるように視線を逸らし、髪を掻き上げる。
壱条ゆゆ:「という風だけれど、親馬鹿目線の貴方から見てどう?」
仁奈川伊由:「よし!話もまとまったし、準備をはじめ……」立ち上がりかける。
風見将吾:「俺は最初から守るつもりではあるんだけどよ。約束はしてほしいよな」
仁奈川伊由:「………」座り直す。
仁奈川伊由:「約束」
風見将吾:厳しい目線でニナちゃんを見ている。 「死んでもいいやって思うのは、まあ、究極的には個人の自由だよ」
風見将吾:「今のニナちゃんが死んでもいいやって思ってるとも思えない。だが勲の言う通り、若干ムチャしがちなきらいはある」
風見将吾:「だからいいか。真実を知るまでは死ぬな」
風見将吾:「過去に何があって、自分が何者なのか知るまでは何がなんでも生き延びると約束しろ」
仁奈川伊由:「……」
風見将吾:「真実は人生の指針を決めるにあたって、最高に重要な要素なんだからな……それを知らないうちに死ぬのは勿体ない。そうだな?」
風見将吾:「真実を追う気があるなら、全力で守ってやる」
仁奈川伊由:「…ん、分かった」
仁奈川伊由:「いや、分かってないかも、だけど。あたし。なんか…あたし、そういうとこあるから」
仁奈川伊由:「…だから、そん時はまた皆に教えてもらうし」風見さんに笑う。「…守ってほしいし」
仁奈川伊由:「真実を知るまでは絶対死なない。……ね、分かった。あたしのやり方に、追加ね」
風見将吾:「よしよし。えらいぞ」
風見将吾:「そうだ。真実を知るまでは死ぬな。できれば真実を知っても死ぬなよ」 わしゃわしゃとニナちゃんの頭を撫でる。
仁奈川伊由:「自分勝手にやって、でも、真実を知るまでは絶対死なない……」撫でられる。「わーーっ」
露野勲:「よく監督しとけよ」
露野勲:「今回はここからが本番だ」
壱条ゆゆ:「禅問答みたいになってないかしら」
風見将吾:「うし。方向性は全員一致ってことでいいだろ、これで」
風見将吾:「かわいい撒き餌になってもらおうじゃないの」
壱条ゆゆ:「……なんかそう言われると途端に不安になってくる」
仁奈川伊由:「まとまった途端に不安にならないでよぉっ」
GM:----
GM:ロイスと最後の購入シーンになります
GM:良いんじゃないですかね
仁奈川伊由:大人3人にまとめてロイス取るのってアリですか?
風見将吾:とってとって!
仁奈川伊由:ありがとうございます!じゃあそれで取得しよう
露野勲:もうロイス枠はすべて埋まった!
壱条ゆゆ:感情確定 仁奈川伊由/庇護:○/不安/ロイス
仁奈川伊由:大人3人組/庇護されたい:〇/不安/ロイス
風見将吾:風見もOPで市長と鋭人くんにとってるから、もう7枠いっちゃってるんだ。購入だけやろうっと
露野勲:フラググレネードでも狙ってみよう。範囲攻撃ができる使い捨て武器はギガンティックと相性がいい
風見将吾:HP全快じゃない人っていましたっけ?
風見将吾:いなければ安定のブルーゲイルを狙ってみます。範囲攻撃多いから誰が持っても腐らなそうだし
露野勲:4dx+2>=12
DoubleCross:(4DX10+2>=12)→8[4,5,7,8]+2→10→失敗
仁奈川伊由:ゆゆちゃんがあとHP3足りないくらい? こちら大丈夫です
露野勲:財産2点使って購入
仁奈川伊由:9dx+1>=20ブルーゲイル狙います
DoubleCross:(9DX10+1>=20)→10[3,6,7,7,8,9,9,9,10]+7[7]+1→18→失敗
露野勲:財産4→2
風見将吾:あっ惜しい
仁奈川伊由:財産点2点支払って買う!
仁奈川伊由:財産点5→3 ゲット!
露野勲:ターンエンド!
風見将吾:じゃあこっちもブルーゲイルかな。うまいことやれば露野ニナ風見が行動値上回って敵を瞬殺できちゃうかも
風見将吾:4dx>=20
DoubleCross:(4DX10>=20)→10[3,7,8,10]+6[6]→16→失敗
壱条ゆゆ:HP3
風見将吾:ざいさん……いやだめだ!もう3使ったんだ!
壱条ゆゆ:も笑えないから応急手当買います
壱条ゆゆ:4dx+4
DoubleCross:(4DX10+4)→6[1,4,5,6]+4→10
壱条ゆゆ:そして使用!
風見将吾:財産使っても買えないので、以上です
壱条ゆゆ:2d10+27
DoubleCross:(2D10+27)→9[2,7]+27→36
壱条ゆゆ:全回復
マスターシーン3
GM:マスターシーン
GM:小さな子供が泣いている
???:「泣いているのかい」
GM:子供は泣いている
???:「可哀想に、みんな居なくなってしまったんだね」
???:「そうだ、僕がお友達の絵を描いてあげよう」
クライマックス
GM:クライマックスシーン
GM:全員登場です
風見将吾:風見将吾の侵蝕率を1d10(→8)増加(90→98)
風見将吾:ほげー
仁奈川伊由:仁奈川伊由の侵蝕率を1D10(→5)増加(86→91)
露野勲:1d10+93
DoubleCross:(1D10+93)→1[1]+93→94
仁奈川伊由:ウムウム
壱条ゆゆ:1d10+90
DoubleCross:(1D10+90)→8[8]+90→98
露野勲:GOOD
壱条ゆゆ:死
GM:十海市庁舎、旧館。
GM:市長室。
十海誠太郎:「順調に進んでいる、問題はないはずだ」
十海誠太郎:「今更、あの老人になにができるものか」
GM:机で業務をこなしながらそう呟く。
GM:その声に応えるかのように。
GM:十海誠太郎の影が微かに揺れる。
十海誠太郎:「そう…だな。ああ…頼りにしているよ」
十海誠太郎:「この街に巫女などは不要なのだ」
風見将吾:市長のスケジュールは、もともと半分以上が市民に公開されている。
風見将吾:市内のどこを訪問するか。市外の催しにいつ出席するか。十海誠太郎が市長室にいる時間を特定するのはそこまで難しい事ではない。
風見将吾:一番難しかったのはメールの文面を考える事だったが――それも結局はシンプルに収めることにした。
風見将吾:市長のスマホにメールが届きます。差出人は不明。ランダムな英数字の羅列だ。
十海誠太郎:「ん?」
風見将吾:よくあるスパムメールのように思えるが……簡潔明瞭な本文が、それを否定する。
十海誠太郎:「…普通なら無視すべき所だろうな」
:『――窓の外』『市庁舎前広場』
十海誠太郎:「こう言われては」
:『巫女の器を逃すな』
十海誠太郎:「挑発だとしても、だ」
十海誠太郎:席を立ち。
風見将吾:書かれているのはただそれだけだ。多くを語るより、それだけ書くほうが効果的だと判断した。
十海誠太郎:窓の外、市庁舎前広場を見る。
仁奈川伊由:……そこには。少女がいる。
???:「ハハッ…こいつは…」
仁奈川伊由:誘うような表情で、じっと窓を見つめるようにして。
十海誠太郎:「安い挑発ではないか?」
十海誠太郎:その少女をじっくりと見る
仁奈川伊由:口が動く。
仁奈川伊由:「…いいから」
仁奈川伊由:「来なさいよ」
GM:市長の影が震える
仁奈川伊由:「あたしのこと、殺したいんでしょ?」
???:「ひ、ひ」
???:「良いじゃないか、どうせあれは壊すんだろう」
GM:いつの間にか市長の後ろに目つきの鋭い男が立っている。
十海誠太郎:「最低限必要な犠牲だ」
十海誠太郎:「何かを企んでいるなら、それらもついでに潰した方が効率がいい」
GM:スマホを操作する。
十海誠太郎:「ああ、私だ。すまないが午後の予定は延期してもらえるかな」
十海誠太郎:「今日の分は、急ぎではなかったな。ああ、先方には申し訳ないと。ああ」
十海誠太郎:「それで頼む」
GM:通話を切る。
十海誠太郎:「雨を使う、人払いをさせろ」
目つき男鋭い男:「解ってるよ」
目つき男鋭い男:----
GM:晴れていた空が急に暗くなる。
GM:ぽつぽつと降りだす雨粒の中を。
GM:ゆっくりと歩いて追ってくる。
GM:十海市、市長。
GM:十海誠太郎だ。
仁奈川伊由:「………」突っ立って、雨に身体が濡れるままに、その姿を目に焼き付ける。
仁奈川伊由:(…襲いたくなるような子の演技しろ、って言われたけど。フツーに思ってること言っちゃった)
仁奈川伊由:(それでもいいでしょ。市長、来てくれたし……それに。それに、あたしは)
仁奈川伊由:(あたしは、絶対、死んだりしない)
GM:只の雨ではない事はすぐに理解できる。
GM:ワーディングの効果を伴う雨が、常人を寄せ付けないのだ。
GM:普段なら人通りが多いはずの市庁舎前のスクランブル交差点には。
GM:いま、君達しか存在しない。
仁奈川伊由:「……」息を吐く。吸う。市長に言う。「……一人なの?」
十海誠太郎:「言っている意味が良く解らないが」
目つき男鋭い男:「俺が居るかどうかって聞きたいんじゃないかァ?」
仁奈川伊由:「フ」面白そうな顔をする。「誤魔化すじゃん。じゃあ、あたしも聞き直そうかな」
GM:水溜りからずるりと男が這い出てくる。
仁奈川伊由:「……そうよ」顔をしかめる。
十海誠太郎:「行儀が悪いぞ、真白」
真白:「仕方ねえだろ、どうせあっちも一人じゃねえんだしよォ」
仁奈川伊由:「…ち」舌打ち。(バレてる。じゃあいいや)
仁奈川伊由:「ねえ、市長! あなたさ」
十海誠太郎:「何かな」
仁奈川伊由:叫ぶようにして聞く。彼らの視線を誘導して、時間を稼ぎたい。
仁奈川伊由:「…あなたより、あたしの方が」
仁奈川伊由:「星見塔胡と仲良くできると思うけど!」
十海誠太郎:「星見?誰だ、いや」
十海誠太郎:「そう言えば子供の頃に読んだ本の著者がそんな名前だったな」
仁奈川伊由:(……知らないんだ?)眉を顰める。そして、時間は稼いだ。
露野勲:「……いい角度だ」 30m。路地の影。 「射程距離……!」
露野勲:がぁん、と、異様な音をたてて弾丸が吐き出される。市長を狙う軌道。
真白:「おおっと」
GM:無数の影の腕が伸びてその弾丸を受け止める。
真白:「危ねぇな」
真白:「ひ、ひ」
壱条ゆゆ:「……捜査官が、早々に見限ったわけね」
壱条ゆゆ:仁奈川さんの隣に来るように、ゆっくりと歩いてくる。
露野勲:「ち。無理か……正攻法でいくか」
壱条ゆゆ:視線だけは二人から外さない。
壱条ゆゆ:「おまえ自身が……黒繭のほうね?」
真白:「ああ?俺を蟲ケラと同じ扱いにするのかよ、悲しいなァ」
真白:「あんなのと違って俺はちゃあんと実体があるってのによ」
壱条ゆゆ:「違うって言うの」
真白:「なあ、誠太郎~。ヒドイよなコイツ」
壱条ゆゆ:実体。13年前のことも、こいつは覚えている。何が違う?
十海誠太郎:「君は確か、新任の刑事だったかな」
壱条ゆゆ:「ええ。公安より赴任しましたが、生まれはここです」
真白:「俺を蟲ケラとか化け物扱いしやがるんだぜ~」
壱条ゆゆ:「……鬱陶しい」
真白:「なるほど、地元の人間しか信用しない御隠居らしい采配だな」
壱条ゆゆ:小さく零すように。
仁奈川伊由:「…男二人も…」雨に濡れて重くなった前髪を掻き上げる。
真白:「あいつらも敵だよ」
真白:「爺の手先だ」
仁奈川伊由:「きてるか」目線を向ける。
風見将吾:「……お世話になっております十海市長。アポ無しで恐縮ですが、ぜひインタビューさせてください」
十海誠太郎:「ふぅ、確かに面白い取材方法だ」
風見将吾:普段と変わらずのらりくらりと歩いてきます。そして、ずっと《シークレットトーク》で喋っている。
風見将吾:「でしょ。サプライズとしては自信があったんですよ」
風見将吾:「"星見塔胡はお元気ですか?"」「"巫女の器とは何ですか?"」「"コレクターズセルについてご存知であればお答えください"」
十海誠太郎:「市長としては」
風見将吾:「"そこの仁奈川伊由は何者ですか?" ――全部だ。気になって仕方がないから、知ってること全部教えてくれ」
風見将吾:「ごまかしは効かねえぜ。記者だから」
十海誠太郎:「市民の疑問に応えたい所だがな」
仁奈川伊由:「(…あたしのこと増えた)」嬉しい。
十海誠太郎:「星見というのは作家だろう。私もその著作は良く読んだものだ」
露野勲:「あいつ、よく笑わないで対応できるな……」 やや後方で、銃弾を装填する
十海誠太郎:「だが、年齢からいって。もうお亡くなりになっているのでは?」
風見将吾:「お亡くなりになってないみたいなんですよね。うちの娘が会話したそうでして」
風見将吾:「これは知らばってくれてるのかな。それとも、市長様と言えど全貌を把握してるわけじゃないのか……興味深いな」
仁奈川伊由:「会話したわ」キッと睨む。「黒繭の話もしたもの」
十海誠太郎:「巫女の器、その単語を知ってるならわかるだろう」
十海誠太郎:「星見某が今重要だとは思わないがね」
真白:「コレクターズセルはアレだよ、爺とつるんでる奴らだ」
十海誠太郎:「ふむ、それならそのセルとやらは君達の方が詳しいのでは?」
壱条ゆゆ:「人々を溺死させていたのは、貴方ですか。市長」
真白:「ああ、死んだのはちゃんと罪人だぜ」
真白:「仕方ねえよな、ひ、ひ」
真白:「なあ、こいつらも罪人だよ」
風見将吾:「おいおい、全部答えてくれるのかよ。想像よりだいぶいい人だったな……」
真白:「殺人未遂に…ほか色々だよ」
真白:「仕方ないよ、必要最低限の犠牲さ」
風見将吾:「オイッ! 俺らのどこが罪人だってんだよ! そっちの手袋野郎の方が圧倒的罪人だろうが!」
十海誠太郎:「誰かがやらなければならない仕事を引き受けてもらっている」
十海誠太郎:「確かに罪だろうが、予知やら何やらに支配されたこの街を全うにするためには必要な事だ」
仁奈川伊由:「……鏡の手の正体が、あんた?」
仁奈川伊由:「じゃあ、13年ごとに失踪事件を引き起こしてたのも、あんた?」
真白:「さあな~」
仁奈川伊由:むう、と唇を尖らす。
壱条ゆゆ:「真園さんは何の罪も犯していないはず」
壱条ゆゆ:「あるいは無自覚の、怪異に教唆されて行った罪すら裁くというなら、それは私刑です」
十海誠太郎:「彼女は殺すつもりはないといっても平行線だな」
風見将吾:「無駄だ無駄だ。多分これ以上聞いても平行線だよ」
真白:「話が早いな、ひひ」
風見将吾:「ほらな。やっぱ最終的にはオーヴァード流インタビューでいくしかないわけだ」
真白:「やるしかないぜ、誠太郎~」
仁奈川伊由:「ボコりながら聞いて、ボコった後に、もっと聞く!」
露野勲:「最初から殺意しか感じてない」
十海誠太郎:「残念だが、仕方ない」
露野勲:「質問は後だ。今度は、逃がさねえ! ……お前とだって戦える!」
真白:「ピーピー泣いてたガキどもがな~」
真白:「笑っちまうよなァ」
真白:「調子に乗ってよ」
風見将吾:「安心しろよ、5分後にはお前がピーピー泣く羽目になってる。命乞いでも考えとくんだな……!」
仁奈川伊由:(…それで、最後の質問も、答えさせてやる)
仁奈川伊由:("ここの仁奈川伊由は何者ですか?" ……知ってること全部、言わせてやる!)
壱条ゆゆ:「……まさか市長に銃を向けることになるなんてね」
壱条ゆゆ:「公務員なのよ。私」
壱条ゆゆ:似合わない軽口を吐きながら。涙も涸れた目の奥に、今は炎だけが燃えている。
真白:「『まじら』ァ!力を示せェ!」
GM:凶悪なワーディングが放たれます
GM:衝動判定 目標値は9
壱条ゆゆ:4dx
DoubleCross:(4DX10)→5[1,1,3,5]→5
仁奈川伊由:4dx+2>=9
DoubleCross:(4DX10+2>=9)→10[2,2,8,10]+1[1]+2→13→成功
露野勲:思い出の一品を使用し、達成値に+1
仁奈川伊由:2d10+91
DoubleCross:(2D10+91)→8[4,4]+91→99
仁奈川伊由:オオッ!?
壱条ゆゆ:98+2d10
DoubleCross:(98+2D10)→98+7[6,1]→105
露野勲:3dx+3>=9
DoubleCross:(3DX10+3>=9)→9[2,8,9]+3→12→成功
露野勲:OK
風見将吾:意志は弱いんだよな~
露野勲:2d10+94
DoubleCross:(2D10+94)→3[1,2]+94→97
風見将吾:カバーリング取ったけど意志伸ばすのを忘れてた
露野勲:GOOD!
風見将吾:3dx>=9
DoubleCross:(3DX10>=9)→9[2,3,9]→9→成功
風見将吾:成功してる!
風見将吾:風見将吾の侵蝕率を2d10(→7)増加(98→105)
壱条ゆゆ:私だけかよ~
風見将吾:よしよしよし
露野勲:97で止められたのはラッキーだ…!カバーリングエフェクトの侵食を払ってもリザレクト分が残った
GM:
真白(7)市長(5)
↑
10m
↓
壱条(4)仁奈川(4) 露野(11) 風見(5)
GM:配置はこのような感じになります
GM:セットアップ
仁奈川伊由:ブルーゲイル使用します。行動値4→9、侵蝕率99→104。
露野勲:なし!
風見将吾:なしなしです
壱条ゆゆ:《先陣の火》《アーティクルリザーブ》
壱条ゆゆ:行動値差し引き4→10へ 乗用車に搭乗
壱条ゆゆ:侵蝕105→111
真白:【螺旋の悪魔】【異形への変貌】
真白:攻撃力が上昇し
真白:シーン間の侵蝕ダイスボーナスが2倍
真白:更に暴走を受け
真白:【極限暴走】の効果を発動し
真白:【背徳の理】【破壊の渦動】【喰らわれし贄】【レックレスフォース】【円環螺旋】を使用したり効果を受けたりします
仁奈川伊由:なにが何~!?
