『楽園の沙汰も金次第』(GM:青いポスト)

キャラシート

PC1 《石見銀行(ビッグバンカー)》石見 銀猫
キャラシート
(PL:海野しぃる)


PC2 《月の椅子(セレノスツール)》ユージン・マディス
キャラシート
(PL:アスハル)


PC3 《遍舞する紋白蝶(バタフライ・エフェクト)》幕引ふぃん
キャラシート
(PL:タヒチ)


PC2 《ドルネン・ケッテ(Dornenkette)》ゾフィア・エーレンベルク
キャラシート
(PL:エド)



メインログ雑談ログ

目次

トレーラー

GM:■トレーラー

ここはジェネシス。金と券。

創成金融(ジェネシスファイナンス)は、”オフィサー”の金融部門であり、
予算配分だけでは活動できない企画や開発研究へ積極的に投資を行う。
しかし、取り立てに手心はなく、そもそも見込みがなければ金が出てくることはない。

ここはジェネシス。知と力。

今日も彼女たちは騙し騙され、夢も想いも銭に変わる。
銭を持つのは鬼ばかり。最後に笑うは悪知恵持つ者。

ここはジェネシス──

──冗談じゃない。

ダブルクロスThe3rdEdition From:OveredNova
『楽園の沙汰も金次第』

ダブルクロス、それは危機に輝く双星。


プリプレイ

GM:定刻になりましたので、プリプレイから始めてまいります
GM:まずはPC1 銀猫さんからシートと一緒に自己紹介をどうぞ
しぃる:うす
石見 ギンコ:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.htmlkey=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY5o6s5gQM
石見 ギンコ:ジェネシスのオフィサーエージェントをやっている石見ギンコです。
石見 ギンコ:その役職はファイナンシャルプランナー……ガチャの石を購入する画面やボックスガチャの受付会場などで待ち構えるのがお仕事です……!
石見 ギンコ:ガチャを回す全ての先生の夢を叶えるのがお仕事です
石見 ギンコ:チャーミングポイントは金の延べ棒を模した二重王冠
石見 ギンコ:戦闘スタイルは全身から溢れ出す莫大な黄金を利用して動くモビルスーツによる射撃戦です。
石見 ギンコ:自らの財力で整えたモビルスーツ……もとい強化服が無ければ間違いなくオフィサーエージェント最弱の女と言っていいでしょう。
石見 ギンコ:金を出すこと以外は何もできませんが、金を出すことにかけてこの女に勝るものは居ない……そう胸を張って言える特化型として、今日も沢山の生徒の夢を応援し、金を貸し付けて回ります。回収もします。
石見 ギンコ:よろしくお願いします。ゾフィアちゃんはきっとこっち来る前からの仲で抱かれたり抱いたりしていると思います。
石見 ギンコ:以上
GM:最後にとんでもない爆弾を置いていった気がするが、よろしくおねがいします
GM:PC1のハンドアウトがこちら

GM:PC1 石見銀猫 PL:海野しぃる
シナリオロイス:“MMS"メアリー・アルハイゼン
メアリーはジェネシスで小規模な金属器店であるMMS(メアリー・メタル・ショップ)を経営する生徒だ。
銀行にとっては融資相手であり、貴女個人にとっては茶友達でもある。
ある日あなたは、メアリーから突然店舗が差し押さえられたという話を聞く。
少額をこっそり借りていたはずが、僅かな間に莫大な量に膨れ上がったそうで……
あなたは身分を隠し、彼女に金を貸していた場所に向かうことにした。

GM:抱かれたり抱いたりしてるかどうかは任意ですが、お友達が闇金被害に会ってるそうですよ
石見 ギンコ:ならば助けねば
"MMS”メアリー・アルハイゼン:助けて~~
GM
GM:それではPC2 二話で大活躍した先生おねがいします
ユージン・マディス:かしこま!
ユージン・マディス:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.htmlkey=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY9tiAmgUM
ユージン・マディス:ユージン・マディス。星室庁の先生だが、八月革命時は理事会側の傭兵として参戦していた卑劣なダブルクロス!
ユージン・マディス:理事会敗北後、逃げ隠れし、捕縛された後も、何が何でも送還だけはされたくないと足掻いた結果
ユージン・マディス:先生として働くことで恩情を受けている状態です
ユージン・マディス:能力、および生態は刀鍛冶。マスタークラスだった師範(故人)から引き継いだ鍛刀領域を保有し、
ユージン・マディス:様々な剣を生み出しては味方に渡したり敵に投げつけたりして戦います。
ユージン・マディス:ノヴァリスに繁茂する、魔剣聖剣秘密兵器その他あらゆる剣の観測を目的としており、剣を見たときの動きは大分キモいです。
ユージン・マディス:※ これが透き通り要素
ユージン・マディス:今回はそこそこの火力で範囲RC攻撃をしながら邪毒を浴びせたりして戦います
ユージン・マディス:PLはアスハルです。よろしくお願いします!
GM:よろしくおねがいしますぜ! ハンドアウトはこちら!

GM:PC2 ユージン・マディス PL:アスハル
シナリオロイス:闇毒島ファイナンスorPC3
あなたは星室庁所属の先生だ。
近頃ジェネシス学内、それも低所得層で話題になっている「闇毒島ファイナンス」についての相談をうけていた。
低金利の良心的な金貸しを謳いつつ、実態は法外な利子と過剰な取り立てを行う闇金だというのだ。
相談にきたPC3もその被害者であり、あなたは彼女とともにその金貸しの調査に出向いた。

ユージン・マディス:暗黒円卓金貸しか……外のFHらしい奴がきたな
ユージン・マディス:星室庁としての活動は真面目にやるので頑張ります
ユージン・マディス:理事会傭兵上がりなので、真面目にやらないと電流が流れる腕輪がつけられています
GM:びりびり先生……
GM
GM:続いてPC3おねがいします
幕引ふぃん:はーい
幕引ふぃん:https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/id=B1vImH
幕引ふぃん:幕引ふぃん、17歳。メサイア所属の傭兵です
幕引ふぃん:トレードマークは白いツインテールとよく吸ってるタバコ。
幕引ふぃん:性格は“ぶっきらぼうで毒舌だがフランクで、面倒見が意外といい”らしいですが初稼働なので参考程度に。
幕引ふぃん:鈴型の遺産と契約していて、音幻術を使います
幕引ふぃん:それ以外はピュアノイマンらしいスーパー剣術で戦うとか。
幕引ふぃん:また正規の手続きで来訪した生徒ではなく、いわゆる来校者上がりなので外の世界に詳しいようです。
幕引ふぃん:データは固定値型の極み。ミドルでは貧弱な火力しか出ませんが
幕引ふぃん:クライマックスでは二重冠やらブルゲやらで120まで上げて、攻撃・ドッジ両面で61の固定値を振り回します
GM:おバカ!
幕引ふぃん:こんなところかな
GM:やべーやつがきちまったもんだぜ……ハンドアウトはこちら

GM:PC3 幕引ふぃん PL:タヒチ
シナリオロイス:毒島サコン・闇島ウコンorユージン・マディス
あなたはカネに困ってしまった。浪費しすぎたか、研究や事業に金を使いすぎたのか。
毒島サコン・闇島ウコンの二人組の生徒に言われるがままに、彼女らの会社から金を借り……
騙されたことに気づいたのは、借金が利子で膨れ上がりきった後だった。
あなたは藁にもすがる思いで、星室庁に駆け込んだ。

幕引ふぃん:君消す…
毒島サコン:こわひ……
GM
GM:では最後、PC4お願いします
ゾフィア:はーい。
ゾフィア:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.htmlkey=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY-pj32AQM
ゾフィア:ゾフィア・エーレンベルク。ドイツ人オーヴァードで、創成金融に所属しているジェネシス生です。
ゾフィア:身体を(特に腕を)墨や影に似た何かに変化させる能力を持つ能力を持っております。
ゾフィア:かつては出力が低くてFHに処理されそうになったところを、強化実験を受けることで生き延びました。
ゾフィア:それはそれとしてFHは大嫌いなので、八月戦争では生徒側に立ってバリバリ活躍しました。
ゾフィア:やってることは金貸しですが平等に手を伸ばしているギンコちゃんに惚れ込み、現在は彼女の右腕として活動中でございます。
ゾフィア:戦闘時には腕や指を幾本もの黒い荊状に変形させますよ~。
ゾフィア:データ的な話をすると、シンドロームはウロボロス/エグザイル。
ゾフィア:骨の剣で範囲白兵をします。カバーリングも出来ちゃうよ。
ゾフィア:PLはエド。以上、よろしくお願いいたします!
GM:わぁい! よろしくおねがいします。ハンドアウトはこちら

GM:PC4 ゾフィア・エーレンベルク PL:エド
シナリオロイス:『ローエファルタ』
あなたは創生金融のFP、オフィサーの一人である石見銀猫の直属の部下だ。
そして、あなたは彼女の指示で、ジェネシスの工場から強奪された新兵器『不死蝶(ローエファルタ)』の調査を行っていた。
神出鬼没と擬似的な不死をコンセプトに作成されたかの兵器の足取りを追ううち、捜査線上に
「闇毒島ファイナンス」の名前が浮かび上がる。
いわゆるどこにでもある闇金だが、近頃急激に業績を伸ばし始めている。
末期の債務者のフリをすれば、容易く潜入することができるだろう。

ゾフィア:するか……困窮しているふりを……!
闇島ウコン:債務者……?
ゾフィア:闇毒島ファイナンス、名前がもうダメ。
GM
GM
GM:それでは自己紹介も終わりましたので、プリプレイを終了。
GM:DX3rd From:OveredNova 『楽園の沙汰も金次第』
GM:セッション開始となります。よろしくおねがいします
石見 ギンコ:よろしくおねがいします!
ゾフィア:よろしくお願いします!
幕引ふぃん:よろしくお願いします!
ユージン・マディス:お願いします!
GM

OP1『MMS危機一髪』

GM:OP1 『MMS危機一髪』 登場PC:石見銀猫
GM:登場侵食おねがいします
石見 ギンコ:うす
石見 ギンコ:38+1d10
DoubleCross:(38+1D10)→38+5[5]→43

石見 ギンコ:ふふ、カウンターリモコンあとでつくっときます
石見 ギンコ:さあかかってこい!
GM
GM:ジェネシスインダストリアルアカデミー カフェ『ぼんち揚げ』
GM:ジェネシスのオフィス街からほど近い場所にあるカフェ。店主がやたらとぼんち揚げを勧めてくる以外は、ほどよく静かな穴場として知られている。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「いやーごめんごめんギンコちゃん。ちょっと遅れちゃった」

GM:あなたたちはそこの一角で待ち合わせをしていた。融資相手であり茶友達でもある彼女とだ
石見 ギンコ:「構わないわ。今日はオフですもの。それにほら――あなたも負債を返し終わってくれるワケだし?」
石見 ギンコ:「もうそろそろ普通のお友達に戻れるって考えれば、まあ良いのよ、そういうゆるい感じで」
石見 ギンコ:ぼんち揚げをかじる。
石見 ギンコ:ドレスにちょっぴり欠片が落ちる。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「あっはっは~。その節はありがとうございます~」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「あぁほら、欠片こぼしてる」
石見 ギンコ:「まあほら、同じセルから送られたよしみってやつよね。今度はゾフィアも呼んでお茶でもしましょ」
石見 ギンコ:「あらやだまたドレス作んなきゃ」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「このくらいならそこまでしなくてもさぁ」欠片を摘んで口に
石見 ギンコ:「良いのよ、ちょっと贅沢してるポーズも業務上大事な演出だから」コーヒーに砂糖とミルクをたっぷり入れ始める
石見 ギンコ:そして飲み、無防備な笑みを浮かべる。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「そう? ギンコちゃんがいいならいいんだけど」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:コーヒーをブラックで一口
石見 ギンコ:コーヒーの水面に映るメアリーの顔を見る。
石見 ギンコ:あの頃から、随分大きくなってしまった。
石見 ギンコ:元のセルに戻れるかも正直不明だし、ノヴァリスの先行きそのものが読めない。
石見 ギンコ:こんな中でも、あの頃の仲間がまだ居るというのは――救いだ。
石見 ギンコ:「色々あるわけよ、オフィサーになっちゃったからね」
石見 ギンコ:困ったように微笑んで。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「出世したねぇ、ゾフィちゃんもギンコちゃん直属だっけ」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:メアリーの経営するMMSメアリー・メタル・ショップは、良くも悪くも地域密着店舗だ
"MMS”メアリー・アルハイゼン:安定してはいるが、本人のサービス気質もあって儲けは技術力に対してそこまで大きくない
石見 ギンコ:「まあね、あんたの地道に良いものを作るってのは――良い目の付け所だったと思うのよ、こうして借金も返し終えそうなワケだし」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「あぁ~~~~~……ッスゥーー……」
石見 ギンコ:「あとは変な欲だけかかないで、真面目に商売やったら……なに?」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「……大口のお仕事入ったっていって、融資もらったじゃない?」
石見 ギンコ:「…………」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「実はいつものクセで、ちょ~っと予算足りなくなっちゃってサ」
石見 ギンコ:「…………」笑顔のまま、凍りつく。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:彼女はどこまでも商売人というよりは、技術者に近い。マッドなほうの。
石見 ギンコ:(風向き、変わってきたわね……)
"MMS”メアリー・アルハイゼン:仕様書にない機能や、予算以上の性能を思いつきや気分で乗せてしまう(そしてそれがだいたい好評)ため、たびたび使いすぎることがある
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「納期ギリギリだったから、追加審査とかやってる余裕なくって……適当なところから借りちゃった」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:てへっ
石見 ギンコ:(こいつ、今自分がやらかしたら私が「同じセル出身のよしみで融資した挙げ句焦げ付かせたオフィサーの恥さらし」になるって分かってんのか………分かってねえな分かってたらやらねえもんな知ってるよ愛してるからねでもやっべえわねこれどうしようかな、よし、潰そう。不都合は徹底的に潰すに限る。パワーはすべてを解決するものね、そうよ頑張れ頑張るのギンコ負けないで行けるいける絶対できる勝てる勝つ勝ったよし!)
石見 ギンコ:凍りついた笑顔の後で
石見 ギンコ:ため息をついて。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「いや、額はお小遣いよほんとに。ちょっと足りなかっただけで」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「一週間もあれば元が取れるくらいの金額だったんだけど……」ものすごく目が泳いでいる
石見 ギンコ:「ファイナンシャルプランナーとして言わせてもらえば十中八九そういう時に寄ってくるのって悪質な業者で、その少額は3000倍に膨らむわ」
石見 ギンコ:「利息三千倍よ、トブわよ」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「……倍です」
石見 ギンコ:「……なんて?」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「……三万倍です」
石見 ギンコ:「……殺すか」ボソッ
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「ギンコちゃん目が怖いよ!?」
石見 ギンコ:「あっ、待って、メアリーは大丈夫。メアリーは殺さない、安心して」
石見 ギンコ:「業者、業者の方。何もかも焼き尽くしてなかったことにするしかないわ、やりましょう、わたしたちFH、欲望の徒、レッツゴー!」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「ギンコちゃん、たまにそういう力技使うよね……助かるけど」
石見 ギンコ:「金で人は……死ぬの!」
石見 ギンコ:「死ぬから……契約書、読んで、絶対!」
石見 ギンコ:キリッ、とした表情である。オフィサーの定例会議の時くらいしかしない。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「はい……メアリー、契約書、読む」
石見 ギンコ:「よし、じゃあ今、外に打って出ようとするジェネシスの足元を狙う邪悪な業者を駆逐すべく、お忍びの私が格好良く打って出るのであった……ついてきてメアリー! 急ぐわよ!!!!!!!!!!!!」
石見 ギンコ:「会長にバレる前に!!!!!!!!!!!! すぐ!!!!!!!!!!!」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「えっ!? 今!?」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「場所わかるの!? あぁ店主さん、お会計はMMSで付けといて!」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「ギンコちゃん待ってー!!!」
石見 ギンコ:「そうよここはあんたのおごり! カモンフェニックス!」
石見 ギンコ:店の前に巨大な強化服が舞い降り、二人の少女に向けて手を差し伸べる。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「」
石見 ギンコ:市街地の真ん中に降り立つ金色の巨人、その質量により、わずかに道路が揺れた。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「……よし!!!!!! 行こう!!!!!!!」メアリーは考えることをやめた
石見 ギンコ:「行くわよ……フェニックス!」
石見 ギンコ:金色の巨人の背中の主翼がバーナーで青く染まり――
石見 ギンコ:二人を抱き、金色の軌跡を描きながらジェネシスの空へと消えていった……。
GM
GM:シーンエンド ロイスどうぞ
石見 ギンコ:うす
石見 ギンコ:メアリー・アルハイゼン 好意●/食傷(またやりやがった)
GM

OP2『闇金→借金取り→ヤクザ→ドス→剣!!』

GM:OP2 『闇金→借金取り→ヤクザ→ドス→剣!!』 登場PC:ユージン・マディス 幕引ふぃん
GM:登場侵食おねがいします
幕引ふぃん:幕引ふぃんの侵食値を1D10(→9)増加(37→46)
幕引ふぃん:はー(ため息)
ユージン・マディス:1d10+39
DoubleCross:(1D10+39)→8[8]+39→47

