GM:
【神話情報】賢者の石
技能:〈情報:UGN〉〈知識:レネゲイド〉
目標値:7
キーワード上昇値:なし
賢者の石は、現代のオーヴァードに関わるものにとっては(巨大な力があるとはいえ)単なる実体の名でしかない。
しかし、かつて構築された錬金術という神話体系においては、大いなる業を経てたどり着く最終到達点の名であった。
黒化・白化・赤化の過程の果てに成立した賢者の石は、完全な存在への変成を遂げる水、すなわち不老不死の霊薬でもあるという。
キーワード[不死の薬]を入手
【神話情報】呪術理論
技能:〈情報:学問〉〈知識:神秘学〉
目標値:7
キーワード上昇値:なし
似たものは同じものである、という思想は世界に広く見られる。
これを[類感呪術]と呼ぶ。思想性に基づいて発生する伝承種レネゲイドは、この影響を強く受けることで知られている。
アルテリア・ドラコニスによると思われる伝承種レネゲイドの異常活性化も、この理論に基づいて波及していると思われる。
似たもの、連なったものは、同じように呼び起こされる。つまり、活性化している神々には、何かの共通点があるはずだ。
キーワード[類感呪術]を入手
【情報】FHの動向
技能:〈情報:UGN,FH〉
目標値:7
キーワード上昇値:なし
事件と前後して、FHの活動そのものが奇妙なほど縮小している。犯罪などは起こっているが、大規模な作戦活動が絶えているのだ。
ゼノスからの情報によれば、FHの大指針を定めていたもの、プランナーの残していたすべての計画が、終わりを迎えているからだという。
この時期を境に、未来予知じみたプランナーの計画書は終わっているのだという。まるで、このさきの世界などありはしないかのように。
キーワード[世界の終わり]を入手
【情報】レネゲイドと神秘主義
技能:〈知識:神秘学,レネゲイド〉
目標値:9
キーワード上昇値:なし
レネゲイドは、感染した存在の認知によってその存在を左右される傾向が極めて強い。
神秘主義的な修法、内界への世界観構築が、レネゲイドコントロールの理論に応用されていることもその証左だ。
ジャーム化によってエフェクト出力が跳ね上がる原因も、人としてのエゴの限界を超えるためとも言われている。
そしてまた、ロイス理論の存在は、人の思いが単に個人だけではなく、それを超えた範囲で作用する可能性を示唆する。
神性圏界を備えた神話級伝承種レネゲイドは、絶対的といってよい支配能力と出力を持つといえる。
だが、彼らは現在、世界の支配者とはなり得ていない。これは、神話が架空のものだと認定されたためだ、という説がある。
世界に存在するものではありえない、という強い認知が、人類種による神々への抗体として作用している、というのだ。
もしこれが事実だとするなら、旧いレネゲイドに関係する組織…たとえばFHの前身である秘密結社…は、ある程度事実を認識しているはずだ。
かれらは意図的に神話を消すことで、人類に関わるレネゲイドの方向性をコントロールしようとしていた可能性がある。
FHセントラルドグマに属していたとされるプランナーや、あるいは神話の住人めいたRBたちは、その証拠となるだろうか。
キーワード[消された神話]を入手
GM:で、対応項目出していきます…
GM:
[類感呪術]が【情報】未開示(???ではなく出現していない)。
[不死の薬]が【神話情報】アルテリア・ドラコニス
[世界の終わり]が【情報】枯れ枝の巫女
[消された神話]が【神話情報】??????(提示済みのよくわからない項目)
GM:
GM:という塩梅で情報が出揃いました。軽めのところですが…
GM:とりあえずOPで状況提示までやりましたので、せっかくですから初期ペアでの交流シーンをと思うのですがいかがでしょう?
シミュラント:やりたいです!!!
直江 始:こっちはオッケー!
雛衣・シンベリン:やりましょう
更級初:こちらもんだいなく!やりたいね
GM:OK!ではメインで姫とミューちゃん、サブのほうで師弟コンビということでよろしくです。
気が向いたらNPCが賑やかしに行くかも知れません
GM:
ミドル2-a
GM:◆――――――――――――――――◆
GM:交流シーン:雛衣&シミュラント
GM:◆――――――――――――――――◆
GM:シチュエーションやりたい!というのでなければ臨時支部内とか周囲とかを提示します。会話だけでもつもるところがありまそう
GM:双方希望固まり次第スタートで30分程度と考えております!
GM:
GM:仮設支部から少し離れた公園には、平日でもキッチンカーが出ていた。子どもたちより、疲れた勤め人が出入りしている。
GM:人通りはあり、しかし聞き耳は立てられないくらいの距離を作るには、ちょうどよい塩梅ではある。
シミュラント:「ねぇ、シンベリン あれ何?」 そう言い台所と自動車が一体化したものを指さす
雛衣・シンベリン:「こちらもくださいな」大きな帽子を被った宵色の髪の少女が、楽しげに出店をはしごする。
雛衣・シンベリン:説明するまでもなく、気の良い笑みを浮かべた屋台の店主が、硬貨と引き換えに焼きそばを手渡してくれる。
雛衣・シンベリン:「はい、シミュ」
雛衣・シンベリン:焼きそばを渡す。「こっちも」フランクフルトも。「あと、これもね」たい焼き。
シミュラント:「.....うん ぅ... ちょっ ちょっと!」
アクくん:「ぼくのはー?」シミュラントの肩掛けカバンの中から
シミュラント:「多すぎ! 流石に両手塞がっちゃうわよ ...し~らない」
シミュラント:いっぱいとは言ったがわざわざ分けるほどの優しさはないようで少し威嚇しながら抱える
雛衣・シンベリン:「アク、出てくるのは待って。あっちに飲食スペースがあるわ」
アクくん:「むぎゅ」
シミュラント:(あたりまえだけど人、多い...みんな警戒心なさすぎ...いや、これが普通なのよね)
雛衣・シンベリン:「ああ、今は忙しくってお小言を言うひともいないから 耳を伸ばせちゃう」
雛衣・シンベリン:「あ、あそこがいいわ。あそこにしましょう」 広場の中央。レンガの柵に囲まれた大樹の下に、長机がある。
シミュラント:「ん わかった」長机に向かい買ってもらったものを広げる
シミュラント:「って! なんで普通にお散歩してるのよ!?」
雛衣・シンベリン:「ふう」 長椅子に深々と座り込み、机の上に広げられたジャンクフードを、目を輝かせて見つめる。
シミュラント:「こっちはアンタを殺そうとした敵なのよ?!」
雛衣・シンベリン:「落ち着いて。まわりの人の迷惑になるでしょう?」
シミュラント:同行すると言ったのは自分だがあまりにもごく普通に接している姫に流されそうになり声を荒げる
シミュラント:「あっ、ごめんなさい......じゃなくて」
雛衣・シンベリン:迷惑行為の例示看板を指差す。「それで、なんで殺そうとしたのに普通にお散歩してるかって言われたら……」
雛衣・シンベリン:「姫がやりたかったからよ?」
シミュラント:「むぅぅ......」
アクくん:「あぶないよー」カバンの中から
シミュラント:調子が狂う、少なくともこっちは本気の殺意を向けたのに慈悲を向けるどころか抱きついて、あまつさえピクニックに行っている
シミュラント:そしてそれに流される自分も流されやすいような気がして無性に腹が立つ
シミュラント:「そうよ、コイツの言う通りアタシは危ないのよ」
雛衣・シンベリン:「そう」ちまちまと、並べられたジャンクフードをちょっとずつ食べ始める。
雛衣・シンベリン:本当にちょっとずつだ。大盛りで頼んだ焼きそばを、一口、二口、その小さな口に放り込んでは、興味を失ったかのように次に移る。
雛衣・シンベリン:「でも……どうかしら? あなた一人で姫を殺しに来たとして…………」
シミュラント:「も”ぉ~~~」余りそうな焼きそばを受け取り食べる 悪くないかも
雛衣・シンベリン:「オーヴァードの暗殺って、とぉっても難しいのよね」
雛衣・シンベリン:「姫みたいな、とびきり強くて有能でミステリアスで、底の知れないオーヴァードなら尚更よ?」
雛衣・シンベリン:「たとえば、姫が死んだ瞬間に、暴走した姫姫パワーで半径13キロが灰燼になりますって言ったらどうする?」
雛衣・シンベリン:割り箸で、たこ焼きを分解して中のタコだけをつまんで食べる。
シミュラント:「普通なら躊躇うんでしょうね...被害の規模とか自分の命とか...でも私なら躊躇わない」
シミュラント:「ちょっと、外の殻? も食べなさいよ」
雛衣・シンベリン:「要らなあい。熱いもの」
アクくん:「ひめーまたやってるー」
雛衣・シンベリン:「そう」剣呑な話と宣言に対し、むしろ嬉しそうな笑みを浮かべるばかりだ。「姫のことはいいわ。あなたはどうやってあそこに来たの?」
シミュラント:「初の言ってたアルテリア・ドラゴニカってリエゾンもどきがいるでしょ」
シミュラント:「アレに拾われたの...私は...それまではずっと...」
シミュラント:「姫、アンタになるために生きてた」
雛衣・シンベリン:「姫に?」
シミュラント:「UGNだけが保有している賢者の石の最高適合者、そのバックアップ...あるいはカウンター........目的はもうわからないけど」
シミュラント:「それを求められたからアンタのDNAを元に複製されたのがアタシ.......上手くいかなかったけど」
シミュラント:「どう? 目の前で出来の悪い偽物を見せつけられた気分は」
雛衣・シンベリン:「……………………………………ふふ」 にんまりと笑う。
シミュラント:「...................何よ」
雛衣・シンベリン:「ねえ、手を見せて」
シミュラント:少し躊躇いながらも掌を見せる
雛衣・シンベリン:その上に、自身の手を重ねる。
雛衣・シンベリン:指の形は相似。だが大きさが少し違う。皮の厚さも。火傷の跡が生々しく残るシミュラントの手に対して、キズ一つ無い……石膏像めいたシンベリンの指。
シミュラント:(指...細くて綺麗.......私と全然違う)
雛衣・シンベリン:「姫の方が整ってるって思ったでしょ」
シミュラント:「当り前じゃない...細くて綺麗で....羨ましい」指先でなぞるように彼女に触れる
雛衣・シンベリン:「そうかもね。姫は……蝶よ花よと大事にされてるわ」
雛衣・シンベリン:「そのうえ、ミステリアスで神秘的な、どこか近寄りがたい雰囲気を湛えた身分の高い美少女なのも確か…………」
シミュラント:「喧嘩売ってる?」もう一つの手でその綺麗な手をフニフニと握る
アクくん:「もりすぎ、もりすぎー」
雛衣・シンベリン:「けれど」 広場全体に、木洩れ日を作っている大樹を見上げる。
雛衣・シンベリン:それは青々しい葉を湛えた、太い幹を持つ豊かな緑である。
雛衣・シンベリン:しかし、その周囲はレンガの生け垣で固められ、飲食スペースの地面は白いコンクリートで舗装されている。
雛衣・シンベリン:「姫は、そうなる以外になかったわ」
雛衣・シンベリン:完璧に、一分の隙もなく管理された、人々に恵みもたらすべく生まれ育てられる、大いなる力。
雛衣・シンベリン:「姫の生まれた理由。生きる理由。生きることを許される理由。それはここから一生変わらないし、変えられないわ。まあ、誰かを助けるのも、嫌いじゃないし」
雛衣・シンベリン:「だから、それ以外の全てを姫の好きにするの」
雛衣・シンベリン:ふわりと、その顔の横を、白いものが漂った。それはタンポポの綿毛であった。大樹に比べればあまりに儚く、脆く、小さくて……
シミュラント:「それでも...アナタは......期待に応えられるづける力があったじゃない」
シミュラント:尊大で自由に見えた彼女の表情の翳り、これまでも...これからも彼女を縛るものの一端を見た気がした
雛衣・シンベリン:綿毛を指で摘まみとって、シミュラントの髪の横に並べる。「ふふ、同じ色」
シミュラント:「......フンっ」
雛衣・シンベリン:「あなたにはね、姫の代わりに、『自由』になってもらう。それなら、救いがある気がするでしょう?」
シミュラント:「自由.......なれるかしら」
雛衣・シンベリン:「あなたを縛るもの、因縁、鎖、過去も未来も何もかも、姫が壊すの。そうして飛び立ったアナタを見つめて……」