風見将吾:多すぎぃ
壱条ゆゆ:装甲無視ダイス上昇攻撃力アップ以外が分からん
露野勲:これが本気の真白くんか
GM:ダイスが増えてー 装甲無視になってー 装甲が増えてー 攻撃力が上がりますー
仁奈川伊由:ヒャァ
壱条ゆゆ:ああ、装甲
風見将吾:装甲を抜けるポチだけが頼り
GM:装甲はそこまで高くないです
真白:首に紐でつるしてあった白い繭を手で掴み叫ぶ。
真白:「『まじら』ァ!力を示せェ!」
GM:「メェェェェェェッ!!」
GM:真白の頭部から異形の角が生える。
GM:角に生えた目がぎょろぎょろと周囲を睨んでいる
真白:「全力出す機会は中々ねえからなァ」
壱条ゆゆ:「白繭……!」
真白:「ひ・ひ」
真白:「せいぜい長く楽しませてくれや」
風見将吾:「黒いパチもんじゃねえな。本家のお守りか」
真白:「その方が良いよな、誠太郎~」
露野勲:「……悪魔みたいな見た目しやがって」
十海誠太郎:「私の趣味ではない、が」
真白:「爺が手を出してきたんだやるしかねぇよォ」
火車:にゃあん にゃあん
十海誠太郎:「そうだな、仕方ない」
十海誠太郎:「儀式は…」
壱条ゆゆ:歓喜の鳴き声と共に、周囲に弾けた火花から猫が生まれる。
十海誠太郎:「今、行う」
仁奈川伊由:「…儀式?」眉をひそめる。
壱条ゆゆ:猫が跳ね回り、壱条を囲うようにサークルを作り、そのまま
十海誠太郎:Eロイス『予告された終焉』を使用します
風見将吾:なにっ
十海誠太郎:対象は仁奈川さん
仁奈川伊由:エッ!
十海誠太郎:このままだとエンディングフェイズに仁奈川さんは死亡します。
仁奈川伊由:何~!?
壱条ゆゆ:市長殺!
風見将吾:しんじゃう!
露野勲:誠太郎が使ったのか……ここで死をプレゼントするしかない
十海誠太郎:「巫女の器を贄にすればより大きな力を得られるだろう」
十海誠太郎:「澱みを溢れさせるには十分だ」
十海誠太郎:「この街をより良くする為に、可哀想だが君には犠牲になって貰う」
壱条ゆゆ:「何を、言ってるのか、分からない。……いつも通り。けど」
GM:仁奈川さんの体にうっすらと影のような物がまとわりつくのがわかります。
GM:それが良くない者である事は君達にも理解できる。
十海誠太郎:「君達はこの街の歴史を知っているかね」
仁奈川伊由:「……っ!」圧迫感のようなものに苛まれる。いつも感じているものとは、似ているようで、まったく異なる。
露野勲:「なんだ、演説でもしてくれるのか?」
仁奈川伊由:「あたしはヨソ者だから全然知らないわね…!」
十海誠太郎:「かつて、大きな犠牲の元にこの街は力を得た」
十海誠太郎:「だが今の時代、そんなに多くの犠牲は払えない」
十海誠太郎:「ならば選ばれた一人をもとにすれば」
十海誠太郎:「少ない犠牲でより多くの幸福が得られるのだ」
十海誠太郎:「災厄を避けるだけの予知などではなく、具体的な力を」
十海誠太郎:「犠牲を選択し繁栄を実行する、それが力ある者の責任だ」
風見将吾:「市長のくせに人権意識が希薄すぎるな。その一人と仲良かったやつの事を全く考えてねえ」
壱条ゆゆ:「させるとでも」「思うの」
風見将吾:「繁栄たってどうせ俺らパンピーは大した恩恵に与れねえんだろ? まっぴらごめんだ」
仁奈川伊由:「……オカルトに支配された街を救うだのなんだの言って…」
仁奈川伊由:「結局自分も、似たようなことやってるんじゃない…!」
十海誠太郎:「私は祖父とは違う。一部の特権階級のみに利益を集中させたりはしないさ」
壱条ゆゆ:両手をつくように、炎のサークルの中で身を屈める。「罪の匂いがする。――火車!」
十海誠太郎:「犠牲があるならば、それに見合った成果を出していく!」
火車:(カ、カ、カ!) ゆゆを御者台に乗せた、禍々しき旧き車が、煉獄より浮上する。
真白:「お、おお!?面白いもんが来たぞ!」
真白:「燃えてるぜ!火だ!」
真白:「火は消さねえとな!雨で!」
真白:『さらなる絶望』を使用し
真白:尼蜘蛛を1体呼び出します
風見将吾:あっ増えちゃう
仁奈川伊由:餌!
露野勲:蜘蛛チャン!
火車:(家主が、いつなく燃えている喃)
壱条ゆゆ:「あの罪人を、私の元へ連れて来て! 私の元へ!」
GM:
真白(7)市長(5)尼蜘蛛(5)
↑
10m
↓
壱条(10)仁奈川(9) 露野(11) 風見(5)
GM:イニシアチブ
GM:露野さんの手番です
露野勲:よし!
露野勲:範囲攻撃のチャンス……マイナーで骨の銃を作成!
露野勲:侵食率97→100
風見将吾:三人とも叩き潰してくれー!
露野勲:メジャーでコンセ+カスタマイズ+死神の手+ギガンティックモード!
露野勲:対象は真白・市長・尼蜘蛛全員だ!
GM:きやがれ
壱条ゆゆ:オートで《マクスウェルプログラム》。判定のダイス+3。
露野勲:いただきます!
壱条ゆゆ:最後の一発だ!
露野勲:ダイス計算…
露野勲:15dx7-1
DoubleCross:(15DX7-1)→10[1,2,2,3,4,5,5,6,6,7,7,8,9,10,10]+10[2,3,6,7,8,9]+10[5,6,9]+2[2]-1→31
露野勲:剣精の手!
露野勲:1dx7+39
DoubleCross:(1DX7+39)→4[4]+39→43
仁奈川伊由:増えたッ
露野勲:がんばった方!
壱条ゆゆ:まあこんなもん!
露野勲:なにもせず喰らってくれ~
十海誠太郎:ドッジ
十海誠太郎:4dx
DoubleCross:(4DX10)→6[2,4,5,6]→6
真白:加虐の変異暴走なのでリアクションは可能
真白:ガードします
尼蜘蛛:自身に【領域の盾】を使用し十海誠太郎をカバー
壱条ゆゆ:やはりそっちが本体
GM:ダメージをどうぞ
露野勲:いきます!
露野勲:5d10+10+16諸々有効
DoubleCross:(5D10+10+16)→25[5,8,5,6,1]+10+16→51
露野勲:がんばった方!
風見将吾:これはいいダメージ!
仁奈川伊由:良いのでは!
GM:む、むむ
GM:ここは受けます
GM:尼蜘蛛は当然耐えきれない カブト虫食べてないし
仁奈川伊由:良かった~~
風見将吾:カブトムシ、スーパー栄養食
GM:2倍ダメージで消えます
壱条ゆゆ:おお!
GM:真白は結構なダメージを受けました
GM:演出をどうぞ
露野勲:よ、よし!
露野勲:「1000人を犠牲にするのも、1人を犠牲にするのも……」 リボルバーには、すでに骨と血を混ぜた弾丸が装填されている。
露野勲:「そいつの周りにとっちゃ同じことだ。人間が消える。消えられた方は」 射撃する。正確でなくてもいい。狙いは足元――
露野勲:「たまったもんじゃねえんだよ! てめえらが消えろ!」 着弾――と同時に、鋭い骨の杭が生成される。槍の穂先のようになって、真白たちを突き刺す。
尼蜘蛛:「あ…あ…」
尼蜘蛛:すすり泣くような鳴き声を発しながら
露野勲:「鉄杭蟲。うんざりするほど見たぜ……似た真似なら俺にもできる」 侵食率100→113
尼蜘蛛:市長の前で網を張る
尼蜘蛛:だがそれもろとも撃ち抜かれる
真白:「おわッ!?痛ェ!」
真白:「何だこりゃ!ああ?」
真白:「流石だなー!ちゃんと使いこなしてるヤツは違うぜ」
真白:自分に突き刺さった杭を無造作に抜き投げ捨てる
露野勲:「ああ!? 何が言いたい……てめーは違うのか?」
真白:「ニワトリやネズミとは違うって事だよ」
真白:「俺ももちろん、勝手にはさせてないからなァ」
真白:「ちゃんと、使いこなしてるよォ」
露野勲:(……だったら、使ってるやつ同士の戦いってことか? 初だな。もっと詳しく聞き出さねえと……)
GM:続いて壱条さんの手番
壱条ゆゆ:よしゃ!
壱条ゆゆ:マイナーで戦闘移動。
壱条ゆゆ:メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》《炎神の怒り》《煉獄魔神》。真白に攻撃!
壱条ゆゆ:使用武器は乗用車、運転攻撃だ
壱条ゆゆ:14dx7+4
DoubleCross:(14DX7+4)→10[1,1,3,3,3,3,6,6,7,7,9,9,10,10]+10[1,2,4,5,7,10]+10[7,8]+10[6,9]+6[6]+4→50
風見将吾:!?
露野勲:!!!
壱条ゆゆ:気合!!
風見将吾:ネコカー、めちゃくちゃやる気では
仁奈川伊由:おお!!
露野勲:劇場版だ!
GM:ヤッバ
真白:ガードします
壱条ゆゆ:暴走では?
GM:加虐の変異暴走なので
壱条ゆゆ:ああいや違うわ
GM:リアクション出来ます
壱条ゆゆ:そうでした 今見たのに!
GM:モリモリの攻撃ボーナスが20も減るんですけどね
GM:ダメージください
壱条ゆゆ:変な制約だよな、加虐……
壱条ゆゆ:6d10+28
DoubleCross:(6D10+28)→29[1,7,6,10,2,3]+28→57
仁奈川伊由:ヤバ
GM:ウゲェー
風見将吾:みんな今回強くない!?
壱条ゆゆ:仇だし……!
真白:耐えられない
真白:戦闘不能ですが
真白:Eロイス『苦痛のこだま』を使用します
真白:意思で対決し 負けた人に1d10ダメージ
壱条ゆゆ:私、暴走状態なんですけど
真白:ダメージを受けた人が居た場合
真白:復活して
真白:失敗した人の数×10HPが回復します
風見将吾:ひえー
仁奈川伊由:ウゲエ~!?
壱条ゆゆ:こ、こいつ
真白:8dx+7
DoubleCross:(8DX10+7)→10[1,1,1,3,4,5,8,10]+4[4]+7→21
真白:イエイイエイ
風見将吾:これはいかん
露野勲:おげーーー!
風見将吾:衝動判定の9すらギリギリだったのにw
壱条ゆゆ:意志よわよわチームにはあまりに過酷!
仁奈川伊由:固定値がえぐい
風見将吾:カバーもあるし次からは少し意志にも振るかな……意志判定。
壱条ゆゆ:ところで私もリアクションして大丈夫ですかね
風見将吾:4dx>=21
DoubleCross:(4DX10>=21)→10[3,4,9,10]+4[4]→14→失敗
露野勲:4dx+3>=21
DoubleCross:(4DX10+3>=21)→8[3,5,7,8]+3→11→失敗
仁奈川伊由:5dx+2>=21
DoubleCross:(5DX10+2>=21)→9[1,7,8,8,9]+2→11→失敗
GM:いいよー
壱条ゆゆ:5dx
DoubleCross:(5DX10)→6[1,4,4,5,6]→6
真白:\(^_^)/ニッコリ
仁奈川伊由:薄弱チーム!
露野勲:おいしいそうな顔をしやがってw
真白:40点回復します
真白:1d10
DoubleCross:(1D10)→9
真白:9点のダメージを受けてくださいね
露野勲:HP27→18
壱条ゆゆ:こっちの出目も良いのだしてきやがって……!
仁奈川伊由:HP24→15
壱条ゆゆ:30→21
壱条ゆゆ:侵蝕111→119
風見将吾:HP全快させておいてよかった……29が20点になりました。
GM:演出をどうぞ
壱条ゆゆ:「あ、あ、ぁ…………!」
壱条ゆゆ:自らの胸元に爪を立てる。そこから漏れ出した炎が、猫と火車の勢いを上げる。
壱条ゆゆ:罪の意識。それは燃料の1つだ。「私の、罪は……」
壱条ゆゆ:あの日、肝試しを提案したこと。行ってはいけない場所に興味を抱いたこと。知らなくてもいいことを知ろうとしたこと。
壱条ゆゆ:「違う。……全然、違った……!」
壱条ゆゆ:轟、と火車が加速する。その御者台の上で、大きく足を振りかぶる。
壱条ゆゆ:最先端に立ち、車の加速度を丸ごと乗せて、炎を纏った回し蹴りを真白めがけて繰り出した。
真白:「おごッ!?熱ッ!」
真白:その体が炎に包まれ焼かれる。
真白:「うおッ、燃え!燃えるッ!」
仁奈川伊由:「…めちゃくちゃキレてる? ゆゆちゃん」
壱条ゆゆ:牽引棒の間で、鳴きわめく猫を背に、真白を踏みつける。
真白:「ひ、ひ!熱いィ!」
壱条ゆゆ:フィリップの言葉を思い出す。こいつらはずっと、この町で凶行を繰り返していた。
風見将吾:「小学生の時の壱条はこんな感じだったよ。給食の配膳ワゴンで同じような事やって……しかし破壊力が別モンだなこれは」
真白:「うごぉ!?」
壱条ゆゆ:自分が反省し、諦め、泣いて、逃げている間もずっと。
露野勲:「蹴りにいきやがった……いまさらその話を思い出させるのか……」
真白:「は、ひ」
壱条ゆゆ:「私の罪は『知らなかったこと』」
仁奈川伊由:「へえっ…」風見さんを見る。
真白:「あはッ!ひ、ひ」
壱条ゆゆ:「『逃げたこと』『諦めたこと』『見ない振りをしたこと』……その全部」
真白:「痛いッ!熱いッ!痛いッ!ああああ、痛熱いいッ!」
壱条ゆゆ:「もう重ねはしない。全部、ここで、ここで止める!」
真白:「スゲェ!この痛みの少しでも」
真白:「お前の苦しみの少しを受け取ってやるからさァ」
真白:「お前達も俺の痛みを少し味わってくれよォ」
真白:「ぎひッ!痛えええええええええんだよぉおおおおおおッ!」
GM:その叫び声が君達の頭の中をかきむしる
仁奈川伊由:「っ……」頭の中に、叫び声がこだまする。
GM:熱さと苦痛が君達の中にフラッシュバックしていく。
風見将吾:「はた迷惑な奴だ。痛みならこの13年何度も味わってきたってんだよ……!」
壱条ゆゆ:「っ、ぐ……!」 痛みを堪えようとするが、踏みつける足の力が緩む
露野勲:「………ってぇなッ、この野郎……!」 血が出るほど頭をかきむしって、踏みとどまる。
仁奈川伊由:「はは、これ、あんたの力だっていうの……」割れそうな頭に耐性を崩しながら、そう言う。
真白:「あー…ヤバ」スッキリした顔
真白:「ヤバいな、こいつらヤベェよ。誠太郎~」
十海誠太郎:「はしゃぐな、真白」
GM:仁奈川さんの手番です
仁奈川伊由:はい!
仁奈川伊由:「何、勝手にスッキリしてんのよ…」
真白:「出すもん出した…から?」
仁奈川伊由:「……最ッ低!」カーッと頬が赤くなる。
仁奈川伊由:では、マイナーはなし。
仁奈川伊由:メジャーで《コンセントレイト:ソラリス》《アニマルアタック》《絶対の恐怖》《神の御言葉》《要の陣形》。
仁奈川伊由:対象は真白と十海市長。交渉攻撃します。
仁奈川伊由:10dx7+4
DoubleCross:(10DX7+4)→10[1,1,2,4,5,6,6,7,9,10]+10[2,7,8]+5[2,5]+4→29
仁奈川伊由:《妖精の手》!
仁奈川伊由:1dx7
DoubleCross:(1DX7)→2[2]→2
仁奈川伊由:えーと 36?
GM:ですね
仁奈川伊由:はあい 達成値36になりました!
十海誠太郎:ドッジ
十海誠太郎:4dx
DoubleCross:(4DX10)→10[3,8,8,10]+8[8]→18
仁奈川伊由:コワッ
真白:ガードします
仁奈川伊由:ではダメージ出します!
仁奈川伊由:4d10+16+6+10 装甲無視
DoubleCross:(4D10+16+6+10)→18[1,6,10,1]+16+6+10→50
仁奈川伊由:ヤッタッ 50ダメージ!