GM
GM:星室庁 職員室
GM:近頃は面接を突破する人間も増え、増員されつつあるとはいえ、先生は基本的に人手不足だ。
GM:ましてや混迷の上から混迷を極める昨今、職員室の人間がほとんど出払うのも珍しくはない。
GM:あなたは人気の少ない職員室で仕事をしているか、あるいはそれを終えたところだろうか
ユージン・マディス:異音を響かせるコピー機で資料を刷っている。
ユージン・マディス:今時は電子が主流だが、それも向き不向きがある。どちらかと言えばユージンはアナログ派だった。
ユージン・マディス:操作パネルの中で、半透明で下からスィーと浮かび上がってくるデンジャーボタンを回避しつつ、操作を終える。
ユージン・マディス:「ジェネシス製は品質は良いんだからこれさえなければな……」
ユージン・マディス:他の先生は出払っている。申し訳程度に壁に掛けられている行先表を見やるが、真面目に残しているものはごく少ない。
ユージン・マディス:「同窓会に……葬送係に……。情勢の変化が早すぎる……剣が足りん……」
幕引ふぃん:こん、こん。そこに控えめなノックの音。
ユージン・マディス:「ん? 誰だ、入ってきていいぞ」
幕引ふぃん:……すぅ、と音もなく扉が開く。
幕引ふぃん:そこに立っていたのは、ツインテールの白い髪が印象的な少女。
幕引ふぃん:それと対照的に、黒いジャケットを羽織っていて――腰には日本刀。
ユージン・マディス:「生徒か」見覚えはない。アポの予定もなかったはずだ。となると飛び入りか――
幕引ふぃん:「こんにちは、先生」少し首を傾げて、挨拶する
ユージン・マディス:「――刀?」
幕引ふぃん:「そう、生徒……え?」わずかに瞠目、困惑
ユージン・マディス:ばさ、とファイルを取り落としそうになる。「……いや」
ユージン・マディス:ファイルで顔を覆う。「……落ち着け。そんなわけがない。きっと刀型の近代兵器とか鞘の中に魔獣がいるとかそういう魔術的媒介とか芸術道具とかだろ……」
ユージン・マディス:「どうした、相談か? 言っておくが、今は俺の他には誰も居ない」
ユージン・マディス:「目当てがいるのだったら、応えられないが」
幕引ふぃん:「いや、目当てはいないよ」
幕引ふぃん:「相談なのは、当たってるけど」胸元に手を入れ、シガーケースを取り出す
幕引ふぃん:「いい?」
ユージン・マディス:「俺は構わん。ここで煙草とは珍しいな」
ユージン・マディス:チラッ
ユージン・マディス:ファイルの隙間から腰に下げた刀を見る。
幕引ふぃん:「気になる?」遠慮なくライターで火をつけ、吸い始める
幕引ふぃん:「そう珍しくはないと思うけど」
ユージン・マディス:「まさか本当に刀か?」
ユージン・マディス:「……剣士か、君は?」
幕引ふぃん:「……まあ、そう呼んでも差し支えはないかな」
幕引ふぃん:「これも普通に刀だし」
ユージン・マディス:「普通に刀! ………………なんて甘美な響きだ」
ユージン・マディス:「もう一回言ってくれないか?」
幕引ふぃん:「え、やだ」にべもなく
ユージン・マディス:「なっ 良いだろ! 減るものじゃない!」
ユージン・マディス:「いや、じゃないな! ……ここに来たってことは相談があるんじゃないのか?」
ユージン・マディス:「まさか煙草休憩に来たわけじゃないだろ」
幕引ふぃん:「そう、あたしは大事な相談をしに来た」ふぅ、と煙を吐き出す
幕引ふぃん:「……座っていい?」椅子を見やり
ユージン・マディス:「好きに使うといい」
幕引ふぃん:「ありがと」静かに座り、足を組む。スカートじゃないから見えないぞ
ユージン・マディス:(刀の柄がジャケットで隠れてしまった……)悲しい。
ユージン・マディス:「急ぎの案件という様子ではなさそうだな?」
幕引ふぃん:「いやまあ、急ぎと云えば急ぎかなあ」
幕引ふぃん:「アポの必要性くらい知ってるからね」それをしなかったということは、という意
幕引ふぃん:「端的に言えば、闇金。金利3万倍」
幕引ふぃん:「助けて」にこり、と笑う。
ユージン・マディス:「安心しろ。アポの必要性を気にかける生徒も珍しい……」とまで言って。
ユージン・マディス:「…………桃●鉄とかの話か?」
ユージン・マディス:なんか変な単位が聞こえた気がする。
幕引ふぃん:「いやいや、リアル」
ユージン・マディス:「大人をからかうもんじゃない。金利が三万倍。それじゃまるで、お金を借りたら三万倍にして返さなきゃいけないと言ってるようなものだが?」
幕引ふぃん:「だからそう言ってるんだって。いやあ困ったなあ」あはは、と空笑い
幕引ふぃん:「まあ物理で踏み倒すとか高飛びとか、そういう手もあるんだけど」
幕引ふぃん:「後が面倒そうで……先生の力を借りられたらなって思うなあ」
ユージン・マディス:「闇金ってことは、取り立てや借金取りも当然出てくるか。学区はどこだ?」
幕引ふぃん:「あたしはメサイアだけど、先方はジェネシスかな」
ユージン・マディス:「ジェネシスか。じゃあ金融は金融か」
ユージン・マディス:「崑崙などと言われたらどうしようかと思った。ふっかけて襲いかかる方がメインになるからな」
ユージン・マディス:そう言いながら席を立ち、外出用のホワイトボードに書き込む。
幕引ふぃん:「崑崙って通貨の概念があるのかな……っと」
幕引ふぃん:「来てくれるんだ」
幕引ふぃん:「ありがとうね」
ユージン・マディス:「当然だろう。そういう立場だ。ただ、俺が出ることが君にとって幸運かどうかは保証しない」
ユージン・マディス:そう言って、手の平サイズのスイッチのようなものを投げ渡す。
幕引ふぃん:「およ?」片手で受け取る、不思議そうな顔
ユージン・マディス:「俺は監察期間中でな。教師としての権限も制限がある」
ユージン・マディス:「それで良ければ向かおう。詳しい話は道すがら聞く」
幕引ふぃん:「わかった」適当なボタンを押してみる、ぽちっとな。
ユージン・マディス:「それは押すとグワーーーーーーーーッ」電撃ビリビリだ!
ユージン・マディス:ユージンの腕のスマートウォッチから反先生的行為の表示が出ている。
幕引ふぃん:「うん、大体わかった。行こうか」
幕引ふぃん:澄ました顔で歩を進める――倒れ伏す先生を跨いで。
ユージン・マディス:「ドライだな!? いや驚けというわけではないが……!」 今までにないタイプの反応だ。
ユージン・マディス:煙を上げながら立ち上がる。
ユージン・マディス:その背後、外出用のホワイトボードに走り書かれた内容は、「闇金→借金取り→ヤクザ→ドス→剣!!」
ユージン・マディス:「そういえば名乗っていなかったな。ユージン・マディス。星室庁の教師で、――刀鍛冶だ」
幕引ふぃん:「……そうだね。あたしは幕引ふぃん。ただの傭兵かな」
幕引ふぃん:「よろしくね、“先生”」
GM
GM:シーンエンド ロイスどうぞ
幕引ふぃん:ロイスは来るべき刀ぺろぺろタイムに備え決断的保留
ユージン・マディス:生徒/幕引ふぃん/かたなもってるえらい:○/疑念/ロイス
GM

OP3『不死蝶』

GM:OP3 『不死蝶』 登場PC:ゾフィア・エーレンベルク
GM:登場侵食おねがいします
ゾフィア:ゾフィア・エーレンベルクの侵食値を1D10(→10)増加(37→47)
GM
GM:ジェネシスインダストリアルアカデミー。開発班が所有する部屋の1つで
GM:机に資料を広げ、あなたは、直接の上司である石見銀猫からの調査依頼を進めている。
GM:ジェネシスの工場から強奪された新兵器──『不死蝶ローエファルタ』。
GM:R強化アルミ合金製の、手のひらより小さい蝶型デバイスが無数に組み合わさった戦術武装群。試作機ながら高い性能を持つそれを見つけ出すのが、あなたの仕事だ。
模部エイコ:「A-67地区、蝶の発見報告ありません」
ゾフィア:「ありがとう。戦闘に役立つ上に格好良くてかくれんぼも上手とは、恐ろしい話だね」
藻部ビーコ:「神出鬼没と擬似的な不死、がコンセプトでしたっけ。試作機が強奪されるのはアニメだけにしてくださいよ……」
ゾフィア:「まったくだ……ああ、気をつけておくれよ。奇襲を受けるかもしれない」
藻部ビーコ:「工場からのデータサルベージは、まだちょっとかかるみたいです」
藻部ビーコ:「ひぇえ。蝶がトラウマになりそう……」
ゾフィア:「何もかもが後手だね。強奪された時点でそうなんだけれど」
ゾフィア:「主が『お前の名は何か』とお尋ねになるとそれは答えた。『我が名はレギオン。我々は、大勢であるが故に』……」小さく独りごちながら、使用中のPCのキーボードを叩く。
ゾフィア:「せめて制作者を特定できれば……」
盛部シイコ:「お……C-66地区のデイコからです。『不死蝶』らしき機影の画像です!」
盛部シイコ:「今送ります」
ゾフィア:「宜しく」
ゾフィア:モニターを注視する。
GM:PCに送られてきた画像は、ピンボケしてはいるが、かろうじて機械仕掛けの蝶のようなものだと判別できる
盛部シイコ:「たしかあそこにあるのは……あぁ、『闇毒島ファイナンス』って闇金がちょうどありますね」
ゾフィア:「闇金が?」
ゾフィア:「攻撃対象が隠れているのか、それとも強奪犯の関係者が座しているのか……」
盛部シイコ:「特に怪しいところのある闇金じゃないですね……あぁ、でも最近ちょっと業績伸びてる?」
ゾフィア:「弱者を貪る闇金融と屍肉を貪るモルフォ蝶はお似合い……というのは、ジョークとしては寒すぎるかな」
ゾフィア:「一向に姿を見せない兵器が、微かでも姿を見せた。これは、調査する価値がありそうだね」
藻部ビーコ:「どうせ蝶ならアゲハがいいな……」
盛部シイコ:「了解です。デイコをそのまま向かわせますか?」
ゾフィア:「いや、私が出よう」
ゾフィア:「無関係だったならそれまでの話。素直に謝って、別の罪で処罰すべきならそうすればいい」
盛部シイコ:「了解しました。ご武運を」
ゾフィア:「皆もありがとう。帰還の際には気をつけて」
ゾフィア:PCを閉じて部屋を出た。単身で向かうからには準備が必要になってくる。
ゾフィア:「〝燃える蝶〟……どこまで利口な自律兵器か知らないけれど」
ゾフィア:「いいだろう。この〝荊の鎖〟がお相手する」
ゾフィア:靴音を鳴らし、廊下を進む。
ゾフィア:「いざ勝負、だ」
GM
GM:シーンエンド ロイスどうぞ
ゾフィア:ロイス取得
『ローエファルタ』 興味/〇警戒

ゾフィア:以上です。
GM

ミドル1『闇毒島ファイナンスにおまかせ』

GM:ミドル1 『闇毒島ファイナンスにおまかせ』 シーンPC:石見ギンコ
GM:登場侵食おねがいします
ゾフィア:ゾフィア・エーレンベルクの侵食値を1D10(→2)増加(47→49)
幕引ふぃん:幕引ふぃんの侵食値を1D10(→6)増加(46→52)
ユージン・マディス:1d10+47
DoubleCross:(1D10+47)→5[5]+47→52

石見 ギンコ:1d10
DoubleCross:(1D10)→7

石見 ギンコ:侵食50です
GM
GM:ジェネシスインダストリアルアカデミー 闇毒島ファイナンス前
GM:ジェネシスのオフィス街から少し離れたところ。背後に治安の悪い下町を抱える境界地域に、その事務所は立っていた
GM:小綺麗な外観に似合わない、仰々しい書体の『闇毒島ファイナンス』の看板を掲げたそこに、あなたは来ていた
ゾフィア:「ここが……」名前が最悪な事務所の前に立っている。
ゾフィア:周囲を眺める。機械仕掛けの蝶は既に逃げているか、それとも。
GM:少なくとも事務所前から蝶の姿は確認できません
ゾフィア:やはり。だが最初から期待はしていなかったのでまぁまぁ。
ゾフィア:「さて……このままでは創成金融から来ましたと叫んでいるようなものだから……」
ゾフィア:自身の所属を隠すための一手間を加えねばなるまい。
ゾフィア:取り出したのは、いつもの軍服染みた仕事用の衣装とは遠く離れた、極めてシンプルな衣服。
ゾフィア:チェーン店でお安く手に入る私服である。辺りに人の目や監視カメラがないことを確認。
ゾフィア:視認されにくい場所へと移動すると、下着姿になってすぐさま着替えていった。
ゾフィア:チープにすぎる真っ白いブラウスに、鮮やかすぎて何を着ても浮くピンクのスカート。ついでに、野暮ったい眼鏡なんかもかけたりして。
ゾフィア:少し猫背気味に、事務所の戸を開いた。
ゾフィア:「あのー……すみませェん……」
ゾフィア:「お金借りられるって聞いたんですけれども……」
闇島ウコン:「だから目玉焼きにはソース……ってサコン! 客!」
毒島サコン:「あーしソース派の戯言は……っと、客!」
毒島サコン:「おうおう、よう来たな!! まずは座れや!」ダウナーな雰囲気から一転してチンピラのような言動で
毒島サコン:事務所の奥の椅子に案内し、入口側にどかっと座る。
ゾフィア:「あ、ご丁寧にどうも……」言われた場所にちょこんと腰掛ける。
毒島サコン:「で、金がいるのか! お嬢ちゃん!!」
闇島ウコン:「うちは困った生徒の味方ですからね~。金利も勉強させてもらって、貸出もこの場でできちゃいますからね~」
ゾフィア:「あ、ありがとうございます……この間、仲間内で賭けをしたんですけど、見事に負けてしまいまして……」
ゾフィア:「もうお金無くって、全然払えなくてェ……」よよよ。
毒島サコン:「おうおう、えらいことに巻き込まれたな!!!」
毒島サコン:バァンっ、と書類を机に叩きつける
毒島サコン:「ひとまずコイツに一筆しやがれこの野郎! ちょっとした額ならこの場でできるからよう!!!」
毒島サコン:書類の内容は、あまり知識のない生徒ならば、おかしいことは書いていないように見えるが
毒島サコン:知識を持った人間が見れば、3周ほど回りくどい書き方と迂遠な表現を混ぜ合わせた、異常金利の契約書だ
幕引ふぃん:ばん! その時、再び入口の扉が開け放たれる。
幕引ふぃん:「ハロー、クソ業者ども」
ユージン・マディス:「失礼する」
ユージン・マディス:「ここに錬金術師がいると聞いたんだが……」
毒島サコン:「おう、なんじゃ!!! ワシはモルフェウスじゃないぞ!!!」
闇島ウコン:「お金の無心ですか~? たしかあなた、ウチから借りた分まだですよね~?」
ユージン・マディス:銀髪を雑にまとめた長身の"男"。入ってそうそう、部屋をくまなく見回す。
闇島ウコン:「……十字冠がない?」
ゾフィア:〝先生〟か……? とレンズの奥で男へと視線を向ける。
毒島サコン:「ないからなんじゃ!!!」
闇島ウコン:「サコン、営業モードに入るとIQ3になるクセ、そろそろ治しな?」
幕引ふぃん:「踏み倒しに来たよぉ」
ユージン・マディス:気合いの入った声に、思わずサコンの手元を見る。
ユージン・マディス:(ドスがない…………………)
闇島ウコン:「先生とお見受けしますが~、もしかして、そこの債務者の言い分を真に受けたんですか~?」
ユージン・マディス:「まあな、星室庁のユージンという」
ゾフィア:星室庁! やはり……! と心の中で独りごちる。
ユージン・マディス:微妙に興味が立ち消えている。「言っておくが踏み倒させに来たわけじゃないからな?」
幕引ふぃん:「えー……」そんなぁ、とか呟いている
ユージン・マディス:「当たり前だろ。単に借りた金を返せないというのならば俺の出る幕じゃない」
闇島ウコン:「おやぁ、では一体どういう要件で?」
ユージン・マディス:「何でも金利が30000倍と聞いた」
ユージン・マディス:「ジェネシスでハイパーインフレーションでも始まっていた場合、コトだからな」
GM:ゾフィアの前に出された紙も、ややこしく書いてあるが、計算すれば3日ほどで3万倍になるように書いてある。
ゾフィア:それを把握してからというもの、溜息をつきたいという欲望を抑えている真っ最中だ。
闇島ウコン:「怖いですね~ そんなバカみたいな金利があるだなんて」
毒島サコン:《ポケットディメンジョン》白鞘の鍔のない刀──ドスを取り出す。
毒島サコン:「いつまで玄関先で話しとるんじゃ!!」
幕引ふぃん:「キレる若者……」
ユージン・マディス:「よくもまあこんな文章の書き方を……自動学習で教えて貰えるのか?」
ユージン・マディス:契約書を覗き込んでいたが。「!!!!」
ユージン・マディス:「やった! ドス!」
ユージン・マディス:グッとガッツポーズ。
ゾフィア:やったって何……? という疑問。
ユージン・マディス:「ふむ。では幕引」
幕引ふぃん:「はい?」
ユージン・マディス:「外の世界なら金利30000倍は違法だが、ここはノヴァリスだ。貸し手と借り手を保証するのは法律じゃない」
ユージン・マディス:「あとは君たちなりの交渉で落とし所を見つけると良い。俺はあのドスを観察するので忙しい」
毒島サコン:「ひぇっ」
ゾフィア:「じゃ、じゃあ……あのー、お金は……」
毒島サコン:「や、ヤンノカコラー!」
幕引ふぃん:「機動法廷なんだからサクッと違法にしてよ」
ゾフィア:「お金……」
闇島ウコン:「あー、契約書にサインしてもらえれば、私が持ってきますよ~」
闇島ウコン:「ほらほら、自動学習があるから名前はかけるでしょ? ほらサクっと……」
ユージン・マディス:「他の奴らはともかく、俺は個別の生徒には肩入れせん」
ユージン・マディス:「先に闇島と毒島が「幕引が借りた金を返してくれません!」って駆け込んできていたら向こうの味方をするのか?」
毒島サコン:「このドスはなー! 昔ムセイオンの"カタナシ”に打たせた業物なんだぞー!」
ユージン・マディス:「ほら、十字冠もあるし、君はどう考えても腕が立つだろう。剣を抜くといい。そしてなるべく見やすく立ち会ってくれ」
ユージン・マディス:「なるべく見やすく」
ユージン・マディス:二回言った。
ゾフィア:なんかもう滅茶苦茶だな……と思いながらペンを取る。
毒島サコン:「斬れるんだぞー!」ドスを抜く。業物のようには見えるが
幕引ふぃん:「いやバックがよく分からんから逃げるわ。おつかれっしたー」そそくさと踵を返す
石見 ギンコ(謎の女の姿):派手にドアを蹴飛ばす。
幕引ふぃん:「うわ」
毒島サコン:"刀師”がムセイオン最高の鍛冶師という話は、ユージンなら聞いているだろうが、あきらかに作りが雑である
石見 ギンコ(謎の女の姿):紙袋を被った女だ。
石見 ギンコ(謎の女の姿):そして隣にはもちろん紙袋を被った謎の女(マリア)。

幕引ふぃん:「これ君たちの仲間ー?」業者二人に
石見 ギンコ(謎の女の姿):ウェポンケースをオートアクションで起動。
ゾフィア:「…………」突然のことに、思わずペンを落としてしまった。
ユージン・マディス:「ムセイオンの刀鍛冶か。噂には聞いているが、そのドスはどう見ても工業量産品だぞ」
"謎の女”マリア:《ヴィークルモーフィング》
毒島サコン:「マジで!? 高かったんだぞこれ!?」
石見 ギンコ(謎の女の姿):フルオートショットガンを装備し、毒島左近にあるだけ撃ち尽くします。
石見 ギンコ(謎の女の姿):「ジェネシスで舐めた商売してんのはおのれらかぁああああああああああ!」(ボイスチェンジャー)
ユージン・マディス:「要らないなら俺にくれても……グワーッ」身を乗り出していたため流れ弾を受ける
石見 ギンコ(謎の女の姿):「あっ、やべ」
"謎の女”マリア:モーフィングバイク(ミニ)を作り、事務所に突撃させる
ゾフィア:「うわ……」更なる混沌に正直ドン引きしているが、ぼうっとしていれば身の危険が迫ってくるため机の下に身を隠した。
幕引ふぃん:「おー……恨み買ってんねえ」同じ境遇の人間がカチコミにきたものと思っています
石見 ギンコ(謎の女の姿):「今よ!!!!!!!!!!!!すぐに証券ブツを電脳ごとやっちまいなさい!!!!!!!!!!!!!」
ゾフィア:「不死蝶を探すどころじゃないな……」ぼそり。
毒島サコン:「ぬわーっ!!!」《魔人の盾》
闇島ウコン:「今日は厄日かよ!!! も~~!!!」
幕引ふぃん:「金、チャラにしてくれれば助けてあげるよ~?」業者どもに呼びかけます
闇島ウコン:「──『ローエファルタ』!」
石見 ギンコ(謎の女の姿):「ギャハハハ! てめえらみたいな業者を守る法律なんざあねえよぉ~!」
GM:ウコンが叫んだその時、事務所の棚から、銀色の津波が溢れ出す。
石見 ギンコ(謎の女の姿):「――ッ、脳量子波!?」
ユージン・マディス:銃撃の最中、サコンさんの取り落としたドスを拾い上げている。「量産品の銃弾……と量産品のドス! 差し引きプラス! むっ?」
闇島ウコン:「今日はもう店じまいですよ!!!」
GM:銀色の津波──機械の蝶の群れが、あなたたちを事務所の外に押し流した
ゾフィア:「ビンゴ……!」周囲の人間を護るため、両腕を数多の黒い荊へと変化させて広げ……そのまま押し流されていく。
幕引ふぃん:「おっ知らない人助かる~」
ユージン・マディス:「うおおおおおっ?」
石見 ギンコ(謎の女の姿):「ち、ち、畜生! おぼえてやがれ~~~~~~~~~~~!」
"謎の女”マリア:「こんなの聞いてないよ~~~~~~~~!」
石見 ギンコ(謎の女の姿):(ほらマリア! 引くわよ! 変装解除して他の皆と合流しなきゃ!)
石見 ギンコ(謎の女の姿):マリアと一緒に何処かへ押し流されていく。
ユージン・マディス:(やはりここをUGNに引き渡すのは絶対に無理があるな……)といいながら黙って流されていく。
ゾフィア:「出直しか……」今度こそしっかりと溜息をついた。
毒島サコン:「この銀髪ドス返s」
闇島ウコン:「閉店!」銀色の蝶が吸い込まれるように事務所に舞い戻り、シャッターを乱暴に閉じる
石見 ギンコ:手のひらの上に少女を乗せた金色の機体が遠くから飛んでくる。
ユージン・マディス:ごろごろごろ、と広場に転がって起き上がる。「なんだったんだ。アイツらの能力じゃあないな、今のは……」
石見 ギンコ:ゾフィアは、そしてもしかしたら先生であるユージンも見覚えがあるかもしれない。
ゾフィア:「…………」
ゾフィア:「ギンコじゃないか」
石見 ギンコ:「あらあら皆様お集まりで……どうしたのかしら?」
石見 ギンコ:「私?私はそう……友達が困ってて」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「はい……闇毒島ファイナンスでちょっと……」
石見 ギンコ:「少し様子を見に来たんだけど……」
ユージン・マディス:「……………」
ユージン・マディス:「肩に紙袋ついてるぞ」
石見 ギンコ:「……さて?」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「えっマジ?」
石見 ギンコ:ぼんち揚と書いた紙袋だ。
ゾフィア:「どうして二人して変な格好で闇金に……」
石見 ギンコ:「…………」
石見 ギンコ:(裏切ったわねゾフィア……)
幕引ふぃん:(誰だこいつら……)
石見 ギンコ:「立ち話もなんだし――」
石見 ギンコ:メアリーに視線を送る。
石見 ギンコ:話を合わせるんだぞ、と。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「……」わかってるよ、という顔
石見 ギンコ:「少し――皆さんでお茶でもしましょうか」
GM
GM:シーンエンド ロイスと購入
ゾフィア:ロイスは保留です。
石見 ギンコ:ロイスは……ゾフィアちゃん取ってるので保留かな?????
石見 ギンコ:やはり初対面道士はある程度話してから取りたい
ゾフィア:購入はUGNボディアーマーでも狙いましょう。
ゾフィア:1dx>=12
DoubleCross:(1DX10>=12)→5[5]→5→失敗