雛衣・シンベリン:「……………………ふふ」 想像するだけで、楽しくて仕方ないとでも言いたげな、零れるような満面の笑み。
シミュラント:「まぁ、救われたのは確かだし...その我儘に付き合ってあげる」
シミュラント:(でも、その願いは一生叶わないわ)
シミュラント:私は既に雛衣・シンベリンというもう1人の自分に囚われているのだから
GM:
GM:
GM:シーンカット。
ミドル2-b
GM:◆――――――――――――――――◆
GM:交流シーン:初&始
GM:◆――――――――――――――――◆
GM:
GM:仮施設地下には、一応の訓練用スペースが設えられていた。手狭ではあるが、体を動かすには十分だ。
更級初:緩やかな下段に、白い白い羽のような剣を構えている。……常に使う際に纏う、白い光は今はない。
直江 始:赤黒の大剣を振り上げるように構える。
更級初:殺傷力が強くなりすぎる、と言うのはもちろんあるが。聖剣に不具合がある、という今の彼女からすると、少し不安にも映っただろうか。
更級初:「じゃ、体ほぐす感じでいこっか。まずは軽--」する、と踏み込んでいる。「くね」
直江 始:「……はい!」
直江 始:迎撃するように肩口から振り下ろす。
更級初:ゆらりといつのまにか持ち上がった白い刃が、大剣と擦れ合う金属の音。
更級初:肩口の白い布が風を孕んでめくれ上がり、彼女の手元と口元を隠した。
更級初:屋根の構えに近い形への変化。それに合わせてきみの刃が、彼女を切る軌道からずれ始める。
更級初:彼女がよく使う技法のひとつだった。UGNとしても、あまり先制攻撃ばかりできるわけではないから、と彼女は苦笑して言っていたように思う。
直江 始:噛み合わせた刃で白剣を巻き込み、左に流しながら突きを入れようと動く。
更級初:彼女の細い刃は軽く見える。だが、その実非常に重みを--動かしづらさ、と言う意味で--持っているのを、きみは知っている。
直江 始:鍔迫り合いで押し合うならば力と体格差ならこちらが有利。
直江 始:──にも関わらず、押しきれない。
直江 始:こちらの想定以上に力を込められているのか、こちらの力が流されているのか。
更級初:軽々と少女が手の内で引き、重みを掛けるような動作で。ぎり、と噛み合う刃が押し合い、きみの掛ける力を読んだかのように、流そうと試みられているのがわかる。
直江 始:「……くっ」
更級初:そうしているなかでも、少女の体幹はろくにずれていない。…そうだとしても、あなたは刃の意味とその方向を読めるようになっている。
更級初:「慌てない、慌てない。そのまま押して押して倒すの狙うのだってありだし--」
更級初:きり、と噛み合ったまま。流れる刃がするりときみの喉元に伸びてくる。
直江 始:「わっ」
更級初:「こういう風に、くっつけたまま切るのだってありなんだから。ましてや大剣ならこう、根本のリカッソとか掴んだり--」触れる前に、少女のもう片方の手が白い刃の根本を掴み。
更級初:てこの原理を用いて跳ね上げる。そのまま柄頭で打ち抜くように。
更級初:「殺撃、じゃないけどね。こういう応用だってある」
直江 始:「うう……」
直江 始:頭の中で相棒が酷くうるさく喚いている。模擬戦であろうと負けは許してくれない。
更級初:くるっと手の中で白い羽の剣を回して。「ほら、一度終わったんだから礼をしよっか」笑う。まるできみがうるさく叱られているのが聞こえているかのような。
直江 始:「ありがとうございました……」
直江 始:しょんぼりしながら。
更級初:「ありがとうございました。……あはは、まだまだ負けてはやれないぜ~」
直江 始:「あの、僕、ちゃんと進歩してるんですかね……?」
直江 始:「全然一本取れないのは……よくないけどともかくとして」
更級初:「剣筋をある程度読めるようになったじゃん。”このままだとまずいぞ”って先が読めるようになってるなってる」
直江 始:「ああ……そう言われると『あ、これまずいな』っていうのは前よりわかるようになったような……」
更級初:「型稽古とか運剣の基礎ができてきた証だって。こういう基礎が大事なんだから」
直江 始:「なまじ技だけは染み付いてる分、負け方だけ負ける前にリアルに想像できてすごい悲しいです」
更級初:「きみの課題はそこだな~。なまじ見えるようになった分、そういう負けとかを想像しちゃって腰が引けたり逆にヤケになり易くなってる」
更級初:「ま、初級者から中級者の壁ってやつだね。同レベルの相手とかそういうので勝ったり負けたりするのが一番いいんだろうけど……」
直江 始:「アッシュのおかげで色々な過程飛び越しちゃったのも良し悪しですね……あっごめんなさい感謝してます!」
直江 始:レネゲイドビーイング・アッシュ。共生している戦士はその技を始に使わせてくれる。
更級初:「ん?ああいや、それ言うなら、何で教えるなら教えるで、もっとひとところの教育拠点とかでやらないのーって言われても当然なことだからさ」苦笑気味。
直江 始:だが、戦闘中にどう動くか、どの技を使うか、瞬時に選択するのは始自身だ。
直江 始:技の練度に対して判断力や経験値が圧倒的に足りていない。
直江 始:「あっすみません、いまのはアッシュが頭の中で暴れて……恩知らずの恥知らずって……」
直江 始:「もちろん、師匠にも感謝してますけど」
更級初:「うーん。わたしに文句あるならもっと言ってもいいんだよ?」
直江 始:「文句ですか?」
更級初:「わたしに付いてきてほしい、っていうのはわたしのわがままだしね」
直江 始:「……それは、勘違いしないでほしいんですけど」
直江 始:むっとした顔で。
直江 始:「僕、師匠に言われたから師匠についていってるんじゃないですよ」
直江 始:「僕がそうしたいと思って、師匠が許してくれるから師事してるんです」
更級初:「あらまあ」ちょっと嬉しそう。「だとしても、色々不満とかあるんじゃない~?そういうのはさ、先に聞いて解消したりした方がいいからさ」
直江 始:「流されてるわけじゃないですから! よく流されやすそうって言われますけど……」
更級初:いつのまにか横に立ってえいえいとほっぺをつついている。
直江 始:「不満……」
直江 始:ほっぺをつつかれながらじとっとした目で。
更級初:こうして並ぶと、彼女の背丈はきみより結構低いと実感できる。10センチ以上は下だろう。
直江 始:「あえて言うなら、こういう子供扱いなんですけど……」
直江 始:「師匠、保護者みたいな顔ばっかりするんだから」
更級初:「わあ。じゃあやめなきゃだ」ちょっと大げさに手のひらを天に掲げる。
更級初:「実際UGNじゃあ保護者みたいな扱いだからねー。メンターってそういうことだし?」
直江 始:「そりゃ僕はまだ未成年ですけど、これでも高校には入ってるんですから」
直江 始:「あんまり……その」
直江 始:「ううん」
直江 始:言いづらそうにとてもうんうん唸りながら。
更級初:「なになに」なんだろうなあっていうのんきな顔できみの顔を下から覗き込んでいる。
直江 始:「わあぁ」
直江 始:覗き込まれて、顔を赤くしてそっぽを向く。
更級初:…こうしていると、本当にいつもの彼女だった。のんびりしていて、明るくて。そして自分が異性だということをあまり意識して無さそうな仕草。
直江 始:目を合わせるのも気恥ずかしいし、あまりにも無防備で、色々と視線の向く先が危ない
更級初:「なにさ~。わたしの顔になんかついてた?変なの見たみたいな顔してさ」むぅっとした顔をしている。
直江 始:「いや、変とかじゃなくて……」 大変ではある。こっちが。
直江 始:「そっ、それより、大丈夫なんですか?稽古なんて」
更級初:「じゃあ何~?流石に言って貰わないと更級くんでもわからないのだぞ」腰を折って覗き込むよな仕草。
直江 始:露骨に話をそらそうとする。
更級初:「あっ話そらしたな。……まあ、いいや」
直江 始:(わかられるとそれはそれで色々気まずいんだけど……)
更級初:「大丈夫だよ。戦闘だって十分できる」
更級初:「ちょっと、遺産としての出力は出せないけど…それ以外は、戦闘実働要員として、十分動けるさ」
直江 始:「師匠がそう言うならそうなんでしょうけど……」
直江 始:「万全じゃない状態のままじゃ危ないんじゃないですか? 今回は特に、凄く危険そうな相手ですし」
更級初:「それはそうなんだけどね。”神性圏界”についてはレクチャー受けただろうけど、あれの特性に、」
更級初:「縁を結んだ相手じゃないとOVでも無力化されるって特性がある。…だから、今の状態が一番いいのさ」
更級初:笑う。そうして、一歩離れて。
更級初:「いいかい、直江くん」
更級初:「大事なこと言うよ。キチンとメモを取ってくれると嬉しい」真面目腐った顔。
直江 始:「はい」
更級初:「このままだと負けるしまずい事になるって分かっていたとして」さっきのきみみたいにね、と。
更級初:「焦ってヤケになっちゃいけないし、当然もう負けるんだってあきらめてもいけない。なぜかは分かる?」
直江 始:「どうしてですか?」
更級初:「それはね、そうする時は、負けるんだって思いながらやってるから。そのまま、無意識に負けるつもりで戦って、その通りになっちゃうんだよ」
更級初:「もう間に合わないって思うこともあるかもしれない。本当に取り返しのつかないことがもう起きてしまったかもしれない。でもね」
更級初:「諦めたまま戦うのはダメ。なぜなら、負けて楽になりたいって無意識に思っちゃってるからね。そういう時は、」一息置いて。「意地でも、無様でも、絶対にあきらめないこと」
更級初:白い白い、羽根のような刃を一目見やる。
更級初:「そうすることが、戦う場に立つっていう、最大限の礼儀なんだって。わたしは思ってる」
直江 始:「……はい」
直江 始:心に刻みつける。
更級初:「……あはは!いきなり真面目になっちゃってごめんね!ま、心の隅にでも置いておいて」一転して笑いながら。
直江 始:「ちゃんと肝に銘じます。大事なことだと思うから」
直江 始:「……師匠らしいお言葉だなとは思いましたけど」
更級初:「……」眼を細めて。「大事なことってあとに師匠らしい言葉だと思いましたっていうのはどういうことだ~?」お~?と半目になってぐりぐりする。
更級初:「………ま、ちょっとでも残るなら、それでいいさ」小声で小さく。
直江 始:「いや、その、ガッツがすごいなあというか……」
更級初:「ははは。ガッツがないと戦ってなんてられないぞ!」
更級初:(そうだ)(あとどれくらいだ?わたしがわたしのまま戦えるのは?)
直江 始:「でも、諦めないからって」
直江 始:「燃え尽きるまで頑張らないでくださいよ?」
更級初:「まさかあ。だから後進育ててるんだって」
更級初:「期待してるよ、直江くん!」
直江 始:「……はい」
直江 始:期待している。
直江 始:自分の何に期待されているのかはわからない。
直江 始:ただ、心だけは置いていかれないように。心に留めておこうと思った。
直江 始:それにしても。諦めるなとは。
直江 始:「……いつまでかかるかなあ」
直江 始:こうして後ろからついていくのではなく、横に並べるまでに。
直江 始:諦めるつもりは元からないが、途方もなさそうだ。
GM:
GM:
GM:ロイス生成と調達判定(行うのであれば各人一回)の処理をお願いします
更級初:ロイスは…残り1個だし保留!
シミュラント:雛衣・シンベリン:憐憫/〇勝手に期待しないで! に変更
更級初:購入何がいいかなあ 高性能医療キットでもチャレンジしておくか…
更級初:1dx+1>=9
DoubleCross:(1DX10+1>=9)→6[6]+1→7→失敗
更級初:応急も買えねえ。以上!
直江 始:ロイスはわたしも保留しとこう
直江 始:じゃあこっちで高性能医療キット
直江 始:5DX+3+0@10>=9 調達
DoubleCross:(5DX10+3>=9)→10[4,7,8,8,10]+7[7]+3→20→成功
直江 始:買えた!以上で
雛衣・シンベリン:購入どうしようかな 必要のある構成ではないんだよな~
シミュラント:そうなんだよね...