真白:うわー このままじゃ死ぬ
真白:【雲散霧消】を使用します
仁奈川伊由:何~ッ
真白:ダメージを-25
真白:ラウンド一回だけど範囲だ
壱条ゆゆ:こざかしい
仁奈川伊由:なんだって
真白:市長のダメージも軽減するぞ
露野勲:そういえば持ってたような…
GM:演出をどうぞ
仁奈川伊由:「良いわよ。…良いわ」
仁奈川伊由:「あんたが何者かも、あんたら二人がどういう関係なのかも、分かってないし、どうせ教えてくれなそうだし」
仁奈川伊由:「だから、あたしが…、この、UGNチルドレン《キツネツカレ》が教えてあげる!」
仁奈川伊由:雨が降りしきる薄暗い交差点に、鬼火が灯る。視界が揺らぐ。
仁奈川伊由:「あんたらがどんなご立派な理想を掲げててもねえ! …あたし達、UGNにしてみればっ!」
仁奈川伊由:「あんたらなんて、ただの……」そう言いながら、姿が揺らぐ。
仁奈川伊由:あなたの前の、私が消えて。あなたの前に、あなたが立つ。
仁奈川伊由:……それは鏡だ。 鬼火が輪郭をなぞる。空間に、古美術品のような鏡が浮かぶ。
雲外鏡:鏡から。
雲外鏡:手が伸びて。ひらひらと揺れて。
雲外鏡:美しい手の指先が。あなたを掴んで。
雲外鏡:鏡の中に、引きずり込んで。
雲外鏡:あなたが忘れていたとしても。あなたが知らない、あなたの全てを。
雲外鏡:暴く。
十海誠太郎:「これ…は」
仁奈川伊由:そういう白昼夢を見せる、鏡の幻惑。
仁奈川伊由:「……ただの、ジャームっていう、無粋な怪物よ!」
真白:「あはッ」
真白:影の中から無数の影の腕が伸びる
真白:それはあたかも同じようにひらひらと揺れながら。
真白:二人を現実へと抱き留める。
十海誠太郎:「なるほど、なるほど」
仁奈川伊由:「…ちっ」阻害されたのに気付いて、苛々と舌打ち。
十海誠太郎:「少し、子供の頃を思い出したよ」
十海誠太郎:「あの…水槽の中に沈んでいく子供達」
十海誠太郎:「私は、彼らと同じになどならない」
仁奈川伊由:「一体、どんなとこにいたっていうの、あんた…」
真白:「おいおいおいおい、何言ってんだ。誠太郎~」
真白:「夢でも見たのか?」
十海誠太郎:「む…ああ、そうだな」
風見将吾:「水槽……水槽? 何の話だ……? 随分複雑な幼少期だったみたいだな」
真白:「お前らが沈んじまうって話さァ」
壱条ゆゆ:「抑え込んで聞き出せば良い」
GM:真白の手番です
仁奈川伊由:仁奈川伊由の侵蝕率を14増加(104→118)
露野勲:「……そろそろ……来るか!」
真白:マイナーで【無形の爪牙】【抉り穿つもの】
真白:メジャーで【シャドーテンタクル】【コンセントレイト】【背教者殺し】【原初の赤:要の陣形】【原初の灰:苦痛の光】
GM:1d4
DoubleCross:(1D4)→4
GM:4だから風見さん以外の3人
仁奈川伊由:なんだって
風見将吾:ホッ
GM:苦痛の光は1点でもダメージを受けると行動値-20 シーン間です マイナーで解除可能
仁奈川伊由:マイナー空いてるから 食らっても問題ないッス
壱条ゆゆ:もともと2ラウンド目から行動値0です
風見将吾:背教者殺しが入っとう!
仁奈川伊由:判定ダイス減らされる!
GM:背教者殺しでダイスは-2個
GM:でもこれラウンド間なんだよね
壱条ゆゆ:それな
GM:まあ次のラウンドは先手とるからなフフフ
仁奈川伊由:ひゃ~
真白:21dx7+5
DoubleCross:(21DX7+5)→10[1,1,1,1,2,2,3,3,4,5,5,7,7,7,7,8,9,9,9,10,10]+10[1,1,1,3,4,7,8,9,10,10]+5[1,2,3,4,5]+5→30
壱条ゆゆ:暴走リア不
真白:んんん、思ったより伸びないな
GM:リアクションどうぞ
露野勲:ドッジしてみるぞ……!
仁奈川伊由:ドッジ!
仁奈川伊由:4dx+1>=30
DoubleCross:(4DX10+1>=30)→7[4,5,6,7]+1→8→失敗
仁奈川伊由:ハッハッハ
露野勲:6dx>=30
DoubleCross:(6DX10>=30)→10[2,3,4,7,8,10]+7[7]→17→失敗
露野勲:無理んご
風見将吾:がんばったほう
真白:4d10+48-20
DoubleCross:(4D10+48-20)→15[8,3,2,2]+48-20→43
GM:装甲無視です
露野勲:崩れずの群れで仁奈チャンをカバーリングします
壱条ゆゆ:乗用車とボディアーマー分の装甲がーっ
壱条ゆゆ:死亡!
風見将吾:-20してこれ、結構痛い
仁奈川伊由:ありがたすぎる~~~
壱条ゆゆ:溺死事件のロイス切って復活
露野勲:目つきの鋭い男のロイスをタイタス昇華して復活
露野勲:侵蝕113→115
GM:君達の影の中から
GM:無数の手が這い上がり
GM:影の中に引き摺り込む
仁奈川伊由:「………っ」狙われたのを直感して、でも、だからこそ、動かない。
GM:激痛が走ったと思ったところで吐き出される
真白:「ひ、ひ」
露野勲:「……どいてろ!」 仁奈川を突き飛ばし、二人分の腕を引き受ける。
真白:「それが、この街の底に溜まった澱みだァ」
仁奈川伊由:「いっ」突き飛ばされる。「……雑!ありがたいけど!」
壱条ゆゆ:「、――――、ッ――!」 激痛の中で悲鳴を堪え、吐き出される。
風見将吾:「チッ」 とっさに手を蹴り潰して退避している。 「なあにが澱みだ! テメーこそ澱みを生み出してる張本人だろうが!」
真白:「誰も喰わねえ、何にもならない」
真白:「利用価値が無いゴミさ」
真白:「生贄どもの搾りかす、恨みの塊だ!」
露野勲:「こんなのに捕まってる場合じゃねえぞ、壱条もだ……」
壱条ゆゆ:「またそれ。贄……!」傷口に炎が灯り、動ける程度の治癒だけを行う。
真白:「500何年もウジウジしやがってよぉ」
真白:「恨みがあるなら出てきて復讐しろっつうんだよォ」
露野勲:「クソ野郎。自分でわかってるタイプのいじめっ子ってのは……無条件で腹立つよな……!」 掴まれた箇所をむしりとり、高速で修復する。
仁奈川伊由:「今度は街に流れてるエネルギーの話…? ああもう、次から次へと…インタビュー項目を増やして…!」
壱条ゆゆ:「何もかも、指定の報告書様式にまとめて提出させてやる」
壱条ゆゆ:感情を隠さずに呟く。
仁奈川伊由:「はは、良いわねそれ。こっちには記者もいるし、心強いわ」
風見将吾:「任せろよぉ。この会話だってちゃんとこっそり録音してるからよ」
風見将吾:「言質はバッチリなんだよ。あとで言った言わないの水掛け論にはさせねえ。全部吐かせてやる」
GM:では風見さんの手番です
風見将吾:ちゅん!
風見将吾:マイナーで《骨の剣》《死招きの爪》。武器を作成します。
風見将吾:風見将吾の侵蝕率を6増加(105→111)
風見将吾:そして《コンセントレイト:エグザイル》《貪欲なる拳》《伸縮腕》《異形の祭典》。対象は真白くんと市長さんです。
風見将吾:3体まで攻撃できるんだけど、次ラウンドでカブトムシが3匹出てくるとかそういうことがない限りは今使っていいはず……
風見将吾:11dx7+5 えいやっ
DoubleCross:(11DX7+5)→10[1,1,1,2,4,5,5,5,6,6,9]+5[5]+5→20
風見将吾:なんで風見は安定して命中率が悪いの!!
露野勲:よ、妖精の手は使いますか!
風見将吾:よ、妖精的なやつとかバディ的なやつとかをもらえますか……?
露野勲:残ってたかな…?
仁奈川伊由:《妖精の手》は…これでラスト!
仁奈川伊由:あげちゃう!
風見将吾:やった!
GM:くっ
風見将吾:1dx7+25
DoubleCross:(1DX7+25)→10[7]+6[6]+25→41
十海誠太郎:ドッジ
仁奈川伊由:おおお
十海誠太郎:4dx
DoubleCross:(4DX10)→6[2,5,5,6]→6
仁奈川伊由:仁奈川伊由の侵蝕率を4増加(118→122)
十海誠太郎:【領域の盾】を使用
十海誠太郎:真白にカバーリングさせます
風見将吾:インチキ……インチキッ……!
風見将吾:だが受けてもらうぞ2倍ダメージを!
風見将吾:5d10+2d10+43 今回は対抗種を忘れていません。もろもろ有効
DoubleCross:(5D10+2D10+43)→34[6,9,10,1,8]+18[8,10]+43→95
風見将吾:あっ強い
仁奈川伊由:エ!?
仁奈川伊由:何!?
風見将吾:風見将吾のHPを17に変更(20→17)
露野勲:これは高い!
GM:エッ
風見将吾:風見将吾の侵蝕率を10増加(111→121)
GM:カバーしてよかった
風見将吾:でも真白くん復活したてだからオーバーキルな気がするw
真白:倒れます
真白:戦闘不能
風見将吾:やった!敵将討ち取ったり!
GM:演出どうぞ!
風見将吾:「巫女の器だのなんだの、分かった顔してひとりでペラペラ喋りやがって」
風見将吾:「こっちは未だに中途半端にしか分かってねえってのに!」 勢い良く飛び出す。
真白:「あれだよ、メイドの土産ってヤツだよ」
風見将吾:「お前が冥土に行くってことだよなあそれは!」 コンビネーションを叩き込む。蹴り、掌底、裏拳。
風見将吾:狙いは最初から真白ひとりだ。13年間ずっとこの顔をぶん殴ろうと思っていた!
真白:「おっ?なッ…!ごあッ!」
風見将吾:常人が受ければ内臓破裂で死亡するくらいの衝撃だ。それを三度、一瞬で叩き込んだ。
風見将吾:「あの時のガキどもが……なんだっけか? なんか言ってたよな? "笑える"とかなんとか?」
風見将吾:「笑ってみろよ……笑った回数だけぶん殴ってやる」
真白:「ひ、ひ」
真白:「アハ…ごぼ…げ…ひ」
風見将吾:「巫女ってななんなんだ! この街で何が起きてて……13年前何があったんだ! 答えろ!」
風見将吾:「お前は13年前、あそこで何してたんだよ!」
真白:「あー…」
真白:「力が…欲しかったんだよォ」
真白:「だから、色々やってたんだけど。動物じゃあダメだった」
風見将吾:「……だから人間か……!」
真白:「ちょうど、お前らが来て」
真白:「上手くいったんだ、ひひひ」
壱条ゆゆ:「そんな、ことで……ッ」
真白:「良かっただろ?お前らも、人以上の力を得てよぉ」
真白:「なぁ、誠太郎~」
真白:「お前も…」
GM:どろりと崩れ落ちる
風見将吾:「……くそっ。勲悪い、手加減は少しだけしたつもりだが」
風見将吾:「生け捕りはできなかった。市長の方に話を聞くしかなさそうだぞ」
GM:十海誠太郎の手番です
十海誠太郎:「…悪い癖だな、真白」
十海誠太郎:「そういう悪ふざけをするのは」
露野勲:「……いや……」
露野勲:「終わってないのか? いまので……!」
十海誠太郎:【さらなる力】【アニマルテイマー】【コンセントレイト】【世界樹の葉】【癒しの水】
十海誠太郎:「正解だ」
十海誠太郎:「流石は探偵だな」
十海誠太郎:7dx7+7
DoubleCross:(7DX7+7)→10[1,2,2,4,8,10,10]+5[3,5,5]+7→22
風見将吾:!?
十海誠太郎:成功!
仁奈川伊由:ギャー!?
露野勲:ほぎゃ!
壱条ゆゆ:そのアニマルテイマーは何!?
真白:復活&再行動&回復
露野勲:さらちか世界樹葉癒し水
風見将吾:ほええ
露野勲:近寄らないで…バケモノ…!
壱条ゆゆ:対決にしてるのか?
風見将吾:復活リソースが切れるまで殴らないとダメ……ってコト?
壱条ゆゆ:領域の盾が切れるまで……
露野勲:真白をすばやく排除して市長を殴るしかない
真白:「いやァ、だってさ」
真白:「ひひ、なんかそういう流れじゃなかった?」
風見将吾:「こいつ……!?」
風見将吾:「ふざけんな! 倒しただろ確かに!」
壱条ゆゆ:「市長から、力を分けて……!」
仁奈川伊由:「……どこでもムッカつく根性してる」顔をしかめる。
真白:「あー…驚いてるところ悪いけど」
真白:「自分の足元を注意しなよ」
GM:真白の手番です
GM:1d4
DoubleCross:(1D4)→1
GM:露野さん以外
真白:【シャドーテンタクル】【コンセントレイト】【背教者殺し】【原初の赤:要の陣形】
真白:21dx7+5
DoubleCross:(21DX7+5)→10[1,1,1,2,2,3,3,5,5,5,6,6,6,7,7,8,9,9,10,10,10]+10[1,1,2,4,6,7,10,10]+10[4,7,8]+10[4,8]+2[2]+5→47
風見将吾:ギャワワワワ
真白:来た!
風見将吾:背教者殺しがな~
仁奈川伊由:無理だよぉ~
壱条ゆゆ:ラウンド間だからね
真白:Eロイス『サディスティック10』を使用します!
仁奈川伊由:何~!?
壱条ゆゆ:またなんか変なの出てくる
GM:10が5個あるので
GM:50点HP回復します
風見将吾:インチキ……インチキ……!
露野勲:いやっ、このEロイスは
露野勲:ダメージロールの出目によって回復値が決まるはず…!
GM:あ、ダメージの方か
風見将吾:ほんとだ!
GM:よし
露野勲:これなら50点も回復しないはずだッ
GM:ダメージロールに期待しよう
GM:リアクションをどうぞ!
壱条ゆゆ:暴走リア不
風見将吾:どうしようかな。絶対ドッジできる気はしないのでガードしてみます。
仁奈川伊由:うーんどうしようかな
仁奈川伊由:ドッジするだけしてみよう
仁奈川伊由:4dx+1
DoubleCross:(4DX10+1)→8[5,5,8,8]+1→9
仁奈川伊由:無理です
露野勲:カバーいる人~
仁奈川伊由:大丈夫!
風見将吾:露野さんはせっかく範囲外なのでそのままで!
露野勲:ダメージだけだからいらないかな
仁奈川伊由:ですね
壱条ゆゆ:そうね
露野勲:見守りの勲
風見将吾:ゆゆ太郎は軽そうだから、風見がカバーするならニナちゃんなんだけど
仁奈川伊由:今回は受けますよお
壱条ゆゆ:ゆゆ太郎はエンゲージが一人だけ違うからどのみち庇えないぞ
風見将吾:あっほんとだ
風見将吾:あっでも
風見将吾:やっぱりにな太郎カバーしていい?
仁奈川伊由:え、そういうことであれば!
壱条ゆゆ:いけそうなら風見さんに閃熱飛ばす
仁奈川伊由:カバーされる分には嬉しいことしかないため、されます
風見将吾:俺はョ……勲みたいに雑に庇ったりはしないからょ……
風見将吾:とりあえずダメージ見てから決めようっと
風見将吾:んっ!? いや崩れずってダメージロールの直前じゃん!
風見将吾:《崩れずの群れ》。ニナちゃんをカバーします。
仁奈川伊由:たすかる!
風見将吾:風見将吾の侵蝕率を2増加(121→123)
真白:ダメージ
真白:5d10++48-20
DoubleCross:(5D10+48-20)→36[8,9,7,4,8]+48-20→64
GM:10でないじゃん
風見将吾:装甲無視でしたっけこれw
仁奈川伊由:出目がヤバいのよ
GM:装甲は無視だぜ
風見将吾:ガード値で減らして58ダメージ。HPが17なので
風見将吾:ゆゆ太郎が42以上を閃熱で出してくれれば生き残れるんだけど、どうしましょうかねこれw
壱条ゆゆ:58二倍で116でしょ?
風見将吾:!?
風見将吾:ほんとだ!絶対死ぬ!
壱条ゆゆ:カバーしたのを思い出せ!!
風見将吾:絶対死にました
露野勲:絶死
仁奈川伊由:マジサンキュー
風見将吾:-仇/目つきの鋭い男/羨望/○憤懣/ロイス OPで取ったこれをタイタス昇華して復活。
壱条ゆゆ:その横で特に問題なく死亡
風見将吾:モルカーの装甲が意味をなさなかった
壱条ゆゆ:仇の男のロイスを切って復活
真白:「ほぅら、死ね!苦しめ!」
真白:再び無数の腕が君達を苦痛の影の中に引き摺り込む
風見将吾:「やべっ……! ニナちゃん下がれ!」 ニナちゃんを突き飛ばし、二人分の腕に引きずり込まれる。
仁奈川伊由:「また来たっ…」
仁奈川伊由:「て」
仁奈川伊由:「だから、雑!」突き飛ばされる。
露野勲:「さっきより元気じゃねえか、あの野郎……!」 再装填。 「耐えろ! 一気に仕掛けなきゃダメだ!」
壱条ゆゆ:「風見! 自分で!」それを見届け、引きずり込まれる。
仁奈川伊由:「そんなに…必死に…、めちゃくちゃに守ってくれちゃってさ」呟く。
仁奈川伊由:「もう」
風見将吾:「一気に……一気にね。オーケー覚えた……」
風見将吾:「復活する間もなくミンチにしてやる」 血を吐き捨て、再び構える。
壱条ゆゆ:「ん、ぐっ……!」 堪えきれず、呻き声が漏れる。やがて地面の上に吐き出され……その手に、何かを握っている。
壱条ゆゆ:自ら取り込まれ、影の、淀みの一部を掴んで抱えている。
壱条ゆゆ:「……取った、わよ。資料」咳き込み、睨み付ける。
仁奈川伊由:「だっ…いじょうぶなの、それ?」
壱条ゆゆ:「さあ。すごく痛いけど」
壱条ゆゆ:「言ったでしょ。私はもう逃げない。……全部、調べてやるんだから」
仁奈川伊由:「…そう」
仁奈川伊由:「んじゃ」ちょっと笑う。「分けっこしない?後でさ」
仁奈川伊由:「あたし達、そうやっていこうよ…」
GM:クリナップは何もないと思うので
GM:2ラウンド目セットアップ
壱条ゆゆ:「む、……」咄嗟に拒否しようとして口を噤む。「貴方じゃないと分からないこともあるかもだし。でも、気をつけて」
壱条ゆゆ:なし。行動値はデバフと乗用車を合わせて0(-20)になります
仁奈川伊由:「…ん、おっけ」嬉しそうに返す。
仁奈川伊由:こちらなし!行動値が4に戻ります。
露野勲:そういえば露野の行動値もゼロです。
露野勲:セットアップなにもなし!
風見将吾:「小学校の頃のやんちゃ壱条が戻ってきたな。不良6年生をぶん殴った時みたくあいつらも殴り倒してくれるといいんだが……」
風見将吾:セットアップはなしなしですワン
真白:【螺旋の悪魔】
仁奈川伊由:なんかきた!
真白:攻撃力を上げる
壱条ゆゆ:そうか、螺旋は普通にラウンドだもんな
風見将吾:行動値0がいっぱいあるの、なかなか見れないマップだなあw
GM:何も無ければ真白が行動します
壱条ゆゆ:ないです!
仁奈川伊由:あ、仁奈川は4ですね!苦痛の光は喰らってないぜ
GM:そうだった
仁奈川伊由:めちゃくちゃに守ってもらえている 嬉しい
GM:
真白(7)市長(5)壱条(0)
↑
10m
↓
仁奈川(4) 露野(0) 風見(5)
真白:【シャドーテンタクル】【コンセントレイト】【背教者殺し】【原初の赤:要の陣形】
風見将吾:背教者殺しはやめて~
仁奈川伊由:ウオオ!《隠された世界》使用します。
GM:1d4
DoubleCross:(1D4)→4
風見将吾:!