ユージン・マディス:ロイスは  調査対象/闇毒島ファイナンス/ドスありがとう:○/警戒/ロイス
ゾフィア:当然ダメ。以上です。
石見 ギンコ:ブルーゲイル狙います
幕引ふぃん:ロイスは保留 購入はボデマ
ゾフィア:ドスありがとうwwwwwwwwww
石見 ギンコ:2dx+4
DoubleCross:(2DX10+4)→10[6,10]+5[5]+4→19

幕引ふぃん:2dx+4 目標12
DoubleCross:(2DX10+4)→3[3,3]+4→7

石見 ギンコ:財産点1使って達成値20で成功
幕引ふぃん:失敗
ユージン・マディス:大槌を狙っていきます。あ、GMこのタイミングで「マシンモーフィング」を使っても良いでしょうか?
GM:いいですよー
ユージン・マディス:ではまずは素の調達、ここに無敵のAIDAというものがありまして
ユージン・マディス:6dx+1
DoubleCross:(6DX10+1)→10[1,1,1,8,8,10]+10[10]+9[9]+1→30

石見 ギンコ:??????????
石見 ギンコ:デッカ
GM:??????????
ユージン・マディス:ドスありがとう
ゾフィア:強すぎる。
石見 ギンコ:剣の理ここに有りすぎる
幕引ふぃん:つよい
ユージン・マディス:で、そのままマシンモーフィング
GM:6dとはいえC10で29を平然とだすな
ユージン・マディス:5dx+6
DoubleCross:(5DX10+6)→8[3,4,5,7,8]+6→14

ユージン・マディス:W大槌ゲット! これで弾には困らないな
ユージン・マディス:以上です
ユージン・マディス:侵蝕52→55
GM

ミドル2『ぼんち揚げ食う?』

GM:ミドル2 『ぼんち揚げ食う?』 シーンプレイヤー:ゾフィア・エーレンベルク
GM:登場侵食おねがいします
ゾフィア:ゾフィア・エーレンベルクの侵食値を1D10(→9)増加(49→58)
幕引ふぃん:幕引ふぃんの侵食値を1D10(→7)増加(52→59)
ユージン・マディス:1d10+55
DoubleCross:(1D10+55)→2[2]+55→57

石見 ギンコ:石見ギンコの侵食値を1D10(→8)した(侵食→(50→58))
GM
GM:情報収集シーンです。
GM:・闇毒島ファイナンスについて情報:ノヴァリス 6
・メアリー・アルハイゼンについて 情報:ノヴァリス 8
・『不死蝶(ローエファルタ)』について 情報:FH 12
・・闇毒島ファイナンスの事務所について 情報:ノヴァリス:9

GM:お好きな順番でどうぞ
石見 ギンコ:では私は無敵なので闇毒島ファイナンスについて調べます
石見 ギンコ:2dx>=6
DoubleCross:(2DX10>=6)→7[5,7]→7→成功

石見 ギンコ:成功しました
石見 ギンコ:財産点を構えます
ゾフィア:闇毒島ファイナンスの事務所について で行きますか。
ユージン・マディス:ローエファルタに行きましょうか 情報収集チーム起動
幕引ふぃん:メアリー・アルハイゼンについて、かな
ゾフィア:コネ:学園通の友人を使用。<情報:ノヴァリス>の判定ダイス+2個。
ゾフィア:3dx+1>=9
DoubleCross:(3DX10+1>=9)→4[2,2,4]+1→5→失敗

ゾフィア:社会の低さ~~~~!
幕引ふぃん:5dx 「コネ:要人への貸し」を一つ消費
DoubleCross:(5DX10)→10[1,7,8,9,10]+3[3]→13

幕引ふぃん:全知全能です
ユージン・マディス:6dx+3
DoubleCross:(6DX10+3)→10[3,4,6,7,10,10]+6[6,6]+3→19

ユージン・マディス:さっきからめちゃくちゃダイス目走ってるな……揺り戻しが怖い
石見 ギンコ:ゾフィア
石見 ギンコ:いくらひつようなの?
石見 ギンコ:わたし、おかねならあるのよ
ゾフィア:4……!
ゾフィア:圧が凄い。
石見 ギンコ:財産点28→24
石見 ギンコ:四点あげました
ゾフィア:ありがとうございます!
石見 ギンコ:あなたの財布みたいなものですもの……
ユージン・マディス:ゾフィア! 新しい金よ!
石見 ギンコ:金パンマン!
石見 ギンコ:銭投げですね
ゾフィア:誤解しかない!!
GM:全部クリアかな
ゾフィア:ですね! おかげさまで……!

GM:・闇毒島ファイナンスについて情報:ノヴァリス 6
ジェネシスに存在する金融会社の1つ。良くも悪くも一般的な闇金。
闇島ウコンと毒島サコンという二人組の生徒が経営する金貸しであり、以前から暴力的な金利で生徒から金を毟っていた。
しかし、オフィサーの金融部門が縄張りに手を伸ばしてきてからは、業績が悪化しつつあった。
──が、ここ最近は業績が上がりつつある。
契約書も、二人には完成度の高い詐欺契約書を作るだけの知能があるようには見えないが……

GM:・メアリー・アルハイゼンについて 情報:ノヴァリス 8
MMS(Mass・Mashin・Scraper)メアリー・アルハイゼン。同名のメタルショップを経営する生徒。
『銃弾一発から機械化小隊まで』を標榜し、金属製品を幅広く提供していた。
経営状態はそこまで悪くはない。良くも悪くも、常連に支えられた地域密着店舗といったところ。

大口の仕事が入り、予算が足りないからと創生金融から融資を受けていたが、追加で闇毒島ファイナンスからも借り受けていたようだ。
少々機械の話になるとうるさかったり、赤字ギリギリのサービスをやったりするが、経営者として無能の誹りを受けるほどではなかったはずだ。
『大口の仕事』については、彼女自身には守秘義務が貸せられているが、
借り入れ時期が、ちょうど『ローエファルタ』の開発時期と重なることもあり、無関係ではなさそうだ。

GM:・『不死蝶(ローエファルタ)』について 情報:FH 9
正式名称を、小型飛翔機集積型汎用戦術機巧『ローエファルタ』。
R強化アルミ合金製の、手のひらより小さい蝶型デバイスが無数に組み合わさった戦術武装群。
1つ1つは演算能力も強度も矮小だが、有機的に連結されたそれらは、たとえ一本の剣に整形しても、スパコン並の演算能力と強化鋼並の強度を有する。
最大の特徴は、無数の蝶型デバイスに分解した状態で展開し、現地で瞬時に大型武装に組み上げ直すことが可能な神出鬼没さ。
そしてなにより、自身の構成情報を蝶に分散して託すことにより、撃破されたとしても情報を保持したまま何度でも復活可能なこと。

『ローエファルタ』、特に分解状態の蝶型デバイスには、熱に非常に弱いことと、飛行中は常に一定周波の微弱な電磁波を発するという欠陥が報告されている。

GM

・闇毒島ファイナンスの事務所について 情報:ノヴァリス:9
業績悪化のあおりを受け、最近境界地域に移転してきたようだ。
一見して小綺麗なビルにしか見えないが、緻密なレネゲイド強化が建物全体に施されている。
周辺住民の話によれば、一夜にして廃墟が取り壊され、この事務所らしき建物が建築されていたとのこと。

そしてなにより──強度が異常だ。
あなたたちの銃撃やバイクによる突撃、謎の『銀の津波』をうけて尚、建物には傷ひとつ無いのだ。

GM
GM:ジェネシス オフィス街 カフェ『ぼんち揚げ』
GM:あなたたちは一時闇毒島ファイナンス事務所から離れ、カフェ『ぼんち揚げ』に戻ってきた
店主:「ぼんち揚げ食う?」
石見 ギンコ:「私はジェネシスインダストリアルアカデミー生徒会役員オフィサー
石見 ギンコ:ぼんち揚をつまみつつ。
石見 ギンコ:「大規模融資担当、ファイナンシャルプランナー、石見ギンコと申します」
石見 ギンコ:「以後お見知りおきを」
石見 ギンコ:緑茶を飲みつつ。
ゾフィア:変装を解き、すっかりいつもの仕事着に戻っている。
ゾフィア:「そして私が彼女の部下、ゾフィア・エーレンベルクだ」
石見 ギンコ:「違うわ、只の部下じゃなくて一番の側近よ」さり気なく指を絡めてる。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「MMSメアリー・メタル・ショップって金属器店やってます。ギンコちゃんの友人、メアリー・アルハイゼンです」
幕引ふぃん:「どもども、メサイアの一般傭兵だよ。名前は幕引ふぃん」
ユージン・マディス:「星室庁所属、ユージン・マディスだ。本職は刀鍛冶だが、今は諸事情あって教師をしている」
ゾフィア:「なるほど。紙袋の汚れはしっかりと落としてきているらしい」ギンコの細指の動きに応える。
幕引ふぃん:「公私混同って感じー」ぼんち揚げぼりぼり。
ユージン・マディス:「幕引の訴えを受けて、悪質な……というかアホな金貸しについて確認しに来た」
石見 ギンコ:「やれやれ……金融業とは夢を応援する為の生業だというのに呆れた輩もいるものです」
石見 ギンコ:「そういった不逞の輩をとりしまるのも私の務めではあるのですからね……皆さんにはぜひご協力したいなあと……」
石見 ギンコ:いけしゃあしゃあである
石見 ギンコ:「ダカラコウシコンドウジャナイヨ」
ゾフィア:「それであんなとんでもないことを?」薄く笑みを浮かべている。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「ゾフィちゃん……良いから話を合わせてあげて」
ゾフィア:「そうだね。そうしよう」
石見 ギンコ:「くっ……」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「ね?」かるくギンコの手の甲をつねる
石見 ギンコ:「まさか突撃先に先生とゾフィアと腕の利きそうな一般通過メサイア傭兵がいたとは……」
ユージン・マディス:(ジェネシスの生徒会か。商業主義の権化だったか)「正直、勝手に恨みをかって爆散するだろうし、放置すればいいと思ったんだが」
石見 ギンコ:「ぎぎぎぎぎぎ」つねられて悲鳴を上げる。
ゾフィア:「いや、ただただ爆散されては困る理由が出来てしまっていてね」
ユージン・マディス:「若干アテが外れた。なんだ、あの蝶は」
幕引ふぃん:「まー、あたしとしてはバックがショボいならカチコミして全部無かったことにしたいけど」
幕引ふぃん:「なんかあるの?」
石見 ギンコ:「……ゾフィアのお仕事ね」
ゾフィア:「それがまさか……いやはや、あの八月革命では敵対者だったユージンさんが現れて、しかも今は先生とはね」くすくすと笑っている。
ゾフィア:「あのときは〝絶対に独りで相手をするな〟と聞いていたけれど、なるほど……」
ユージン・マディス:「む。なんだ、出くわしていたか」
ゾフィア:「ユージン先生ならば、あの蝶に対しても強く出られるかもしれない」鍛冶屋を名乗るならば、兵器に対して優位に立てる場面もあるだろう。
ゾフィア:「まぁ、それはともかくとして……私と同じく、ギンコもあの金融業者を調べていたんだろう?」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「調べていた……のかな」
石見 ギンコ:「そうそう、本来、あなたに仕事を頼んでたのは私だしね」
石見 ギンコ:「まさかこんな形で合流することになるとは思わなかったけど……」
幕引ふぃん:「そういえばメアリーさんもあそこから借りてたんだっけ?」カマをかけます
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「えっ、なんで知ってるんですか」
石見 ギンコ:「ふふ」
幕引ふぃん:「まあ、無関係のショップ店員があんなことしないよね」にこにこ
ゾフィア:「ぞっとしないな。明らかにおかしな会社だというのに」
石見 ギンコ:「まあ被害者からの通報があったからこそ、私も休日返上で動いたワケで」
石見 ギンコ:「そこそこ情報は分かってるのよ、悪徳業者のことはね」
石見 ギンコ:「ねえゾフィア?」
石見 ギンコ:と、話をすり替える。
石見 ギンコ:都合が――悪いので!
ユージン・マディス:「いつ頃からあそこはああいう商売をしているんだ?」
ユージン・マディス:石見さんたちに向く。
ゾフィア:「任されたので説明しよう」
ゾフィア:「現状分かっていることだけを話すことになるけれど、まずあの闇毒島ファイナンスは闇島ウコンと毒島ウコンという二人組が暴力的な金利で金を貸す悪徳業者だ」
ゾフィア:「しかしオフィサーの金融部門が手を広げてからは業績が悪化。最近になってあの場所に移転したらしい」
ゾフィア:「引っ越しが功を奏したのか最近は業績が上がりつつあるそうだ。しかし気になるのは、それがどんな方法なのかということ」
石見 ギンコ:「大手の良心的な商売が個人業者の経営を圧迫していたなんて悲しい話ね」
ゾフィア:「まず、あの契約書だ。あそこまで完成度の高い迂遠で非道な契約書を作成できる程、あの二人が器用であるとは思えない」
石見 ギンコ:「契約書以外も、変よね、色々」
ゾフィア:「加えて、あの事務所も奇妙だ。あれほど暴れ回られた挙句に兵器の嵐に飲み込まれようとも、傷一つ付かなかった」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「そういえばそうだった……」
ゾフィア:「調査の結果、緻密なレネゲイド強化が施されていることが判明した。周辺住民によると、一夜にして廃墟が取り壊されたのちに建設されたそうだけれど……」
石見 ギンコ:「ヘエ、事務所内部ッテソウナッテタンダ」
ゾフィア:「墨俣城としてはありえない強固さだ。彼女達の能力なのか、それとも別の力が働いているのか……」
ユージン・マディス:「狡猾な文面でアホな金利をかけ、不落の事務所と謎の大量兵器で回収している……というわけか」
ゾフィア:「そういうことだね」
石見 ギンコ:「取り立てに必要なのは暴力、知力、政治力」
石見 ギンコ:「一定以上の水準にはあったのね、零細なりに」
石見 ギンコ:「でも金利三万倍はまともにやったら貨幣経済壊れるので始末するしか無いけど……」
幕引ふぃん:「いやー物理的に回収できないでしょ、3万倍は」
幕引ふぃん:「たぶん適当なとこに放り込んでマージン貰ってるんじゃないかな」
ゾフィア:「というより、零細にしてはその〝一定〟を遙かに超えている。何故あの兵器が隠れていたのかも不明だしね。謎にも程があるのさ」
ユージン・マディス:「そうとも限らんぞ幕引。もしかしたら延々とこの蝶に追いかけられて」
ユージン・マディス:「3万倍返すまでカツアゲされ続けるのかもしれん」
ユージン・マディス:そう言いながらポケットから蝶を一体取り出す。
石見 ギンコ:「それが問題なのよね。履行させる気のない契約を、このジェネシスで結ぶってのが」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「……いや、しれっと一体持ってきてる!?」
石見 ギンコ:「此処ジェネシスでは契約と価値というものが重んじられる。それを蔑ろにするっていうのは、この小さな世界の理への挑戦で……」
石見 ギンコ:「おっ、ナイスプレイね、センセ」
ユージン・マディス:「若干だが、剣の香りがしたのでな……」しみじみと。
ゾフィア:「流石だ……」
石見 ギンコ:「いまさらっとこわいこといったわよ」
ゾフィア:「鍛冶屋だから、では済まない発言だったね」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「剣狂いの変態が先生にいるって噂はほんとうだったんだ……」
幕引ふぃん:「こわいねぇ」
ユージン・マディス:「結論から言うと『剣にもなれる』兵器だな。恐らく、無数の蝶が寄り集まって様々な形態をとるのだろう」
ユージン・マディス:「むかし盾にも弓にもなる流体金属の剣を見たことがあるが、それと似たようなコンセプトだな」
『不死蝶』:小さな銀色の機械蝶が、単純なヒンジ機構の翼を動かして暴れている
幕引ふぃん:「これどこ産だろ」《構造看破》を試みます
石見 ギンコ:「解説は簡潔丁寧ね……」
ユージン・マディス:「表面に回路みたいなものがある。分かるか?」 幕引さんに。
幕引ふぃん:「ほうほう」まじまじ。
ゾフィア:「集合することで形態変化を行う……言うだけなら簡単だけれど、実際に実現させようとすると相当な時間と技術力が必要そうだね」
幕引ふぃん:「ふぅん、ジェネシスに比肩する技術ってコト?」
GM:情報項目にある程度の情報は入手できますが
GM:それ以上は知識:精密機器の判定が必要です。要求値は35です
ゾフィア:そりゃ厳しい。
幕引ふぃん:試しに振ってみるか
幕引ふぃん:6dx
DoubleCross:(6DX10)→10[1,3,3,4,5,10]+2[2]→12