雛衣・シンベリン:そもそも取れないんだった とりまボデマでも狙っておくか プラチナムナビ継続
GM:ないならなしでも大丈夫ですのよー
シミュラント:ボデマ同じく買おう
雛衣・シンベリン:2dx+4
DoubleCross:(2DX10+4)→9[9,9]+4→13
雛衣・シンベリン:出目いいな! 買えました 装備
シミュラント:2dx ぼでーまを買う
DoubleCross:(2DX10)→9[8,9]→9
シミュラント:くっ
GM:
GM:ではシーン終了処理して…イベント起こしたいかたはおられますか?
GM:あと、ひとつ対応キーワード忘れてたので追記。[消された神話]が【情報:枯れ枝の巫女】に対応してます(2つ揃っている)
雛衣・シンベリン:シミュラントか聖剣かかな
雛衣・シンベリン:現状起こせるイベントは
GM:そうですね。あと、伝承種レネゲイド対処に行ってもよいです。近場で起きている事件を鎮圧します
シミュラント:ほうほう、では直近でイチャしたので事件鎮圧します?
シミュラント:交流イベントは肌感覚だけど非カプ2,2の後にすると具合が良さそうな雰囲気
更級初:そうかも……
直江 始:ふんふん
GM:いま出てる情報を調べに行ってももちろんよいです
雛衣・シンベリン:それはありますね
雛衣・シンベリン:事件鎮圧するか~
シミュラント:暴力の時間よ~!
更級初:情報出るっていうしやってみますか
GM:OK!では…
ミドル3
GM:◆――――――――――――――――◆
GM:ミドル:3 イベントシーン/事件対処
GM:侵蝕率順で…直江くんは自動登場。簡易戦闘が発生します。
直江 始:はい!
GM:登場希望する方は侵蝕率上昇をどうぞ。
直江 始:1d5
DoubleCross:(1D5)→3
更級初:更級初の侵蝕率を1D5(→1)増加(49→50)
直江 始:直江始の侵蝕率を3増加(44→47)
雛衣・シンベリン:1d5+49
DoubleCross:(1D5+49)→3[3]+49→52
シミュラント:フン、力を貸してあげる
シミュラント:シミュラントの侵蝕率を1D5(→5)増加(63→68)
GM:
GM:Q市近郊。県立博物館。…そこに、嵐が渦巻いていた。
GM:不意に出現した異様な《ワーディング》に、ここのところ立て続けの神話事件…一連の事件かと対応に呼び出された君たちを待っていたのは…
GM:辛うじて、本来は討滅局の担当ではない程度の事件ではあった。
GM:
黒い戦女神:「やっと、それらしい連中が来たか。待ちわびたぞ」
黒い戦女神:「我は、死である。戦の中にあっての名誉の死である」
アクくん:「えーとねー、れんらくー。けいびいんさんがなんにんかやられたってー」
更級初:「おおっと……ずいぶんお待たせしちゃったみたいで」白い剣に、水墨のような黒い風--影が加速したそれが纏われている。《ワーディング》《ブラックダイヤモンド》。
GM:神性圏界には足らぬものの、周囲は異様な空気に飲まれている。黒い鴉が飛び交う。
雛衣・シンベリン:「"成りかけ"って感じかしらね? これでも普通のオーヴァードならさぞかし大物なのでしょうけど」
カラス:更級に閉ざされた空を、飛んでいた鴉…のような異形の鳥が、不吉に泣きわめく。
直江 始:「これで、まだ……ですか」
更級初:「鴉の戦女神って言うと…ケルト系かな?」レネゲイドに由来しないものが時のしじま、夜のとばりに守られて眠る。
シミュラント:「ワーディングの濃度が濃い...ここんところこんなんばっかね」
雛衣・シンベリン:「ガラスの箱の中に戻さないといけないわね」
黒い戦女神:「よい。戰場に慣れたたましいの香りだ」
GM:確かに、この施設では現在、ケルト展が開催されていたという。…だが、こんなシロモノが出現するような遺物は紛れていないはずだ。
GM:雛衣が対峙した人狼と同じく、あまりに気軽に神話の世界から呼び戻されたものたちの一人。
シミュラント:「本当に世界の終わりが近いのかもね、浅い情報からここまでの存在が降りるなんて」
更級初:「急にこんなふうになったんなら、原因があるでしょ。それがわからないのに、終わりだどうだってあきらめるつもりにはなれないね…!」
黒い戦女神:「よし。その意気やよし。私を殺してみせよ、当代の戦士たち」
更級初:その白い刃に、常の光はない。その機能は破壊されたままだ。--だが、聖剣大本の権能までが、完全に死んだわけではない。
黒い戦女神:「我は黒い鳥の姉妹である。汝らの魂を得たなら、ここからふたたび神話を拓くことも叶うやもしれない。それも一興」
アクくん:「だいぶはなしきいてないよーあれー」
直江 始:「こっちは楽しくなんてない」
黒い戦女神:「聞いているぞ。不本意なのだ、このような平穏な地は。疾く、決着を見せてくれ」
直江 始:「誰かに勝手に呼ばれたなら申し訳ないけど、人を傷つけるなら帰ってもらう!」
黒い戦女神:「よい。抗い、打ち払え。さもなくばことごとく、我が大鴉たちの贄となろう」
GM:ということで、簡易戦闘によるイベントとなります。何が簡易かというとPC全員で殴ってもらって(セットアップも発生します)
GM:HP150削りきれなかった場合、クリンナップ相当のタイミングで女神様パワーによる10d10点のシーン実ダメージが飛んできます
GM:神話的カラスの群れを撃退せよ!
シミュラント:ボコボコにするぞ~!
更級初:うおお がんばる
GM:ということで、処理行きますがよろしいか!セットアップから!
シミュラント:な~し!
直江 始:セットアップ、<鮮血の奏者> コンボ:フェリドゥーン
更級初:OKです。”杯の業”≪原初の黄:活性の霧≫を自分に。R中攻撃力+15、ドッジダイス-2d。
更級初:更級初の侵蝕率を3増加(50→53)
直江 始:対象は自身、HPを1消費してラウンド間攻撃力+18
雛衣・シンベリン:なし
直江 始:直江始の侵蝕率を4増加(47→51)
GM:おらい。では攻撃処理開始!
GM:直江さんからどうぞ!
直江 始:うっかりでも潰しそこねたらあれだしフルパワーでいくか
直江 始:マイナーアクション、<赫き重刃> コンボ:ランスロット
直江 始:フォールンランスを選択、HPを1消費して選択した武器の攻撃力+24し両手持ちにします
直江 始:直江始の侵蝕率を5増加(51→56)
直江 始:メジャーアクション、<コンセントレイト:ハヌマーン>+<一閃> コンボ:ジークフリート
GM:なんかものすごい火力の武器ができた!
直江 始:このまま命中かな
GM:はい。命中からダメージまで処理をどうぞ!
直江 始:7dx+5@7ジークフリート(侵食上昇4)
DoubleCross:(7DX7+5)→10[2,7,7,8,9,10,10]+10[1,1,2,5,7,9]+10[7,10]+10[3,8]+6[6]+5→51
直江 始:回った!
直江 始:ダメージ
GM:でか!?リアクションは行わないのでそのままドン
直江 始:6d10+53
DoubleCross:(6D10+53)→21[4,2,7,2,1,5]+53→74
シミュラント:デカい!
直江 始:ダメージは腐った
直江 始:74点です
更級初:固定値すご
GM:いきなり半分吹き飛んだ!残り76!
GM:続いて更級さん、どうぞ!
更級初:じゃあ次わたしかしらね。マイナー無し、オートでポンケから聖剣を装備します。メジャー。”左方に座すは”≪コンセントレイト:ウロボロス≫≪無形の影≫≪シャドーテンタクルス≫。
更級初:7dx7+5
DoubleCross:(7DX7+5)→10[4,4,4,5,6,8,9]+6[3,6]+5→21
更級初:うそでしょwww
更級初:ひどすぎる
直江 始:7dxぐらいだとこういうことあるよね……
シミュラント:やっぱりダイスって...
更級初:3d10+15+15 うわあん
DoubleCross:(3D10+15+15)→16[6,4,6]+15+15→46
GM:きれいに端数が消えて残り30!
更級初:ダメージダイスは悪くはない。46点。
更級初:更級初の侵蝕率を7増加(53→60)
GM:では、雛衣さん!
雛衣・シンベリン:では私もやりましょうか
雛衣・シンベリン:マイナーでパーソナルモビリティに搭乗。
雛衣・シンベリン:メジャーで《コンセントレイト:オルクス》《ダンシングシミター》 対象は素手。
直江 始:あっとすいません こっちも攻撃後の侵蝕上げます
直江 始:直江始の侵蝕率を4増加(56→60)
雛衣・シンベリン:4dx7+3
DoubleCross:(4DX7+3)→10[4,9,9,9]+10[1,7,8]+5[3,5]+3→28
GM:当たるのでダメージどうぞ!
雛衣・シンベリン:3d10+3
DoubleCross:(3D10+3)→27[8,10,9]+3→30
直江 始:あっぴったりかも
雛衣・シンベリン:出目すご! 侵蝕52→57
GM:ジャスト死んだ!
更級初:すごい出目
直江 始:ナイス~
シミュラント:すごっ
GM:届いたのでイベントクリアと成ります!神様パワー炸裂ならず
GM:では、さきにゲーム的処理。いっかい出しちゃってた項目、【情報】暴走した伝承種(例外)が提示されました!
直江 始:やった~
シミュラント:やった~!
更級初:わーい
GM:ふふっ、予定通り!ごめんねっ
GM:ということで軽めに演出入れてもらって、イベント〆る方向で行きましょうか。直江くん、更級さんに払ってもらって雛衣さんバンと
GM:お願いできますか!
直江 始:はーい!