GM:おっと?
GM:つまり?
風見将吾:あなたの知らない隠された世界
露野勲:隠せ隠せ!
仁奈川伊由:その対象を1人に変更させてもらうぜ!
GM:むむ
仁奈川伊由:誰にするかはGM側に選択しなおしてもらう世界です
GM:じゃあ当たる人ダイス 行動表の上から順
GM:1d4
DoubleCross:(1D4)→4
GM:今の4番目は露野さん
仁奈川伊由:1d10 侵蝕率上昇
DoubleCross:(1D10)→5
仁奈川伊由:仁奈川伊由の侵蝕率を5増加(122→127)
露野勲:こいーっ
真白:21dx7+5
DoubleCross:(21DX7+5)→10[1,1,1,2,2,3,4,5,5,6,6,7,7,7,8,8,9,9,9,10,10]+10[1,5,5,6,6,7,8,8,8,10]+10[3,6,7,9,9]+10[2,7,9]+3[2,3]+5→48
仁奈川伊由:殺意!
露野勲:ど根性ドッジを見せてやる
露野勲:6dx>=48
DoubleCross:(6DX10>=48)→9[2,3,5,6,7,9]→9→失敗
露野勲:根性無し!ヒット!
風見将吾:まっしろくん安定して出目いいな~と思ったけど、ダイス21個もあれば当然か
風見将吾:ダメージ控えめなら閃熱で弾ける!
真白:5d10+48-20
DoubleCross:(5D10+48-20)→34[8,10,1,7,8]+48-20→62
露野勲:控えてない
仁奈川伊由:ぜんぜん控えてない
真白:ん、もう使っとくか
風見将吾:これはだめそう
真白:Eロイス『サディスティック10』
真白:10点HP回復
壱条ゆゆ:62ひく13だから、48以上でしょ?
真白:あとさっきの癒しの水のブン回復しわすれてたのでしておこう
仁奈川伊由:こいつしぶとすぎる
壱条ゆゆ:《閃熱の防壁》
真白:4d10+5
DoubleCross:(4D10+5)→15[4,4,5,2]+5→20
壱条ゆゆ:62-8d10
DoubleCross:(62-8D10)→62-30[2,1,10,2,2,7,5,1]→32
露野勲:オオッ 閃熱チャンス!
風見将吾:期待値ちょい上ならいける!
風見将吾:期待値!
仁奈川伊由:おおお!
壱条ゆゆ:ごめんね
風見将吾:より低かった
仁奈川伊由:しょうがないね
露野勲:あら~ これは無理! 十海景清のロイスをタイタス昇華して復活
風見将吾:閃熱の侵蝕もあげるんやで!
壱条ゆゆ:111→115
真白:「何か拾ったみたいだけどさァ」
真白:「もう一度落ちて取り返せばいいだろ」
真白:「沈め!沈めェ!」
GM:君達の足ものと影が再び蠢く
風見将吾:「こいつこればっかりかよ!」
仁奈川伊由:「………また雑に」
仁奈川伊由:「突き飛ばされてたまるか!」
仁奈川伊由:少女の足元で鬼火がゆらめく。
みずち:足元に纏った小さな龍が、影から伸びる手を押さえつけるように蜃気楼の手を生み出す。
みずち:影の手と幻の手が争うように押し合い、攻撃を妨げる。
露野勲:「それでいい。こっちに引き付けろ……そろそろわかってきたんじゃねえか、おい」
露野勲:「俺は死なない! 死んでたまるか!」 掴まれた箇所を撃ち抜き、自分の肉ごと切り離す。
壱条ゆゆ:「火車!」
壱条ゆゆ:減った影を、跳ねる手をじゃらしのように炎の猫が引っ掻き回し、飛びつく。
仁奈川伊由:「……いつか死ぬでしょ、そんなの…!」
壱条ゆゆ:だが、「……い……!」 淀みを掴んだ手の痛みに、猫の火勢が緩む。止めきれない。
風見将吾:「壱条の猫ちゃんでもダメか。おい勲、生きてるな!」
露野勲:「ああ。いつか死ぬ……かもな。だが、いまじゃないし、こいつの前ででもない」
風見将吾:「こいつ性格悪いからよ。この戦いで死んだらゲラゲラ笑って死体撃ちされるぞ。絶対死ぬなよ」
露野勲:「……わかってる。どっちが先に限界が来るか、我慢比べだ。負けるわけがねえ」
GM:風見さんの手番です
風見将吾:あっそうか ほかは行動値0
風見将吾:ちなみになんですけど、待機した時って行動値逆順?だから
GM:一番最後かな
風見将吾:ヨシ! ここで殴っても復活されそうなので、待機マンします。
GM:市長の手番です
風見将吾:あっ、ちょっとだけ待ってください!
GM:およ
GM:イイヨー
GM:マツヨー
風見将吾:やっぱり待機!
風見将吾:市長の行動を拝見しましょう
GM:OK
十海誠太郎:【さらなる力】【アニマルテイマー】【コンセントレイト】【癒しの水】
十海誠太郎:7dx7+7>=20
DoubleCross:(7DX7+7>=20)→10[1,1,8,8,8,9,10]+10[7,7,8,9,10]+10[3,7,9,9,9]+6[1,2,6,6]+7→43→成功
風見将吾:よし!これでこのラウンド復活は来ないぞ……!
風見将吾:だから高いって!
GM:HP回復を入れれば耐えられるさきっと
十海誠太郎:4d10+5
DoubleCross:(4D10+5)→34[6,9,9,10]+5→39
GM:ほっほーい
仁奈川伊由:オイオイオイ
GM:メッチャ回復した
露野勲:回復力が高い…!
露野勲:こいつ…おもてなしの化身か…!?
壱条ゆゆ:市長だからか……!
風見将吾:一番嫌なのはこのラウンド最後まで真白くんがHP1とかで生き残って、待機した風見がどうやっても市長を殴れなくなるパターンだが……
十海誠太郎:「たたみ掛けるぞ、真白」
風見将吾:その程度の回復でニナ露野ゆゆの火力に耐えられるかな!
真白:「人使いあらいなァ!誠太郎~」
真白:「良いけどよぉ」
GM:市長が古い本を取り出し何かを呟くと
GM:地面から澱みが溢れて真白の体に取り込まれていく
真白:「ひ、ひ。ゴミ喰って元気も出たし」
真白:「お前らはそろそろ死んどけ」
GM:真白の手番になります
仁奈川伊由:「…なにあの本」呟く。「次から次へと…」
真白:【シャドーテンタクル】【コンセントレイト】【背教者殺し】【原初の赤:要の陣形】
GM:1d4
DoubleCross:(1D4)→2
GM:仁奈川さん以外!
仁奈川伊由:ワッ…
風見将吾:雑に庇えないw
仁奈川伊由:いいのか悪いのか!
壱条ゆゆ:私を庇えーっ!
風見将吾:露野さんはこのあと範囲攻撃をしてもらうので、ここは風見が露野さんをかばう方向で……と思ったけど
露野勲:大丈夫、もう背教者喰らってるから…
風見将吾:ほんとだ!
露野勲:ここは露野がゆゆチャンを庇うぞ!
壱条ゆゆ:無理です
壱条ゆゆ:エンゲージが違うので
露野勲:無理だった
風見将吾:wwww
露野勲:ま、まあ…ドッジすれば大丈夫でしょ…
壱条ゆゆ:何の駆け引きも発生せずにさっきから死んでるんだよ!
仁奈川伊由:が がんばれ……
風見将吾:この絶妙な噛み合わなさ、かえって幼馴染感がある
壱条ゆゆ:暴走中だ!!
露野勲:庇うまでもなかった!そういうこともある!
露野勲:暴走中じゃん
仁奈川伊由:そういや暴走もしてた
風見将吾:とりあえず達成値をください!
真白:21dx7+5
DoubleCross:(21DX7+5)→10[1,2,3,3,4,4,5,5,6,7,7,7,7,8,9,9,10,10,10,10,10]+10[1,1,3,3,3,6,6,7,8,9,10,10]+10[1,6,6,6,9]+2[2]+5→37
風見将吾:達成値5とかなら全員ドッジして終了だし
風見将吾:こっちが終了しそう
壱条ゆゆ:暴走リア不だっつってんの
仁奈川伊由:ワ~ バディムーブあげたくなっちゃう
露野勲:6dx>=37
DoubleCross:(6DX10>=37)→10[1,1,3,6,7,10]+1[1]→11→失敗
風見将吾:裏切り者!
風見将吾:もう閃熱もないんだよな~
風見将吾:ガードしても絶対死ぬでしょ。ドッジ。
風見将吾:7dx>=37
DoubleCross:(7DX10>=37)→10[1,1,6,6,6,7,10]+5[5]→15→失敗
露野勲:じゃあ露野が将吾を庇おう ロイス1枚節約&背教者回避
風見将吾:ありがたい!これで背教者デバフが回避されました
露野勲:崩れずの群れで将吾をカバー! 侵食率115→117
壱条ゆゆ:ダメージください
真白:4d10+48-20
DoubleCross:(4D10+48-20)→13[6,2,4,1]+48-20→41
風見将吾:あっ低い
壱条ゆゆ:さっきの攻撃の時にこれ出せよ1
風見将吾:これ閃熱すればワンチャンあったやつ!
壱条ゆゆ:二倍ダメージだと無理でしょ
風見将吾:露野さんにかばってもらったので風見は無傷です。
露野勲:うおーっでも死! 風見将吾のロイスをタイタス昇華して復活!
壱条ゆゆ:死亡。フィリップのロイスを切って復活!
壱条ゆゆ:残りロイス、3!
風見将吾:あかんあかん
仁奈川伊由:ヤバい
仁奈川伊由:ゆゆちゃんこっち戻っておいで!
壱条ゆゆ:侵蝕は低いから大丈夫
真白:「そろそろ遊び飽きてきたんだけどよぉ」
真白:「何度這いあがって来ても無駄だと思うぜ」
真白:「ほれ、堕ちろ堕ちろ~」
GM:また澱みの中に手が引き摺り込んでくる
露野勲:「うるっせえな! こいつは!」 掴まれた部分を破壊し、将吾にたかる腕も自らの体で巻き込み、引きちぎる。
壱条ゆゆ:「…………ッ、ゲホッ!」
露野勲:「おい! 呼吸整えろ! クソ野郎を黙らせてやるッ、ちゃんと殴れよ!」
壱条ゆゆ:三度引きずり込まれる。片手に掴んだ淀みが取り返され、
風見将吾:「……ここが正念場だな。ちょっとマジにならんとまずそうだ」
壱条ゆゆ:今度は逆の手で、掴み上げている。
風見将吾:「チャンスは一瞬だ。全員でボコって、再生する間も与えない……それしかない」
仁奈川伊由:「…チャンスのタイミングは」
仁奈川伊由:「教えてくれるわけ?」
壱条ゆゆ:「わか、ってる……」度重なる引きずり込みにぼろぼろだが、目は力を失っていない。
露野勲:「チャンスのタイミングは……」 こちらも呼吸する。 「俺がこいつを撃ったら……だ!」 リボルバーを構える。
GM:仁奈川さんの手番です
仁奈川伊由:待機します!チャンスを待ちます
GM:壱条さんと露野さんの手番
風見将吾:あっそうか、露野ボンバーで範囲撃ったあとに畳み掛けるんだった
露野勲:先に範囲撃ちますか!
壱条ゆゆ:露野……範囲頼む
仁奈川伊由:おねがいします~
露野勲:というわけで、先に動きます。
露野勲:マイナーで骨の銃。 侵食117→120
露野勲:メジャーでコンセ+カスタマイズ+死神の手+ギガンティックモード、で真白と市長の両方を狙います。
風見将吾:これ一発で真白クンが落ちてくれるとたいへんうれしみ
露野勲:……さらに仁奈川伊由のロイスをタイタス昇華して、C値を1減少させる!
風見将吾:えっ大丈夫なんですかそれ!?
壱条ゆゆ:無敵のDロイス使い……!
露野勲:残りロイス3だが、Eロイスを考えると無理な攻撃じゃない!
仁奈川伊由:ヒェェ
露野勲:ダイス10個で、C値6。いくぞっ
露野勲:10dx6-1
DoubleCross:(10DX6-1)→10[3,4,4,5,5,6,6,8,8,10]+4[1,1,1,3,4]-1→13
露野勲:
露野勲:剣精の手
露野勲:1dx6+19
DoubleCross:(1DX6+19)→1[1]+19→0(ファンブル)
風見将吾:えええ
仁奈川伊由:エエ~~!
露野勲:合計20……。……。
壱条ゆゆ:嘘でしょ……
風見将吾:チャンニナ!チャンニナ!
風見将吾:今こそバディムーの時!
仁奈川伊由:ア!!
露野勲:もう妖精ないスか…?
壱条ゆゆ:あとファンブルじゃなくて20だと思う
露野勲:そうですね。20です。
GM:追加の1ですからね
仁奈川伊由:バディムーブ使います! 妖精なくなっちゃった…
風見将吾:19が20になったの、あまりお得感がない
風見将吾:あたってくれ~!
露野勲:じゃあ、達成値23! 当たって~!
十海誠太郎:頑張れば避けられるのでは
十海誠太郎:4dx
DoubleCross:(4DX10)→9[4,5,7,9]→9
十海誠太郎:ダメ
真白:ガード
十海誠太郎:【領域の盾】でカバーしてもらいます
露野勲:な、なんとか当たった…がんばれ!
露野勲:3d10+10+16諸々有効
DoubleCross:(3D10+10+16)→17[8,8,1]+10+16→43
仁奈川伊由:なんとかなれー!
露野勲:ダメージは普通!
壱条ゆゆ:ダメージダイスは良い!
風見将吾:2倍ダメージだからだいぶいい感じなはずだが……
真白:装甲が9ガード値が1
真白:33の倍で66
真白:HPは丁度80まで回復しているので
風見将吾:ぐえー
真白:耐えます
仁奈川伊由:何~~!?
露野勲:だめかっ……!
壱条ゆゆ:そんな回復してた!?
露野勲:「何度も何度も掴んでくれやがって……」 装弾の六発、すべてを叩き込む。雨粒を弾いて弾丸が飛ぶ。
GM:あちがう70だった
露野勲:「こっちからも、お返しだ。そこを動くな!」 着弾――弾丸が破裂する。露野勲の血と骨から生み出された、無数の青白い腕が二人を掴みにかかる。
GM:でも耐える
十海誠太郎:「真白ッ!
真白:「ひ、ひ」
GM:前に飛び出し庇う
露野勲:「俺の”尼蜘蛛”だ!」 力ずくで、肉をむしりとるような動き。その目的は、第一に足止めを意味していた。
露野勲:侵食率117→130
真白:「おわ~、マネだよマネ」
真白:「いってぇえええッ!」
真白:「クッソ、マジで痛いんだよおォ!!」
露野勲:「少しは痛みを理解しろ……! 壱条! やれ!」
GM:葉っぱで1 癒しの水20 サディスティックで10 さっきの癒しで39=70あったのですが 今ので残り4
十海誠太郎:「なんともしぶとい連中だ」
十海誠太郎:「いい加減に理解したらどうか、このまま他勢力をとりこんでもこの街に未来などない」
十海誠太郎:「少ない犠牲でより多くの幸福を得ることで」
十海誠太郎:「安定的に生まれてこない巫女に頼った状況から脱するのだ」
十海誠太郎:「犠牲になったのも罪ある人間に限っている」
仁奈川伊由:「嘘よ」
十海誠太郎:「これは最低限必要な犠牲としてはずいぶんとマシだと思わんかね」
仁奈川伊由:「真園が、いったい何の罪を犯したってのよ…!」
十海誠太郎:「何?」
仁奈川伊由:「あんたのその横の男が殺そうとした、あたしの友達よ!」
真白:「あー、聞かなくてイイ。聞かなくてイイ」
仁奈川伊由:「あの子は、なんにも悪いことしてない! なのに…」
壱条ゆゆ:「……ほら、見なさい」
十海誠太郎:「…まて、どういう」
仁奈川伊由:「…聞けっ!」怒る。「そんな子まで殺そうとして、それがあんたのやりたい事なの!?」
真白:「『聞かなくていいんだよ』」
仁奈川伊由:「……!」
真白:Eロイス『歪んだ囁き』を使用します
真白:「
風見将吾:「制御できてねえのか? まあ、遅かれ早かれこうなってただろうな」
風見将吾:「"こいつは殺していいやつ"みたいな線引きをするやつは、いずれ罪人以外も……」 異変を察知する。
真白:「どうせ、聞いたって戻れないとこに足踏み込んでんだからさァ」
真白:「今更ちょっとくらいの話でどうこうしねーだろ、誠太郎~」
真白:「誤差だよ、誤差~」
風見将吾:「……おい市長! いい感じに丸め込まれんな! しっかりしろ!」
真白:「お前は俺だ、自分の言葉が一番正しいんだよ、な」
壱条ゆゆ:その言葉を遮るように、火線が走る。
真白:「他人の言葉なんて信じても仕方ねえよ」
仁奈川伊由:「あんたは誰」
仁奈川伊由:真白に言う。「誰なのよ」
真白:「俺?俺は、そうだな。本物の誠太郎にくっついてた影さ」
壱条ゆゆ:「人暗し……」
十海誠太郎:「本物だと、本物とはなんだ」
風見将吾:「おいなんだよ本物って。それじゃまるでこの市長が……」
真白:「ああ~、可哀想な誠太郎~」
真白:「あいつはさ、死んじまったんだよ子供の頃にさァ」
真白:「しばらくは俺が代わりをしてたんだけどね」
真白:「やっぱ面倒でさ」
真白:「そしたら親切なおじさんが友達の絵を描いてくれたんだよォ」
真白:「それがこいつ」
十海誠太郎:「な、何を」
真白:「だから、『聞かなくていい』んだよォ。そんな話はさ」
真白:「お前はお前のやりたいように立派に市長をやってくれよ」
真白:「俺はその手伝いをしてやるし、好きにやるし」
真白:「お互いにとっても良いだろ」
十海誠太郎:「あ、ああ」
十海誠太郎:「そうだな、この街を救わないといけないからな」
壱条ゆゆ:「何を……何を、言ってるの……?」
風見将吾:「……ひとつわかったことがあるよな。勲、壱条、ニナちゃん」
仁奈川伊由:「………んな」言葉が出てこない。
風見将吾:「敵は市長じゃない」
風見将吾:「こいつだ……!」
露野勲:「13年前。あの事件は……あのとき、九段さんを襲ったのは……」
露野勲:「こいつ本人か? 年を取らない……最初から、そんな機能がないのか……」
真白:「それは俺~、もう年取ったふりしなくても良くなってたからな」
真白:「ま、でも。よわよわだったからなあ」
風見将吾:「自由になったこいつが……たまたま。力を強めるために、おやつ感覚で……ふっ、ふふふ」
真白:「力を得れて良かったよ」
風見将吾:「面白いな……俺達の13年のトラウマの根っこが、こんなもんか」
真白:「こいつの変な自由研究みたいなのもマジで役に立ったよ」
真白:「本当に力が得られるとはね」
十海誠太郎:「役に立ったのなら、良かったよ」
仁奈川伊由:「……この人たちの、九段先輩が、どこに行ったか」
仁奈川伊由:「何にも知らなそうね」
風見将吾:「話はいい。もう我慢の限界だ……やるぞ」
露野勲:「だが、こいつを倒さなきゃ…… ここで倒さなきゃ、少なくとも、まだ殺しを続けるつもりなんだ。これ以上増やしてたまるか……!」
壱条ゆゆ:「……当たり前よ」
真白:「おっと、喋りすぎちゃった?」
仁奈川伊由:「ほんとね。止めよう、あたし達で」見やる。「……やる!」
真白:「誠太郎~、頑張ってこいつらを倒そうぜ~」
風見将吾:殴りたい!次の手番はどなた!