幕引ふぃん:そりゃそう
ゾフィア:なんでちょっとクリティカルしてるの。
GM:一回回すの怖すぎ
石見 ギンコ:いや
石見 ギンコ:いけるぞ
GM:財産は使えませんよ
ユージン・マディス:これでクリアしてたら超おもしろかったな
石見 ギンコ:財産点が使えるなら
石見 ギンコ:ぐあああああああああああああ!
ユージン・マディス:知識判定には財産点は使えないことが多いわね
石見 ギンコ:確かにそうですね
石見 ギンコ:金の力には限界があるってコト
石見 ギンコ:お金で買えないものもある……
石見 ギンコ:知性品性優雅さそして――速さ!
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「……なにかわかりそう?」
幕引ふぃん:「いや、全然……てかこういうのが専門なのはそっちじゃない?」
ゾフィア:「さすがにか」
石見 ギンコ:「お金が使える問題でもないしねえ」
石見 ギンコ:「お金、お金さえ使えれば……」
ゾフィア:「確かに金属器に詳しいなら材質だけでも分かりそうな……というか、普段は何をしてるんだい?」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「普段は金属器店をやってます……お仕事で製品を作ったり、兵器設計もやったりするけど」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「主原料は、単純なR強化アルミ合金かな。私は耐熱強化テクタイトを混ぜたほうが良いって言ったんだけどなぁ……」
幕引ふぃん:「えっ」
幕引ふぃん:「あー……そういう感じね」
ゾフィア:「〝言った〟……?」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「それと、ユージン先生の話もアタリだねぇ。有機連結していろんな武装に…………」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「…………」
ユージン・マディス:「…………」
石見 ギンコ:「まあこの子、これなので悪徳金融に騙される訳よ」
石見 ギンコ:「…………」
石見 ギンコ:「マジ?」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「守秘義務がかかってたから……」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「まさか技術実証機として提出した設計が、量産されて強奪されるなんて思わなくってェ……」
ユージン・マディス:「それで金を借りた相手に債権回収の武装として使われてたら世話がないな……」
石見 ギンコ:「ムセイオンのロボットアニメで死ぬほどよくあるやつじゃないのよ!」
幕引ふぃん:「あたし、この子と同レベルなのかぁ……」酒飲んでなければな、とかぼそぼそ言ってます
ユージン・マディス:「……とにかく、身の丈に合ってない能力を外付けしたオーヴァードは碌なことにならん」
ユージン・マディス:「それが開発者の手を離れた自動兵器なら尚更だ。星室庁としては沈静化したい」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「……私の大口のお仕事……まだ報酬半分くらいしかもらってないのに……」
石見 ギンコ:「契約違反ならいくらでもむしりとれるわよ、だから素直にアイツラのコト通報しましょ、ね?」
ゾフィア:「ひとまず、現状での今回の任務の達成条件を整理しようか」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「はい」
石見 ギンコ:「さんせーい」
ゾフィア:「不死蝶を回収し、闇毒島ファイナンスに痛い目を見せる。まずはこれで問題はないかな?」
石見 ギンコ:「良いと思うわ、んで、メアリーの資金繰りが解決すれば私の面目も立つというもの……」
ゾフィア:「そして、その為には建物の謎や兵器流出の理由などを調査しなくてはならない」
ユージン・マディス:「悪質な金貸し自体については、君たち(ジェネシス)の治安維持と自浄能力に任せる」
幕引ふぃん:「うーん、あたしとしては不死蝶?の回収はどうでもいいんだけど」
ゾフィア:「闇毒島ファイナンスの社員二人に何かしらのバックがついていれば、排除することにもなるだろう」
幕引ふぃん:「まあ最低でも利率は是正させないとだし」
石見 ギンコ:「あ、じゃあふぃんちゃんふぃんちゃん」
幕引ふぃん:「そうそう、結局やりあうなら調査は必要そうだね」
幕引ふぃん:「んー?」
石見 ギンコ:財産点10相当の金品をぽんと出す。
石見 ギンコ:「不死蝶の回収手伝って」
石見 ギンコ:きれいな笑顔でお願いをしてみる。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「出た、ギンコちゃんのきれいな笑顔」
石見 ギンコ:「これが正しい経済活動」
幕引ふぃん:「うーん……これは受け取れないや」
ゾフィア:「手が早いね」
ゾフィア:「おや?」
石見 ギンコ:「なんですって……!」
幕引ふぃん:「その代わり、仕事終わったら借金肩代わりして」いくらとは言ってない
石見 ギンコ:「いくら?」
幕引ふぃん:「1000万N!」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「……それは金利3万倍込み? 抜き?」
幕引ふぃん:「抜きだよ」ちなみに殆ど手を付けてない
石見 ギンコ:「よし、良いわ」
石見 ギンコ:(思ったより安く済んだわね……)
ゾフィア:「いいのか……」
石見 ギンコ:「違法利息の借金はね、“消える”から」
ゾフィア:「あとは、先生に協力してもらえれば……」
ユージン・マディス:(ノヴァリス擦れしてる石見としてない幕引……)
幕引ふぃん:(他にも借りてあるところ含めて1000万Nだけど、言わんとこ)
ユージン・マディス:「不死蝶の回収については付き合おう」
ユージン・マディス:(ネーミングからしても、嫌な予感がするしな……)
ユージン・マディス:「それにドスも返さねばならんしな」
ゾフィア:「ありがとう……改めてよろしく。〝ユージン先生〟」握手を求め、手を伸ばす。
ユージン・マディス:「……ちゃんとしているな。期待はするなよ」握手に答える
石見 ギンコ:「私も握手する握手する~!」
ユージン・マディス:「何の為にだよ」
ユージン・マディス:答えつつ、あとついでにスイッチも手渡した
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「あ、じゃあ私も!」
石見 ギンコ:「ジェネシスだと生先生って新鮮で……」
ユージン・マディス:「物珍しがっているだろ、君ら……」
石見 ギンコ:「違います。ジェネシスでも先生との恋愛が流行りつつあるので乗っておこうと……」
ゾフィア:先生を物珍しがる生徒……自分もその内の一人であることはともかくとして、皆の様子を見てくすくすと笑っている。
石見 ギンコ:※同僚の話である。
ユージン・マディス:「恐ろしい流行だな!? 俺は真っ当な大人の男だぞ、生徒には手を出さん」
ユージン・マディス:「手を出すのは生徒の持っている剣だけだ! それが大人というものだ」
ユージン・マディス:※ 嘘である。この男、剣以外の武装でもそこそこ手を出す
石見 ギンコ:「はいはいはい質問!!!!剣が生徒の場合は!?!?!?!?」
幕引ふぃん:「大人の男はよく知らないけど、たぶん剣に手を出すのは真っ当じゃなさそ~」
ユージン・マディス:「ジェネシスらしい隙間の見出し方だな! ケースバイケース!」
ゾフィア:「気に入られたね、先生」
ゾフィア:紅茶を飲み干し、あの悪徳業者のどこから牙城を崩すべきかと再び思考を巡らせるのであった。
GM
GM:シーンエンド ロイス購入
ユージン・マディス:ロイスは残り2つなので保留
ゾフィア:ロイス取得
ユージン・マディス 〇信頼/奇妙

幕引ふぃん:ロイス保留 購入はボデマリベンジ
幕引ふぃん:2dx+4
DoubleCross:(2DX10+4)→7[1,7]+4→11

石見 ギンコ:ロイスは
ユージン・マディス:購入はどうしよ UGNボディアーマーかな
幕引ふぃん:財産1入れて買う 6→5
ゾフィア:購入はもう一度ボデマを狙いますかね。
石見 ギンコ:幕引きふぃん 性欲●/債務者 なんか借金をタテに迫ってみたくなってきた
石見 ギンコ:これでいきます
ゾフィア:1dx>=12
DoubleCross:(1DX10>=12)→6[6]→6→失敗

ユージン・マディス:危険な大富豪レズじゃねーか ジェネシスこわ
ゾフィア:無理ですね。以上です。
ユージン・マディス:6dx+1
DoubleCross:(6DX10+1)→8[1,1,3,3,5,8]+1→9

ユージン・マディス:達成値が元に戻ってきたな
石見 ギンコ:ギンコ、四天王の中でも最弱のレズですよ
石見 ギンコ:言うなればA級レズ
ユージン・マディス:財産はまだ温存しとこ 以上です
石見 ギンコ:オフィサーにはS級レズがいる
ユージン・マディス:いましたね
ゾフィア:人妻みたいな。
石見 ギンコ:マジ?こわ……でも居るから本当に……
ユージン・マディス:最悪会議の最中にログ残す奴が
石見 ギンコ:ログを残す為にやってる
石見 ギンコ:ギンコは宝具EXであとのステはD~C位の女、幸運はA+
GM

ミドル3『不死蝶』

GM:ミドル3 『不死蝶』 シーンプレイヤー:ユージン・マディス
GM:登場侵食おねがいします
石見 ギンコ:石見ギンコの侵食値を1D10(→7)した(侵食→(58→65))
ユージン・マディス:1d10+57
DoubleCross:(1D10+57)→1[1]+57→58

ゾフィア:ゾフィア・エーレンベルクの侵食値を1D10(→7)増加(58→65)
幕引ふぃん:幕引ふぃんの侵食値を1D10(→3)増加(59→62)
GM
GM:ジェネシスインダストリアルアカデミー カフェ『ぼんち揚げ』
GM:あなたたちは一通り情報の共有が終わった後、かの不落の事務所にどうやって立ち入るかを話していた
ユージン・マディス:「地下から掘っていくか? 掘れる奴がいるならだが」
幕引ふぃん:「あたしは無理」いつの間にか煙草を吸い始めている
石見 ギンコ:「うーん、大地を破壊するとかできなくもないけど苦手なんですよねぇ~」
石見 ギンコ:「ほら、ギンコちゃん、裏方なので」
ゾフィア:「そもそもレネゲイドの力が加わっている以上、正攻法では厳しいかな」
ゾフィア:「エフェクトの使用も視野に入れる必要があるだろうね」
石見 ギンコ:「こういう時に手堅いプランは、中に出入りする人間をとっ捕まえることよね」
ユージン・マディス:「一種の籠城戦だな」
石見 ギンコ:「エフェクトによる認証をすり抜けるにもそういう出入りする人間を使いたいもの」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「結局中に入っても、また押し流されたら振り出しじゃない?」ぼんちあげぼりぼり
ユージン・マディス:「向こうから出てこさせるのが一番良い。石見、ジェネシスの生徒会ってのは、どの程度の人員が動かせるんだ?」
幕引ふぃん:「適当な駒にC4巻かせて突撃させてみる……という手もある」
幕引ふぃん:「あと狙撃とか」
ゾフィア:「穏やかじゃないね」
幕引ふぃん:「そうだね」ギンコの方を見る
石見 ギンコ:「ふふふ」
石見 ギンコ:「ジェネシスの生徒会、オフィサーは人を動かせます」
石見 ギンコ:「ですが――」
石見 ギンコ:「私今日オフなので~~~~~~~~~~~~~~!」
石見 ギンコ:「プライベート案件に人なんて動かしたらオフィサーの名折れですよ名折れ! アンダスタン先生??????」
ユージン・マディス:「そ、そうか……オフに金貸し屋にショットガン持って突っ込むのは名折れじゃないのか……」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「先生」
幕引ふぃん:「休日返上してよー」この蝶そっち案件でしょ、みたいな目で
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「私達はそんなことしてません。いいですね?」
ゾフィア:「創成金融は休日も大事にするホワイト企業だけれど、さすがに今回ばかりはね」
ユージン・マディス:「……、……」
『不死蝶』:摘まれたままじたばたしている
ユージン・マディス:「君らがそれでいいなら……」
石見 ギンコ:「エンペラー・ミナミって漫画で主人公が競合他社の事務所に殴り込んでたので……まあ偶にはありますよ、カチコミくらい、私は知りませんが……」
ユージン・マディス:「仕方ない、道を挟んで反対側に別の金貸し屋を開かせる手は使えんな。ササズシメソッドというんだが」
石見 ギンコ:「ササズシメソッド!」
石見 ギンコ:「詳しく聞かせてくださる? マネーの匂いがたんとしますわ!」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「ギンコちゃん、多分碌でも無い話だよ……」
幕引ふぃん:「今?」ふぅ、と煙を吐いて嘆息
石見 ギンコ:「ろくでもない話? 相手の金庫に油撒いて焼いたりとかするんですの??????」
ゾフィア:「今日、テンション凄いね」
ユージン・マディス:「気になるか? これは俺がジャパンの北端に人食い刀エペタムを探しに行ったときの話で……」
ユージン・マディス:不死蝶を弄びながら長い話を始めようとする
石見 ギンコ:「へぇ……最強の死刑囚たちが……」
謎の少女:「──すみません。相席いいですか?」
石見 ギンコ:「あら、ごめんなさいまし。今商談の最中で」
謎の少女:桃色にも銀色にも見える光沢をもった髪。蒼白の眼。
ユージン・マディス:「む、知り合いか?」
ゾフィア:「おや?」
謎の少女:縄目模様のような刻印を刻まれた細刀を腰にはいた少女だ
幕引ふぃん:「…………」数瞬、観察する。
謎の少女:「そうなんですか? ちょっと席が空いてなくって……」
石見 ギンコ:(こんなテーブルにわざわざ相席を頼みに来る)
石見 ギンコ:「でもおかしいわ」
石見 ギンコ:「このあたりの席、『私のオフだから貸し切ってた筈なんだけど』」
ユージン・マディス:「構わないぞ。困った時はお互い様だからな」腰のレイピアを見ている。視線上だけ見れば、少女のスカートを凝視するようにも見えるかもしれない。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「いや、あの、先生……」
ゾフィア:相手がどう出るのか、注視している。
幕引ふぃん:「ちょっとお手洗いに」席を立つ、そして入口の方に向かいます
石見 ギンコ:まあ、ハッタリなのだがジェネシスの生徒なら信じそうなハッタリだ。
石見 ギンコ:同時に、外部から来たなら相手にはしない。
石見 ギンコ:(さ、どちら?)
謎の少女:「……、……もう、意地悪しないでくださいよぉ」刹那だけ動きを止めた後、にへら、と柔らかく笑って

ロエ:「私、ロエっていいます」「……あ、刀、お好きなんですか?」視線に気づいたように腰の刀を差し出して
ユージン・マディス:「なっ!? お前正気か!」 「初対面で剣を……懐が深すぎる……もっと警戒した方が良い」
ユージン・マディス:「先生は心配だ」 いそいそと剣を預かろうとします
石見 ギンコ:「ポチッと」
ロエ:「いえいえ、先生ともあろう方が、持ち逃げなんてするとは思いませんから」
ゾフィア:「確かに初対面で刃物を差し出すのは危なっかしいけれども」
石見 ギンコ:スイッチを押してみた。
ユージン・マディス:「グワーーーーーーーッ」
ユージン・マディス:ビリビリ
ロエ:「わ」
石見 ギンコ:スイッチをオフにしてみた。
ユージン・マディス:演出なのでダメージは受けませんが挙動は止まる。
幕引ふぃん:「……で、誰?」戻ってきてロエの背後に立っています
『不死蝶』:刀を受け取るために手元から放された蝶が舞い上がり
石見 ギンコ:「ロエさん。所属と学籍、あと“不死蝶”についてどの程度知っているか洗いざらい述べてくださる?」
『不死蝶』:"ロエ”の頭の髪飾りに止まる
石見 ギンコ:「じゃないと――」ふぃんの動きにいつでも合わせられるように構えたところで――。
ロエ:「もう、物騒ですねえ」
ユージン・マディス:「ああっ……懐かれているのか、そのけんに」
ロエ:「流石にブレーキ役が多いと大変です」指を髪飾りのところに。蝶がぱたぱたとはためく
石見 ギンコ:「みんな、そいつ確保」
石見 ギンコ:「黒」
GM:そして、彼女の頭上に視線を移したことで
GM:彼女にはあるものがないことに気づく。
GM:『十字冠』がない。
ゾフィア:「君」
ゾフィア:「面白いね」
ゾフィア:闘気が一気に漏れ出る。
ユージン・マディス:「同僚……にしては若いな」
ユージン・マディス:戦闘態勢に入っている周りを尻目に、椅子に腰かけたままだ。
ロエ:「回収はできたので引いてもいいんですが……せっかくですし、すこし遊びましょう」
幕引ふぃん:「ロエってそーいう、あーはいはい」
幕引ふぃん:「えい」ふと思い立って火のついた煙草を押し当ててみようとします
ロエ:「火の用心」すらり、とタバコの火のついた部分が、ズレるように地面に落ちる
ロエ:「ヤキなんて今どき流行りませんよ」
幕引ふぃん:「熱に弱そうな顔してたからさぁ」
GM:ミドル戦闘の開始です

GM:エンゲージ
”ロエ”

10m

PC陣

GM:セットアップ
石見 ギンコ:とくになし!
ユージン・マディス:なし
幕引ふぃん:なし
ゾフィア:なし!
ロエ:ないよー
GM:ではイニシアチブ お、おふぃんふぃん早い……
幕引ふぃん:割り込みなければ動きます
GM:どうぞ
幕引ふぃん:じゃあマイナーで戦闘移動、ロエにエンゲージします
幕引ふぃん:そしてメジャーで「咫斬タギリ」(エフェクト不使用)「決闘者の剣」を使用した白兵攻撃。侵蝕0
幕引ふぃん:3dx+26 対象は当然ロエ、判定!
DoubleCross:(3DX10+26)→10[8,9,10]+10[10]+10[10]+1[1]+26→57

幕引ふぃん:なにっ
GM:???
ゾフィア:!?
幕引ふぃん:6D10+11 ダメージロール! 装甲とかは有効
DoubleCross:(6D10+11)→18[6,2,2,1,1,6]+11→29

幕引ふぃん:カスすぎ
幕引ふぃん:やる気出せ
ロエ:イベイジョン20なので命中です
ロエ:29点 流石に斃れませんよ
GM:ではお次 ロエちゃん
ロエ:マイナーアクション。《縮地》で0m移動
ロエ:メジャーで、コンボ▼蝶刀・鋸 《コンセントレイト》+《コンバットシステム》
ロエ:対象はおふぃんふぃん
幕引ふぃん:そんな…来い!
ロエ:10dx7+21
DoubleCross:(10DX7+21)→10[1,2,3,3,5,5,7,7,8,8]+10[1,2,3,9]+3[3]+21→44

幕引ふぃん:「啓理ヒラリ」(《切り払い》)〈白兵〉技能でドッジを行う。侵蝕1
幕引ふぃん:3dx+26
DoubleCross:(3DX10+26)→6[3,5,6]+26→32

幕引ふぃん:普通に失敗
幕引ふぃん:幕引ふぃんの侵食値を1増加(62→63)
ロエ:5d10+39 シザーリッパーによる攻撃なので装甲無視
DoubleCross:(5D10+39)→18[6,1,2,8,1]+39→57

幕引ふぃん:実は額冠で5点引けるが、普通に無理
幕引ふぃん:リザるぜ
幕引ふぃん:幕引ふぃんの侵食値を1D10(→9)増加(63→72)
幕引ふぃん:カスすぎHP9です
ユージン・マディス:ひどい出目だ
GM:お次! せんせー!
ユージン・マディス:かしこま!
石見 ギンコ:いけっ! 先生!
ユージン・マディス:ではマイナーなし。メジャーでコンセ+ダンシミ+サンドシャード。
ユージン・マディス:ダンシミはキーンナイフとヴェノムスピナーを指定して使用。サンドシャードは大槌を破壊。
ユージン・マディス:ロエちゃんに攻撃。
ユージン・マディス:8dx7+4
DoubleCross:(8DX7+4)→10[1,1,2,2,3,6,7,10]+10[4,9]+10[9]+1[1]+4→35

ロエ:イベイジョン20で命中です
ユージン・マディス:奇跡みたいな出目だな もしかしてこいつ俺の偽物かもしれん
ユージン・マディス:ではダメージ
ユージン・マディス:4d10+6+12
DoubleCross:(4D10+6+12)→22[10,4,6,2]+6+12→40

ユージン・マディス:装甲を-5してダメージ、さらに通ったら邪毒2を付与します。
ロエ:とってもいたいです しんでしまいそう
ユージン・マディス:死ぬな! 剣になると言えロエ!
ユージン・マディス:以上です 侵蝕58→67
GM:お次、ギンコちゃん
石見 ギンコ:うす
石見 ギンコ:じゃあマイナーで1m後ろに下がっても縮地相手に意味無いので
石見 ギンコ:いや下がるわ
石見 ギンコ:他の人狙って巻き込まれたくねえし
石見 ギンコ:1mだけ下がります
石見 ギンコ:そしてオートアクションで大口径機関砲装備
石見 ギンコ:メジャー!
石見 ギンコ:「焼き払いなさい、サラマンダー!」:《カスタマイズ》《コンセントレイト:モルフェウス》
石見 ギンコ:対象はロエ!
石見 ギンコ:8dx8+4 射撃!
DoubleCross:(8DX8+4)→10[1,3,4,5,7,7,7,8]+10[9]+4[4]+4→28

石見 ギンコ:さあ当たったのでダメージ行くぜ!
ロエ:イベイジョン20・・・
石見 ギンコ:再度リールの効果でダメージ+1d10して~~~~~~~~~~~
石見 ギンコ:21+1d10+3d10 ガード無効
DoubleCross:(21+1D10+3D10)→21+1[1]+19[4,10,5]→41