GM:
カラス:凍った時の中、次々に、戦場の折れた武器を錬りかためたような、異形の大鴉が飛来する。
カラス:命の終わりだと叫ぶ不吉な鳴き声が耳を聾する。鉄の羽毛が肌身を裂く。
更級初:その危険の中で、あえて目を閉じる。集中が必要だった。
更級初:「隙を作る。そこを突いて!いくよ――」影が柄頭の黒い宝石に、一気に吸い込まれてゆく。
更級初:「”主は天を紗幕のように広げ、天幕のように張り。その上に御座を置かれる”。--第一天ヴィロン、展開!」時のしじま、夜のとばりたるワーディングの出力が跳ね上がる。
カラス:「!!」
更級初:それは、レネゲイドに侵されていないものを止めることしかできない帳である。だが、周囲に満ちる空気。そこにある塵。アスファルトに、コンクリートは。
更級初:それらすべてまで、レネゲイドに侵されているだろうか。彼らは、まだ塗り替えられていない。神性の圏、界の中にはない。
更級初:が ぎ っっ
更級初:歯車が詰まるような音。ほんの一秒にも満たない間。空間が止まる。
カラス:凍てついた塵、その穂先は異形の帯びた加速度と等しく、強度に至っては果てがない。
カラス:それだけで、乱舞する黒い翼の四半分ほどが制御を失って墜ち、残りも大半が統制を失う。迫りくる黒い嵐の渦が、乱れる。
黒い戦女神:「ほう!やつばらの魔眼、いや、違うか。面白い」
直江 始:腰から抜き払った直剣に血がまとわりつく。赤黒の大剣が形成される。
直江 始:体格に比して大きすぎる大剣を、肩に担ぐように軽く構える。
直江 始:飛び跳ねるように踏み出し、着地とともに振り下ろす。飛び込みからの憤撃。
直江 始:さらに切り下ろした体勢から、沈み込んだ脚を跳ね上げるようにして突き。
直江 始:斬撃から斬撃が自然に繋がる。未だ戦場に立って長くない剣士が、達人の如き連撃を繰り出す。
直江 始:技は身についている。動きが止まり必要な選択肢の少ない状況なら、達人として戦える。
シミュラント:(初の地力は相変わらず凄いけど...弟子の始ってヤツ........見た目以上に所作に”場慣れ”を感じる)
シミュラント:(そういう能力なのか...? っと アタシも戦いに集中しないと)
カラス:鉄の筋骨が弾ける。一つ、ふたつ。本来ならば不規則に襲いかかるはずの凶弾は、終端の速度のみで飛来する。なお人体を割り砕くには十分だ。
カラス:斬撃音が拍子を刻む。翼が次々と切り払われる。叩き落とされ、黒雲のような群れが晴れてゆく。
シミュラント:そうして隣から嫌というほど見知ったレネゲイドの”起こり”を知覚する そして後悔、自分が一歩出遅れた事に
雛衣・シンベリン:ふわりと浮かぶクッションが、王座のごとくに形を変える。
雛衣・シンベリン:貝の中に居座る人魚姫めいた少女が、小さく口を開く。
雛衣・シンベリン:「"罵声や無分別を恐れるな"」
雛衣・シンベリン:「
"おまえの喜びも嘆きも終わったのだ"
"全ての若い恋人たちも、皆"
"おまえの手に委ねられて、塵に帰る"」
雛衣・シンベリン:その白皙の指先から、光の種が生まれる。種は空に芽吹き、数を減らした大鴉たちを絡め取っていく。
雛衣・シンベリン:神禍討滅局の"討滅"には、およそ大別して二種類のアプローチがある。
雛衣・シンベリン:それは神話のルールに"乗る"か、"乗らない"かだ。
雛衣・シンベリン:前者ならば、相手の神話上の弱点をついたり、有利になる属性を揃えることで、神話の中のルールに則った鎮圧を試みること。
雛衣・シンベリン:そして後者は、神話とは関係の無いもの、そのルールには馴染まないものを相手に押し付け、相手の領域を破綻させること。
雛衣・シンベリン:雛姫は、その両者を兼ね備えた極北であった。
雛衣・シンベリン:「どんな神話でも、覆されない真実がある」
雛衣・シンベリン:「定義された、前提がある。ーー光なき神話も、花なき神話もこの世にはなく」
雛衣・シンベリン:「"汝の墓に、誉れの花よあれ"」
雛衣・シンベリン:そして鴉を巻き込んだ光の花は、やがて鴉ごと散って消える。
黒い戦女神:「……見事」
黒い戦女神:散りゆく花の只中で、自らも消えかけた女神は莞爾と笑う。
雛衣・シンベリン:あらゆる神話に、光となって同化し、花となって取り込み、そして花として、あるべき世界に還らせる。
雛衣・シンベリン:「ええ。お休みなさい」
黒い戦女神:「よい。かように葬られるならば、墓穴から這い出すのもあまりに無粋」
黒い戦女神:「だが気をつけよ。当世の姫巫女。あれは、私をも喰らおうとしていたようだ」
黒い戦女神:「なんとも情けない話だが、この程度ではないぞ。ゆめ忘れるな」
雛衣・シンベリン:「この墓荒らし騒ぎについてご存じなのね、おばさま」
雛衣・シンベリン:「ええ、任せて頂戴な。姫はいつでもどこでも、あなたたちを大事に想っているから」
黒い戦女神:くく、と、カラスの声にも似た軽い笑い声が、耳に届いた。
GM:
GM:嵐が解ける。本来何も動かないはずの凍った時の中に、当たり前の世界…大きな傷もない文化施設が戻ってくる。
GM:シーンカット。
GM:
GM:で、今夜は一度ここまでとさせていただきたく存じます。てっぺんですし!
GM:
GM:イベントで入手したものについて情報開示します。いろいろ御愛嬌なのはご容赦
【情報】暴走した伝承種(例外)
技能:〈情報:学問〉〈知識:神秘学〉
目標値:25
キーワード上昇値:+14
対応キーワード:[ケルト神話]

GM:ついでに[ケルト神話]のキーワードを入手するため、自動的にキーワード部分が埋まっております
ミドル4
GM:◆――――――――――――――――◆
GM:ミドル:4 情報収集シーン
GM:全員登場となります。侵蝕処理をお願いします。
直江 始:1d5
DoubleCross:(1D5)→5
直江 始:直江始の侵蝕率を5増加(60→65)
更級初:更級初の侵蝕率を1D5(→5)増加(60→65)
シミュラント:シミュラントの侵蝕率を1D5(→3)増加(68→71)
雛衣・シンベリン:1d5+57
DoubleCross:(1D5+57)→4[4]+57→61
GM:
GM:ということで、裏でいただいていた選択をもとに、情報収集シーンとなります…
シミュラント:ワイワイ!
更級初:やるぞーっ
GM:
【神話情報】??????
【神話情報】アルテリア・ドラコニス
【情報】巨大ザメのレネゲイド
【情報】アルテリア・ドラコニスの実態
【情報】暴走した伝承種(大多数)
【情報】暴走した伝承種(例外)
【情報】枯れ枝の巫女
GM:以上現在リーチ可能な項目です。数値についてはカードや、作成していただいたまとめをご参照ください
シミュラント:では早速【情報】巨大ザメのレネゲイドを調べようかな
シミュラント:知識:神秘学でいくぞ!
シミュラント:5dx>=9 【情報】巨大ザメのレネゲイド
DoubleCross:(5DX10>=9)→10[1,2,3,9,10]+3[3]→13→成功
GM:よし。そこを調べるなら判定後ちょっとお待ちを!
GM:まず項目の中身を出します
GM:あ。訂正、ここはまだ大丈夫…だけどちょっと先に情報出したほうがいいですね。貼ります。
GM:
【情報】巨大ザメのレネゲイド
FHの調査船が呼び出したと思われるRB。乱入したアルテリア・ドラコニスに撃破されたあと、死体は残らなかった。
捕食されたというばかりでなく、構成質量の大半が何らかのエフェクトで維持された、伝承種RBであると目されている。
調査船の記録によれば、海底にある遺跡から実体化したという。
海底の遺跡とは、龍宮城である。
浦島太郎の原型となった物語のひとつは、日本神話の海幸彦・山幸彦であるとされる。
兄に難題を押し付けられた山幸彦は、海底の綿津見宮で豊玉姫と出会い、結ばれ、悲劇的な別離を迎える。
豊玉姫の真の姿は、八尋和邇であったという。和邇とは鰐鮫のことであり、あるいは竜であるともいう。
キーワード[海(記紀神話)]を入手。
GM:キーワードに対応した項目は、現在出現していません。
GM:では、次に判定する方!
更級初:ではわたしいきます!暴走した伝承種(大多数)へ。知識神秘学ですが、NPCカードアクくんの効果で、知識レネゲイドを振り替え。
更級初:6dx+2+4>=15 キーワード分載せて。
DoubleCross:(6DX10+6>=15)→8[2,5,5,7,8,8]+6→14→失敗
更級初:1足りないので、財産1を出します。1→0となります。金がない!
GM:OK!
GM:通りまして、で、こいつは…今度こそちょっとお待ちを。判定成功で新しい情報項目が出る項目です。
GM:あ。違う!ごめんなさい、メモが間違ってる、財産点は差し戻しで大丈夫です
GM:記紀神話がこっちにも対応してました(自分で作ったやつを見落とすな!)
更級初:あっそうだったとは!じゃあなけなしの財産1が戻ります。
GM:で、この項目の中身が~
GM:
【情報】暴走した伝承種(大多数)
神格級を含む暴走した伝承種レネゲイドの大多数には、共通点がある。それは、いずれも月に関する伝承を持つことだ。
日本近海で出現した八尋和邇も同様と思われる。日本神話における海は、月の神の領域なのだ。
神代記において、月夜見尊は海の支配を命じられたとされる。また、月夜見尊は不老不死を齎す変若水を持つとされていたが、変若水は常世に湧くともいう。
そして、常世は海にあるものである。であれば、海と月は繋がるものと見做すことも可能であろう。
キーワード[月の伝承]を入手。
GM:さらに項目が開示されます
【神話情報】月に関わる神霊
技能:〈情報:学問〉〈知識:神秘学〉
目標値:25
キーワード上昇値:+9
対応キーワード:[海(記紀神話)]、[月の伝承]

雛衣・シンベリン:キーワード抜き済みだ
雛衣・シンベリン:では僭越ながらわたくしめが アクくんのスーパーパワーを使いましょう 知識:神秘学 を知識:レネゲイドで対応
雛衣・シンベリン:更にパーソナルモビリティに搭乗し、達成値+2
アクくん:がんばれー
雛衣・シンベリン:5dx+2+2>=7
DoubleCross:(5DX10+4>=7)→8[1,3,5,6,8]+4→12→成功
雛衣・シンベリン:つつがなく!
GM:通りましたね。では項目開示します!
GM:
【神話情報】月に関わる神霊
月の神は多数あり、文明の数に等しくあると言ってもよい。そのなかから一つと特定することは難しい。
だがたとえば、ウサギが月にいるという伝説は広く分布し、その源流は、ユーラシア大陸においてはインドにあるとされる。
古代仏典では、帝釈天に身を捧げたウサギが、その功で天に上げられたとされる。
さらに、ヒンズー教よりさらに古い宗教詩文のなかにも、月と兎と不死を結びつける記述が見られる。
中国においては、月のウサギは玉兎と呼ばれ、臼で不死の薬を搗いているのだという。
…八尋和邇が月と結びつけられていた以上、今回狙われている月の伝承に「月と不死」のモチーフが絡んでいる可能性は高い。
キーワード[月と不死]を入手。
GM:[月と不死]は、【神話情報】アルテリア・ドラコニスに対応しています。
GM:ということでラスト。直江さんの調査手番になります!
直江 始:はーい!
直江 始:枯れ枝の巫女行きます 情報収集チームを使用
直江 始:今、キーワード二つで+14されて実質の目標値11のままでよかったかな?
GM:そうです。実質11!
直江 始:ありがとうございます!では行きます!情報:UGNで
直江 始:6DX+2+14@10>=25 社会
DoubleCross:(6DX10+16>=25)→8[3,3,4,6,7,8]+16→24→失敗
直江 始:金!
直江 始:1点使います
GM:金で通した!OKです。では枯れ枝の情報が~
直江 始:財産は3に
【情報】枯れ枝の巫女
極東地域で、少なくとも数百年に渡って活動を続けている存在。レネゲイドビーイングと思われる。
春日一族との関わりが深かったとも言われるが、その目撃証言は数十年単位で途切れ途切れである。
かつてのFH極東マネージャー、プランナーとの関係が噂されている。その風貌がよく似ているという噂もある。
ここ最近、伝承種RBや、それに関連したオーヴァードを勧誘して回っているという。
いわく、プランナーのすべての計画が終わり、新たな時代がやってくる。そのための人員を探しているようだ。
声をかけているのは、特定の神話的背景を持たないオーヴァード…という、共通点がある。
FHに所属していたわけではないはずだが、現在はアルテリア・ドラコニスと、協力関係にあるようだ。
▼以降、プレイヤーの指定でNPCと面談する(会話シーンに呼び出す)ことができます。
▼接触できない相手は指定できません。
GM:以上。本シーンでの情報収集完了となります。
GM:また2×2でのロールシーンを、組み合わせをかえて30分ほど、と考えていますが、先にやりたい相手がいるかた?
GM:おらんようならコインを投げるぜ~
シミュラント:では直江君と話そうかな
GM:まずは初x姫と始xみゅーでよろしいでしょうか。コンタクトしておきたいNPCがいるとか、何か確認しておきたいことがあるとかは大丈夫?
シミュラント:大丈夫!
直江 始:こちらはオッケーかな!
GM:OK。ではメイン側に宣言あったみゅーx始さんを配置して、サブ側に姫x師匠いきましょうか。
GM:
GM:希望シチュエーションありますか?
シミュラント:どうしようかな、資料室調査か手合わせ的なのを考えてたけど
シミュラント:手合わせにすると直江君ずっとバトルしてばっかりになっちゃいますね
シミュラント:直江君の希望はあります?