壱条ゆゆ:私だ!
壱条ゆゆ:いいかな
GM:どうぞ
壱条ゆゆ:マイナーで暴走を……やっと暴走を解除!
壱条ゆゆ:メジャーで運転攻撃を真白に。
壱条ゆゆ:《コンセントレイト:サラマンダー》《炎神の怒り》《煉獄魔神》 ダイスは背教者殺しの効果で-2
壱条ゆゆ:12dx7+4
DoubleCross:(12DX7+4)→10[1,3,3,4,5,6,6,6,6,9,9,10]+10[5,7,10]+10[6,9]+4[4]+4→38
風見将吾:ランボー怒りの運転攻撃
露野勲:ヤーッ!
仁奈川伊由:いけーッ
露野勲:ワイルドスピード
真白:うーん死んじゃいそう
十海誠太郎:【領域の盾】を自分に使用して真白をカバー
仁奈川伊由:あ~っついに
壱条ゆゆ:そっちが来た!
壱条ゆゆ:リアクションでワンチャンドッジはしなくていいのね
露野勲:SAY太郎!
十海誠太郎:してみるか
十海誠太郎:ダイスボーナスが増えてるから
真白:5dx
DoubleCross:(5DX10)→8[2,2,4,7,8]→8
風見将吾:ざまあないぜ!
真白:ダメだった 庇ってくれ誠太郎
壱条ゆゆ:SAYTARO
壱条ゆゆ:ではダメージ
壱条ゆゆ:4d10+28
DoubleCross:(4D10+28)→28[10,8,2,8]+28→56
GM:殺意高いよw
壱条ゆゆ:気合い入ってるな……
仁奈川伊由:ヒエー
壱条ゆゆ:115→123
GM:市長は戦闘不能だ
露野勲:よし!
壱条ゆゆ:よっし!
壱条ゆゆ:じくじくと、幾度となく影の手に飲まれた全身が痛む。
仁奈川伊由:よかった~~~!
壱条ゆゆ:原因である「淀み」を掴んだ両手は、既に指先の感覚がなくなりかけている。
壱条ゆゆ:「…………火車」
壱条ゆゆ:「アレは」過去の死者の影と名乗り。自分たち三人を絶望のただ中に落とした、白繭を持つヒトガタ。「アレは、何……?」
火車:(あれは、木っ端にすぎん)
火車:(だが、あれほどに成長したものは珍しいな)
火車:(ただの影法師があそこまで意思を持つ事などありえぬ)
壱条ゆゆ:「白繭を得たせい……?」
火車:(それもあるかもしれんが)
火車:(この地にある何かを取り込んだな)
火車:(そう例えばお前が持っているソレだ)
壱条ゆゆ:「……。そういうこと……」
火車:(そのどろどろとした黒いモノにあてられたのよ)
壱条ゆゆ:元を辿る。九段先輩。繭。影法師。友達の絵。
壱条ゆゆ:「分かった。ありがとう。……じゃあ、アレは、餌にしても構わないわね」
壱条ゆゆ:両手は動かない。ぼう、と御者台から伸びた炎の手綱を、口に咥える。
壱条ゆゆ:燃える炎は、罪深き紅。「――疾って」
壱条ゆゆ:轟、と火車が加速する。先端に伸びた、本来なら牛などを繋ぐ軛が、牙のようにしなって、真白めがけて疾駆する。
真白:「うおッ!これは」
真白:「せ、誠太郎!さんざん庇ってやったんだから!助けろ!」
十海誠太郎:「わかった、任せたまえ」
十海誠太郎:無造作に前に出る
壱条ゆゆ:「!」
壱条ゆゆ:手綱を操り、逃れようとするが――
壱条ゆゆ:すぐにやめる。そのまま、吹き飛ばす。
GM:そのまま弾き飛ばされてどろりとした絵具になって溶けていきます
壱条ゆゆ:「……少数の犠牲で成り立つ多数の幸福。社会にその一面があることは確かです」
壱条ゆゆ:溶けきる前に、その影に声を投げかける。
十海誠太郎:「そう…だろう」
壱条ゆゆ:「トリアージくらい、警察でも習いますので。……ただ、それを」
壱条ゆゆ:「貴方個人の価値観で。由来不明の超常現象に基づき行うのは、その時点で、独善であり、独裁です」
十海誠太郎:「…そうだな、君は正しいのだろうな」
十海誠太郎:「ならば君は…正しく生きるといい」
十海誠太郎:「私には何が本当か…もうわからない」
壱条ゆゆ:「市長。貴方を、殺人未遂、そして教唆の罪で……」
壱条ゆゆ:手錠を掛けるべき先も、もはやない。疲弊した顔で、その最後を見送る。
真白:「ああ~、可哀想な誠太郎~」
真白:「今度は俺がちゃんと作り直してやるからなァ」
真白:「真面目で良いヤツだったよ、お前」
壱条ゆゆ:「貴方も……貴方も同じくらい」
壱条ゆゆ:「罪深くて……可哀想よ」
壱条ゆゆ:御者台の上でへたりこむ。
真白:「真面目だな」
真白:「ま、いいよ。そういう人が居てこそ俺らみたいなのが楽しく生きてられるわけだし」
真白:「誠太郎は寂しくて俺を呼んだ。だから俺はあいつの友達さ」
真白:「さっきのは、まあ偽物だからな」
真白:「本物じゃない、だから悲しむ必要はないぜ」
壱条ゆゆ:「それでも13年付き添ったのでしょう」
真白:「
壱条ゆゆ:「人格も理想もある人間と! それを、どうして……!」
真白:「また作ればいい」
真白:「同じように、作ればいい」
壱条ゆゆ:「そんなことで、っ、~~~~~~!」 淀みから伝わる痛みが、限界を迎える。
真白:「そうできる、物を俺は持ってる」
壱条ゆゆ:それ以上の糾弾もできず、その場に蹲る。
真白:「知ってるだろ!お前らだってよ!本物の代わりなんていねぇんだよ!」
仁奈川伊由:「うん」
仁奈川伊由:踏み出す。「知ってる」
仁奈川伊由:「どんなに見た目が似てようが、なんだろうが。本物の代わりになんてなれない」
仁奈川伊由:「思い知ってるわよ。…このところ、毎日!」
仁奈川伊由:手番に移れる…予感がありますッ
GM:どうぞ
仁奈川伊由:ハイッ
仁奈川伊由:マイナーなし!
仁奈川伊由:メジャーで《コンセントレイト:ソラリス》《アニマルアタック》《絶対の恐怖》《神の御言葉》。
仁奈川伊由:真白くんに交渉攻撃します。アニマルアタックと神の御言葉はこれで打ち切り!
仁奈川伊由:10dx7+4
DoubleCross:(10DX7+4)→10[1,2,2,2,3,3,4,10,10,10]+10[5,5,7]+4[4]+4→28
仁奈川伊由:ンッ ロイス切るか!
GM:なっ
GM:切るのか伊由!
仁奈川伊由:仲間/大人3人組/庇護されたい:〇/不安/ロイス このロイスをタイタス化して+1dします。
仁奈川伊由:1d10+28
DoubleCross:(1D10+28)→8[8]+28→36
風見将吾:良い出目だと思うけど、でもそうか
風見将吾:になちゃんまだロイス全残しだもんね
仁奈川伊由:ヨッシャッ 達成値36!
壱条ゆゆ:そ、そうなんだ
仁奈川伊由:ロイス数は余裕あるのでモウマンタイ
風見将吾:いきな!
GM:ドッジの目はなさそう~
真白:ガード値1が運命を分けると信じて
真白:ガードします
露野勲:GO!
仁奈川伊由:ダメージ!
仁奈川伊由:4d10+16+6+10 装甲無視!
DoubleCross:(4D10+16+6+10)→28[9,5,5,9]+16+6+10→60
仁奈川伊由:装甲無視、ぴったり60ダメージ!
GM:ぎゃー
風見将吾:これはいけるぞ!
真白:HP4 ガード値1 雲散霧消25
真白:なのでどうやっても無理!
仁奈川伊由:ヨッシャッッッッ
真白:倒れます 戦闘終了です
仁奈川伊由:仁奈川伊由の侵蝕率を11増加(127→138)
仁奈川伊由:「……ああ、いいわ。いい感じに、自分勝手に、ムカついてきた」鬼火が揺らめく。
仁奈川伊由:「あたしなんか……あたしなんか、自分が本物か偽物かも分かんなくて日々イライラしてんのに」
仁奈川伊由:「それでもあたしが、ここにいるあたしが唯一無二だって言い聞かせて、あたしは、生きてるのにっ」
仁奈川伊由:「あんたみたいな…訳わかんない奴に!これ以上好き勝手させてたまるものですかっ!」
雲外鏡:鬼火が揺らめいて、そうして鏡が現れる。
仁奈川伊由:「あんたの正体、暴きつくしてやる!」
雲外鏡:あなたの前に。
仁奈川伊由:「全然、たいしたことのない、ちっぽけな正体を!」
雲外鏡:映るものはあるのか?
仁奈川伊由:「思い出させてやるっ!」
雲外鏡:鏡が、あなたを。引きずり込む。
真白:(泣いてるな、子供が)
真白:(あの日だ)
真白:(水槽に沈んでた子供達)
真白:(友達だった女の子の手がゆらゆらゆれていた)
真白:(だから、俺を呼んだんだな)
真白:(一人じゃ耐えられねえから)
真白:(笑い飛ばしてくれるような)
真白:(その後、しばらくして死んじまったけどさ)
真白:(そう言えば、そうか)
真白:(真似をしたのか俺は)
真白:(一人じゃ耐えられないから、あの変なヤツに絵を)
仁奈川伊由:「……誰が本物で、何が偽物よ」
真白:「ああ、ダメか」
真白:「楽しく生きてやろうと思ったけど、楽しみ方がな」
真白:「それしか知らねえんだもん」
仁奈川伊由:「……馬鹿ね、あんた」
真白:「…一つ教えてやる」
仁奈川伊由:「なに」
真白:「あの偽物の誠太郎が魔術だの何だのに傾倒したのは」
真白:「あの図書館に行ったからだ」
真白:「図書館の鍵は誰に借りたんだろうな」
仁奈川伊由:「……」真白をまじまじと見る。
真白:「それと…お前。どこかで見た事ある気が…」
真白:姿が崩れ影になっていく
仁奈川伊由:「……あ」
真白:「誠太郎…」
GM:影の溶けた後に残った白繭も解けて消える
仁奈川伊由:「…………何」瞬きしながら言う。「なに、その…感じ」
仁奈川伊由:「最後の、最後に、そういう………っ、感じで………」何とも言えない気持ちを抱えて、ワナワナする。
風見将吾:「弱ったな……重要参考人が両方消えちまった」
仁奈川伊由:「………謎めいたことだけ言って消えるのやめなさいよーーっ! ただの影のくせにーーっ!」
風見将吾:「タイミング図ってたら殴り損ねたし。どういう記事を書けってんだよ、もう」
風見将吾:肩を落とし、タバコに火を付ける。
壱条ゆゆ:「…………」
壱条ゆゆ:火車が消え、そのまま地面にへたり込む
仁奈川伊由:「……はあ」怒るだけ怒ったので落ち着く。「……みんな、生きてる?」
壱条ゆゆ:「……仇は」
露野勲:「……一つは終わった。が……」
壱条ゆゆ:言葉にして発しようとして、止まる。仇は取った、なんて。とても言える内容では無かった。
露野勲:「わからんことが死ぬほど増えた。星見塔湖を……探さないとな……!」
風見将吾:「仇を殺る時ってのは、もっとこう……劇的な瞬間だと思ってたんだけどな。ふう……そうだな」
風見将吾:「星見塔湖だ。インタビューする相手は十海の御老公か、さもなきゃ星見塔湖くらいしかいない」
風見将吾:「奴を探そう。……探してる間は、気も紛れるさ」
壱条ゆゆ:「……そうね。それが一番の、……」涙が流れる。
仁奈川伊由:「わっ、えっ」おののく。
壱条ゆゆ:「え。……違、これは」 両手が上がらない。肩で拭う。
壱条ゆゆ:それでも、じわじわと滲んでいく。
仁奈川伊由:「あ~~~っ、ゆゆちゃん……!」抱きしめに行く。
壱条ゆゆ:「ふ、ぐ…………ぅぅ…………!」
仁奈川伊由:彼女の細い体をぎゅーっと抱きしめながら、妙な感慨に浸る。
仁奈川伊由:「(この間の逆だ、これ。………)」
壱条ゆゆ:大人しく抱きしめられる。何もかも訳が分からず、何の解決にもならなかった。
仁奈川伊由:「(あたし、今、お姉ちゃんっぽいかな)」
壱条ゆゆ:何かが終わったわけでも、新しく始まったわけでもない。
壱条ゆゆ:それでも。……この13年間、ずっと共にあった傷が。
壱条ゆゆ:塞がることすらないだろうと思っていたものが、1つの区切りを迎えたのは確かで。
壱条ゆゆ:「ごめ、なさ、………………~~~~~~っ」
壱条ゆゆ:声を殺して泣く。
壱条ゆゆ:こんな自分の、傍に居てくれる一人の少女の温もりを、確かに感じながら。
GM:雨は。
GM:いつしか止んでいた。
GM:バックトラックタイム
GM:Eロイスは
風見将吾:ワクワク!
GM:十海誠太郎『予告された終焉』『悪夢の鏡像』『変異する悪夢』
GM:真白『歪んだ囁き』『さらなる絶望』『苦痛のこだま』『サディスティック10』
GM:7つです
GM:振っちゃってくださいね
風見将吾:いっぱいある!
露野勲:絶対振る(絶振)
仁奈川伊由:わー 振ります
壱条ゆゆ:ふる
仁奈川伊由:138-7d10
DoubleCross:(138-7D10)→138-37[1,6,6,1,5,8,10]→101
壱条ゆゆ:123-7d10
DoubleCross:(123-7D10)→123-40[5,7,7,3,7,8,3]→83
露野勲:130-7d10
DoubleCross:(130-7D10)→130-32[2,10,6,7,2,4,1]→98
仁奈川伊由:ヨシッ
露野勲:これなら1倍振り!
仁奈川伊由:101-5d10 一倍振り
DoubleCross:(101-5D10)→101-34[4,8,9,3,10]→67
露野勲:98-3d10
DoubleCross:(98-3D10)→98-20[9,10,1]→78
風見将吾:どうしようかな。一応振っても5点取れるかなあ
風見将吾:振ってみます。
露野勲:OK... 侵食率5点で生還!
風見将吾:いや……いやどうだ?これはなしでいいかも。
仁奈川伊由:4点生還!
風見将吾:Eロイスはなしで1倍ふり。
壱条ゆゆ:83-3d10
DoubleCross:(83-3D10)→83-11[9,1,1]→72
風見将吾:123-5d10
DoubleCross:(123-5D10)→123-21[3,9,7,1,1]→102
壱条ゆゆ:おお、良い出目……こわっ!!
風見将吾:ゲーッ!
風見将吾:102-5d10
DoubleCross:(102-5D10)→102-22[5,5,5,5,2]→80
風見将吾:追加ぶり。0点です……
GM:かなしい
仁奈川伊由:せつない…
露野勲:悲しいけど、戻って来れてよかった
壱条ゆゆ:まあ成長点は固定だし……
壱条ゆゆ:合同EDだけする?
GM:経験点の配布
GM:シナリオ10点
GM:Eロイス7点
風見将吾:そうですね。合同でも個別でも、ED1個くらいなら0時くらいまでにはやれそう
GM:情報を全部開けたので5点
GM:いつもの5点
GM:27点と侵蝕分です
壱条ゆゆ:いただきます
壱条ゆゆ:32点
露野勲:32点! いただきます!おす!
仁奈川伊由:31点もりもり食べます!
風見将吾:27点だよチクショウ!
風見将吾:よりによってこのバックトラックが追加振りだから!
GM:GMは41点もらいます
仁奈川伊由:いただいていって!
露野勲:お見事様です!
GM:ではEDに入りましょう
風見将吾:ウェイウェイ!
仁奈川伊由:オス!