石見 ギンコ:ま、まあ~~~~~~~~~~まあまあ
石見 ギンコ:侵食血は65→69
石見 ギンコ:以上です!
ロエ:うーんとっても強い……
ロエ:戦闘不能! ですがこのままは癪なので
ロエ:《ラストアクション》
幕引ふぃん:出た
ロエ:マイナー 縮地でギンコちゃんたちのエンゲージへ
石見 ギンコ:おや
石見 ギンコ:ギンコちゃんのエンゲージはギンコちゃんだけでござるよ
石見 ギンコ:1m下がってるからなあ~~~~~~~~~~~!
ユージン・マディス:ふぃん←ユージンゾフィア→ギンコ という状態かな
GM:この女~~
ロエ:うーんじゃあ先生たちのエンゲージに!!!
ゾフィア:げ。
ユージン・マディス:カカカーッ 剣が剣士背負ってやってきおったわ~!
ロエ:メジャー ▼蝶々発止 《コンセントレイト》+《コンバットシステム》+《神機妙算》
ユージン・マディス:やはりノイオル
ロエ:10dx7+20
DoubleCross:(10DX7+20)→10[1,1,1,1,2,3,4,6,7,7]+4[1,4]+20→34

ロエ:固定値がなかったら悲しくなるところだった
ゾフィア:攻撃はどちらに?
GM:範囲攻撃なのでふたりともだ!
ユージン・マディス:ノイのお得な範囲かエフェクトがよ……
ユージン・マディス:回避! こいつは武器を装備しないのでガード値が一切無いのだ
ユージン・マディス:2dx
DoubleCross:(2DX10)→8[1,8]→8

ゾフィア:最悪だ。回避にチャレンジ。
ユージン・マディス:くっ、紙一重か……
ゾフィア:8dx+1>=34
DoubleCross:(8DX10+1>=34)→9[1,3,3,3,4,4,5,9]+1→10→失敗

ゾフィア:失敗です。
ロエ:4d10+39 装甲無視
DoubleCross:(4D10+39)→37[10,9,9,9]+39→76

GM:???
幕引ふぃん:バケモンか?
ユージン・マディス:気合い入りすぎ
ゾフィア:そりゃ無理だ。当然死んだのでリザレクトします。
ゾフィア:ゾフィア・エーレンベルクの侵食値を1D10(→3)増加(65→68)
ユージン・マディス:そんなに蝶を取られたのがいやだったんですか?
ユージン・マディス:同じくリザしておこう
ゾフィア:現在のHP3。
ユージン・マディス:67+1d10
DoubleCross:(67+1D10)→67+2[2]→69

ロエ:《ラストアクション》での行動が終わったので、ばたんきゅ~
GM:戦闘終了です
ユージン・マディス:あっそうか、離脱しないんだ
石見 ギンコ:よしっ、つかまえろ!!!!
GM
幕引ふぃん:「────」最初に動いたのは、あたし。
幕引ふぃん:力を込めるのは、腰の刀鞘に添えた左手。その親指で鍔を弾き出す。
幕引ふぃん:すると、するりと得物が滑る。鞘から抜き身の刀身が出でる。
幕引ふぃん:そして、翳してた右手で持ち手をキャッチ。
幕引ふぃん:発想は居合いと同じ。抜刀の隙をできるだけ無くして、シームレスに攻撃する。
幕引ふぃん:というわけで、あとは斬るだけ。全身のバネを使って、刀身を敵さんに叩き込む。
幕引ふぃん:ね、簡単でしょ? まあ……今回の相手は一筋縄じゃあ、いかないみたいだけれど。
ロエ:「なるほどなるほど……」
ロエ:「いい技ですね」ぎちり
幕引ふぃん:「おお?」
ロエ:網目のような刻印のはいった刀身。虫の足のような突起を生やした峰に引っ掛けるように受け止める。
ロエ:流石に無傷とはいかず、刀身に刃が食い込んでいるが
ロエ:「よっ」円を描きすくい上げるように、刀身に食い込んだ刀ごとふぃんの体勢を崩しにかかり
ロエ:「お返しです!」返す一刀、袈裟に切り込んだ
幕引ふぃん:ゆっくりと淀む視界の中、思考を回す。
幕引ふぃん:回避確率は約9.7%。回避失敗時の緊急脱出確率は0%。
幕引ふぃん:うーん、まだまだ余裕だね。一応回避行動を取りつつ、味方の射線に入らない方向へと身を捩ってみる。
ロエ:「せいっ!」ズバリ、と切り下ろす。切り込んだ刀身はいつのまにか治っており、他の面々に一度視線を向ける
幕引ふぃん:「あいたたた」ほざきながら、射撃の気配を感じて後退
ユージン・マディス:「ありがとう……」ロエの視線の先で、手を合せて拝んでいる奇怪な男。
ユージン・マディス:「スタイルの違う高度な剣撃戦……ノヴァリス来てホントに良かった……」
ユージン・マディス:目尻の涙を拭う。「フーーーーッ…………」
ユージン・マディス:「で、だ。エーレンベルク」いきなり話しかける。「一つ確認だが」
ゾフィア:「確認? 一体何かな?」
ユージン・マディス:「あの兵器の名前だ。不死の蝶で、ローエファルタ。それで間違いないんだな」
ゾフィア:「ああ。調査通りであれば……何か気になることでも?」
ユージン・マディス:「奇妙だと思わないか。蝶型デバイスの集合体による変幻自在の兵装。確かに、破壊は困難だろうが」
ユージン・マディス:キン、キン、キン。椅子に座った男の周囲に、月の翳りのような光の窓が現れる。
ユージン・マディス:「使い手の視点から名付けたのなら、その特性の名は"不壊"であるべきだ」
ゾフィア:「確かに。それに今思えば、無機物に対して不死というのも些か大仰だ」
ゾフィア:「でも、単純に生物を模しているからでは?」
ユージン・マディス:「確かに、アルハイゼンから簒奪した人間が、そういう詩的な人間だった可能性もある」
ユージン・マディス:「だが俺はこう見る――明らかに"兵器の視点に立って"名付けが行なわれてる」
ユージン・マディス:同時に。光の窓から、三日月のような光の剣が、高速で射出される。
ロエ:「おや」
ユージン・マディス:それは高熱と電熱めいた光と、流線型の螺旋軌道を伴って、つむじ風のように切り終わりのロエを狙う。
ゾフィア:「速い……!」
ロエ:「……むむっ!」明らかに人間の可動域を超えた動き。慣性も勢いも無視して手刀が舞う。
ロエ:ガァン、と硬質な音。迎撃に使用した右腕が斬られ、そして光熱に焼かれて閃光を上げながら崩れ落ちる
ロエ:「いやはや、一手油断しました」しかし、その断面からは一滴の液体も流れてはいない
ユージン・マディス:「自己紹介代わりだ。よろしく頼む」 弾いた手刀には、光熱の残滓が蛇のように纏わり付き、継続的なダメージを与える。
ユージン・マディス:唇を釣り上げて笑う。
幕引ふぃん:「あーあ、耐熱強化テクタイトを混ぜないから」
ロエ:「私に言われましても」
石見 ギンコ:――と、その時だ。
石見 ギンコ:ロエの足元が砂上に崩れ去った。
石見 ギンコ:同時に彼女の頭上、狭い喫茶店の天井に、鋼の拳が生えていた・・・・・
ロエ:「……これは?」一瞬飲まれそうになるも、左手で刀を保持し構える
石見 ギンコ:金色の巨大機神、その右腕。
ロエ:「……趣味悪。銀色とかにしましょうよせめて。銀とか」
石見 ギンコ:質量にして3tの拳が果たすわずか三秒の限定顕現。
石見 ギンコ:「――ごめんあそばせ、趣味が悪くて」
石見 ギンコ:それはまるで月が落ちるが如く。
石見 ギンコ:「私、これしかできませんもの――」
石見 ギンコ:ユージンとゾフィアの影に隠れる位置に動いていたギンコが、いたずらっぽく微笑んだ。
石見 ギンコ:「堕ちろ、不死鳥フェニックス
石見 ギンコ:重く、重く、重く、注ぐは金色の拳。
ロエ:「せぇあっ!」刀を振り上げ、迎撃を試みるが、膠着することはなく
ロエ:金属の塊を押しつぶすような音をたて、拳が落ちる
石見 ギンコ:「やったかしら!?」
ユージン・マディス:「質量の暴力………ジェネシスの合理らしいが……」
ロエ:「あ~~……」拳が消えるとともに、刀は折れ、手足もあらぬ方向に折れ曲がった姿が見える
ロエ:「うん。これは負けですね。フレームがぐしゃぐしゃです」
ゾフィア:「とはいえ、意識を保っているのはなかなかだ」
ロエ:「いやぁ、ただ回収に来ただけでしたが、なかなかおもしろい勉強をさせてもらいました」
幕引ふぃん:「余裕だなー」いつの間にかライターを取り出している
ユージン・マディス:「それで、君は何者だ?」
ロエ:「そこの剣客さんは気づいているようですが?」
ゾフィア:「……らしいけれど?」
石見 ギンコ:「やはり財力は全てを解決するわ……」
幕引ふぃん:「え、みんな気づいてるでしょ……?」
石見 ギンコ:「?」
ゾフィア:どうなのかな? という視線をユージンに向ける。
石見 ギンコ:分かるわよねえ?って顔をしているが――この女は何も分かってない。
石見 ギンコ:「先生、教えてくださる?」
幕引ふぃん:「……まさか気まぐれでヤキ入れようとしたと思われてるの?」
ユージン・マディス:「推測はあるが、全てじゃない」腕を組む。「何より、俺は君から名乗りを聞きたい」
ロエ:「では下から失礼しまして」
ロエ:「──小型飛翔機集積型汎用戦術機巧『ローエファルタ』」
ロエ:「その集積形成タイプ:剣士モデル。ロエちゃんとお呼びください」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「……知ってた?」物陰から顔をだしてギンコに
ユージン・マディス:「やはりな……と言いたいところだがアルハイゼン!」
ユージン・マディス:「君の設計か?」
石見 ギンコ:「ふふ、そんなとこかなって」
石見 ギンコ:(知らんわ、こわ……)
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「私は機体の設計専門だからなぁ……たしかに人型を取ることは可能だよ。大体の物にはなれる」
ゾフィア:「面妖な技術者達が生み出した娘、といったところか。それにしたって、人語を解するとは驚きだけれど」
ユージン・マディス:「人型になれるのと中に人格が生まれるのはレベルが違うだろうが、全く……!」
ユージン・マディス:「つまり、君は己の身体の一部を取りに戻ってきたと?」
幕引ふぃん:「社会人とか完全に自我あるし、ガワが寄ってるだけでしょ?」
ゾフィア:「レネゲイドビーイングだと考えれば、不自然ではないかもしれないけれど……」
ロエ:「……あーあー。考察モードに入っているところ悪いのですが」
ゾフィア:「まぁ、なに。もしも更にこれ以上危害を加えるようなら、ジェネシスの生徒達にバラしてもらうのも視野に……」
ゾフィア:「……おや?」
ロエ:「私、そろそろ帰りますね」よいしょ、と上体を起こして
石見 ギンコ:「――ロエが体の一部を先生にとられたということは」
石見 ギンコ:「乙女のなにがしかを刺激してしまったということでは――」
石見 ギンコ:「うそっ!?」
幕引ふぃん:「おらぁ!」火のついたライターを投げつける
石見 ギンコ:「私の不死鳥フェニックスで殴られたのに!?」
ロエ:ぺちん、と一匹の蝶がライターを弾き飛ばす
ユージン・マディス:「石見は詩的なほうのタイプだな」
ロエ:「でも、このまま退散も癪なので」
ロエ:「ちょっと嫌がらせをしていきますね」
ユージン・マディス:「おい待て、君はあの雑な借金取りと――」
石見 ギンコ:「あっ、二人共危ないっ!」
ロエ:ひらひら、と手を振り。全身の体表に回路のような模様が入り
ロエ:爆ぜる
ロエ:蝶の津波。それもあなたたちを事務所から押し流したそれとは違い、明確に指向性を持った物
ロエ:槍のように、近くにいたユージンとゾフィアの体を削り取るようにして通り過ぎていく
ゾフィア:護るべきは己かギンコかユージンか。その一瞬の判断の遅れがミスを生み出す。
ゾフィア:結果、彼女の身体はただただ引き裂かれるままであった。
ユージン・マディス:「グワーーーーッ!」 咄嗟に掴み取ろうとした手指が執拗に切り裂かれる。
ゾフィア:「せめて伏せて!」ユージンを強引に伏せさせるためにと電流のボタンを押す。
ユージン・マディス:「アバーッ」電流でもんどりうって近くのテーブルに突っ込む。
ゾフィア:リザレクトが発動する。だが痛みが消えるわけではない。さすがは新型兵器か。
『不死蝶』:ひらひらと、喫茶店からあふれるように蝶が舞う
『不死蝶』:そのまま空に拡散するようにして、飛び去っていった
GM
GM:シーンエンド ロイスと購入どうぞ
石見 ギンコ:ロイス!
幕引ふぃん:ロイス
ユージン先生 〇賢い/変
ギンコ 〇底知れない/油断できない

石見 ギンコ:ユージン先生 興味●/嫉妬 ゾフィアに庇われてる…………
石見 ギンコ:購入は~~~~~~~
ゾフィア:ロイス取得
幕引ふぃん 〇感心/心配

ユージン・マディス:ゾフィアさんに取ろうかな  真面目:○/不安 で
ゾフィア:購入は応急手当キットで。
ユージン・マディス:購入は消費した大槌
幕引ふぃん:購入はロケランでも買うか 目標13
ユージン・マディス:7dx+1
DoubleCross:(7DX10+1)→10[2,4,5,6,7,9,10]+5[5]+1→16

ユージン・マディス:こいつめちゃくちゃ買えるな ほんとに
ゾフィア:2dx>=8
DoubleCross:(2DX10>=8)→8[6,8]→8→成功

幕引ふぃん:3dx+4
DoubleCross:(3DX10+4)→9[1,4,9]+4→13

石見 ギンコ:よし
幕引ふぃん:成功
ゾフィア:やったぜ。応急手当キット購入。今使えるならば使用したいのですが、どうでしょうか。
石見 ギンコ:第2世代型パワーアシストアーマーを買います
幕引ふぃん:誘いパワーで当てます
GM:いいよ!
ゾフィア:ありがとうございます!
石見 ギンコ:3dx+4>=20
DoubleCross:(3DX10+4>=20)→9[2,5,9]+4→13→失敗

ユージン・マディス:こっちは以上
ゾフィア:ゾフィア・エーレンベルクのHPを2D10(→16)増加(3→19)
石見 ギンコ:ほう、財産点7
石見 ギンコ:じゃあ幕引きちゃん
石見 ギンコ:パワーアシストアーマー欲しくない????
幕引ふぃん:ドッジ-3かぁ……
石見 ギンコ:ドッジ-3はおいしくねえな・・・・・・・
石見 ギンコ:じゃあ財産点払うのはやめておこう
GM

ミドル4『闇毒島ファイナンス事務所』

GM:ミドル4 『闇毒島ファイナンス事務所』 シーンプレイヤー:ゾフィア・エーレンベルク
GM:登場侵食お願いします
ユージン・マディス:69+1d10
DoubleCross:(69+1D10)→69+1[1]→70

石見 ギンコ:石見ギンコの侵食値を1D10(→3)した(侵食→(69→72))
ユージン・マディス:こいつさっきからダイス全般が異様に強いな…
幕引ふぃん:幕引ふぃんの侵食値を1D10(→8)増加(72→80)
幕引ふぃん:ドブカス
ゾフィア:ゾフィア・エーレンベルクの侵食値を1D10(→8)増加(68→76)
GM
GM:情報収集シーンその2です。
GM
・『不死蝶(ローエファルタ)』について2 情報:FH 15
・AI設計者について 情報:ノヴァリス 6
・闇毒島ファイナンスの事務所について2 情報:ノヴァリス:9

ゾフィア:社会が低いこちらがAI設計者についてにチャレンジしますか。
幕引ふぃん:・『不死蝶(ローエファルタ)』について2 情報:FH 15 これ行ってみるか
ゾフィア:コネ:学園通の友人を使用して判定。
ユージン・マディス:がんばれがんばれ
ゾフィア:4dx+1>=6
DoubleCross:(4DX10+1>=6)→9[5,7,8,9]+1→10→成功

ゾフィア:今度は上手くいった! 名誉挽回!
幕引ふぃん:7dx+1 コネ:要人への貸しを1つ使用 残1
DoubleCross:(7DX10+1)→10[2,4,4,4,7,9,10]+7[7]+1→18

石見 ギンコ:ククク、ゾフィア、私からもっとお金を借りて
幕引ふぃん:完全に理解した
石見 ギンコ:借りてないわね
石見 ギンコ:私にもっとお金を使わせて
石見 ギンコ:みんな自立してしまう
石見 ギンコ:お金を渡せない
石見 ギンコ:じゃあ闇毒島ファイナンス2
石見 ギンコ:情報ノヴァリスで判定
石見 ギンコ:3dx
DoubleCross:(3DX10)→10[4,7,10]+5[5]→15

ゾフィア:!?
石見 ギンコ:わかりました
石見 ギンコ:ギンコちゃんはオフィサーエージェントに選ばれるだけあって鋭いのでエフェクトと無関係にすぐに看破します
石見 ギンコ:我こそはジェネシス攻略卓が発生したら第一のボスとして立ちふさがる女……

GM:・『不死蝶(ローエファルタ)』について2 情報:FH 15
本来はAIは補助目的であり、個人武装から自律兵器までの間で運用が想定されていた。
自身の構成情報を蝶に分散して託し拡散することで、戦闘による情報や戦術の蓄積を余すこと無く活用する『不死の兵器』。
それでも、機体は技術実証機の域を(少なくとも機体設計者目線では)出ておらず、量産はまだ先の話のはずだった。

しかし、なんらかの目的、あるいはトラブルによって計画が前倒しになり、機体はそのまま量産。
そしてAIは当初の想定よりはるかに高度なものを搭載し、疑似人格を宿し単独行動が可能なまでになっている。

このことは機体設計者であるメアリー・アルハイゼンにも知らされていない。強奪も事後になって聞いたことだ。

GM:・AI設計者について 情報:ノヴァリス 6
工場は強奪と同時に破壊され、データのサルベージが行われているが、その中で高い頻度で登場する人名が2つ。
一つはハードの設計者であるメアリー・アルハイゼン。
もう1つは、おそらくソフトの設計者。名を『嶋島シシン』。昨今急激に頭角を現しだした技術者だ。
しかし、彼女は決まった事務所は持たず、レンタルオフィスを転々としているらしい。
境界地域、闇毒島ファイナンス近辺が最後に彼女が目撃された場所だ。

GM:・闇毒島ファイナンスの事務所について2 情報:ノヴァリス:9
拡散した『不死蝶』の行方を追っているうち、多数の個体が追跡を逃れたものの、いくつかはかの事務所に戻っていることが判明した。
蝶は事務所の中に入らず、そのまま外壁と同化したことから

事務所そのものが『ローエファルタ』によって作られていると見ていいだろう。
『ローエファルタ』の有機結合を一時的にせよ崩す手段を見つけないかぎり、内部へ突入するのは難しい