直江 始:ちょっと待ってね
直江 始:一応バトルでも全然オッケーではあります
シミュラント:では...バトりますか
直江 始:うおーっ
ミドル4-a
GM:◆――――――――――――――――◆
GM:ふたたび、仮設支部地下の訓練施設。
直江 始:「あのお、僕、まだあの黒い神様との戦闘の疲れが抜けてないんですけど……」
直江 始:困ったような顔で赤黒の大剣を担ぐように構えている。
シミュラント:「そ、じゃあ休憩にする?」 不意に構えを解き青年の方へ無警戒に進む
直江 始:飛び退く。
シミュラント:空気の弛緩を感じた刹那、黒い火花が飛ぶ
直江 始:「うわあ、やっぱりぃ!?」
シミュラント:「しっかり躾けられてるじゃない」
シミュラント:「点火───」 赤色の宝石が露出し 少女の周囲を黒い火花が咲く
直江 始:「敵が動ける限り気を抜くなって師匠にも相棒にも言われてるので……うわ、もうこのまま始めるんですか……!?」
シミュラント:「初に容赦するなって言われてるから...ねっ」
直江 始:「あっ、じゃあ容赦ないですね!」 師匠なら本当に容赦がないからだ。
シミュラント:起こりを見せない踏み出しの後方に刻まれる黒い焦げた足跡は彼女の能力の使用の痕跡を示す
シミュラント:墳進による加速の先に振るわれるのは制動を兼ねた致命の火炎
シミュラント:こと、シミュラントの能力は怪物以上に通常の能力者...対人戦闘に特化している
シミュラント:面での火炎の制圧とリザレクトを阻む焦傷 それらは訓練であろうとコントロールできるものではない
シミュラント:故に放つ、そのまま
直江 始:待っていては勝ち目はない。守りは得意ではないし、そもそもオーヴァードの戦闘は基本的に攻めたほうが強い。
直江 始:なにより、一撃で理解する。強い。
直江 始:防ごうと考えては負けだ。
直江 始:「くっ……おおっ!」
直江 始:大剣の刃を眼前に構えて盾とし、渾身の踏み出しで飛び込む。
シミュラント:「良い判断ね!」
直江 始:焼かれたのかと冷やされたのか、わからない熱さを感じながら、勢いそのままに剣の腹で打ち込むように振り払う。
シミュラント:間一髪で躱す、正面への火炎の放出が自身の移動の勢いを殺したからこその一手 そのまま進んでいればその速度に対応できなかった
直江 始:斬撃を振り切って、予測どおりに手応えはなく、そのまま駆け抜ける。
直江 始:駆け抜けた、そこから、反転。
シミュラント:「やっぱり、判断と気持ちが乖離してる」
直江 始:急停止と急加速ではなく、凄まじく小さな半径で旋回して速度そのままに再び駆ける。
シミュラント:視線はそのまま後方へ 剣速には対応できないが振るわれる円運動の予測はできる
シミュラント:サラマンダーシンドロームによる自在の放熱をそのまま姿勢制御へと転用し倒れ込むように回避する
シミュラント:「能力によるものなのかしら?」
直江 始:「そっちの手の内も教えてくれるなら話しますけど」
直江 始:歯噛みする。──わずかに遅れている。
直江 始:シミュラントの指摘は正しい。完璧に放たれていればこうも凌がれない。
直江 始:まだ、技術に判断が追いついていない。
直江 始:このまま攻め続けていいのか、一瞬躊躇う。
シミュラント:(少し刺激するか)
シミュラント:判断力は一流の戦士に近い....いや、そういう自分も一流の戦士とかわからないけど
シミュラント:瞬間的な判断力は非常に正確だがそれ故にその躊躇や精神的な未熟さが切り離せていないのが目立つ
シミュラント:「貴方」
シミュラント:「ウイの事好きでしょ───女として」
直江 始:「好っ……ゲホッ」
直江 始:予想だにしなかった口撃に思わずむせる。
シミュラント:パシンっ─── 低姿勢での足払いが決まる
直江 始:「ぐえっ」
シミュラント:馬乗りの姿勢のまま胸元に掌を触れ 勝ち誇った表情の相手が上機嫌の表情で見下ろす
シミュラント:「アタシの勝ち」放った言葉はそれだけだがあまりにも雄弁な表情のまま勝利を宣言している
直江 始:「参りました……ずるくないですか?」
シミュラント:「実戦形式よ実戦形式」
シミュラント:「というかカマかけだったんだけどそうなんだ」
直江 始:「……いや、別にそうでなくても、ほら、言われたらびっくりするじゃないですか?」
直江 始:早口かつすごい目をそらしながら。
シミュラント:「よくわからないけど初のあの感じだから距離感が近くてずっと意識してるんじゃない?」
シミュラント:「よくわからないけど」
直江 始:「二回も言うの、本当によくわからないのか、興味津々なのかわかりませんね」
シミュラント:卑劣な勝利で完全に上下関係のマウントを完了している距離感だ
直江 始:「……というか、その……」
直江 始:しどろもどろになりながら。
直江 始:「どいていただけないでしょうか……参りましたので……」
直江 始:体勢が近いし密着していて落ち着かない。
シミュラント:「ダメ、もう少し勝利の余韻に浸りたいから」
シミュラント:「................あのさ」
シミュラント:「アンタは...自分が初の望むように育たなくて見限られたらって思う事.....ある?」
直江 始:「じゃあせめて、その……胸元を閉じて……」迂闊に動けないまま視線をあっちこっちさせる。
直江 始:「……見限られたら、ですか?」
シミュラント:「師弟関係なんだから師匠は弟子に強くなるのを求めるものでしょ?」
シミュラント:「そういう意味ではアンタに親近感みたいなのもなくわないって感じなんだけど」
直江 始:聞いていたシミュラントの事情を思い浮かべて、わずかにためらいながら。
直江 始:「もちろん、不安なことはあります。僕が、ちゃんと期待に応えられるのかって」
直江 始:「そもそも、なんで期待してくれているのかも、よくわからないですし」
直江 始:「……でも」
直江 始:真っ直ぐに前を向く。
直江 始:「人の期待に応えられなくたって、自分自身が、自分の期待に応えられなくたって」
直江 始:「自分のやりたいことや、やらなきゃいけないと思うことが、変わるわけじゃありませんから」
直江 始:「師匠の期待に応えられなかったなら、それを前提にして、やりたいことややるべきと思ったことをやるだけです」
シミュラント:「.......強いのね始は」
シミュラント:「私は...ダメ 役割を果たせなかったモノを見るあの冷たい目が怖い」
シミュラント:「だから姫が何考えてるかわからないし...怖いのよ」
直江 始:「……真面目なんですね、シミュラントさんは」
シミュラント:「違う、臆病なだけ」
シミュラント:「あの子にあの目で見られたら...私は」
シミュラント:「......ごめん、話過ぎた」ジッパーを戻し腰を上げる
直江 始:「……シミュラントさんは」
直江 始:「やりたいことは、あるんですか?」
直江 始:「できないのが怖いからやるべきこととかじゃなくて」
直江 始:「やりたいこと」
シミュラント:「.........そんな事考えたことなかったわ」
直江 始:「えらそうなこと……それに、また無責任なこと言っちゃいますけど」
直江 始:「UGNなら、手伝ってくれた相手のこと、これからもそんなに厳しくというか、悪いようにはしないと思います」
シミュラント:「..........」
直江 始:「だから、考えてもいいんじゃないかなって」
直江 始:「シミュラントさんが、これまで義務ばっかりやってきたなら」
直江 始:「そういう権利使ったって、いいじゃないですか」
直江 始:「ほら、頑張ってばっかりだと、疲れますから」
シミュラント:その言葉に言いようのない感情が溢れそうになり
シミュラント:指先で青年の額を押す
シミュラント:「...........私の方が強いんだから、始のくせに生意気よ!」
直江 始:「すみません」
シミュラント:「.........やりたいこと...考えてみるから」
シミュラント:「じゃーね!」
シミュラント:そう言い半ば感情をぶつけるように去ってゆく
直江 始:(……真面目で優しい人なんだろうなあ)
直江 始:言ったら否定されそうだから黙っていた。
直江 始:(人の期待に応えられないのが一番怖い、なんて。責任感と優しさの塊だと思うけど)
直江 始:(あの人が気づけたら良いんだけどな)
GM:
ミドル4-b
GM:◆――――――――――――――――◆
GM:仮設支部はもともと保養所だったこともあり、少し気の利いた休憩室が設えられていた。
GM:落ち着いた調度の部屋に、窓から午後の日差しが差し込んでいる。
更級初:「ウバのストレートでお願いします」自然と今の時期に旬の茶葉を選んだ。
更級初:「結構種類あるみたいですよ。すごいですねえ」
雛衣・シンベリン:「オレンジショコラをくださいな」
更級初:そう言いつつ出てきたカップを作法に則ってひとくち。
雛衣・シンベリン:ショコラケーキにカットされたオレンジが乗っている。
更級初:「あらおいしそう。オレンジつながりで、オレンジピール貰おうかな……」
雛衣・シンベリン:ケーキを切ってちいさな口に入れる。自由だが、それでも上品な所作。
雛衣・シンベリン:「ここはフルーツが美味しいのよ」
雛衣・シンベリン:夜色の髪を揺らして微笑む。
更級初:指を立てて唇に添えて悩む。「うーん、それを聞くと余計に頼みたくなっちゃうな…ええい、頼んじゃえ。お願いしまーすっ」銀、というにはどこか焼けた後の灰のような色の髪を揺らす。
雛衣・シンベリン:「ふふ」 にこにこと更級さんを見る。
更級初:「はむ……甘いけど、柑橘の酸味がまたいいな……」
雛衣・シンベリン:「あなた、生まれは?」
更級初:「あら?すみません、食べ物に夢中になっちゃいまして」たははー、とちょっとコミカルに頭に後ろ手を回して。
更級初:「生まれ…生まれ自体は普通ですよ。普通に、両方農村から出てきた人が地方都市で根付いた一家で」
更級初:「そんな両親が同じ会社に入って、そこで結婚したんだったけかな。寺も浄土真宗か何かだったっけ…」
雛衣・シンベリン:「そう。ふふ。けれど、今は"そう"なのね」
雛衣・シンベリン:「難儀なものを、うっかり拾っちゃった、みたいな?」
更級初:「あらま。大分分かられてるみたいで……」
更級初:「難儀だと思ったことはないですよ」笑う。柔らかな、自然な笑み。「自分から、渋る子にそれでもって迫ったんですから」
更級初:子、とまるで人か何かのように彼女が呼ぶものが、彼女の担う聖剣であるらしいことも分かる。
雛衣・シンベリン:「偉大なりしは人の意志……」
雛衣・シンベリン:「"聖剣"と"賢者"の違いについて、考えたことはある?」
更級初:「まあ、偉大ではありますがちからがなければ流されるままなのも意思というもので。…うーん、そうですねえ」
雛衣・シンベリン:「ただの思いつきの答えでいいわ。世間話よ」
更級初:「権能としては似ていますけど、本質は違う気がしますね。どっちもブースターではありますが」
雛衣・シンベリン:「発見としては、聖剣のほうが後になるものね」
更級初:「賢者の石の方が、もっと奥深くまで連れて行こうとしてる。聖剣はあくまで、本質を武器として発揮してる」戦場だとそんな出る結果に違いはないかもですけど、と置きながら。
更級初:「そうですね。賢者の石は……」少し遠くを見る。「かなり昔からあって、OVと共にあった」
雛衣・シンベリン:「うん、うん」
更級初:「賢者の石が至る先は真理か何か…なんて、付けられた名前の前提知識に引っ張られ過ぎてるかもですけど」
更級初:「聖剣は…剣は、切る為のものとして、どう使うかは既に形が定まっている。それを促進するための機能…というのが、わたしの答えですかね?」
雛衣・シンベリン:「なるほどぉ」
雛衣・シンベリン:紅茶に口をつける。
更級初:「雛姫さんの考えはどうなんです?」
雛衣・シンベリン:「聖剣がより定まったもの、っていう意見は同じだわ」
雛衣・シンベリン:「レネゲイドって、基本的に広がりはするけれど、薄まりはしないわよね?」
更級初:「そうですね。ある程度収まることはあっても」
雛衣・シンベリン:ぽちゃん、と紅茶に角砂糖を落とす。スプーンで掻き混ぜれば、砂糖はカップ全体に広がって、見えなくなる。
雛衣・シンベリン:「そう。だから、本質的にUGNのお仕事は、無駄な努力」
雛衣・シンベリン:「いくら掻き混ぜて、打ち祓って、見えなくなっても、広がってしまったものが消えることはない……」
雛衣・シンベリン:「わたしたちは、砂鉄の山の中の磁石」
更級初:苦笑する。
雛衣・シンベリン:「レネゲイドに統制を、方向性を与える。聖剣は剣というカタチによって、他者を切り裂き、障害を切り拓く方向に」
更級初:「優等生として応えるなら、UGNの目的はあくまでOVと非OVの共存だから、それがなされるまでの時間稼ぎです…っていうことになるんでしょうけど」
雛衣・シンベリン:「賢者の石は、その方向性をまだ決める前という感じ」
更級初:「…まあ、終わりは見えてないし、それこそ何か…救世が必要なのだとさえ思うところはあるわけですが」くるりと、紅茶をかき混ぜる。「ははあ、なるほど」
雛衣・シンベリン:「賢者なら、しっかり考えてね、ってコトなのかもね。姫は姫の好きにするけれど」
更級初:「”賢者の石”こそを求めて、プライメイトを求める動きがありましたけど、そう言うことなんですねえ」
雛衣・シンベリン:「そう考えると、しっかり自分の限界を悟って、後継まで育てなきゃいけないなんて、堅苦しくて大変よね」
更級初:「逆に、こうなんじゃないんですか。世界に解を与えるもの、未知を開くものこそ賢きものである、って」そこまで言ってから、彼女の声を聴いて。
更級初:「大分バレバレですか」苦笑する。
更級初:「わたしだけのことを考えるなら……」遠くを見る。「正直、このままでも--遺産機能が壊れたままでいいってことじゃないですよ--いいっちゃいいんです」
雛衣・シンベリン:「まあ、いいんじゃない? 人間らしくて」
雛衣・シンベリン:「あら」
更級初:「わたしは嵐のひとふきで、刃の柄で構わない…って気持はあるんです。だって、きっと、」そんなことを言いながら、彼女の顔は本当に穏やかだった。
更級初:「そうあることは、静かで安らかだろうから。……でも、それはわたし個人の感想で…」
更級初:「この子に、さびしい思いをさせるとわかってそういうわがままをするのは、友だちがすることじゃないですから」聖剣の白い柄を、そっとなでる。
雛衣・シンベリン:「……………………そう」
雛衣・シンベリン:「そう考えてくれるなら、その子もきっと嬉しいと思うわ」
更級初:「そうですかね。ならいいんだけど」くすりと笑う。「雛姫さんも、きちんと話さないといけませんよ」
雛衣・シンベリン:林檎のような紅の瞳が、少しだけ、慈しむように伏せられる。
更級初:「相手にこうあってほしい、って願うのなら」静かな視線。「それが良き願いだとしても、いやだからこそ、余計に。そうしないと、結構…」
更級初:「すれ違っちゃいますからね。人間」いたずらっぽく笑って。
雛衣・シンベリン:「もう。そう言うなら、あなたこそ、きちんとひとの思いを受け止めてちょうだいよね?」
雛衣・シンベリン:「あなたが元々一般人だからって……一般人なら誰でもそうなれるだなんて、姫は思えないわ」
更級初:「えー?まあ、今はあの子の改造で色々見目は変わりましたけど……」目を丸くする。「そうですかねえ。わたしは…」
更級初:「結構いると思うんだけどなあ」
雛衣・シンベリン:「あなた、そうやって、自分に出来ることは誰でも出来ることって思ってそう」
雛衣・シンベリン:つんくつんくと指で更級の額をつっつく。
更級初:「そこまで傲慢じゃないですよ!でもまあ、わたしが出来たのはかれのお陰ですから。出会いが良かったんですぅ~」ふにふにしている。
雛衣・シンベリン:「はいはい、がんばってね」
GM:では、シーンカット。ロイス生成と購入処理…は、次回までに宣言していただければOKということで!