ED:合同
店員:「いらっしゃいませー、四名様ですね。テーブル席3番の方へどうぞー」
GM:回転寿司チェーン『クラウド・カッパード』
GM:漁港が近い十海市の新鮮な魚介を仕入れいている為。
GM:値段の割に鮮度の良いネタがウリの地域密着店である。
GM:市内に3店舗、市外への進出も目論んでいるとの噂がある。
GM:経営者は寿司好きの外国人のクラウド氏であり店名はそこから取っている。
風見将吾:「しまった。ここ全席禁煙なんだよな」
仁奈川伊由:「えー何食べようかな…今日って誰のおごり?」タッチパネルをひょいひょい操作している。
風見将吾:「最近どこもかしこも禁煙ばっかで困るぜ本当」 ベンチに座り、手慣れた口調でタッチパネルを操作している。
露野勲:「最近の飯屋はどこもそうだろ……」
壱条ゆゆ:「大人組でしょ」
露野勲:「禁煙じゃねえのはどこも自称”シガー・バー”ってことで営業してるそうだ……よし、まずはアジだな」
仁奈川伊由:「じゃあ高いの頼も」
壱条ゆゆ:「この流れもお決まりになってきたわね……」
風見将吾:「ニナちゃんチルドレンだから意外と金持ってるんじゃねえの? ふつうに割り勘でも……あっこいつ1皿300円のコーナー見てやがる」
仁奈川伊由:「えーとあたしこれ、マグロ特上一貫盛り……」
壱条ゆゆ:メニューとにらめっこしている。ポケットに右手を突っ込んでいる
露野勲:「いまの旬はシメサバだから、好きなだけシメサバを食え」
露野勲:「ハンバーグもあるぞ」
店員:「お飲み物、汁物、茶わん蒸しなどは如何なさいますか?」
仁奈川伊由:「……わ」来てくれた店員を見て視線が固まる。
風見将吾:「勲はサバ好きすぎなんだよ。将来サバと結婚するのか……俺はいいです。寿司屋では寿司とシャリカレー食べるって決めてるんで」
壱条ゆゆ:「スープを。あとレンゲ頂けますか」
露野勲:「アオサ入りの赤だし味噌汁だけお願いします……」
壱条ゆゆ:巻物をいくつか頼んでいる。
仁奈川伊由:「あ、あたし、オレンジジュースください」
風見将吾:イカとゆず塩カツオを頼んでます。最初は絶対にこれだ。
風見将吾:「寿司にオレンジジュース? 合うのか?」
仁奈川伊由:「えー……いいの。なんでも」店員さんを見ている。
露野勲:「……好きにしろ…」
壱条ゆゆ:「……?」
店員:「そちらのタブレットで選んで注文もできますので」
壱条ゆゆ:お茶を飲みながら挙動不審な伊由ちゃんを見ている。
仁奈川伊由:「はーい」ニコッと笑って店員さんを見送る。
店員:「とりあえず汁赤だしとスープ…は海鮮スープとオレンジジュース」
店員:「ではこちらは先にお持ちしますね」
GM:といって暫くするとそれらを置いていきます
店員:「ごゆっくりどうぞ~」
仁奈川伊由:ほわほわした顔でその顔も見送る。
風見将吾:「どうもどうも」
壱条ゆゆ:「……どうしたの? 仁奈川さん」
仁奈川伊由:「えーっ」隣のゆゆちゃんに言う。小声で。「今の人、めっちゃかっこよかったじゃんっ」
仁奈川伊由:「ヤバくなかった? まつ毛すごい長かったの」
壱条ゆゆ:「……え。ああ、……そうだった?」
壱条ゆゆ:「全然ちゃんと見てなかった……」
仁奈川伊由:「えーーーっ!?」小声で愕然としている。
露野勲:「お前……あのな、そういう話をしに来たんじゃねえんだよな」
風見将吾:「あー、まつ毛の長さで盛り上がってるとこ悪いんだが……」
壱条ゆゆ:こっそり嘆息する。(……てっきり、コレクターズセルの人員かと……)
壱条ゆゆ:(漁業卿とか……)
風見将吾:露野さんの隣で呆れ顔をしてます。
仁奈川伊由:「あ、ごめん。アハ」
露野勲:「まずは真園だよ。無事なのか? 無事だよな? もうこれ以上面倒見たくねえぞ」
仁奈川伊由:どうなのでしょう
風見将吾:ピーターズハウスに匿われてたはずだが……?
壱条ゆゆ:そこら辺の話はだいたい私か伊由さんがヒロミちゃんから聞いてれば良いかな?
GM:無事です
GM:おうちに帰っているようです
仁奈川伊由:「あっ、まずそれね! 無事。無事です」コクコク頷く。
仁奈川伊由:「ヒロちゃんがいい感じにやってくれたから、あたしも全然ノータッチで大丈夫でした。いつも通りに戻りました」
風見将吾:「まあさすがにな。ピータークンもそこは約束守るか」
壱条ゆゆ:「また狙われないと良いけれど……惹き付けやすいのかな」
風見将吾:「溺死事件はとりあえず……とりあえず解決した。そう見ていいはずだ」
露野勲:「余計なことに首突っ込みたがる性格なんだろ……。ひとまず、白い手の怪異は終わったんだな」
仁奈川伊由:「うん…。まあ、今年は"鏡の手"失踪事件も起きないってことで」
壱条ゆゆ:「終わったのは間違いない。……うん。たぶん」
仁奈川伊由:「オカルト調査団の方は、ほっとけばいずれ飽きてくれるかなーって思う…」オレンジジュースのストローを回す。
風見将吾:「……あの二人は結局何だったんだと思う? それに真白の野郎の最後の言葉だ」
露野勲:「根本的には何も解決してねえが、白い繭の持ち主は一人減った」
壱条ゆゆ:「……掘れば掘るほど、深みにはまっていく気分」
露野勲:「最後に言ってた言葉から考えると、市長はたぶん星見塔湖が描いた”絵”なんだろ。そういう怪異だ」
壱条ゆゆ:「……そこも追加するなら」
壱条ゆゆ:「星見は、絵に描いた怪異を実体化するわけじゃなくて」
壱条ゆゆ:「『描いた絵を実体化する』。その一部として、描いた怪異も実体化してる」
壱条ゆゆ:「そっちの方が近いんじゃないの」
風見将吾:「ニナちゃんが話した印象から、星見塔湖は悪人じゃないと思ってたんだが」
風見将吾:「これ、どう考えても星見塔湖が諸悪の根源じゃねえのか?」
露野勲:「だな。たぶんそれが近い。……そして真白……あの羊野郎が、白い繭の持ち主だった。あいつもまた別の怪異で、本体が殺されて、影だけが独立して動いてた」
風見将吾:「こいつが全部話をややこしくしてんじゃねえか」
風見将吾:ゆず塩かつおにポン酢をたらして食べてます。
風見将吾:「入れ子構造がすぎる……本体が死んでも怪異だけ動くってのがあるもんなんだな」
壱条ゆゆ:「私の火車は、かなり例外だと言っていた」
壱条ゆゆ:「あの……淀み? を取り込んでいる……って」
壱条ゆゆ:左手で巻物を取り、醤油も付けずに食べている。
仁奈川伊由:「あ、それそれ。ゆゆちゃん、あの淀み、どうしたの」
露野勲:「……まさか、まだ持ってんのか」
仁奈川伊由:結局頼んだマグロ特上を口に運ぶ。
壱条ゆゆ:「警察の保管庫に置いてある。容器はかなり厳重にしてあるけど」
壱条ゆゆ:「……ただ、レネゲイド物品の保管なんて専門外もいいところ」
風見将吾:「大丈夫かよ。逆にお前が取り憑かれたりしねえだろうな」
壱条ゆゆ:「それならそれで資料になるから。……もっとも、その前に猫が食べちゃうでしょうけど」
仁奈川伊由:「ええ、そっちの方がヤバそうじゃない? 猫ちゃんが凶悪になっちゃいそう」
壱条ゆゆ:「だったら手伝ってよ。仁奈川さん、勲、そういう心得ないの?」
壱条ゆゆ:「勲、怪異を体内にいくらか取り込んでたでしょ。コツとか」
風見将吾:「おい、しれっと俺を除外するなよ。オカルト専門記者だぞ」
露野勲:「ホーローびきの容器にでも入れとけ。その上から血……じゃなくて……ああ……、レネゲイドでメッキしろ」
露野勲:「それが一番耐久性が高い」
壱条ゆゆ:「風見、殴るだけだし……」
壱条ゆゆ:「レネゲイドでメッキ……」
仁奈川伊由:「…一回、あたしとヒロちゃんのとこ持ってきてよ」
仁奈川伊由:呆れたような眼で露野さんを見つつ。「そしたら、やれると思う」
壱条ゆゆ:「そうするわ。……事後処理でバタバタしてたしね」
壱条ゆゆ:「今出たような疑問点も、きっちりまとめておくから」
壱条ゆゆ:「ノートにまとめて、身内の中で聞いて分かるコトは全部押さえるから。覚悟しててよ」
壱条ゆゆ:親指と人差し指を開く。かなり分厚いノートのジェスチャー
露野勲:「ああ。重要なのはここからの方針だ……」
仁奈川伊由:「ん、ふふ。やる気だ、ゆゆちゃん」くすくす笑う。
風見将吾:「図書館をもう一度調べるのは決定として、だ」
風見将吾:「星見塔湖と会えればそれが一番いい。できればニナちゃんだけでなく、複数人でだ」
露野勲:「十海景清。コレクターズ・セル。星見塔湖に繋がりそうなのはどっちだ……? そもそも市長はどうなる?」
露野勲:「行方不明にでもなってんのか?」
壱条ゆゆ:「繭玉を追うのが一番近いのかも…」
風見将吾:「市長は……表向きは体調不良により入院ってことになってる。表向きはな」
壱条ゆゆ:「……市長」
風見将吾:「副市長や秘書がなんとかしてるらしいが、じきに市長選が始まるって噂だ。あるいは」
風見将吾:「市長選をスキップして、十海の方から次の市長が送り込まれてくるかもな。それが出来る力はあるだろ」
壱条ゆゆ:分かり合うことは、恐らく出来なかったのだろう。ただ、……あんな風に、足場の何もかもを引き抜かれて
壱条ゆゆ:最初から居なかったかのように溶けるように消えるには、市長という役割は、あまりに大きかった。
GM:ではそのタイミングで風見さんの携帯に着信があります
GM:十海出版の胡桃澤葵さんからです。
風見将吾:「結局――」 言いかけたところでスマホを見る。
風見将吾:「編集さんからだ。ちょっと失礼」 その場で電話を取ります。長くなるようなら席を立つつもりだが、今はまだいい。
風見将吾:「はいもしもし。風見です」
胡桃澤編集:「あー、風見さん。ビッグニュース、ビッグニュースですよ」
風見将吾:「おお胡桃澤さん、お疲れさまです。ビッグニュースって?」
胡桃澤編集:「知ってます?死んだんですって」
風見将吾:「市長の不祥事でも発覚しました?」
風見将吾:「……死んだ。どなたが?」
胡桃澤編集:「あ、やっぱりまだ掴んでませんでした?」
胡桃澤編集:「十海の御隠居ですよ」
風見将吾:「ああはいはい。市長ね。いや俺もちょうどさっき知って……は?」
風見将吾:「何が? え?」
胡桃澤編集:「それで、市長が記者会見をやるそうですよ」
風見将吾:「いや。いやいやいや」
胡桃澤編集:「一応、子供の養子とは言え一族ですし」
風見将吾:「市長って。市長は……待ってくれ。ご隠居がどうして死ななきゃならない?」
胡桃澤編集:「病死だそうですよ、まあご高齢でしたから」
風見将吾:「そもそも市長は大丈夫なのか? もう仕事してんのか?」
風見将吾:「病死……」
胡桃澤編集:「ええ、少し過労でお休みって事でしたけど」
風見将吾:「…………」
胡桃澤編集:「さきほど市庁舎に顔をだされて復帰されたそうです」
風見将吾:「……変わった様子とかは? 人格が違うとか」
胡桃澤編集:「人格?」
胡桃澤編集:「まあ、ご親族で後ろ盾が亡くなられたから」
胡桃澤編集:「変わった様子といわれても落ち込んでたりするんじゃないですかね」
風見将吾:「なる、ほど……」
風見将吾:「他になにか特徴的なことは? 何もない? それくらい?」
胡桃澤編集:「なので、この間のインタビューなんですけど、ちょっと掲載は先送りになりそうで」
胡桃澤編集:「他に、ですか」
風見将吾:スピーカーモードにすると周囲の雑音が入りまくってしまいそうなので
胡桃澤編集:「うーん、まだその辺はわからないですねー」
風見将吾:途中から手帳をテーブルの上に出し、要点だけを書いてみんなに見せています。
胡桃澤編集:「なんですか?記者の勘に何か引っかかります?」
仁奈川伊由:覗き込んでまじまじと見ている。
風見将吾:『市長生存、仕事に復帰(なぜ?死んでない)』『十海のご老公死亡』
胡桃澤編集:「面白そうなネタがあったら一枚噛ませてくださいよ」
壱条ゆゆ:それを確認し、慌てて自分のスマホで検索している。
風見将吾:「そう……そうね。ご隠居が死んだってのもなかなかね。信じられなくて。妖怪みたいに元気だったし」
壱条ゆゆ:記者会見の映像とか見れたりしますか?
風見将吾:「ちょっと今知りあいとメシ食ってるんだ。あとでかけ直してもいいかな」
胡桃澤編集:「あ、そうなんですね。お邪魔しました。それで構いませんよ」
風見将吾:「ちょっとね。色々……混み合った話を。しないといけなくて……悪いね」
風見将吾:「本当にビッグニュースだったよ。ありがとう胡桃澤さん」
胡桃澤編集:「では、のちほどー」
風見将吾:電話を切ったあと、もう片方の手で頭を抱える。
風見将吾:「どうなってんだよ一体よお」
風見将吾:「逆だろ! 逆! 死ぬのが」
GM:記者会見の映像も見れます
露野勲:「……仁奈川。十海の婆さんに会えるか?」
風見将吾:「市長はいくらでもおかわりが用意されてんのか? 冗談じゃねえぞ……」 胡桃澤さんからメールで送られてきた記者会見映像をチェックしてます。
壱条ゆゆ:「もう今更よ! それより……」
壱条ゆゆ:タブレットで映像を確認する。
露野勲:「俺は”ガールズトーク”に接触を試す。何かが……変だ」
十海誠太郎:『祖父は、長年にわたって十海を支えてきてくれました』
風見将吾:「喋ってやがる」
露野勲:「何が起きてる?」
仁奈川伊由:「おっけ、連絡いれるだけいれてみる」露野さんに頷く。
十海誠太郎:『私も祖父の後ろ盾なくしてはこの立場にはなかったでしょう』
風見将吾:「間違いなく本人だ。これも絵なのか……?」
壱条ゆゆ:言いながらも、流石に表情が歪むのは避けられない。
十海誠太郎:『七光りであるとか傀儡だとか言われる事もありましたが』
壱条ゆゆ:まるでペテンにでも掛けられたようだ。
十海誠太郎:『これからは祖父の偉業に恥じぬ様に』
十海誠太郎:『十海の安定と発展に尽くしていく覚悟です』
十海誠太郎:『その為に、皆さまのお力をぜひお貸し頂ければ幸いです』
風見将吾:「俺はもう一度取材を申し込んでみよう。近くで話せばオーヴァードかどうかは分かる。わかるが……」
風見将吾:「分かったところで意味がないな。まるで根本的な解決にならねえ」
十海誠太郎:『それが、この街の繁栄を望んだ祖父の意思を継ぐという事だと思います』
露野勲:「よくもまあ、こんなことを言えたもんだ……」
GM:というような演説が数分にわたり続きます。
露野勲:「何者だ? ……くそ! 前に進んでる気がしねえぞ……!」
壱条ゆゆ:「……馬鹿げてる」
風見将吾:「大丈夫だ。亀みたいな遅さだが、前には進んでる……市長や手袋野郎がラスボスじゃなかった、って事が分かっただけでも十分だ」
壱条ゆゆ:「こんな、ことって……」
仁奈川伊由:「……真白は」
風見将吾:「ひとつひとつ問題を潰していくしかねえ」
仁奈川伊由:「もういないのかしらね」
壱条ゆゆ:「よくそんな落ち着いてられるわね、風見」
露野勲:「たぶんな」
仁奈川伊由:「そっか」瞬きする。「それなら……、いいのかな。わかんないけど…」
露野勲:「生きてたら、何か変だ。妖怪にも妖怪のルールがある」
風見将吾:「俺は根が真面目なんでな。10円玉貯金もコツコツやるタイプだった……ひとつひとつ積み重ねていくのは苦にならねえのさ」
仁奈川伊由:「…そうね。あいつ、たまたま白い繭を持っちゃっただけの、ただの妖怪だったみたいだし」
仁奈川伊由:「今いるのは、市長だかなんだかわかんない奴だけね」
壱条ゆゆ:「根が真面目……」指摘しようと思ったが「そうだったわね」と相槌。
風見将吾:「考えられるのは別の十二神将のなにかだな。ずっと市長の座を狙っていて、空席ができたことでスッとなりすまして入ってきた……だがここまでタイミングよくご隠居が死ぬか?」
壱条ゆゆ:「それが何かしら関係あるのは確かでしょうね」
壱条ゆゆ:「単に予備があるってだけなら、普通にそれだけ出てくれば良い」
露野勲:「……何も終わってない」
露野勲:「……何も」
風見将吾:「そうだな。それは間違いない……」
仁奈川伊由:「……じゃあ」
風見将吾:「(ご隠居が死んだ。ガチで死んだってことはないはずだ。つまり表舞台から退場したかっただけだ)」
風見将吾:「(ご隠居が……表舞台の誰かになりすましているとしたら……)」
仁奈川伊由:「何からやる?」いっそ晴れやかな顔で言う。
壱条ゆゆ:「(信じられない。何から何まで後手。仇を討ってさえ……)」
壱条ゆゆ:「……」仁奈川さんの笑顔を、横目で見る。
風見将吾:「全部だ。全部同時にやる」
露野勲:「俺たちは四人いるからな」
壱条ゆゆ:僅かに相好を崩す。「そうね。……出来るところを、片っ端から」
露野勲:「いまさら抜けたいやつはいないだろ?」
仁奈川伊由:「うん!」嬉しそうに言う。「あたしもみんなも、もう一蓮托生だもんね」
風見将吾:「何もかもが中途半端だからな。映画の途中で席を立つとかありえんだろ」
風見将吾:「ここは俺たちの街だ。真相を暴いてやる」
露野勲:(……その真相が……どれだけ残酷であろうとも、だ)
ED1:仁奈川伊由&壱条ゆゆ
GM:十海警察署、特殊犯罪証拠資料保管庫。
GM:重厚な金属扉を開けると、その場所はある。
GM:主に保管されているのは紙の資料だが。
GM:中には特殊な物的資料などもある。
GM:申請さえすれば捜査官である壱条には金庫を開ける権限がある。
壱条ゆゆ:金庫の中。強化硝子に合金にと、マトリョーシカめいて何重もの器に厳重に納められているもの。
仁奈川伊由:キョロキョロ周りを見ています。UGN支部とも違う雰囲気が、単純に面白い。
壱条ゆゆ:「他のに手を触れちゃダメよ」
仁奈川伊由:「はーい」ゆゆちゃんが先生みたいで、思わず笑う。「…で、それ?」
壱条ゆゆ:「うん」
壱条ゆゆ:傍には一体の火猫が見張るように控えていて、ゆゆを見かけると、消えてしまう。
壱条ゆゆ:「淀み、って言ってたわね。あの二人を倒した後も消えなかったから、別の物なのは確か」
壱条ゆゆ:「化学鑑定は軒並みダメだし。UGN側で何か調査して貰えるなら、と思って」