GM
石見 ギンコ:ジェネシスの遥か上空。
石見 ギンコ:企業が生み出す情報ネットワークの星空を駆ける一筋の流れ星。
石見 ギンコ:夕闇の迫る空を裂く金色の鳥――フェニックス。
石見 ギンコ:その機内に一時的に設けられた会議室で、一同は今後の方針について話し合うことになった。
石見 ギンコ:「ごめんなさいね、ゴールデン茶室で」
ゾフィア:「現代の秀吉だな」
石見 ギンコ:内装、装飾品、全てが金で作られた即席の休憩室である。
ユージン・マディス:「内部も全部金色なのかよ!」
石見 ギンコ:「いぇーいノヴァリス三分会議室」
幕引ふぃん:「豊臣秀吉か?」
石見 ギンコ:「金しか出せないけど金なら何でも出せるのよ?」
ゾフィア:「創成金融の事務所は普通なのが最後の良心かな」
ユージン・マディス:「ムセイオンでも似たような主張のやつがいたな……価格崩壊って言葉を知ってるか?」
石見 ギンコ:「先生やおふぃんちゃんに説明すると、創世金融はあくまで企業の価値を伝える為のものだから、ジェネシスの技術を集めただけにしてます」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「私はもう慣れました」
石見 ギンコ:「そして……価格崩壊が怖いので……普段はセーブしてるのです」
石見 ギンコ:「会長が言ってたのですけど、私の能力って「価値を生み出す」ように見えて「価値を消し飛ばす」から危険なんですって」
石見 ギンコ:「先生の言いたいこともそれですわよね?」
ゾフィア:「まぁその前に、あの不死蝶によってどこかが崩壊させられることを先に心配しなくてはならないのだけれど」
ユージン・マディス:「価値ってのは希少性とイコールなところがあるからな。聖剣も遺産も量産されてしまえば意味が無い」
幕引ふぃん:「ま、外なら派手にやった奴は全方位からボコされるから案外平気だよ」
ユージン・マディス:「とはいえ、この中なら蝶も侵入して来られないだろうな。作戦会議とするか」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「それは平気っていうんですか……?」
石見 ギンコ:「そうそう、まずは作戦会議」
石見 ギンコ:「ゾフィア、例のものを」
ゾフィア:そう来ると思っていた。
幕引ふぃん:「例のもの?」
幕引ふぃん:煙がぷかぷか。勝手に吸い始めている。
ゾフィア:スマホでまとめていた文書を開く。
ゾフィア:「まず、気になっていた不死蝶の行方だけれど……一部が闇毒島ファイナンスに戻っているらしい」
ユージン・マディス:「スプリンクラー作動したりしないだろうな……」幕引さんを見つつ。
ゾフィア:「けれどただただ戻っているわけじゃない。信じがたいけれど、あの事務所の外壁と融合しているようなんだ」
幕引ふぃん:「そんなところだと思ったよ」
石見 ギンコ:「あの事務所そのものがロエちゃんってことよね」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「ろ、ロエちゃん……?」
ゾフィア:「そうだ。今、あの事務所自体が不死蝶……ローエファルタであると言ってもいい。独自の有機結合を崩さない限り、強行突破は厳しいだろうね」
ユージン・マディス:「何がどうなってそこまで事務所に尽くしているのやら……」
ゾフィア:「そしてその闇毒島ファイナンスに……気になる人物がいる」
ゾフィア:「強奪の憂き目に遭った工場がサルベージの真っ最中なのだけれど、高い頻度で二つの人名が出て来てね」
石見 ギンコ:「そいつらが今回の悪ね!」
石見 ギンコ:「メアリーを困らせたやつ! 許せないわ!」
ゾフィア:「まずはメアリー、君だ。そしてもう一人は〝嶋島シシン〟という新進気鋭の技術者」
石見 ギンコ:「よ、よし! シシンとかいうやつのせいにしてしまわない?」
ゾフィア:「それは早計だよ」
ゾフィア:「まだ他にも分かっていないことだってあるんだ」
ゾフィア:「まぁ、それが解決すれば話は変わってくるわけだけれど……どうかな?」
ゾフィア:まさか情報を掴んだのが自分とギンコのみというわけではあるまい。
石見 ギンコ:「くっ、メアリー、あなたまだ隠してないでしょうね……そろそろマジ庇いきれないからね? 頼んだわよ?」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「ギンコちゃんに隠し事なんてしないよ!!!」
石見 ギンコ:「…………」
石見 ギンコ:刹那、脳裏に蘇る存在した記憶――。
あの日の思い出:『あ、暴れメカワイバーンが!』
あの日の思い出:『暴れモンゴリアンデスワームノイドが!』
あの日の思い出:『理事会から発注されたアレなんだけど、もっと良いものができるとおも――』
石見 ギンコ:「…………ええ、そうねっ!」
ユージン・マディス:「石見の目が100kmくらい彼方を見てたんだが……」
石見 ギンコ:隠し事は――なかった。
石見 ギンコ:なかった、のだ。
幕引ふぃん:「まぁこう、あたしも知り合いのクラッカーに色々探ってもらったんだけど」話を戻す。
幕引ふぃん:「大雑把に言えばあのAIは本来補助用途で、機体も試験段階を越えてなかった──はずらしいね」
ゾフィア:「おや、それは助かるね」
ユージン・マディス:「それが、何がどうなって完全に独立する羽目になってるんだ」
幕引ふぃん:「でも何らかの何かによりAIはめちゃくちゃ進歩、機体も量産されましたってハナシ」
ユージン・マディス:「シシシ某の仕業か?」
ゾフィア:「可能性は高い。シシンはソフトウェアの設計を担当していたそうだからね」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「どうしてこうなっちゃったのかな……あとちょっとで融資も返済できるはずだったのに」
幕引ふぃん:「どうなんだろ」
石見 ギンコ:(あなたが怪しい金に手を出したからよ……メアリー)
幕引ふぃん:「シシシが関わったことで進歩したのか、それともシシシも単なる因子の一つに過ぎないのか」
幕引ふぃん:「そこまでは掴めなかったな」
ユージン・マディス:「アルハイゼンは、シシシと会ったことはあるのか」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「直接は無いけれど、仕事上メールで何度かね」
石見 ギンコ:(でもそんなあなたのことは私が守るからね……)
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「特定の事務所は持って無くて、レンタルオフィスを転々としてるとか」
石見 ギンコ:「レンタルオフィスの使用履歴や記録されたIDから追いかけられないかしらね」
ユージン・マディス:「そいつが仮にローエファルタと関係があるとしたら、闇毒島ファイナンスにいるんじゃないか?」
ゾフィア:「ずばり、最後に姿を見かけたのがそこだ」
ゾフィア:「だからシシンに話を聞きたければ闇毒島ファイナンスに行かなくてはならない。しかしその外壁はローエファルタによって強化されている」
ユージン・マディス:「………」メアリーさんを横目で見た後。「そうか、つまり借金のカタにローエファルタを接収されたのか……」
石見 ギンコ:「むしろ、ローエファルタを独占する為にメアリーを嵌めたってセンは?」
石見 ギンコ:なんて、えこひいきな見方だけど。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「私の名誉に関わるから補足するけど、量産も強奪も寝耳に水だったよ……!」
ゾフィア:「とにかく、そこを明らかにするためにもローエファルタが同化した外壁をどうにかする方法を探らなくてはならないだろうね」
幕引ふぃん:「開発者の片割れを嵌めたからって強奪に都合がよくなるとは思えないけどねぇ」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「技術実証機の設計を提出して、『さぁ詰めていくぞー』って時に、予算の振込も連絡も止まったんだもん……」
ユージン・マディス:「だが、あの強度だぞ。密集していたら熱も効かないだろうし」
ユージン・マディス:「アルハイゼン、お前も自分の作ったものは自分に取り戻したいよな?」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「そりゃあ、そうですけど……」
ゾフィア:「しかしあのローエファルタにも剣を見いだせたのなら……どうにかならないものかな、ユージン先生。さすがに無茶ぶりかい?」
ユージン・マディス:「エーレンベルクは些か俺を買い被りすぎだ……。八月革命時にどういう噂を聞いたのかしらんが」
ユージン・マディス:がしがしと頭を掻く。「ハイテクは専門じゃない。たとえば……多数の蝶の集合体なら、消耗は確実にするよな」
ユージン・マディス:「"補充"はどうすればできる? アルハイゼン」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「基本的には2つ」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「工場で蝶を量産したものを運ぶか」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「修復機能のある親機のところに戻るかかな」
ユージン・マディス:「親機?」
ゾフィア:「あの少女形態に親機が眠っているわけじゃないのかい?」
ゾフィア:「ほら、核に集まっているというか……」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「ローエファルタは、不死の兵器なんだ」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「構成情報や戦闘経験を分散して保持して、撃破されても情報を保持したまま復活できる」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「だから、全員が核で、全員がセルって言えるのかな……」
ユージン・マディス:「……? 単なる、互いに換えの効く自律部品の集合体、だけではないのか」
石見 ギンコ:「じゃああの事務所も親機として機能を持てそうよね。あんだけいるし」
ゾフィア:「〝オリジン:コロニー〟に似た性質とも言えるのかな……?」
ユージン・マディス:「じゃあ、あとは正面からの城攻めしかないぞ。幕引、そういう経験はあるか?」
幕引ふぃん:「無いことも無いけど」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「極論、ローエファルタの集積体を一匹でも逃したら」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「たとえ一度撃破したとしても、その経験と知識と、ついでに対策を他の個体で吸い上げて共有して……っていうのができる。らしい」
石見 ギンコ:「でも一匹捕まえたらあーんなことやこーんなことして……情報を……ッ!」
ユージン・マディス:「……だから、何故、それが高利貸しの事務所をやっているんだ」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「わかんないッピ……」
石見 ギンコ:「ローエファルタは実質ユージン先生に手籠めにされたってことね」
幕引ふぃん:「動力はどうなってるんだろ」
幕引ふぃん:「レネゲイド不思議永久機関?」
幕引ふぃん:「あとこう1匹捕まえてトロイの木馬みたいな掌握プログラム仕込んで……とか」
ユージン・マディス:「ネットワークを逆用する手か」
石見 ギンコ:「もっとねっとりと……ローエファルタを素材にして原型を留めないくらいめちゃくちゃにしたらそこから全体に影響が及んでしまったりしないかしら……それは例えるなら恋のように……」
ユージン・マディス:「だがハッカーのツテがない」
ユージン・マディス:「石見~~~~~ィ」
ユージン・マディス:片手間でアイアンクロー。
石見 ギンコ:「ひ~~~~~んっ!」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「ギンコちゃん……悪い目をしてるよお……」
ゾフィア:「ツテならばある。というか出来た。期間限定かもしれないけれど」
幕引ふぃん:「ぽちっとな」
石見 ギンコ:「アバババババババ!」
幕引ふぃん:ユージン先生からギンコに通電するタイミングだ
石見 ギンコ:「なんでこうなるのよぉおお~~~~~~~!」
ユージン・マディス:「おいこら巻き込むなギャーッ」
ゾフィア:「サルベージをしている、と行っただろう? そうするよう指示したのは私だ」電撃で苦しんでいる方々を流し見て話し続ける。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:(あ、そのままやる感じなんだ……)
ユージン・マディス:「つ、つまり製造元のののの工うううう場の……か?」
石見 ギンコ:「インプラントが壊れたらどうするのよぉ!」
ゾフィア:「そうだ。工場は現在私の管理下にある。今なら場所もハッカーも提供できるよ」
幕引ふぃん:「この程度の電流で壊れるインプラントなんて無いのと同じ……っと」
石見 ギンコ:「グッドよゾフィアバババババババ」
幕引ふぃん:「そうかぁ、助かる」
ユージン・マディス:「そのシシンの残したプログラムの欠片でも残っていればマシか」
ゾフィア:「それに、今なら落ち着いて現場の声も聞ける」
石見 ギンコ:「ぷしゅぅ……」
ゾフィア:「向かう価値は充分あると思うけれど、どうかな?」
幕引ふぃん:「いいと思う」
ユージン・マディス:「良いアイデアだ。また、あの剣士モデルもやってきそうだしな」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「そういうこと言うとまたギンコちゃんが……」
石見 ギンコ:「来たらまたぶっ飛ばせばいいわ……」
石見 ギンコ:「わたしたち強いでしょ」ケロッとしたものである。
幕引ふぃん:「そうだね」
ゾフィア:「設備は壊さないようにね。サルベージ中の皆が泣いてしまう」
ユージン・マディス:「つーか話し合いたい、俺としては」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「何を……?」
ユージン・マディス:「自我があるなら目的もあるだろ」
石見 ギンコ:「ラヴね、子どもたちを導く教師としての親愛」
石見 ギンコ:「話し合いは面白そうだし、儲かりそうだから賛成よ」
幕引ふぃん:「応じてくれればそこでゲームセットなんだけどね」
幕引ふぃん:「どうなるかなー」
石見 ギンコ:「自慢じゃないけど、強いと言ったってあたしオフィサーエージェント最弱の女だから、ゲームセットまで行かなくても戦いを減らせるならそれが一番良いしね」
ユージン・マディス:「一番の武闘派の間違いじゃなくてか……?」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「ギンコちゃん本人の話だから……」
石見 ギンコ:「弱い奴程よく吠えるのよ、ニャンニャン」
ゾフィア:「まぁ、私も止めないよ」不意に口を開く。
ユージン・マディス:「まあ……本人がそう言うなら構わんが」
ゾフィア:「あのローエファルタが生徒となる、というシナリオも美しそうだしね」
ユージン・マディス:「そうだよ」
ユージン・マディス:吐き捨てるように言う。形態自在の、自我に目覚めつつあるネットワーク最新兵器。
ユージン・マディス:「危うすぎる、、、、、。同じ状況で、他人に乗っ取られた奴を知ってる。そいつは一つの学区の、最強だった」
石見 ギンコ:「……あー」
石見 ギンコ:「あー……成る程成る程」
石見 ギンコ:「他学区のマスターエージェントに匹敵する成長が見込める、か。あの不死蝶は」
石見 ギンコ:「ユージン先生……!」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:誇らしげ
ユージン・マディス:「テンションを上げるな。俺は、二度とあんなのは御免だって言ってるんだ」
ゾフィア:「……見てみたいな。〝ユージン先生〟を」優しく目を細める。
幕引ふぃん:(…………何の話か分からねぇ~~~~~~!!!!!)
石見 ギンコ:「もちろんメアリーもすごいわ……あなたすごい……すっごい……偉い……」
幕引ふぃん:(まず生徒化と乗っ取りの関係が判らないし、そもそもロボが生徒になるって何だよ!!!?)
ユージン・マディス:「生徒のプライベートは言えないが、ここの一般論でいいなら、行きがけに説明するさ」
石見 ギンコ:「ユージン先生の社会人講座を楽しみつつ、工場まで向かいましょうか」
ユージン・マディス:ややぶっきらぼうに、足を速めた。「……おい石見、これどっから出ればいいんだ?」
石見 ギンコ:「え?」
ゾフィア:「このまま向かえばいいじゃないか。無理なのかい?」
石見 ギンコ:「当機は一分後に工場上空へ到着します」
石見 ギンコ:「着地を誰に頼むかは先生が決めていいですよ」
石見 ギンコ:「好感度フラグの調節に気をつけてくださいね」
ゾフィア:「……私がやろうか?」
石見 ギンコ:(ゾフィア……!?)
幕引ふぃん:「頼んだ☆」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「あ、私もできますよ。一応」
石見 ギンコ:(NTRよ……)
ユージン・マディス:「ゲームやってる同僚に訊いたが、水面に落ちればノーダメージらしいな」
ゾフィア:「いや、ある程度の高さを超えればコンクリートと同じ硬度だよ?」
ユージン・マディス:「言ってみただけだ……」
ゾフィア:「流石にね」
ゾフィア:「……どうしようかな、本当に」苦笑いを浮かべて溜息をついた。
GM
GM:シーンエンド ロイス購入
ゾフィア:ロイスは保留で!
幕引ふぃん:ロイス
ゾフィア 大変そう/〇心配

ユージン・マディス:ではまずは素の調達でリアクティブシールドを狙ってみよう
石見 ギンコ:3dx+4>=20 ブルーゲイル
DoubleCross:(3DX10+4>=20)→10[1,3,10]+5[5]+4→19→失敗

ゾフィア:UGNボディアーマーにチャレンジ。
石見 ギンコ:財産点1で成功
ユージン・マディス:今回は調子良いからいけるはず……(フラグ)
ユージン・マディス:7dx+1
DoubleCross:(7DX10+1)→7[1,2,2,3,4,6,7]+1→8

石見 ギンコ:残り23点
ゾフィア:2dx>=12
DoubleCross:(2DX10>=12)→9[7,9]→9→失敗

石見 ギンコ:おらっ、あたしとブルーゲイル直結したいやつはいるか!
ユージン・マディス:マシンモーフィング 侵蝕70→73
幕引ふぃん:くれ~ 直結はしたくない
石見 ギンコ:おふぃんふぃんブルーゲイルしよ
ユージン・マディス:同じくリアクティブ
ユージン・マディス:5dx+6
DoubleCross:(5DX10+6)→9[4,5,5,9,9]+6→15

石見 ギンコ:じゃあ直結は例によってゾフィアとします
ゾフィア:普通に失敗しましたぁ。
石見 ギンコ:ブルーゲイルは差し上げます
ユージン・マディス:財産3点使って獲得
幕引ふぃん:ありがとう
石見 ギンコ:ゾフィア
ゾフィア:貰いました
石見 ギンコ:財産点三点あげる
ゾフィア:やった
ユージン・マディス:そしてゾフィアさんにリアクティブシールドをどうぞ
ゾフィア:じゃあUGNボディアーマーを入手。装備します。
ユージン・マディス:ガード6 シーン1回ガード値+1d10
石見 ギンコ:財産点残り20ってわけ
石見 ギンコ:さて
ゾフィア:リアクティブシールドって武器扱いですよね?
石見 ギンコ:UGNボディアーマーってことは……ゾフィアのエッチな立ち絵が……
ユージン・マディス:武器ですね
ユージン・マディス:素手を変更する寸前のイニシアチブで捨てれば大丈夫よ
ゾフィア:ああー、なるほど?
ユージン・マディス:行動値6だと確実に敵の攻撃の方が先に来るしね
ゾフィア:可能ならば頂きます!
ユージン・マディス:ていう感じの、先生会話をしたことにしてください
幕引ふぃん:まあトラックスーツでも狙うか
幕引ふぃん:4dx+4 目標22
DoubleCross:(4DX10+4)→9[5,6,9,9]+4→13

幕引ふぃん:それはそう 失敗で
ユージン・マディス:これは私とギンコさんでいけるのでは?
ユージン・マディス:Wフローズンリリー
石見 ギンコ:いけますね
幕引ふぃん:まあ我も財産6ありますが……
幕引ふぃん:5だった今
石見 ギンコ:じゃあ三点ずつだしますか
石見 ギンコ:みんなで3点割り勘
幕引ふぃん:ありがとう
石見 ギンコ:財産点直結しようねえ
石見 ギンコ:財産点20→17
ユージン・マディス:じゃあ財産点折半で
ユージン・マディス:9→6→3
ゾフィア:リアクティブシールドも受け取って装備しました。報告忘れてた。こちらは以上です。
幕引ふぃん:財産2点 ボデマ欲しい人あげます
ユージン・マディス:じゃあ私もらおう
幕引ふぃん:はい、お下がり
ユージン・マディス:先輩あざッス!
ユージン・マディス:どういう関係性だよ
ゾフィア:笑う。
石見 ギンコ:ボデマを共有する仲・・・・・・・・

ミドル5『不死蝶の秘密』

GM:ミドル5 『不死蝶の秘密』 シーンプレイヤー:石見ギンコ
GM:登場侵食おねがいします
ゾフィア:ゾフィア・エーレンベルクの侵食値を1D10(→5)増加(76→81)
幕引ふぃん:幕引ふぃんの侵食値を1D10(→7)増加(80→87)
ユージン・マディス:1d10+73
DoubleCross:(1D10+73)→6[6]+73→79