GM:今夜はここまでとさせていただきとうございます。お疲れ様でした!
直江 始:お疲れ様でした!
更級初:おつかれさまでした~~
シミュラント:お疲れ様でした~!
更級初:ロイスは雛衣・シンベリン 〇好意/劣等感を取得。これにて最後!購入はブルーゲイル狙います。。
更級初:”右方に座すは”≪コンセントレイト:ウロボロス≫≪無形の影≫を用いて判定します。
更級初:6dx7+1>=20
DoubleCross:(6DX7+1>=20)→10[2,4,4,4,9,10]+10[4,9]+6[6]+1→27→成功
更級初:成功。シミュちゃんか雛姫さんに渡そうかとー
シミュラント:すごい!
更級初:更級初の侵蝕率を6増加(65→71)
シミュラント:ありがとうございます~!
シミュラント:じゃあ念のためにお姉ちゃんの斧買おうかな
更級初:斧は難易度11!応援
シミュラント:2dx>=11 斧購入
DoubleCross:(2DX10>=11)→9[5,9]→9→失敗
シミュラント:くっ 回らなかったか
シミュラント:財産ポイントも情報判定のために残しとこう
直江 始:ワンチャン、パイル狙ってみるか
直江 始:6DX+3+0@10>=13 調達
DoubleCross:(6DX10+3>=13)→8[1,2,4,5,6,8]+3→11→失敗
直江 始:無念、ひとまず以上
雛衣・シンベリン:じゃあパイル狙ってみよ~
雛衣・シンベリン:ずっと乗っています パーソナルモビリティに
雛衣・シンベリン:3dx+4>=13
DoubleCross:(3DX10+4>=13)→10[9,10,10]+7[2,7]+4→21→成功
雛衣・シンベリン:うおおお買えた!
シミュラント:すごい...
雛衣・シンベリン:出目すごいな!
雛衣・シンベリン:これで右手に斧、左手にパイルバンカーを持った姫が誕生しました
雛衣・シンベリン:姫じゃなさすぎる………………
更級初:ブルゲかえるでめ あ、そうだ ブルゲ姫とシミュちゃんどっち持つ~?」
更級初:わたしと直江くんはセットアップ埋まってるため
雛衣・シンベリン:安定した範囲あるしシミュちゃんの方がいいかな?
シミュラント:ありがと~
シミュラント:ではいただきましょう
更級初:じゃあシミュちゃんにわたすよ!ブルゲを
雛衣・シンベリン:ロイスは更級さんに 興味:○/呆れ でロイス。
シミュラント:”力”を得てしまった
直江 始:ロイス シミュラント ◯P誠意/N:心配
GM:はーい!
雛衣・シンベリン:こちら以上です
GM:了解です。では今夜分始めましょうか
ミドル5-a
GM:◆――――――――――――――――◆
GM:ミドル:5
GM:行動選択をいただきましょう。裏で話されてましたが、聖剣の状態を調べるイベント選択でよろしいか?
更級初:オッケーです!
雛衣・シンベリン:そうしましょう!
GM:その場合ですと、更級さんの同意が必要。基本の登場PCは更級さんと直江くんになります
GM:では、その形で参りましょうか。
直江 始:はーい!
更級初:では登場ふります
直江 始:ではシーンインかな
直江 始:1d5
DoubleCross:(1D5)→3
更級初:更級初の侵蝕率を1D5(→5)増加(71→76)
直江 始:直江始の侵蝕率を3増加(65→68)
雛衣・シンベリン:ひとまず様子見!
雛衣・シンベリン:ちょっかいいれたほうが美味しそうになったら出ます
GM:登場希望する方は振っても大丈夫。では、基本は二人からスタートで行きましょうかー
GM:
GM:◆――――――――――――――――◆
GM:仮設支部の一室。
九塚 帰蝶:「ということで、剣関係の専門家を呼んできました。"焼け爛れた女"さんです」
生田目:「はいどーもぉ。ご紹介に預かりました、日本支部技術部の生天目どぇす」
更級初:「あららら。専門家にまで。お世話になります~」頭を下げる。
GM:ということで、アルテリア・ドラコニスから確実な接触があった、更級の「聖剣」の状態について、確認を行うことになった。
九塚 帰蝶:「まあ、あまり私は口を出さないようにしますので…」ちらり、と直江くんを見て
直江 始:「? なんでしょう」
生田目:「別に、どんどん口挟んでくれていいんだけどねー。討滅局との仕事なんてレアだし、専門分野の意見は聞いといたほうがありがたいしー」
直江 始:「あっ、もしかしてお邪魔でした……? 気になってついてこさせてもらったんですけど」
九塚 帰蝶:直江くんにかすかな微笑を返して、
九塚 帰蝶:「いえ、大丈夫ですよ。私が口を出すとかえって邪魔になりそうなので、様子を見させていただくということです」
九塚 帰蝶:「ついでに、あまり聞く機会がない、専門家の意見も伺いたいですし」
更級初:「それ言うならわたしも聞きたいかなあ。討滅局の協力者なんてなんか一芸ないとやってられないでしょに」ほわほわした口調。
九塚 帰蝶:「ご希望でしたら、後でじっくりと」
生田目:「はいはーい。了解、了解。それじゃ、更級ちゃん。でいい?年下だし、でもそろそろちゃんづけはキツい?」
更級初:「うーんわたしとしてはまだまだ若いつもりだけど、こういう事言う時点で若くないんだよなー。好きにしてもらって!」
生田目:「んじゃちゃん付けで。メディカルチェックとかのデータはもらったんだけどもねえ」
生田目:「なかなか難しい。よく立ってられるね?」
直江 始:「ちょっと」
更級初:「いや~、言われちゃった」
直江 始:やっぱり……という目で更級を見る。
直江 始:「やっぱり無茶してたんじゃないですか」
更級初:「無茶ではないよ~。ある程度の身体不調とか痛みとかそういうのがあっても戦うべきときは戦うし戦えるのがOVてものだし」
生田目:「そこはご立派だけど、痛みは体の危険信号なんだから。読めないと読めないで大変だよ?主に回りが」
更級初:「うーん、でもこう…聖剣の機能の一部壊されてる分、寧ろここで現場いないと治るチャンスもなさそうですし」
直江 始:「いや、オーヴァードみんながそうじゃないですから……」
生田目:「一応ホワイトハンドにもいる人間としては、こういう作戦中で、見るからに治癒条件そのものがかかってるパターンじゃなきゃ意見書書いちゃってるとこだよ?」
直江 始:むしろ痛みや恐怖や不調で戦えなくなる人のほうがよほど多数派ではなかろうか。
更級初:「わたしだって条件そのものが関わってなかったら流石に引っ込んでますって~」そうだろうか?