仁奈川伊由:「分かった。支部のバックヤードに、ある程度設備があるから、そっちでやるようになるかな…」
壱条ゆゆ:かつん、と棚から落とすように鞄にしまう。
壱条ゆゆ:「……それと。先に、謝っておこうと思うのだけど」
仁奈川伊由:鞄を預かりながら、ゆゆちゃんを見る。「ん?」
壱条ゆゆ:「私。貴方が、この町の事情に積極的に近づくことに……賛成じゃなかった」
仁奈川伊由:「え、そうなの?」
仁奈川伊由:「えーっ、最初から?」
壱条ゆゆ:「最初に言い出したときからよ。言わなかったけど」
壱条ゆゆ:「……過去はどうあれ。今、仁奈川さんは仁奈川さんとして生きてる」
壱条ゆゆ:「徒に深入りして、その現状が壊れるような話が出てきたら。貴方自身が、傷ついたり、いなくなったりするようなことになったら……って」
壱条ゆゆ:九段先輩と同じように。「そう思うと、どうしても」
仁奈川伊由:「…心配してくれてたんだ」
仁奈川伊由:「ま、あたしも言ってたしね! 四月とかはさ。過去とか知らないーっつって」
仁奈川伊由:「…でも、今は、あたし、積極的に近づくことにしたんだけど」
仁奈川伊由:「ゆゆちゃん、さっき過去形だったじゃん。…ゆゆちゃんも、今は賛成してくれてるの?」
壱条ゆゆ:「……まあ、ね。心配というより、それは私の自己防衛で、逃げだな、って思ったから」
仁奈川伊由:「自己防衛で、逃げ!」
仁奈川伊由:「それ、あたしもなんかピンとくる言葉かも」
壱条ゆゆ:「何かあったときに『自分のせいじゃない』って思わないようにしてるだけ」
壱条ゆゆ:「それに……これは、この町だけの話かもしれないけど」
仁奈川伊由:「うん?」話を聞く。
壱条ゆゆ:「……この町で『何も知らないでいること』を選択するの、『余計なことに首を突っ込む』より絶対にリスク高いな、って……」
壱条ゆゆ:「思わない?」ちょっと遠い目。
仁奈川伊由:「あはは!」笑う。「それ!同感!」
壱条ゆゆ:「でしょう! 絶対そうでしょう……!」
仁奈川伊由:「しかもあたしらオーヴァードなら、余計にそう。気付かないうちに取り返しつかないことになりそう」
壱条ゆゆ:「だからもう、仁奈川さんと同じように、不審なことはどんどん調べていこうって決めたの」
仁奈川伊由:「ふふ。じゃあ、あたしら、割と一緒な感じなんだね」
仁奈川伊由:「最近、メンタル変えた仲間」くすくす笑う。
仁奈川伊由:「良かった。ねー、あたしもぶっちゃけて言い?」
壱条ゆゆ:「笑っていて良いのかしら?」 少し冗談めかして。「急に、九段先輩との共通点とか指摘し始めるかもしれないわよ」
壱条ゆゆ:「うん?」
仁奈川伊由:「そうやってさー、ゆゆちゃんが冗談言ってくれるの、めちゃくちゃ嬉しいんだよね、あたし」
仁奈川伊由:「ゆゆちゃん、大人で…マジメな感じだしさ、会った時は、あたしのことも、こう…守るべき子供…的に見てる感じしたから…」
壱条ゆゆ:「……そんなに硬かった?」といいつつも、まあ、心当たりしかない。
仁奈川伊由:「んふふ」笑って返事をして。「だからいま、こうやって本音で話せるのすごい嬉しい」等身大の少女らしく笑う。
壱条ゆゆ:「そっか。大人二人はその点、アテにならないしね……」
仁奈川伊由:「……」その様子を見て。「……どっちか好きだったりするの?」
壱条ゆゆ:咳き込む。
仁奈川伊由:「え? まじ? どっち?」まじまじと見ている。
壱条ゆゆ:「ゲホッ! ……ないない。全くない。ありえない」
仁奈川伊由:「そっかー。まあ、あの二人じゃね。ないか。アハハ」
壱条ゆゆ:「幼馴染だからそういう目で見られないとか、近すぎてよく分からない、とかじゃなくて、ない」
仁奈川伊由:「アハハハ!わかる」
壱条ゆゆ:「こっち戻ってきてどれだけ唖然としたか……」
壱条ゆゆ:「……だから、尚更ね。貴方を九段先輩として見ないようにしよう、一人の女性として見よう、ってばかり思おうとして」
壱条ゆゆ:「そんなの逆に意識してるのと何も変わらないのにね……」
仁奈川伊由:「……露野さんも、そんな感じだと思うの。あたしに対して」
仁奈川伊由:「まあ、でも、あの人はそれでもあたしを見ようとしてくれてるし…それでいい」棚に陳列された資料を見ながら、瞬きする。
壱条ゆゆ:「そうよね。……結論を、出したがってる。怖がりだったから」
仁奈川伊由:「怖がり?」首を傾げる。「ウッソ」
壱条ゆゆ:「ホントよ。いつもびくびくおどおどして、私や九段先輩の後ろをついてきて」
仁奈川伊由:「それこそ…オバケとか…妖怪とかに、びくびくしちゃったりして?」
壱条ゆゆ:「そうそう。そんな感じよ。風見は、真面目堅物な武道っ子だったし。」
仁奈川伊由:「えー…それも信じられないな……」
仁奈川伊由:「昔の写真とかあったらめっちゃ見たいんだけど」
壱条ゆゆ:「あちこち細かいこと気遣ってくれる、丁寧な性格だったな」
壱条ゆゆ:「写真、残ってるかな……アルバムとか探せば誰かはあると思うけど。機会があったらね」
仁奈川伊由:「え、やった。はーい」
壱条ゆゆ:「存分にからかってあげて頂戴」
壱条ゆゆ:「伊由」
仁奈川伊由:「……ふっ!」笑う。
仁奈川伊由:「ふふふふふ……んふふふふふ」
仁奈川伊由:「えーーー、何ーー? ゆゆちゃん、今の、めちゃくちゃ可愛かった」
壱条ゆゆ:「え?」
仁奈川伊由:「もう一回言って!もう一回!」
壱条ゆゆ:「何か変だった?」
仁奈川伊由:「えー? 今、あたしのこと名前で呼んだじゃん!」
壱条ゆゆ:「……そ、そうだった」
壱条ゆゆ:「そうだった?」
壱条ゆゆ:「いや……別に、その、そういうわけじゃなくて……」
仁奈川伊由:「そういうわけにしてよ~!」
壱条ゆゆ:「で、でも確かに。いつまでも仁奈川さんじゃ他人行儀なの……かな」
仁奈川伊由:「そうよそうよ。せっかくだし、もうあたし達、友達じゃん?」
壱条ゆゆ:「言われてみればいつの間にかゆゆちゃん呼びされてた……」
仁奈川伊由:にこっと微笑んだまま、じーっとゆゆちゃんを見ている。待っている。
壱条ゆゆ:「えーと……じゃあ、その……そう呼んで良いのかな」
壱条ゆゆ:「…………伊由?」
仁奈川伊由:「うん!」嬉しそうに笑った。
壱条ゆゆ:頬が熱い。警察の道を志して、考えてみれば、親しい同距離の友人など何人作ったか。
壱条ゆゆ:(ああもう、いつからこんな、ぽんこつの機械みたいになっちゃってるの……!)
壱条ゆゆ:「い、いいから。支部に。支部に行きましょう」
仁奈川伊由:「はーい」年齢も立場も越えて、ただの友達のような距離感で一緒に歩いていく。
仁奈川伊由:今くらいは。こんな街でだって、そういうことを楽しんでも、いいだろう。
ED2:露野勲
GM:風俗店、ナース天国。
”ガールズトーク”:「悪いな、呼び出しちまってよ」
露野勲:「今度はそれか……いや、もういい。緊急だ」
”ガールズトーク”:「裏仕事もやる探偵がこの辺出入りしても世間体には関係ないってか」
”ガールズトーク”:「ま、助かるよ。こっちも慌ただしくてね」
露野勲:「知り合いに見られると死ぬほど面倒くさいが、ンなことを言ってる場合じゃないからな」
”ガールズトーク”:「で、事件の真相ってやつはどうにかできたのか?」
露野勲:「……終わった部分と、終わってない部分がある。行方不明事件は少なくとも、もう起きない……はずだ」
露野勲:「ただ、それを報告するにあたって、問題があるだろ。ニュースを見た。ご隠居のことだ」
”ガールズトーク”:「そいつは結構だ。上には報告しておこう。報酬も振り込んでおく」
”ガールズトーク”:「…そこ、聞くよな」
露野勲:「ああ。それがよくわからん。上ってどういう意味だ?」
”ガールズトーク”:「まあ、聞く権利有るよ。お前は」
露野勲:「……死んだってことになってるんじゃねえのか。それとも、あれは茶番か?」
”ガールズトーク”:「死んだよ、葬式だって近々やるだろうさ」
”ガールズトーク”:「だが、んんー」
”ガールズトーク”:「茶番か、どうかっていうと俺も詳しくはわからん」
GM:ナース服に身を包んだ風俗嬢は眉間にしわを寄せる。
露野勲:「ああ……? じゃあお前、どこに報告してどこから金が振り込まれるんだよ」
”ガールズトーク”:「簡単に言うとな代替わりしたんだよ」
”ガールズトーク”:「ご当主様がな」
露野勲:「……十海家の当主が。……どこの、誰にだ……」
”ガールズトーク”:「そう珍しい事じゃないだろ。名家だ当主が死んだら跡継ぎくらい出てくるさ」
”ガールズトーク”:「市長の十海誠太郎って事になるわな」
露野勲:「珍しいことじゃねえが、この街で、しかも十海家ってなるとぜんぜん意味合いが違うだろうが! ……しかも、よりによって……」
露野勲:「十海誠太郎だと……! あいつが、依頼主ってことになるのか!?」
”ガールズトーク”:「そういう事になるな、相続するってのはそういう事だろう」
”ガールズトーク”:「だから払いは確かさ」
”ガールズトーク”:「そこは安心しろ」
露野勲:「だとしたら、十海の財産も、地位も。抱えていた組織の経営も……相続されるか」
”ガールズトーク”:「そういう事になるな」
露野勲:「狐に化かされてるみたいな話だ」
”ガールズトーク”:「俺もあの爺さんが死ぬとは思えなかったけどな」
”ガールズトーク”:「考えて見りゃ100にも近い年齢だ、死んでもおかしくはない」
露野勲:「……。市長は……いや……いい。こんなタイミングで、相続だと。裏に何かある気がしてならねえよ」
露野勲:「……もしも知ってたら教えてくれ。答えられるのならでいい」
露野勲:「最初にご隠居の死体を発見したのは誰か、知ってるか?」
”ガールズトーク”:「…先に言っとくが、俺は深入りせん方がいいと思う」
”ガールズトーク”:「それでも聞きたいか?」
露野勲:「忠告でも警告でも、感謝する。だが、俺は……」
露野勲:「死体を確かめないと、安心できないんだ。それでも聞きたい」
”ガールズトーク”:「見つけたというか看取ったのは、十海家のお付の医者だ」
”ガールズトーク”:「急に容態が悪くなって、その日のうちに死んだとよ。老衰って話だ」
露野勲:「医者か……。違和感がなさすぎて、かえって嫌な感じがするぜ」
”ガールズトーク”:「フゥー…」
”ガールズトーク”:「その医者だが、十海は薬品系の企業経営もしているよな」
露野勲:「ああ。関係があるのか?」
”ガールズトーク”:「お前らで言う所の、ほら。セルだったか」
”ガールズトーク”:「まあそこの所属でもある、御当主の側近だな」
露野勲:「デュオニュソス・セルの……エージェントってことになるか……」
”ガールズトーク”:「そうだな、そういう事になるな」
露野勲:「わかった。誰に会えばいいのかわかってきた気がする。……新しい雇い主からは、仕事は来てないんだろ?」
”ガールズトーク”:「新しい方からは…」
”ガールズトーク”:「新しくない方からはある」
露野勲:「なんだと?」
メリアフィーン:「新しくない方って言い方」
メリアフィーン:「やめて貰えない?」
露野勲:「……あんたかよ。絵画コレクター」
メリアフィーン:「私の依頼を放っておいて他の事ばかりしているわけではないでしょう」
メリアフィーン:「それだと依頼した意味が無いんだけど」
露野勲:「やってるさ。予想外のことばかり起きてるけどな。星見塔湖ってのはとんだ妖怪だな」
メリアフィーン:「その人物性に興味はないわ、あるのは作品だけ」
露野勲:「だろうな。ってことは、仕事の催促か? さっさと片をつけろって?」
メリアフィーン:「作者の経歴を含めてストーリーを感じる見方が悪いとは言わないけどね」
メリアフィーン:「何か、星見塔胡の事を調べたのなら何か収穫はあったのでは?」
露野勲:「いくつかはな。……たとえば、星見塔湖はおそらく生きてる。会ったやつがいるからな」
露野勲:「その著作を収蔵した図書館に入れるようにもなった」
メリアフィーン:「物書きの方か」
露野勲:「そして……星見塔湖の絵は、市長室に飾られてるってよ」
メリアフィーン:「…へぇ」
メリアフィーン:「それは本物なの?」
露野勲:「確かめて見なきゃわからん。場所が場所だ、盗み出すなんて一大事業になるぜ」
メリアフィーン:「盗み出せと依頼した場合、引き受けるつもりはある?」
露野勲:「……いいのか? 相手はいまやディオニュソス・セルの頭領なんだろ……」
メリアフィーン:「そうか、そういう事になるわね」
露野勲:「セル間の戦争に巻き込まれるのは気が進まない。よほどの見返りがないとな」
メリアフィーン:「だとしても。欲しい物は手に入れるわ」
メリアフィーン:「確定的でないとしても、情報を得てくれたのは助かる」
露野勲:「盗み出すなら、手を貸してもいい。俺をイリーガルとして雇うか?」
露野勲:「こっちにも、ディオニュソス・セルについて知りたいことが出てきたところだ」
メリアフィーン:「さっき気が進まないって言ってたのに、良いの?」
露野勲:「構わない。どっちにしろ、市長について調べなきゃならねえからな」
メリアフィーン:「なら契約は続行ね」
メリアフィーン:「見返りは何がお望み?」
露野勲:「……情報だ」
露野勲:「とある実験体の過去を知りたい」
メリアフィーン:「実験体?」
露野勲:「いいだろ、それは……仕事がうまく行ってからで」
メリアフィーン:「解ったわ」
”ガールズトーク”:「チッ…俺は何も聞いてないからな」
”ガールズトーク”:「そういう面倒事は困る」
露野勲:「賢い仲介屋で助かる」
”ガールズトーク”:「お前は賢いのか馬鹿なのか良くわからんよ」
メリアフィーン:「腕は良いんでしょう?」
”ガールズトーク”:「そりゃ、な。分野が偏りすぎてるが」
メリアフィーン:「それで私は問題ない」
”ガールズトーク”:「好きににしてくれ」
露野勲:(……賢いか、バカなのか、どっちかはわからない。が、俺は臆病だ。いま、はじめてこうやって危ない橋を渡り始めて……)
露野勲:(震えてる。だが、絶対に渡り切ってやる……)
露野勲:「まずは交渉成立ってことだ」
露野勲:「宜しく頼むぜ、ミス・メリアフィーン」
メリアフィーン:「ええ、こちらこそ」
メリアフィーン:「探偵さん」
露野勲:(十海景清の死体。十海誠太郎の死体。九段さんの死体……)
露野勲:(探す死体が多すぎる)
ED3:仁奈川伊由
真園彩音:「もう!合宿するって言ったのに中止になるんだもんなー」
GM:真園は君の目の前で机の上にぐったりと伸びている。
GM:いつもの昼休み。
GM:天気は晴れ。
GM:梅雨はもう開けるとの予報だ。
仁奈川伊由:「そーねえー」その向かいに座って、パックのいちごオレをチューチュー飲んでいる。
ピーター:「下校時刻過ぎてるのに校舎に残ってたりするから教頭先生に怒られたんだろ」
真園彩音:「せっかく同好会設立はOKでたのにー」
仁奈川伊由:「残念だけどね。変に目つけられても困るしね」
仁奈川伊由:真園に言う。「しばらく大人しくしてた方がいいって事なのかもよお」
真園彩音:「ちょっとニナを待っててウトウトしてただけじゃん」
真園彩音:「雨降ってたしさー」
真園彩音:「雨の中ずぶぬれで女子高生に帰れって言うの非道の極みじゃない?」
GM:彼女の中であの日の事はそういう事になっていた
GM:疲れて帰って家でも寝ていて。
GM:目が覚めたら日曜の夕方。
GM:貴重な休みが台無し!
仁奈川伊由:「ま、散々だったよね、真園。なーんにも覚えてないんだもの」
仁奈川伊由:「あたしが真園と一緒に帰ったのも覚えてないっていうのは残念だけどなー」アハハー、と軽く笑う。
真園彩音:「それなー」
真園彩音:「それじゃないよ、二人とも来てくれないから」
真園彩音:「一人で聞き込みとかしてたの!」
真園彩音:「めっちゃ疲れたんだから」
仁奈川伊由:「んー、そうだったっけえ」
真園彩音:「そうだよ~」
仁奈川伊由:「ごめんてー」ぐだーとしなだれかかる。「もー、絶対、今度は一人にしないから!」
仁奈川伊由:「だから何かする時は絶対一緒にいよ。あたしがついてくからぁ」
真園彩音:「むー…それだけじゃなー」
真園彩音:「そうだ、今あれじゃんケーキバイキングフェアやってるの知ってる?」
仁奈川伊由:「……ケーキバイキングにご招待させていただきますのでえ」
真園彩音:「お、それそれ」
仁奈川伊由:「あっ」同じことを同じタイミングで言った。「…んふふ」
真園彩音:「よし、許そう」
仁奈川伊由:「ははー」平伏。
ピーター:「お、それは僕もご馳走してもらえるって話だったな」
仁奈川伊由:「……あ!?」忘れてた。
仁奈川伊由:「そう言えばそんなことを口走ったような口走ってなかったような……」
真園彩音:「えー…ピーターとは約束してたの?いつの間に?」
ピーター:「あの日の帰りに荷物持ちをやらされたからな、君達に」
仁奈川伊由:「そうそう。そん時にね」
ピーター:「その報酬だ」
真園彩音:「ふーん、そうだっけ」
真園彩音:「覚えてねー」
真園彩音:「あ、そうそう。でね、調査なんだけど」
仁奈川伊由:「はいはい」身を乗り出す。
真園彩音:「一つだけ面白いのがあるんだよね」
仁奈川伊由:「…まだやるんだ?」
真園彩音:「いや、これはその話で終わりかなって感じなのよ」
仁奈川伊由:「んん?」首を傾げる。「なになに」
真園彩音:「学校の周辺を調査してた時にさ」
真園彩音:「変な外国人の人が居てー」
真園彩音:「サングラスかけたお洒落スーツ着た人」
ピーター:「!」
仁奈川伊由:「…」ピーターを見る。
真園彩音:「あれ?ピーターどうかした?」
ピーター:「いや、続けてくれ」
仁奈川伊由:「…その人、どうかしたの?」
真園彩音:「そう、魔除けの方法ってのを教えてくれたの」
仁奈川伊由:「へえ?」 (……何で?)