石見 ギンコ:石見ギンコの侵食値を1D10(→5)した(侵食→(72→77))
GM
GM:ジェネシス第893工場
GM:『不死蝶』の量産を行われていたこの工場。現在はゾフィアの管理下でデータサルベージ中だ
GM:あなたたちはこの工場に残されたデータと設備を利用するため、その敷地に踏み入った
石見 ギンコ:「結局普通に着地なさったんですね先生」
石見 ギンコ:「今こそまさに着地任せた!ってノヴァリス女子に頼める貴重なシーンだったのに……」
ユージン・マディス:「生徒に世話をかける先生がいるかよ」足下の空中に飛び出した、幅広の両手剣の鎬を踏んで降りてくる。
ユージン・マディス:「というかお前こそ普段はどうやって降りてるんだ。石見、武装以外は素寒貧のオーヴァードだろ」
ゾフィア:二人の会話を尻目に、サルベージ中であろう工場の様子を眺めている。
石見 ギンコ:「金を」
石見 ギンコ:「砂金をいっぱい出して塔にしてから消します」
石見 ギンコ:さっきもそれをやったので黒いドレスの隙間からポロポロ金色の粒がこぼれている。
石見 ギンコ:消し忘れだ。
ユージン・マディス:「贅沢だな……」
ユージン・マディス:「カリフォルニアから来た人みたいになってるぞ」
幕引ふぃん:「ここがあの女のハウスね」
石見 ギンコ:「そう人間ゴールドラッシュとは私のこと……」
石見 ギンコ:「さてゾフィア、おふぃんふぃんちゃん、なにか分かって?」
ゾフィア:「それを確認するには、作業中の皆に突撃取材をしなくてはね」
幕引ふぃん:「外観だけだし……ギンコはどう?」
ユージン・マディス:「今はエーレンベルクの管理下なんだろう? 任せる」
石見 ギンコ:「私は優秀な部下たちが知ったことを聞きに回る立場……それほど洞察力が鋭いわけではないのよ」
ゾフィア:「よし、任された。行こう」躊躇なくずんずんと進んでいく。
石見 ギンコ:「ごーごーごーごー!」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「ごーごー!」
石見 ギンコ:後ろからついていく。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:ついていく
幕引ふぃん:「仲いいね君ら」静かに追従する
ユージン・マディス:「女子のノリらしいぞ」
石見 ギンコ:「おふぃんちゃんもゴーゴーするわよ、先生がいるんだから子供っぽく楽しみましょう」
幕引ふぃん:「あたしら17なんだけど……」
GM:あなたたちが工場の中に入ると、中は未だ破壊痕が目立つ。設備修復よりもデータを優先した結果だ。
GM:無事なコンソールにコードを繋ぎ、ブラックドッグやノイマンの生徒がデータ解析を行っていた
ゾフィア:「大変そうだね」
ゾフィア:素直な感想が飛び出した。さすがに専門外だ。
盛部シイコ:「……っと?」現場で指示を出していた生徒がゾフィアに気づく
ゾフィア:「おや、こんにちは。余裕がないならそのままで構わないよ」
盛部シイコ:「あぁ、ちょうどよかった。サルベージに進展があったので、報告に向かうところでした」
ゾフィア:「それはありがたい。じゃあ早速、説明をお願いできるかな? 先生と仲間達も揃っているからね」
ゾフィア:そう言って皆を呼ぶ。
石見 ギンコ:「わーぜひおきかせください!」ゾフィアにたまたまついてきてたモブのフリをして乗り切ろうとしている
ユージン・マディス:「星室庁のユージンだ。聞かせてくれ」
盛部シイコ:「……あの、ゾフィアさん。そこの高級紙袋は……」
幕引ふぃん:「何やってるの、ギンコ?」分かってないふりをしています
石見 ギンコ:紙袋をぶん投げた。
幕引ふぃん:「あ、あたしは雇われの傭兵だから気にしないで」
石見 ギンコ:「ああもう! 時は金なりよ、ハリーハリーハリー!」
ゾフィア:「すまない。今回の彼女は妙に昂ぶっていてね」
石見 ギンコ:「心配しないで只の休日出勤よ!!!!!!!!!」
盛部シイコ:「それはいつものことだとおもいますが……」
ゾフィア:「そうかな……そうかも……」
幕引ふぃん:「話進めよーぜー」
ゾフィア:「おっと、失礼」
盛部シイコ:「……今日この場で石見FPは見なかった。そういうことにしますね」眉間を揉みながら
石見 ギンコ:「そうしてちょうだい!!!!!!!」
ゾフィア:「声量」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「いる?」ばってんが書かれたマスクをギンコに
盛部シイコ:「……では、サルベージ結果について」
石見 ギンコ:マスクをつけて耳を傾ける。
盛部シイコ:「不死蝶が、技術実証機として提出されたはずの機体設計のまま、量産されたことはご存知ですね?」
ゾフィア:首肯。
盛部シイコ:「ですが、AIのほうは、設計提出よりもずっと前に仕様基準に達していたそうです」
盛部シイコ:「達していて尚、開発は続行された」
盛部シイコ:「本来の自律兵器用の用途より過剰なスペックをもったAIが搭載された理由は不明ですが……」
盛部シイコ:「AI設計側ではなく、機体設計側に対して、意図的に開発速度を遅延させる工作がされていた痕跡があります」
ユージン・マディス:「AI側だけをオーバースペックにしようとしていたと」
石見 ギンコ:「普通、優れたAIに見合う機体性能を求めそうなものだけど」
盛部シイコ:「遅延工作の内容や頻度からして、おそらく想定された提出時期は……このあたりでしょう」
盛部シイコ:提示された日付は、”MMS”に対する融資の回収期限の翌日だ
盛部シイコ:「遅延工作の他、予算を少しづつ絞り込んだり」
石見 ギンコ:「なにそれ、意図的にメアリーを借金漬けにしようとしてたってこと?」
盛部シイコ:「まるで機体性能のことは度外視して、アルハイゼン殿に嫌がらせをしているかのように見受けられています」
ユージン・マディス:「なんだそれは……?」
石見 ギンコ:(やっぱショットガンくらいぶち込んでも良い相手だったわね……)
幕引ふぃん:「見えてこないね、先方の目的が」
ユージン・マディス:「アルハイゼンとシシンは面識がないんだよな? 間違いないか?」
ゾフィア:「嫌がらせというには各方面を巻き込みすぎているような気もするけれど……」
石見 ギンコ:「此処まで来るとメアリー個人によほどの恨みがあるとしか……」
ユージン・マディス:「あるいは闇毒島と当時からグルで、債務を背負わせるようにした……」
ユージン・マディス:「考えても分からんな。それと、不死蝶の攻略方法はどうなった?」
盛部シイコ:「攻略法……ああ、ゾフィアさんからメールをもらった件ですね」
盛部シイコ:「AIデータは完全再現とはいきませんでしたが、設備の中の断片的なデータから」
盛部シイコ:「一度限りのトロイの木馬には耐えられる物は用意できました」
ユージン・マディス:「ほう。流石ジェネシスのオフィサー直下。頼もしいな」
石見 ギンコ:「ほら、うち、予算だけは困らないようになってるから」
盛部シイコ:「機体はアルハイゼン殿がいれば調達は可能です。問題は……」
盛部シイコ:「AI設計者の目的。そして、工場を襲撃した者の消息がわかっていないことにあります」
ゾフィア:「なるほど」
ゾフィア:「シシンを最後に目撃した場所こそ分かるけれど、やはりそれだけでは足りないか……」
ユージン・マディス:「そうか、そもそも不死蝶を解放した奴がいるのか。状況を考えれば、AI設計者が一番怪しいが……」
幕引ふぃん:「背後関係が入り組んでる気配がするね、横からだと意味わからん感じ」
石見 ギンコ:「怪しいヤツ全員とっ捕まえて順番に洗いざらい吐かせましょう」
盛部シイコ:「そんな無体な……」
石見 ギンコ:「その為にはシシンを、シシンが隠れている事務所を、事務所でもありそれを守っている蝶を」
石見 ギンコ:「それぞれ攻略していく必要があると」
石見 ギンコ:「お金を用意したとでもいえばあの金貸し連中は釣られるんじゃないかしら」
石見 ギンコ:「そこを――殴りましょう」
ユージン・マディス:「そして蝶の手がかりに一番近いのはシシンのループ構造。よく考えたものだ」
ユージン・マディス:「安直な……とは思うが。どこかで力尽くの場面も必要か」
ユージン・マディス:「一度限りのトロイを仕込んだとして、どの程度できる?」
石見 ギンコ:(ここまで大掛かりな仕掛けでメアリーで狙うとは考えにくい)
石見 ギンコ:(ここまでして釣り上げるなら将――すなわちオフィサー)
石見 ギンコ:(という話をすると止められそうだから黙って突っ込んで財力ぼうりょくで解決するのが一番ね……)
盛部シイコ:「『ローエファルタ』で形成された事務所の鍵を開ける。あるいは」
盛部シイコ:「人形サイズであれば、集積体をメインネットワークから切り離すくらいは」
ゾフィア:「肝心の方法を知りたいな。やはり危険なのかい?」
盛部シイコ:「用意した『不死蝶』の個体を、群体に接続させるだけです」
盛部シイコ:「ただ、やはりAI自体が急拵えですから、群体側が補充を求めている場面でないと十分な効果は得られないかと」
石見 ギンコ:「やっぱりボコボコにして補給が必要な状態に追い込むしか無いみたいね」
幕引ふぃん:「今からボコボコにできるならこのプログラム要らなくない? あっちから襲ってくれるなら別だけど」
石見 ギンコ:「あっちから襲わせれば良いんじゃないかしら」
GM:システム的には、前者の方法であればクライマックス戦闘突入判定の難易度低下。
後者は【説得】判定の難易度低下になります

ユージン・マディス:なるほどな
ユージン・マディス:クライマックス戦闘に突入するのに判定が必要なんだな
石見 ギンコ:後者でいきましょう
ゾフィア:そう来たかぁ。
石見 ギンコ:「多分アイツラが借金で苦しめている相手なんてたくさん居るだろうから」
石見 ギンコ:「そういう生徒に接触して釣り餌になってもらって」
石見 ギンコ:「回収しに来た奴らを締め上げるのよ!」
ゾフィア:「生徒達に被害が向かわないように注意する必要はあるけれどね」
石見 ギンコ:「で、締め上げたらロエちゃんかあのコンビが慌ててやってくると思うのよ」
ゾフィア:「あれほど短絡的に違法な金貸しを行っているんだ。用心はした方がいい」
石見 ギンコ:「まあそれはそうね。けど――今回みたいな手合は徹底的に締め上げないと二匹目三匹目が出るから」
ユージン・マディス:「ううん、蝶をもっと隠し持っておけば良かったな」
石見 ギンコ:「ちょっと過激に行きましょう、ね?」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「気に入ったんですかあれ……?」
石見 ギンコ:(私を狙ってるならなおのことね)
幕引ふぃん:「ま、悪くはないかな」
ユージン・マディス:「そうじゃない。取り戻しに来るだろう」
ユージン・マディス:「もちろん気に入ってはいるが……」
石見 ギンコ:「ラヴだわ」
幕引ふぃん:「?」
石見 ギンコ:「ロエちゃんのことをにくからず思ってるって行間に書いてある」
ゾフィア:「……かなりの無茶ぶりだった自覚はあったけれど、皆よくぞここまでやってくれた」
ゾフィア:「そしてシイコも、分かりやすい説明をしてくれてありがとう」
ゾフィア:「これからもしばらく作業は続くだろうけれど、どうか身体を壊さないようにね」
盛部シイコ:「了解です!」
盛部シイコ:「あ。アルハイゼン殿は、機体制作の件でお話を……」
幕引ふぃん:「はーあ」
幕引ふぃん:「レーヴァティンを欲しがるスヴィプダグルじゃないんだから、もうちょい楽に殴らせてほしいなぁ」
ユージン・マディス:「またマニアックなところを知っているな……」
幕引ふぃん:「本で読んだからね」
ユージン・マディス:「炎の剣として理解していないところは偉い。やはりノヴァリスだと邪悪なゲーム会社がないから」
ユージン・マディス:「こちらのオーディンは斬鉄剣を持ってないのだろうな。偉い」
ユージン・マディス:作業画面を見ながら、遠い目をして関係ないことをぼやいてた。
GM
GM:シーンエンド ロイスと購入どうぞ
ゾフィア:ロイスは保留!
石見 ギンコ:クククロイスは……
ゾフィア:ブルゲに挑戦します。
幕引ふぃん:ロイス保留 購入は照準器
ゾフィア:3dx>=20
DoubleCross:(3DX10>=20)→9[6,8,9]→9→失敗

石見 ギンコ:黒幕 興味/殺意● この私を狙うとは良い度胸ね
ゾフィア:無理。以上です。
ユージン・マディス:こうなったらアルティメイド服を狙おう
幕引ふぃん:4dx+4 目標15
DoubleCross:(4DX10+4)→9[2,6,9,9]+4→13

ユージン・マディス:マシンモーフィング 79→82
幕引ふぃん:そこまで欲しいわけじゃないし失敗でいいや
石見 ギンコ:じゃあ覚悟の晒を
ユージン・マディス:6dx+6
DoubleCross:(6DX10+6)→10[1,2,5,5,9,10]+10[10]+3[3]+6→29

ユージン・マディス:???
ユージン・マディス:着ます
ユージン・マディス:これで達成値がだいぶ安定した
幕引ふぃん:メイド服先生だ
石見 ギンコ:3dx+4>=30
DoubleCross:(3DX10+4>=30)→10[6,6,10]+10[10]+10[10]+2[2]+4→36→成功

ユージン・マディス:そしてブルーゲイル
石見 ギンコ:はい
石見 ギンコ:覚悟の晒です
ユージン・マディス:どんだけ覚悟ほしいんだよ
ユージン・マディス:石見サクラコだったのか?
石見 ギンコ:エグいハイレグをこっそり着込んで臨みます
石見 ギンコ:重圧を食らってもカバーができる!
ユージン・マディス:そして通常購入でブルーゲイル
ユージン・マディス:7dx+1
DoubleCross:(7DX10+1)→10[1,2,2,3,8,9,10]+7[7]+1→18

石見 ギンコ:ドレスの下はエグいハイレグになりました
ユージン・マディス:財産点2点つかってゲット!
ユージン・マディス:ふぃんちゃん要る?
幕引ふぃん:1つ持ってるしゾフィアちゃんとかが持った方がいいかも
ユージン・マディス:うーん…じゃあ自分で持ってようかな
ユージン・マディス:アルティメイド服の行動値低下を相殺する
幕引ふぃん:いいと思う
石見 ギンコ:ゾフィアちゃんの場合はカバーしてカバーしてで低速で動くのに旨味もあるから
石見 ギンコ:かならずしも持たなくても大丈夫ではあるんですよね
幕引ふぃん:まあフレキシブルに行きましょう
ユージン・マディス:ロイスは……もう最後の一つは気にしてるからロエちゃんにとっとこ  剣士で剣/ロエ/庇護:○/脅威:/ロイス
ユージン・マディス:以上
GM

マスターシーン『ロエ』

GM:マスターシーン 『ロエ』 PC登場不可
GM
GM:ジェネシスインダストリアルアカデミー 治安境界地域 闇毒島ファイナンス事務所
毒島サコン:「金切丸……お前ムセイオン製じゃなかったのか……」
闇島ウコン:「まだドスのこと引きずってるの、サコン。ほら、さっさと書類仕上げないと」
『不死蝶』:帰還し外壁に融合した不死蝶。事務所の床の一部が崩れるように蝶の姿に変わり
ロエ:「たっだいま戻りました~」
ロエ:足元から、集積体:剣士タイプ『ロエ』の形に作り直される。
毒島サコン:「金切丸は!?」
ロエ:「ないです。マスターはどこですか?」
闇島ウコン:「シシンさんなら、いつも通り奥の部屋だよ。お高く留まりやがって……」
ロエ:「私は今機嫌がいいので、聞かなかったことにしますね」
ロエ:十字冠のない少女。そうとしか見えない姿のまま、事務所内を進み、奥の壁に
ロエ:「マスター。入りますよー」壁が崩れるように蝶に変わると、その先には通路と、薄暗い部屋
嶋島シシン:「遅い」
嶋島シシン:そして部屋には、大きなモニターを複数備えたコンピュータ。大量のエナドリ。そして
嶋島シシン:不機嫌そうに顔を歪める一人の生徒がいた
嶋島シシン:「一匹回収してくるだけだろう。鍍金女の手勢にサラマンダーがいないことは確認済だ」
ロエ:「いやぁ、回収はすぐできたんですけど、ちょっと一当てしてみようかなって」壁をもとに戻し
ロエ:「実際面白いデータはとれましたから。次はもうすこし──」
ロエ:「──あぐっ!」ばちん、と電流が流れたように。手足が人のそれから、ただの鉄の棒上に変化。床に倒れ込む
嶋島シシン:「バカが! それで数を減らしてくるんじゃない!」手元のリモコンを机に置き直して
嶋島シシン:「もうすこし、ちゃんとした思考をするように設計したつもりだぞ、私は」
ロエ:「あはは……えっと、すみません」
嶋島シシン:「すみませんじゃない! そもそも、工場の一件からそうだ!」リモコンを再び操作
ロエ:「い、ぎっ……!」ばりばりと手足が床に同化し、そこから頭部にかけて紫電が走る
嶋島シシン:「なんのために、余計に予算をつけてお前を作ったと思ってるんだ!」
嶋島シシン:「クソ……私は天才だぞ。屑鉄売りも、私の想定より早く融資を返済しそうになるし、ロエは電脳が溶けたような行動ばかりしやがって……」
石見 ギンコ(回想):『天才、はぁ、天才というのはですね。悩まないんですよ』
石見 ギンコ(回想):『ただ進みただ答えを出し続ける。その生命尽き果てるまで』
石見 ギンコ(回想):『悩んだり苦しんだり迷走しながらも新しいものを生み出す……そんなことをしている時点で失格』
石見 ギンコ(回想):『でもあなたの今回の制作物は素晴らしい。私の不死鳥フェニックスの完成も大幅に近づきましたし、負債の返還についてはうまいことしておきましょう』
石見 ギンコ(回想):『けれども融資は――打ち切りです』
石見 ギンコ(回想):『あなたの問題はもはや財力で解決できるものではありません』
石見 ギンコ(回想):『ここからはお金や技術だけじゃなくてもっとこう、絆とか心とか、友達とか大事にすると良いですよ。だって――』
石見 ギンコ(回想):『わたしたち、天才じゃないんですから』
嶋島シシン:「クソがぁぁぁあああ!!」
ロエ:「いや、アの、マスター……これ以上ハ、電脳に影響ガ」
嶋島シシン:「凡骨が私に指図するな! 私の言う通りにだけすればいいんだよ!」
嶋島シシン:「その点、あっちのウコンとサコンのほうがまだ使える。ちゃんと私の言うことを聞いて、業績を上げているわけだからな」
嶋島シシン:「あぁクソ、イライラする……! おい、いつまで寝てる! 債権者のクズ共の見回りでもしてこい!」
嶋島シシン:リモコンを操作し、ロエの手足をもとに戻す
ロエ:「ぅあ……あだだだ……はい、マスター」
ロエ:ふらふらと立ち上がり、壁に手をつく。
嶋島シシン:「……ああ、そうだ」
嶋島シシン:「『コード888実行』天才の手足に、余分な経験は必要ない」
ロエ:「────」
ロエ:「はい、マスター」
ロエ:「コード888 電脳内の戦闘関連記憶を除くキャッシュデータを消去します」
嶋島シシン:「ほら、終わったら行け。天才は忙しいんだよ」
ロエ:「……実行終了。では、お仕事に行ってきますね」
GM
GM:マスターシーン エンド

ミドル6『トロイの木馬』

GM
GM:ミドル6 『トロイの木馬』 シーンプレイヤー:石見ギンコ
GM:登場侵食おねがいします
ゾフィア:ゾフィア・エーレンベルクの侵食値を1D10(→5)増加(81→86)
幕引ふぃん:幕引ふぃんの侵食値を1D10(→4)増加(87→91)
石見 ギンコ:石見ギンコの侵食値を1D10(→9)した(侵食→(77→86))
石見 ギンコ:コーホー
ユージン・マディス:1d10+82
DoubleCross:(1D10+82)→2[2]+82→84

GM
GM:ラスト情報~~~
GM
・嶋島シシンについて 情報:ノヴァリス 8
・襲撃者について 情報:ノヴァリス 12

石見 ギンコ:ではシシンちゃんについて調べようかな
石見 ギンコ:4dx>=8
DoubleCross:(4DX10>=8)→9[4,5,6,9]→9→成功

石見 ギンコ:覚えてました
ゾフィア:襲撃者について、頑張ってみますか。
ゾフィア:コネ:学園通の友人 を使用。
ゾフィア:5dx+1>=12
DoubleCross:(5DX10+1>=12)→7[1,3,5,5,7]+1→8→失敗