九塚 帰蝶:「まあ、最悪の場合には、それこそこちらの専門分野で多少はごまかせますので」
生田目:「専門分野っていうのも気になるけど…そうだねえ」
直江 始:「ごまかしが常態化する会社は危険だってうちの父が言ってましたよ」
生田目:「いいこと言う。コンディション管理は現代社会の課題だからねぇ」
更級初:「残念ながらUGNは大分火の車なのだなあ。悲しいぜ、世界の危機……」よよよとだれからも見られない泣き真似。
生田目:「じゃあお弟子の直江くん。本題に入って、ちょっと質問、剣っていうのはなんだと思う?」
直江 始:「何、って……」
直江 始:「武器、ではないでしょうか」
直江 始:脳内でガンガンとうるさい。魂の在り方だとか誇りだとかなんとか。
生田目:「そうだね。武器だ。じゃあ、もっと詳しく言うと?」
直江 始:「も、もっと詳しく……? 難しいな……」
生田目:「ちょっと漠然としすぎてたかなーと。じゃあ…」
直江 始:「その、言い方はよくないですけど、人を傷つけるためのもの、でしょうか」
生田目:「そう、その言い方は核心ついてるね!」
生田目:たーん、と手元のタブレットを叩くと、何かの画像が表示される。見せてくる。
直江 始:(あ、正解だったんだ。ちょっと嬉しそう)
生田目:「これ、なんだと思う?」
更級初:ちょっともじもじしている。色々語りたい質だったから人がいなかったら説明してた。
直江 始:「あ、歴史の授業で見たことあるような……古代に使われてた剣、でしょうか?」
生田目:古い、青銅器の写真だ。
生田目:「残念、不正解。更級ちゃんのほうが答えてくれてもいいよ?」
更級初:「古墳時代とかかな…時期はちょっと分かんないですけど、祭祀用の銅剣でしょうか」
生田目:「ふふ、わざと選んだやつだけど、ひっかけ問題がひっかかると気持ちがいいね!誰かわかる人?」
直江 始:(問題の意図がはまると嬉しいんだろうな、先生って……)
九塚 帰蝶:「祭器は祭器でも、弥生期の鉾の穂先ですよね?」
生田目:「……そこは、最後までいい気でいさせてほしかったなァ私は」
更級初:「あ、そっちかあ。幅広かったから祭祀用だとは分かったんだけど」
直江 始:「あ、鉾……柄が長い、槍みたいな武器でしたよね」
九塚 帰蝶:「まあ、いちおうその道には詳しいので。さ、続きをどうぞ」
生田目:「はいはい。で、たしかにこれは鉾です。剣じゃない。でも、柄がついてなきゃ、見た目はだいたい剣だよね」
生田目:「じゃ、どこが違うかと言うと…私が考えるに、使用目的ね」
生田目:「鉾は、たとえば三叉戟とか、動物狩るための槍から発展したものだよね」
生田目:「弓はもちろん狩猟用。斧は狩猟に加えて伐採採集、剣は剣でも短剣は生活必需品」
生田目:「銃だって、なんだかんだ狩猟用。時代がどんと下って、爆弾なんか、きちんと成立してからは、土木工事で使われたのがそもそもだよね」
直江 始:「剣は……」
直江 始:思わず声に出して。
直江 始:「狩猟じゃなくて、戦い。動物でなく人を傷つけるために、作られた……とか?」
直江 始:「だから、武器だ、と」
生田目:「そう。鉈とも斧とも短剣とも区別される剣は、歴史でも稀な人を傷つける道具なんだよね」
更級初:「正直、長い刀身作るのに技術がいるし、それに刃の部分ってそんな大きくなくても実際に得物にあたる部分って小さいですからねえ」
生田目:「そうだね。金属器としては加工に技術が必要だし、そもそも金属が出てくるまではまともに作ることができなかったと」
生田目:「ま、ハワイのレイオマノとか南米の黒曜石剣とか、例外はあるけど、基本は高度な技術の象徴だった」
生田目:「で、そのせいもあって、剣はたびたび王様の権力の象徴としても使われた。古い国だとおなじみの、レガリアとかってやつだね」
生田目:「王斧とか王槍とか、あるにはあるけどあんまり聞かんっしょ?パブリックイメージってそういうもんだし」
九塚 帰蝶:「それこそ、呪術的な発想というやつですね」
更級初:「ローマのファスケスとかはありますけど、確かに。あとは、王権の剣といえば、コルタナとかそれこそ本邦の三種の神器の草薙の剣とかですねー」
直江 始:「み、皆さん、博識ですね……」
直江 始:アカデミックな会話におお……と口を開ける。勉強になるし興味深いがついてはいけない。
生田目:「で、逆に、人間っていうのは…それこそさっきの鉾の話みたいに、使い道がわからないものに意味を見つけようとする」
生田目:「いい感じの棒があったら振り回したくなるし、きれいな貝殻があったら宝物にするし、角煮みたいな石があったら角煮にするでしょ?」
直江 始:「そうですね……え、石?角煮??」
更級初:「角煮には中々しませんねえ」
生田目:「で、あたしが見るに、更級ちゃんの剣ってそれ、そもそも剣じゃないんじゃないの?」
直江 始:「流された…… 剣じゃない、ですか? でも……あっ、そうか」
直江 始:形状は剣にしか見えない、と言おうとしたところで先の話に思い至る。
更級初:「うーん………」横に置かれている、白い白い羽のような”それ”を見る。「実際そもそも刀身とかだってわたしが呼べば増えたりするもんなきみな」
生田目:「そういう話以外にも、冶金のレベルが文字通りのオーパーツな割に、ウエイトのバランスが変。グリップに見えるとこも、たまたまそれっぽい形だったから握ってるだけだよね?」
更級初:「え~~一応契約したときに握り易く変形してくれたんですよ!」
直江 始:「……変形して剣みたいになったってことは、もともと剣ではなかったのでは?」
更級初:「重量バランスは…バロール能力サポートしてもらって何とかしてますけど…!後影投入して……」
直江 始:「戦闘中にそんな細かい調整やってたんですね……!?」
更級初:「おお」ぽんと手のひらを叩く。
生田目:「それが使えなきゃーそりゃ大変だよねえ」
更級初:「あいや、この子に殆ど投げてた」
直江 始:「よかった、サポート体制は整ってた」
更級初:「能力の出力はわたしだけど、制御と増幅はほとんどこの子担当だねー。今もそう」
生田目:「で、恒星表面でもイケるレベルの耐熱性に変形制御、UGNの検収データからして、どうも高周波放射線のエネルギー変換機能まであるよね?」
直江 始:「恒星……放射線……」すごいのだろうとは思っていたが、予想外の単語からすごさが補強されて驚く。
更級初:「えっガンマ線も行けたんだきみ……。わたしがフルリミッターカットしたときに実際出力できんじゃね?っていうのは錯覚じゃなかったんだ…」
生田目:「で、もろもろの条件を元に、人類の想定する道具の中で、当てはまるものを探してみたら…」
直江 始:「たら?」
生田目:「…ズバリ、個人用の太陽帆船!いやどんな宇宙服着て使う気なのかはさっぱりだけど!このセンでどうか!?」
更級初:「わあお大分未来のSF」
直江 始:「"存在する"じゃなくて"想定する"だったの、まだ作られてないからだったんだ……」
直江 始:予想外にSFの世界観から単語が出てきて困惑する。
生田目:「いや、個人用じゃなく、データか何か積んで撃ち出すやつなのかもしれないけど。要するに恒星表面の爆発とか、もしくは大規模変動?そのへんを使って恒星間移動させるってやつ」
生田目:「その場合、本体サイズは小くて軽くて、最大投影面積が広いほどいい。ついでに、熱エネルギーを旅程での機能維持に使えたら最高だよねーっていう」
九塚 帰蝶:「宇宙への夢はいいとして、それと剣になんの関係があるのかのご説明をお願いしますね」
更級初:「あー、大剣モードってその応用だったんだ……ちょっと機能中止した奴出して出して」影からぞぶりと橙色の結晶質が浮かび上がり、変形した剣に装着され大剣になる。
直江 始:「最大投影面積……あっ、そっか。武器なら刃はそんなになくてもいい、ってのもそこに繋がるのかな」
生田目:「あー…そうそう、で、そういう道具を剣だってことにして振り回してる場合、当然、本来の機器としての面もあることになる。そう、そういやって変形させたりとかできるよね」
生田目:「それだけならどうでもいいんだけど、遺産…ミーム性質を帯びてて更級ちゃんと繋がってるじゃない、それ?」
生田目:「当然気付いてると思うけど、問題のFHエージェントは、その本来の機能の部分を使って、意味的にその剣…天の車輪をハックした。名前もまーそのまんまだよね」
更級初:「あ、そうですね。わたしが全然本来RVの適性ないのに戦えてるの、そういう遺産性質…種別コードで言うと”聖剣の王者”の制約を利用してもらってですし」
更級初:「うーんたしかに。天に座す車輪、車輪自体が太陽のシンボルですもんねー」
生田目:「ハックされた結果何が起きたかというと、いまの天の車輪くんは、剣でも宇宙船でもないことになってる」
GM:ところで更級さん。質問ですが、情報項目の中身を開示して構いませんか?
更級初:そうですね……ここまで言ったなら。大丈夫です!
GM:では、更級さんの同意によってキーワード[天の車輪]が解禁、つぎの開示情報項目に対応しています。
GM:
【神話情報】アルテリア・ドラコニスの権能
技能:〈情報:UGN〉〈知識:神秘学〉
目標値:25
キーワード上昇値:+9
対応キーワード:[天の車輪]、[類感呪術]
現在、更科の遺産の遺産としての効果は使用できない。アルテリア・ドラコニスによって、その機能を奪い取られているためだ。
天の車輪は「太陽風により飛ぶもの」としての性質を喪失するばかりか、遺産の影響を強く受けている更科・初の体にまで悪影響が出ている。
シナリオ終了時までに遺産の力を取り戻せなかった場合、死はいよいよ足音高く迫り、更科・初は死亡する。
レネゲイドの持つ摸倣子感染性、いわば呪術的側面による破壊が行われたものと思われる。
すなわちそれは、神として持つ権能、すなわちある事象への絶対支配の能力である。
アルテリア・ドラコニスが持つそれは、「太陽」の神話に由来するものであると推測される。
(この情報項目のキーワードは、まだ解放されていません。情報判定に成功することによって入手可能です)
生田目:「まあ、人間で行ったら恒常性に異常が出てる状態だもん。体、相当まずいことになってるでしょ?」
更級初:「まあ~……そうですねえ。体温が乱高下してる…のは結構前からあったけど…それもひどくなって部位ごとに明確に違ってきてますし…」
更級初:「あっこれヤバいなーっていうのはまあ」
直江 始:更級を見る目がジトッとする。
生田目:「そういう異常症状は、薬のたぐいじゃどうしようもないけど。気をつけなよ?オーヴァードは死なないけど、苦しみは消えない」
生田目:「一時的に安定化させる方法はあるかもしれないけど…まあ、割と難しいかな。むしろ討滅局の専門分野のやつだけど」
九塚 帰蝶:「それは?」
生田目:「意味を失ったことで不安定化してるなら、なにか他の意味を与えてやればいいってこと。ただまあ、どうやるんだって話だよね」
生田目:「周知徹底で共通認識をーなんてのはまー無理だろうから、そうだなあ…たとえば、剣を持ってて不思議はないけど持ってる剣がない伝承種レネゲイドビーイングの武器だったことにするとか…」
生田目:「適当な聖剣があったことになってるけど行方不明になってる石やら宝物庫やら探して当てはめるとか?でもイチから探してたら、とてもじゃないけど短期には間に合わないよねえ。これは」
更級初:「天の車輪、という名前自体、かれから受け取ったイメージからわたしがつけた名前だから、その名前自体を改めるとかですかねー。でもこれももう、今の名前が広まってるから難しいか」
直江 始:「レネゲイドビーイング……剣を持ってても不思議でない……ですか」
生田目:「…まあ、私から言えるのはこれくらいかな。適当なカラの伝承は探してみるけど、あんまり期待しないでね。悪いけど」※GM注:見つかりません。
九塚 帰蝶:「こちらも当たってみますが、なかなか。むしろ本体が残っているからこそ、というのがありますからね」
九塚 帰蝶:「別の条件なら…どうでしょうね?」
更級初:「まあ、この子…空から降ってきましたし、受け取ったイメージからしても、ずっと真っ暗な所を飛んでたからなあ」
更級初:「別の条件言いますと」
九塚 帰蝶:「自分で、これまで語られていない、新しい伝説を作るつもりがあるのなら…ということです」くすりと笑う。
生田目:「そういうのやってると嫌われない?」
九塚 帰蝶:「ずっとこの芸風でやってきたものでして」
更級初:「うーーん………多分、それやる時間足りるかなあ。わたしの素質が足りないんですよね」
九塚 帰蝶:「それはそうでしょう。滅多にできるものはおりません」
更級初:「だからそろそろ引き継ぎ先探したり色々がんばってるんだけど……うーーん」
直江 始:「えっと、いいですか?」
直江 始:「もしかしたら、当てがあるかもしれません。そういう条件のレネゲイドビーイング」
生田目:「お。いいじゃんいいじゃん、好きだよ?そういう目で顔上げるコ」
更級初:「直江くん?」ちょっと目を丸くする。「いたっけそんな都合のいい感じの…」
直江 始:「僕についてるレネゲイドビーイング……アッシュ」
直江 始:「"竜殺しの剣士の伝承"の、レネゲイドビーイングです」
更級初:「大体そういうのって使ってた名剣とかあったりしないっけ……実際には使ってなくても後から代表的なやつで紐づいたり」
直江 始:「個人なら、そうだと思います。でも、アッシュは……」
生田目:「そうだねえ。素戔嗚なら…まあ何種類かの剣。ベオウルフならフルンティング。だいたい定番があるけど…」
直江 始:「個人の伝承なら、そうだと思います。でも、アッシュは……」
直江 始:「元になったのが、特定の伝説じゃない」
直江 始:「世界中に存在する竜殺しの伝承。それらの総体から生まれた……らしいんです」
更級初:「また珍しい……」
直江 始:「だから、剣は持っていても不思議じゃないけど、特定の剣と縁が深くはない」
九塚 帰蝶:「やりようによっては、なんとかなるかもしれませんね?お手伝いもできるかも」目を細める
更級初:「なるほどなあ……」
直江 始:「もちろん、確証があるわけじゃないので。上手くいけばいいんですけど……」
直江 始:「お願いします!」
更級初:「うーん……。すごくありがたい上で、そうだなあ」
更級初:「後で話させてくれる?直江くんと、アッシュさん両方ね」
更級初:「わたし、かれがいないと戦えなくなるし。すっごく大事な友達だから」
直江 始:「はい、それは。もちろん」
直江 始:「……それはそれとして」
直江 始:更級をまたじいっと見つめて。
更級初:「?」はて、と言う顔。
直江 始:「師匠。無茶するのはもうわかりましたけど、せめて状態を誤魔化すのはやめてください」
直江 始:「心配かけたくないのかもしれないですけど、心配ぐらいさせてくださいよ……」
更級初:「誤魔化してはないよお。戦える状態だってのは事実だし……」と、そこまで言ってから。「うーん、これはわたしが悪い流れだな。いや分かってるんだけど」
更級初:「……まあ、わたしのことよりもっと心配してあげて欲しい子がいるけど、そうだねえ」少し苦笑して。
更級初:「ごめんね。わたしが悪かったです」
直江 始:「はい。気をつけてください。……師匠に差し出がましいことをいいました、すみません」
更級初:「いいよいいよ~。師弟の間だろうと、言うべきことは言うべきだからね!だから今後も、気を遣わず言ってちょうだい!」
更級初:そういって、彼女はあなたの頭を軽くわしゃわしゃした。
GM:
GM:シーンカット。イベントシーンには裏処理なしでいくのでここまでとします。
GM:
ミドル5-b
GM:ミドル5シーン目ですが、次はどうしますか?