真園彩音:「鏡の手の事も詳しいらしくてー、何か石を魔除けにするんだって」
真園彩音:「あー、これこれ。なるべく綺麗な石を探してきて何語でもいいか”手”って書いて持っておく」
真園彩音:「鏡の手に出会ったらそれを渡せば良いんだって」
真園彩音:「それを掴んで沈んでいくはずって」
真園彩音:「どうよ、それっぽくない?」
仁奈川伊由:「………」思わず黙り込んでしまう。「…そうね、そう、だけど……」
仁奈川伊由:「なんで、その人は真園にそんなこと教えてくれたのかしらね。外国人なのに、オカルトに詳しいなんて」
ピーター:(また適当な事を言ったな、マスター)
仁奈川伊由:「珍しい感じ。だまされてない?」冗談っぽく言う。
真園彩音:「代わりにこの街のオカルト的な噂話を何か教えてほしいって言われて教えてあげた」
仁奈川伊由:「えー」(えー!?)
仁奈川伊由:「なに教えてあげたの? あたしも知りたい」
真園彩音:「んー、人形供養のお祭りとかお願いが叶うマユラ様のお守りとかそういうの」
仁奈川伊由:「く………」(な)
真園彩音:「人形供養の方にはなんか興味持ったみたいだったよ」
仁奈川伊由:「詳しいのね、ずいぶん……」(なんでそんなピンポイントな情報ばっかり………)
仁奈川伊由:「へー、興味持ってくれたんだ。良かったじゃん」(全然良くない)
真園彩音:「詳しいって言っても人形を供養するお祭りがあるよー的な感じだけなんだけど」
真園彩音:「あれは何だっけ、子供の健康と成長を祈るお祭りでしょ」
仁奈川伊由:「そうなんだ」これは本心から感心する。
ピーター:(おい、わかってると思うけど、たぶんそれは魔石卿だ)小声で
仁奈川伊由:(そうでしょうともっ)小声で。
ピーター:(儀式について調べてるって言ったよな、それの一環だとは思うから真園に害はないハズだ)
仁奈川伊由:(サングラスかけた変な外国人が何人もいてたまるか…。…え、ホント?)
仁奈川伊由:(…あんたも知らなかったのよね。このこと)ピーターをまじまじと見る。
ピーター:(あの人は勝手にやるからな、手伝ってほしい時は声かけてくる)
ピーター:(その辺は気を使ってくれてる…と思う)
ピーター:(良く解らん人ではあるけど)
仁奈川伊由:(そっか。……)あんたが息詰まってなくて良かったわ、と言いかけて。
仁奈川伊由:そういえばこいつがFHであることを思い出し、そこまで言う必要はないか?と思ってやめる。
ピーター:何か言いたそうな顔してるのは察したようで話題を変える
ピーター:「それで?その話で終わりなのか?」
仁奈川伊由:むにゃむにゃした口元をさすりつつ、真園を見る。
真園彩音:「んー、それっぽい解決法でしょ。これを広めれば噂話が収束するんじゃない?」
真園彩音:「変な噂が広がるよりいいでしょ」
真園彩音:「オチがある怪談の方がそれっぽいし」
仁奈川伊由:「あー、そうね…。オカルト調査団の活躍にもなるしね」
ピーター:「まま、そういう物なのか」
仁奈川伊由:「そういうもんよ。みんなが安心するのが大事」
仁奈川伊由:「そしたら、鏡の手なんて怖くないよねって思ってくれて、すぐに別のブームがくるんじゃない?」
ピーター:「…そうかもな」
仁奈川伊由:「そう、そう」(………それで)
仁奈川伊由:『鏡の手』は、いずれ忘れ去られる。
仁奈川伊由:それを引き起こしていた、ちっぽけな妖怪のことを知るやつは、いずれ誰もいなくなる。
仁奈川伊由:(………妖怪なんかいない。おばけなんかいない。そのはずよ)
仁奈川伊由:でも、あの雨の中、鏡を通して暴いたあいつの正体は、レネゲイドで語るには、………。
仁奈川伊由:「………あーーーっ、やだー、あたしすっかりこの街に毒されてるーーー」突然頭を抱える。
ピーター:「いきなりどうした?」
仁奈川伊由:「なんでもない…、己の価値観の変化に怯えていただけ…」
仁奈川伊由:「ジメジメした天気が続いてるから、ジメジメした考えに取り憑かれてるんだわ…」
ピーター:「いきなり叫ぶとヤバいヤツに見えるぞ」
真園彩音:「ジメジメかー、そう言えば急に暑くなってきたよね」
仁奈川伊由:「あー、梅雨、ようやく終わるんだっけ」顔を上げます。
GM:外から蝉の声が聞こえます
ピーター:「なんだ、あの変な音」
仁奈川伊由:「え?あんた蝉知らないの?」
ピーター:「蝉?」
仁奈川伊由:「セミ。日本の夏」
真園彩音:「虫だよー」
ピーター:「虫か、ふーん変な鳴き声だな」
真園彩音:「セミかー、夏だな」
真園彩音:「…よし」
仁奈川伊由:「…そういえば、日本来たばっかりだものね…」
仁奈川伊由:「ん?」
真園彩音:「もうすぐ海開きじゃん」
真園彩音:「十海海浜公園、7月にはさ」
真園彩音:「海行こうよ、海」
仁奈川伊由:「……おおっ」
仁奈川伊由:「ちょーーー良い!賛成!」
真園彩音:「でしょー?」
ピーター:僕は関係なさそうだなって顔してます。
仁奈川伊由:「たまには、パーッとね。パーッと」
仁奈川伊由:「水着買いに行くでしょ? ピーターも、いつ暇?」
ピーター:「ッ!はァ?」
仁奈川伊由:「えっ、行くでしょ? 海?」
ピーター:「そういうのは女子で行くんじゃないのか?」
仁奈川伊由:「えー、だから、あたしと、真園と、ピーター」
仁奈川伊由:「もう女子みたいなもんじゃん、あんた」
ピーター:「なッ!ふざけるなよ!誰が女子だ!」
真園彩音:「顔は女子って言っても通るよね」
仁奈川伊由:「ねー」
ピーター:「クッ…行かない!行かないからな!」
仁奈川伊由:「えー!? 行くでしょ!もう確定!」
真園彩音:「はい、じゃそういう事で」
ピーター:「行かないって言ってるだろ」
仁奈川伊由:「やったー」
真園彩音:「もう昼休み終わりだし」
真園彩音:「具体的な日程は放課後でー」
仁奈川伊由:「はーい、楽しみにしまーす」
仁奈川伊由:「…ね~、ピーター」顔を覗き込む。
ピーター:「う…」
ピーター:「後で…覚えてろよ」
ピーター:と言って自分の席に戻っていく。
仁奈川伊由:「あははっ」けらけら笑いながら、自分も席に戻る。
仁奈川伊由:楽しみだな。七月、海。たまにはパーッと…ただの友達らしく、二人と過ごす。過ごしたい。
仁奈川伊由:少女らしく、そう思った。
ED4:風見将吾
GM:十海出版資料室。
GM:過去に発行された新聞のデジタル化を行う部署が併設されている。
胡桃澤編集:「えーと歴代市長の経歴でしたっけ?」
胡桃澤編集:データを検索し該当する情報を探してくれている。
風見将吾:「うん。顔写真とかもあるといいな」
風見将吾:「さすがに全部十海家がやってきたわけじゃなかったと思うけど」
胡桃澤編集:「じゃあこれかな~。十海市市政100周年記念号」
胡桃澤編集:「んー、いや。全部十海家ですよ、確か」
風見将吾:「マジか……」
風見将吾:「十海って名前の市長が多いとは思ってたけど。全部? 本当に?」
胡桃澤編集:「養子って感じの人もいますね、最初は違うけど途中で改名する感じ」
風見将吾:「養子……」
風見将吾:「前、あー、今の市長はどうだっけ。今の市長も養子だったよな?」
胡桃澤編集:「前は実子だったはずですよ~」
胡桃澤編集:「結構長生きしてる人も居てですね」
風見将吾:「さすがにおかしくないか。法律が緩かった昔ならともかく、今の日本はちゃんとした法治国家のはずだろ」
風見将吾:「それなりに大きな街の市長が、そんな町工場みたいなズルズルの家族経営って……ありえるのか?」
風見将吾:「そもそもなんで養子にするんだよ?」
胡桃澤編集:「うーん、といっても選挙するとやっぱり地盤と看板と鞄とか言いますし」
胡桃澤編集:「裕福ですからね十海家。お金と知名度と繋がりは強いですよ」
風見将吾:「ガチで市長を狙うなら、十海姓になったほうが得ってことか」
風見将吾:「で、ご隠居も……もう死んだらしいが……それを承認してきたと」
胡桃澤編集:「えと、養子ですよね。単純に跡継ぎが居なかったり跡継ぎが女性だったりのパターンですね」
風見将吾:「ああ。それなら確かに養子は取るな」
胡桃澤編集:「養子と言っても今回と同じように血縁からって感じらしいです」
胡桃澤編集:「それだけ力が強いんですよ。だってお殿様ですからね」
風見将吾:「……お殿様。ご隠居は本当に死んだんだよな?」
風見将吾:「市長じゃなくてご隠居が?」
胡桃澤編集:「え、そりゃまあ死亡届も出てますし」
胡桃澤編集:「いや、市長生きてますよね?TV出てたし」
風見将吾:「そうなんだよ。TV出てたし、会見もしてたよな」
風見将吾:「(でも殺しただろ、憑いてた怪異ごと……というか人間ですらなかっただろ)」
胡桃澤編集:「何で市長が死んだって思うんです?何か裏ネタですか?」
風見将吾:「いや、つまんないオカルト話だよ。市長をやっかんだ奴が呪いの儀式をやったとかそういうのがネットにあがっててね」
風見将吾:「まあガセだろうなー、と思ったところにあの電話じゃん。本当に死んだのかと思っちゃってさ」
風見将吾:「また市長にインタビューとかできないかな? 無理そう?」
胡桃澤編集:「はー、なるほど。ムーとかに出せそうなネタですねー」
胡桃澤編集:「今すぐは難しいかもですね」
胡桃澤編集:「葬儀とか終わってちょっと間を置かないと厳しいかも」
風見将吾:「そうだよなあ。一族のえらい人が亡くなったんじゃな……」
胡桃澤編集:「うちも一応十海市の広報の仕事とかしてるんで、市長の御不幸のあとにガッつくわけにはいかないんですよ」
胡桃澤編集:「家の御不幸をネタにするのもアリっちゃありなんですけど、しがらみのない場合ですよ」
風見将吾:ちなみに、歴代市長の名前とか経歴でなにか不自然な点はありますか? あれって思うポイントとか
GM:そうですね
風見将吾:「それは違いない。信用なくしたら取材もできなくなっちゃうしな」
風見将吾:「当分市長へのインタビューはやめとこう」
GM:そこそこ長生きしている人が数人いますが
GM:そういう人は一度かなり体調を崩したりしてから復帰している感じですね
GM:死ぬかもって感じからの復帰。
風見将吾:過去の市長で、退任したあとにまだ生きてる人とかは流石にいないですか?
GM:居ます、普通にある程度年取ると引退して
GM:次の世代の市長に任せますね
風見将吾:「(市長。市長……この街の運営は異常すぎる。絶対に裏がある)」
GM:そういう場合は御隠居みたいな感じで尊重されてたようです
風見将吾:「(でも今の市長はダメだ。まともに話を聞けるとは思えない。なら過去の……誰でもいい。元市長にインタビューできれば……)」
GM:あ、今生きてる人は居ません
風見将吾:しんでる!!
GM:元市長で生きてる人は居ないですね 前市長が死んで御隠居が死んだので
GM:あとは長生きした人が死にかけた場合
風見将吾:「(だめだ。全然わからん)」
GM:前後して御隠居が亡くなる場合があります
風見将吾:なにそれ!?!?!?
風見将吾:スケープドールでは!?!?
GM:数年の誤差はありますが。
GM:そういう事に気付けるでしょう。
風見将吾:「なんかさ。タイミングよくご隠居的な人が……死んでるんだな。これ」
胡桃澤編集:「ん、そうですね」
胡桃澤編集:「でも、だいたいご高齢ですし」
胡桃澤編集:「そういう事もあるんじゃないですかね」
風見将吾:「だとしてもこれは……これはなあ。多すぎる……昭和30年。肺炎で市長が入院し、前々市長が死亡」
風見将吾:「昭和52年。交通事故で市長が緊急搬送。2年後にご隠居が死亡……」
風見将吾:「……高齢だからか? ただの偶然なのか? わからん……」
胡桃澤編集:「死因は特に不審はないですけれど…」
胡桃澤編集:「気になる用でしたら、その辺の新聞とか雑誌のデータ探して送っときますね」
風見将吾:「ああ、ありがとう。俺もちょっと行きたいとこがあるから、今日は失礼するよ」
風見将吾:こうなった以上、話を聞けそうな人は限られてくる。
風見将吾:「(十海絹江)」
風見将吾:「(あの人なら事情を知ってるはずだ。もうこれ以上、この異常事態をほっとくわけにはいかない……)」
風見将吾:「(失礼だろうが知ったことか。巫女について……九段先輩について。ニナちゃんについて。市長について。全部聞き出してやる)」
風見将吾:荷物をまとめ、夏物に変えたジャケットを羽織って編集部を出ていきます。
GM:では編集部のドアを開けたところで
風見裕二:「…ッ!兄さん?」
風見将吾:「あ?」
風見将吾:「なんだよ? なんでお前がここに来るんだ」
風見裕二:「何してるんですか、こんなとこ…」
風見裕二:「兄さんは仕事ですね」
風見将吾:「そうだよ、今の俺の仕事知ってんだろうが。お前はなんなんだよ」
風見裕二:「僕は少年武術体験の記事を掲載するという件です」
風見将吾:「警察署ならともかく、師範様がここに来る用事なんてあったか?」
風見将吾:「あぁ……」
風見裕二:「新聞の社会欄に載せるから」
風見将吾:「真面目で結構なことだ。お前はそのまま光のロードを邁進してくれ。じゃな」
風見裕二:「というか、それくらい知っててください」
風見裕二:「家にもほとんど帰っていないでしょう」
風見将吾:「いいーんだよ家は別に! 25歳つった
風見将吾:「いいーんだよ家は別に! 25歳つったらもう自立して一人暮らしする歳だろ!」
風見裕二:「だとしても、何か危ない事をしていたりしてないでしょうね」
風見将吾:「してないよ……するわけないだろ。俺が武道やめた理由の一つは痛いのも痛くされるのも嫌だからだ」
風見将吾:「危ないことに首を突っ込むと、必然的に誰かを殴ったりなんだりしなきゃならない」
風見裕二:「…嘘だ…絶対」ボソッと小声で
風見裕二:「良いですか、道場は僕がやるとしても」
風見裕二:すぐに声を大きくする
風見裕二:「一応は風見家の跡取りは兄さんなんですよ」
風見将吾:「跡取りっつったって、十海家みたいなガチ良家ってわけでもないんだしさ……」
風見裕二:「…歴史はありますよッ」
風見裕二:「江戸時代から続く…ガチの家柄です!」
風見将吾:「わっわかったわかった。知ってるよ俺だって本当は! 色々調べたから!」
風見裕二:「とにかく、危ない事には手を出さないでくださいよ!」
風見裕二:そういって胸に手を当てる。
風見裕二:もともと裕二は体が強い方ではなかった。
風見裕二:今は立派に成長しているが。
風見将吾:「……出さないよ。兄ちゃんはこの街が好きなだけなんだ」
風見将吾:「だから歴史とか、いろんな事件の真相とかを追ってる……こういうやつとかな」
風見将吾:手帳に《シークレットトーク》で文字を書きます。オーヴァードにしか見えない文字。
風見将吾:『巫女ってなんだ?』『市長は何者だ?』
風見裕二:それを見て
風見裕二:「何も書いてないじゃないですか」
風見将吾:「ふっ」
風見将吾:「ふふふっ。ゆうじぃ~~」 ぽんぽんと背中をたたき肩を組む。
風見裕二:「なっ…何ですか」
風見将吾:「……お前は」
風見将吾:「お前はそのまま、表の世界で武道をやっててくれ。頼む……もう嫌なんだ」 誰かが消えるのも、誰かが巻き込まれるのもだ。
風見将吾:「この街のことは、兄ちゃんがなんとかしてやる」
風見将吾:そう言うと、素早く離れて階段にダッシュ。そのまま駆け下ります。
風見裕二:「兄さん、もしかしてまだ…」
風見裕二:と言いかけて背中を見送る。
風見裕二:(美優紀姉ちゃんの事を)
風見裕二:「あの人の言った通りだ」
風見裕二:そう言って着物の懐に手を入れる。
風見裕二:首から糸で吊るしたお守り。
風見裕二:あの日、縁日で貰ったお守りを握りしめる。
風見裕二:「僕が兄さんを守らないと」
次回予告
第死話
「私が蒐集すべきコレクションはただ一つだけ、完全なる人体だ」
「不良品の材料を繋ぎ合わせた出来損ない人形でも役には立つ事がある」
「夏で海で夜って言えば花火と怪談でしょ!」
「素晴らしい、腕を上げましたね。完璧などというものは磨き上げた先にある」
「再び大祭を執り行うべき刻になったのだ」
7月。
星の季節。
人々は星に願いを込め。
再会を願う。
バラバラになってしまったものを。
丁寧に集め元に戻していく。
忘れていた思い出。
離れてしまった関係。
壊れてしまった人形。
しかし、それを繋ぎ合わせても。
本当に元に戻ったと言えるのだろうか。
別の何かが混ざってはいないだろうか。
それでも、出来上がったものが美しければ。
きっと誰も気にしないのではないだろうか。
『十海怪奇譚』第死話「美しい死者の話」
GM:以上で惨話は終了です。
風見将吾:ポケットモンスター 惨/死
GM:お付き合いありがとうございました
風見将吾:お疲れ様でした!
仁奈川伊由:おつかれさまでした!楽しかったです!
壱条ゆゆ:やった~ ありがとうございました~
露野勲:お疲れさまでした!すげーよかったっす!
壱条ゆゆ:次回ももーっと楽しくなるよね! ね! ばじゅ太郎!
仁奈川伊由:ばじゅ~ッ