シミュラント:私と時間を過ごす...で行きましょう(これ自分から言い出していいのか?)
雛衣・シンベリン:イベントをやります。妹と時間を過ごします……
雛衣・シンベリン:コミュを上げます
雛衣・シンベリン:これでペルソナも強化されるはず
シミュラント:www
GM:www
GM:わかりました。では、
GM:
GM:◆――――――――――――――――◆
GM:ミドルシーン:6/イベントシーン
GM:シミュラントと時間を過す
GM:シミュラントさんと姫様、登場侵蝕処理をお願いします。
雛衣・シンベリン:1d5+61
DoubleCross:(1D5+61)→1[1]+61→62
シミュラント:シミュラントの侵蝕率を1D5(→2)増加(71→73)
GM:
GM:仮設支部に設えられた一室には、立派な寝台が用意されている。眠っていることが多い雛姫のために、帰蝶が気を利かせたものらしい。
GM:…施錠がされているわけでもない。主本人の希望、ということだった。
雛衣・シンベリン:ベッドの上は、複雑な花弁で作られた迷路のようだった。
雛衣・シンベリン:複数枚の薄手の掛け布団が、ベッドからはみ出るほどに絡め合わされ、重ねられ、放り出され。
雛衣・シンベリン:その中心で、埋もれるように眠っている。
雛衣・シンベリン:眠っているという表現も、いささか不可解である。
雛衣・シンベリン:ごくか細い呼吸以外、寝返りはおろか、瞼の下の眼球運動もない。まるで電源を落とした人形のようだった。
雛衣・シンベリン:賢者の石の理想値適合者。活動可能時間は決して多くはない。
雛衣・シンベリン:胎児のように丸くなっている。
シミュラント:ここ数日、舐められているのでないか...という疑念が湧いている
シミュラント:ほとんど自由でトレーニングもできる...食事もまずまず...
シミュラント:UGNの要人の殺人未遂にしてはあまりにも無警戒で無防備すぎると感じるほどに
シミュラント:そんな現状に少し憤懣としながら彼女の部屋の戸を叩く
シミュラント:「雛、アナタ宛の荷物なのだけど...」
GM:返答はない
シミュラント:ドアノブを握りあっさりと開くのに呆れが出る
シミュラント:「まるで巣ね...」
アクくん:幼体生物がシーツの上であなたを見て、しゃーっとメキシコサラマンダーらしい鳴き声をあげる。
シミュラント:遠慮なく室内に入りベッドに横たわる彼女を見てそんな素朴な感想が漏れる
シミュラント:「うるさい、荷物持ってきただけだってば」
雛衣・シンベリン:肌は白く、寝言一つ発さない。傍目には呼吸もしていないように見える。
シミュラント:となりの幼体生物を無視してそれを眺める
シミュラント:あまりにも近い距離、白磁のように透き通ってすべすべとした肌に柔らかそうな唇
シミュラント:「本当、ありえなさすぎ」
シミュラント:つい先日まで殺意をぶつけ殺そうとした相手にあまりにも無防備で...少しの苛立ちが募る
シミュラント:「敵にこんな無防備な姿を見せたら...こうなっちゃうんだから」
シミュラント:そう言い手を伸ばし...
シミュラント:頬を引っ張ってみたりする
シミュラント:「ふふっ、いいざまね雛衣・シンベリン」
シミュラント:「こうしてやるんだから...」
シミュラント:そうして髪で隠れた額の奥に隠れた宝石に僅かに爪を沿わせてみたりする
雛衣・シンベリン:ばさ。
雛衣・シンベリン:周囲のタオルケットが、不意に波打つ。
雛衣・シンベリン:石を投げ込まれた水面のように沸き立って、あるいは獲物を見つけたハエトリグサのように内側へと閉じた。
シミュラント:「な”っ ぁ」
アクくん:「あー」カメラが回転するのにあわせてベッドの下に転がり落ちる
雛衣・シンベリン:ばさばさばさばさばささ ぽすん
雛衣・シンベリン:一通りタオルケットが静まった頃には。
雛衣・シンベリン:シミュラントはベッドに引きずり込まれ、目の前には、紅の瞳を僅かに瞬かせる、眠気眼の雛姫がいる。
シミュラント:「雛...」完全に上下が逆転し押し倒される形で押し込まれる
雛衣・シンベリン:「………………………………」
シミュラント:先ほどまで寝ていたからか薄布越しに感じる少し高い熱が伝わって落ち着かない
雛衣・シンベリン:気の抜けた薄着姿。速度があったわけではない。ただ、非人間じみた動きの溜めのなさがシミュラントの不意を打った。
雛衣・シンベリン:ぱちぱちと、何度か瞬きをして。シミュラントを見下ろす。
雛衣・シンベリン:「おはよう、シミュ。姫、百年くらい寝ていた?」
シミュラント:「そうよ、世界は滅んでアタシ達二人っきりになったのよ」
シミュラント:呆れた様子のままとぼけた問いに適当に返す
シミュラント:「身体...密着してあっついんだけど...」
雛衣・シンベリン:「ふうん。そんなこともあるかもね」
雛衣・シンベリン:そのまま、毛布の中に紛れていたスマホを手に取る。
雛衣・シンベリン:シミュラントの体に回した手でスマホをポチポチ。「はあ」
シミュラント:「起きてすぐスマホ触るのお行儀悪いわよ...あと密着...」
シミュラント:抗議はするが重いとも悪態をつくわけでもなく自分から押しのけるわけでもない
シミュラント:されるがままの体勢でその様子を眺める
シミュラント:(やっぱり無防備すぎるし胸とか首元...見えちゃってるし...)
雛衣・シンベリン:「どうして? 何度も見た体じゃない」
雛衣・シンベリン:同じ遺伝子の、同じ体なんだから。
シミュラント:「でも...綺麗だから.....はぁ~ヤダ、アタシナルシストの気でもあるのかな...」
雛衣・シンベリン:「ふふ」
雛衣・シンベリン:「それで、何のよう? 自分殺しの算段でもついちゃった?」
シミュラント:「まぁ.........そんなところよ」
シミュラント:荷物を届けに来ただけなのだが自分よりも自分が行うべき事を相手の口から言われてムキになってしまう
シミュラント:この綺麗な身体も、余裕の表情も何もかも気に入らなくて...少しくらい余裕のない表情を刻みたくて
シミュラント:その衝動が沸き上がり無防備な彼女を手繰り寄せる
シミュラント:「でも、無防備なアナタを殺しても自分が優れたものになるわけじゃないから...警告と...意地悪をするわ」
シミュラント:そうして白く薄い首筋に唇を付け...甘く牙を立てる
雛衣・シンベリン:「わ」
雛衣・シンベリン:「なぁに?」
雛衣・シンベリン:くすぐったがるように身じろぎする
シミュラント:「傷を付けてあげる...下賤な私がね」
シミュラント:「しばらく痕は残るかもよ」
シミュラント:してやったり...の顔
雛衣・シンベリン:「………………」
シミュラント:「アタシはこういう奴なんだからこれに懲りたら...」
雛衣・シンベリン:「がぶ」 耳を引っ張って、先端をかじる。
シミュラント:「ひんっ ?!」
シミュラント:「あ、あな...アンタっ 何っ を?!」
雛衣・シンベリン:「………………うーん」
雛衣・シンベリン:「おかしいな。ちょっと苦い?」 ちろりと舌を出す
雛衣・シンベリン:昔、自分の耳を口寂しくて囓ったことがあった。
シミュラント:「美味しくないから食べないのっ!」
シミュラント:そう真正面から怒ろうとするも首元の痕を見て少し視線が逸れる
雛衣・シンベリン:「シミュはほんとうに…………」
雛衣・シンベリン:「姫らしくないのね」
雛衣・シンベリン:まん丸に見開いた眼で、シミュラントを見つめる。
雛衣・シンベリン:真白な耳の先がほのかに赤いのは、囓ったせいか、それとも。
シミュラント:「そんなこと...ないもん」
シミュラント:その言葉に唇を固く結び必死に言葉を吐き出す
シミュラント:「...........がっかりした?」
雛衣・シンベリン:「ううーん。違うのは嬉しいけど、嬉しい違いかというとそうじゃないわ」
雛衣・シンベリン:シミュラントのまぶたの上を、細い指先が撫ぜる。
雛衣・シンベリン:「シミュはどう?」
雛衣・シンベリン:「姫が綺麗で、強くて、ミステリアスで、うれしい?」
雛衣・シンベリン:超然的に微笑む。
シミュラント:嬉しい、そう言葉が喉まで出たがそれを認めてしまうと彼女を殺してまで得ようとした自身の価値を放棄してしまいそうで詰まってしまう
シミュラント:「う............羨ましい」
シミュラント:本当は一緒に抱きしめているだけでも心が安らぐのに、その指先に撫でられるだけで凍り付いた心が溶けゆくのに
シミュラント:一緒にいると惨めで仕方ないのに離れられなくなってしまっているのを感じてしまう
シミュラント:もし、彼女の聖性を剥ぎ取り自分が身に付けたとしても...疵のある宝石は元の輝きには満たないのかもしれない...そう思ってしまう
雛衣・シンベリン:回した腕が、シミュラントの肩に触れる。自分よりも筋肉質な、骨張ったかたち。
雛衣・シンベリン:声は擦れている。ハスキーボイス。喉に慢性的な火傷の痕がある声だった。あの炎の制御の中で、彼女自身が傷ついてきたのだろうか。
雛衣・シンベリン:髪の色も。そうやって、灰のように白くなったのだろうか?
雛衣・シンベリン:「ねえ。シミュのことをおしえて?」
雛衣・シンベリン:自分自身のはずなのに。違うところが気になる。自分自身のことが分からない。
雛衣・シンベリン:「モラトリアムなのね、姫」
シミュラント:「えぇ、退屈な話だもの...寝物語にはちょうどいいわ」
シミュラント:「その代わり...アナタの事も聞かせてね」
シミュラント:自分自身から伝わる熱を逃がさないように抱きしめ...自分が一人でないのだと実感する
シミュラント:その奇妙な感覚に...少しだけ溺れてみたいと思ってしまった
雛衣・シンベリン:自分と同じようで、決定的に違う少女が、体重を、体温を預けてくるのを受け入れる。
雛衣・シンベリン:毀れもののようだった。
雛衣・シンベリン:鳥籠から飛び立つのをただ見送るつもりでいたけれど。
雛衣・シンベリン:彼女がそれを望んでいなくても、勝手に、紙飛行機のように飛ばしてしまえばいいと。
雛衣・シンベリン:(なにかしら)
雛衣・シンベリン:(どうしてだろう) (姫は) (私は) (俺は) (儂は) (あなたたちは)
雛衣・シンベリン:ああ。この子はまるで。雨の中、かろうじて部屋に飛び込んできた小鳥のよう。
雛衣・シンベリン:(大事に)(したい)(………………のかしら?)
雛衣・シンベリン:もう一度抱きしめて、その荒れた肌の頬に、唇を落とした。
GM:
GM:シーンカット。イベント効果通り、情報項目ひとつが解禁されます。
雛衣・シンベリン:コミュ達成報酬だ
シミュラント:しょうがないから教えてあげるっ
GM:
【情報】錬金術の秘法
技能:〈情報:学問〉〈知識:神秘学〉
目標値:15
キーワード上昇値:+5
対応キーワード:[類感呪術]
GM:
GM:以上です。では、シーンを閉じます。

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クライマックス
エンディング