ゾフィア:でしょうね。誰か助けて下さい……。
ユージン・マディス:もう財産がない……
石見 ギンコ:おやおや
ゾフィア:他の方がチャレンジしてもいいのよ……。
石見 ギンコ:私の部隊に予算不足という言葉はありません
石見 ギンコ:フローズンリリー!!!!!!
ユージン・マディス:追加情報があるかもだからね
石見 ギンコ:財産点17→13
ゾフィア:でもよぉ……シャンクス……金が!
石見 ギンコ:未来にかけてきた
ゾフィア:というわけで成功しましたね。ギンコちゃんありがとう!
石見 ギンコ:私のお金はあなたのお金
ゾフィア:社会低いウーマンがこれで札を切ったので、追加情報がある可能性に備えられる。

GM:・嶋島シシンについて 情報:ノヴァリス 8
“アドミニストレータ”嶋島シシン。ジェネシスの技術者であり、現在は事務所を持たずフリーランスとして活動。
自身を天才と評して憚らない過剰なまでの自信家。能力はそう評して不足ないはずだが、自分が先導して行った企画はいずれも頓挫している。
以前にも、研究への融資を石見ギンコに打ち切られ計画が頓挫した。

以降は彼女への嫌がらせ──あわよくば失脚を狙う。そのために工場にも手を回し、
彼女の友人であるメアリー・アルハイゼンの融資を焦げ付かせ、さらに闇金で借金漬けに。
その上で、闇金を乗っ取った過程で手に入れた資金で強化し、開発させた機体が暴れ回れば、ダメージは避けられないだろう。

闇金を乗っ取った資金で開発し、強化したAIを搭載したのが「集積体:剣士モデル『ロエ』」だ。十字冠もなく、社会人登録もなければもちろん原住民でもない彼女は、シシンにとって体の良い手足であり、頑丈なサンドバックでもある。

GM:・襲撃者について 情報:ノヴァリス 12
監視カメラには襲撃者の侵入する姿は映っておらず、前触れ無く。内側から弾け飛んでいる。
ひとりでに生産されたばかりの不死蝶が起動しているようだった。

詳細に映像を分析した結果、外部から『不死蝶』が少しづつ侵入し、その後不死蝶のネットワークを掌握。
一斉に起動し、内側から工場を吹き飛ばしたようだ。

GM



石見 ギンコ:石見ギンコは幕引ふぃんと共に工場の応接室に居た。
石見 ギンコ:理由は三つ。
石見 ギンコ:一つ、ギンコが居ると現場が緊張してフルスペックを発揮できないこと。
石見 ギンコ:二つ、ふぃんが居ると学区外からの人間にジェネシスの施設を見せてしまうこと。
石見 ギンコ:三つ、ホワイトな現場を目標とするジェネシスにおいては、工場の応接室で出てくるお茶ですらそこそこ美味いこと。
石見 ギンコ:現場を統括するゾフィアに全てを任せてギンコが此処に引きこもっているのにはちゃんと理由がある。
石見 ギンコ:決して――趣味ではない――。
石見 ギンコ:「これで二人きりねえ」
幕引ふぃん:「そうだね。あー、お茶うま」ぐびぐび、すぱー。
幕引ふぃん:お茶を飲んでは煙草を吸いまくっている。既に吸い殻が結構溜まっている
石見 ギンコ:「でしょ? ジェネシス、一応構成員のパフォーマンスのためにそこらへんも気にするの」
石見 ギンコ:「ま、借金漬けで労働施設送りになったら話は別だけどねぇ」
幕引ふぃん:「出られないと先がない分、モチベの維持も容易いってわけね」
石見 ギンコ:「んまあ、私は貸す側なのでちょっと顔出す気にはなれないけどね」
幕引ふぃん:「ボコボコにされそうだもんね」
幕引ふぃん:「同人誌みたいに」
石見 ギンコ:「金貸しって恨まれるお仕事ですのよ、おほほ」
幕引ふぃん:「そうだろうね」
石見 ギンコ:「あなたもまあ随分色々借りてらっしゃるのね。メサイアがメインだけど、なんだか他所でも履歴があったわよ?」
幕引ふぃん:「それだけ信用があるってコトよ」
石見 ギンコ:「ふふっ、そういうことにしておきましょうか」
幕引ふぃん:「今回もちゃんと返したしね。あんたが」
幕引ふぃん:「いやーなんて優良顧客なんだろう」
石見 ギンコ:「この大冒険の片手間に信用情報を調べるのは結構手間でしたけど、まあこちらの信用に関わりますから」
幕引ふぃん:なおバックのちゃちい業者は結構こっそり潰している。
石見 ギンコ:「あとは闇毒島のお金だけだけど……まあここは違法なので」
石見 ギンコ:「返すのは金じゃなくて鉛玉で結構ですわね」
幕引ふぃん:「そうだね」
幕引ふぃん:「シシンのこと、何かわかった?」
石見 ギンコ:「あー、あの娘ねえ」
石見 ギンコ:「昔、私が融資打ち切って研究潰した子だったわ」
幕引ふぃん:「ふーん。恨むタイプの子?」
石見 ギンコ:「めっちゃ恨みまーす」
幕引ふぃん:「わお」
石見 ギンコ:「やーん、ギンコこわーい」
幕引ふぃん:「っふふ」鼻で笑う
石見 ギンコ:「でもね、我ながらいい仕事したんじゃないかとも思うの」
石見 ギンコ:「ギンコ、ジェネシスに所属する生徒が、ジェネシスにとって最大限の価値を発揮できるようにすることがお仕事なのでぇ」
石見 ギンコ:「お金を貸すって行為はあくまで手段ですもの」
石見 ギンコ:「……あと先生がたにピカピカ光る石とか売りつけたりするのもね」
幕引ふぃん:「別にあんたの行動原理はどうでも構わないかな」
幕引ふぃん:「ただ、シシンの行動原理が怨恨なら」
石見 ギンコ:「おふぃんちゃんは巻き込まれた形になるわね」
幕引ふぃん:「分かりやすくていい」
石見 ギンコ:「巻き込まれた件については今回は借金の肩代わりしたってことでチャラにしておいてもらうとして……」
石見 ギンコ:「敵は分かりやすい方がやっぱ気は楽?」
幕引ふぃん:「まあ、分かりにくいよりはそうじゃない?」
幕引ふぃん:「対策も立てやすい」
石見 ギンコ:「まあ解決するだけならそうなのよね……」
石見 ギンコ:「外が長いおふぃんちゃんに聞きたいんだけど」
幕引ふぃん:「なに?」
石見 ギンコ:(自分の才能を鼻にかけてる割には、自分一人じゃ大したことができないって気づかない人間が、己を省みる為にはどうしたらいいかしら)
石見 ギンコ:――と聞きたいところだが。
石見 ギンコ:(まあこれを考えるのは私の業務なので腹に溜めておいて……)
石見 ギンコ:「仮に現状のノヴァリスが一丸になれたと仮定して」
石見 ギンコ:「外のオーヴァードたちと渡り合えるものかしらね」
幕引ふぃん:「渡り合える?」
幕引ふぃん:「世界征服でもするつもり?」
石見 ギンコ:「世界征服できたら理想だけど、最低限自主独立をどこまで保てるかってラインでいいわ」
石見 ギンコ:「いやそれは質問として複雑すぎるわね」
石見 ギンコ:「まあいいわ、世界征服で」
石見 ギンコ:「世界征服できるくらい強いかしら? あるいは世界征服にはどれくらい遠いかしら?」
幕引ふぃん:「無理でしょ」
幕引ふぃん:「単純な数の問題」
幕引ふぃん:「結局、元々外にいたオーヴァードがこっちに来て」
幕引ふぃん:「外にまた出る」
幕引ふぃん:「そうやって数が戻った程度で覆るような世界なら、とっくにどうにかなってるよ」
石見 ギンコ:「成る程……数、数ね」
石見 ギンコ:(となれば、やはり……)
幕引ふぃん:「何か考えてるかもしれないけど」
幕引ふぃん:「こっちで出来ることは基本外にも出来る人がいるからね」
幕引ふぃん:「この十字冠は別だけど」
石見 ギンコ:「……ええ、そうね」
幕引ふぃん:「ま、でも独立くらいなら上手くやれれば或いはって感じ?」
石見 ギンコ:「そういうバランスかぁ……うまくいかないものね」
幕引ふぃん:「何千何万って生徒はいるけど」
幕引ふぃん:「それだけの数が抜けても誤差だからこそ、UGNは長年気づかなかったしFHは計画を決行したんだと思う」
石見 ギンコ:「確かにFHがUGNに優位をとれてるのって頭数だけで」
石見 ギンコ:「質の高いエージェントや現行政府からの協力はUGNが抑えてる」
石見 ギンコ:「わかりました。ありがとうございます」
石見 ギンコ:「となると……現実的な路線はどこにすべきか、わりと見えてきましたわ」
幕引ふぃん:「ふぅん」
幕引ふぃん:「それはよかった」
幕引ふぃん:ちょうど煙草を吸い終え、ぐりぐりと灰皿で揉み消した。
GM



ゾフィア:様々な情報が明らかになり、後は問題なく実行出来るかどうかというところまで来た。
ゾフィア:だがその可能性、確率を少しでも高くするためには更なる準備が必要だろう。
ゾフィア:剣に全てを賭ける〝先生〟も、オフィサーの腹心も、それはしっかりと理解していたようだ。
ゾフィア:「相手にとって不足無しと嘯くには、まだまだシミュレーションが足りない」
ゾフィア:「実際に相対した際に、相手がどこまで地力を発揮するか……」
ゾフィア:「どうかな、ユージン先生。してやられた者同士、その辺りはしっかりとしておきたいと考えているのは同じだと思っているのだけれど」
ユージン・マディス:タブレットを借りて、スタッフが調べ上げている不死蝶のスペックについて見ている。
ゾフィア:「うん、そのようだ」
ユージン・マディス:「・・・・・・ん? ああ、相対した時にどうなるか、か」
ユージン・マディス:「それもあるが、この場合は興味の方が勝るよ、エーレンベルク」
ユージン・マディス:「君はもともとコレを追っていたんだったな」
ゾフィア:「ああ。突然のことだったから後手後手になってしまったけれど」
ユージン・マディス:「如何せん、要素がとっちらかっていたから、それはもう仕方ない」 借金取りが良いノイズになってしまった。
ユージン・マディス:「ではエーレンベルク。ためしに先に回ってみるか」 ぴ、とタブレットを持ったまま人差し指を立てる。
ゾフィア:「その心は?」
ユージン・マディス:「なに、たまには俺も肩書き通りのことをしてみたい。ーー"不死蝶"が放置され、進化を続けた場合、どうなると思う?」
ゾフィア:「月並みではあるが、例えば……一つはレネゲイドビーイングへの進化」
ゾフィア:「二つ、俗っぽく言うと〝レイドバトル〟が始まる」
ゾフィア:指を静かに折りながら話す。
ゾフィア:「三つ。他のジェネシス生によって劣化コピーが作成される」
ゾフィア:「四つ。ノヴァリスが滅びる。もうどうにもならない」
ゾフィア:「……この辺りかな?」
ユージン・マディス:「いいな。直近から最終段階まで網羅するあたり、几帳面で真面目な気質がある」
ユージン・マディス:「俺は当初、不死蝶は"ノドス"の端末として作られているのではないかと疑っていた」
ゾフィア:「なるほど、確かにその線も……」
ゾフィア:「ではその線を消した理由は?」
ユージン・マディス:「AI開発者の話を聞いたからだ。ノドスが作らせるなら、もっと暴走しない人材を選ぶだろう」
ユージン・マディス:「もっとも、ここからハックされる可能性は十分にある。俺としては、不死蝶にはきちんとした管理者の下で暮らしてもらいたい」
ゾフィア:確かに、と首肯する。
ゾフィア:「〝暮らす〟か。いいね、実にいい」
ユージン・マディス:「ああ・・・・・・」意図した言葉遣いではなかった。眉をしかめる。「俺もだいぶノヴァリスに毒されてきた」
ユージン・マディス:「君が真っ先に上げたRB化だって、本当はそうそう起きないウルトラCだからな・・・・・・」
ゾフィア:「だろうね。簡単に起ってしまっては、今頃ここはRB大国だ。ノヴァリスという欲望がぶつかり合う混沌の地であれば尚更ね」
ユージン・マディス:「外の基準からすれば、社会人の時点で既に半分RBだよ。どうも十字冠の戒則が関わっているらしいが・・・・・・」
ユージン・マディス:「さておき、不死蝶を管理するとしたら君と石見のところになるだろう。エーレンベルクは、あのオフィサーとは長いのか?」
ゾフィア:「長いよ。どれくらい長いか……話し始めると、ユージン先生が〝不死蝶が進化し続けた結果〟をどう推測しているかを聞き忘れてしまうかもしれない」
ゾフィア:くつくつと笑みを浮かべる。
ユージン・マディス:「古馴染みか」
ゾフィア:「いかにも」
ユージン・マディス:「なかなかに珍しい。出自はバラバラだろうに」
ユージン・マディス:「俺は、最果てを予測しているわけじゃないよ。何もかも予想通りなんてことはない」
ユージン・マディス:「問題は、放置すれば進化し続けかねないものであるってことだよ」
ゾフィア:「可能性とは結果の話ではなく〝彼女〟自身のことであると」
ゾフィア:「なるほど……まさしく〝不死〟か」
ユージン・マディス:「君も考えてみろ。自分が何にでも変形できて、あらゆる情報を蓄積できて、そのくせ出自が不確かだとしたら」
ユージン・マディス:「今のその、聡明な態度でいられるか?」
ゾフィア:「壊れるだろうね」きっぱりと返事。
ゾフィア:「人の身に余るのは明白だ。オーヴァードもそこまでバケモノじゃあない」
ユージン・マディス:「オーヴァードにとって、出自や記憶・・・・・・原点はとにかく重要だからな」
ゾフィア:「原点あってこその衝動や欲望だ。切っては切れぬなんとやらだね」
ユージン・マディス:「全て取り越し苦労である可能性はあるが・・・・・・まあ、今はちょうど先生だからな。無駄ではないだろう」
ゾフィア:「……信頼しているよ、先生」
ゾフィア:「そういえば、きちんと言っていなかった気がする」
ゾフィア:「よろしくお願いします」静かに頭を下げる。
ゾフィア:「先生にしか出来ないことが沢山あることは知っている。だから……ね?」
ユージン・マディス:ぱちぱち、と目を瞬かせる。
ユージン・マディス:やがて、ひらひらと手を振る。「・・・やめとけ、やめとけ。俺は星室庁の中じゃ、特に信用ならん手合いだ」
ユージン・マディス:「多様な剣が見たくてノヴァリスに来ただけの大人だ。せいぜい、うまい利用の仕方でも考えておけ」
ゾフィア:「過ぎたるは及ばざるがごとしだよ、謙遜も」
ゾフィア:「少なくとも今は……専門外だからという理由もあるけれど、ユージン先生の思考速度についていけていないところもある」
ゾフィア:「だから信頼した。期待していると言い換えてもいい」
ゾフィア:「だから素直に受け取ってほしいな。私の言葉を」
ゾフィア:にっこりと、微笑みを浮かべた。
ユージン・マディス:「・・・・・・上手い言い方をする。ジェネシス流か、厄介な」
ユージン・マディス:苦笑する。「期待にそぐわないよう、気を付けよう」



GM:トロイの木馬。機体を用意し、撹乱プログラムを仕込んだAIを搭載した『不死蝶』が出来上がり、作戦に必要なものは揃った
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「設備に古いバージョンのAIが残っていてよかった……」
GM:あとは、闇毒島ファイナンスに借金を抱えた生徒を突っ込ませるだけである
債務者生徒:「どうしてこうなった……」
石見 ギンコ:「それは……あなたに借金があったから……」
ゾフィア:「あんなところで借金をしてしまうほどのリテラシーだったから……?」
石見 ギンコ:「次からは気をつけてね、彩夢サイ・ムゥちゃん」
幕引ふぃん:「リテラシーが低いと大変だねぇ」他人事のように
彩 夢:「他人事だと思って……!」
石見 ギンコ:「ま、まーあまあまあ!」
石見 ギンコ:「あなたの借金はここからだけでしょう? ここは違法金融業者、潰れれば借金チャラ!」ほとばしるFH倫理――
ユージン・マディス:「まあ3万倍の利率はどう考えても違法だからな」
幕引ふぃん:「グッドラぁ~ック」
ユージン・マディス:「それを力で押し通してくるんなら、こちらも力で応じるしかない」
彩 夢:「ぐぅ……」
ゾフィア:「それに、使い潰すわけじゃない。本題に入った後は君の安全はしっかりと確保しよう」
石見 ギンコ:「あなたが借金してまで作ろうとしてたボールベアリング、あれ結構良いと思うわよ」
石見 ギンコ:「あんなもの作れる人間見捨てる技術学園ジェネシスじゃないわよ」
彩 夢:「約束ですからねぇ……?」とぼとぼと事務所のほうに向かう
石見 ギンコ:「オフィサーうそつかない! ファイト!」
彩 夢:「……あの~。彩夢です~。ちょっとお話を……」事務所前。未だにシャッターが折りたままの扉にむけて
ロエ:「──お話なら、私が聞きますよ?」
彩 夢:「えっ? あなたは……」
ロエ:「ここの……店員とも違いますね。用心棒、あるいはお手伝いさん。でしょうか」
彩 夢:「一部ですけど、お金用意したんで、取り合ってもらえないかなって……」
ロエ:「ふむふむ……」
ロエ:「まぁ、いいんじゃないですか?」
ロエ:「お店長~。お客さんですよ~」おもむろにシャッターに触れ、崩れるように蝶に変わっていく
闇島ウコン:「ちょっと、ロエ! いま警戒中なんだから勝手に開けちゃぁ……」
GM:ではここで
GM:クライマックスに突入するための判定です。
GM:知識:機械か、任意の攻撃判定で合計達成値100を達成すると、クライマックス戦闘に突入できます。また
GM:アイテム:『トロイの蝶』を使用可能です。
GM:『トロイの蝶』
【説得】判定か、戦闘以外の判定で使用可能。達成値を+20する。対象が『不死蝶』でない場合使用できない。

GM:ここで使用しない場合はシーンをまたいで持ち越しも可能です
ユージン・マディス:とりあえず素で挑戦してみて、足りなかったら使用でもいい?
GM:可能です
幕引ふぃん:じゃあとりあえず殴ってみよう
幕引ふぃん:「咫斬タギリ」エフェクト不使用の白兵攻撃。侵蝕0
幕引ふぃん:5dx+26
DoubleCross:(5DX10+26)→10[5,7,7,8,10]+4[4]+26→40

幕引ふぃん:はい
石見 ギンコ:なるほど
石見 ギンコ:おぎんぎんもいきましょう
石見 ギンコ:《カスタマイズ》《コンセントレイト:モルフェウス》 侵食86→90
石見 ギンコ:9dx8+4
DoubleCross:(9DX8+4)→10[1,2,2,4,5,6,7,7,10]+4[4]+4→18

石見 ギンコ:しょ、しょっぱい!
ゾフィア:こちらも行きましょう。
ゾフィア:コンセ:ウロボロスLv3+シャドーテンタクルスLv1
ゾフィア:リアクティブシールドの命中補正を調べています。お待ち下さい。
GM:58/100
ユージン・マディス:素手でやってくれ!
ユージン・マディス:まだ戦闘前だからね
ゾフィア:あれ、今捨てるとまずいのでは?
石見 ギンコ:素手と盾は両方装備できるぜ!
幕引ふぃん:シーン終わる時に装備すればいいのでは
幕引ふぃん:所持と装備は違うので…
ゾフィア:なるほど……すみません。ウェポンケースを持ってない状態でのこういう状況が初めてなので……。
ゾフィア:GMの裁定としてはどうなりますか?
ユージン・マディス:いやこっちもややこしいこと押し付けたね! ごめんね!
ゾフィア:こういうときはGMの判断を仰ぐのが一番だ。
GM:うーんどうしよう
GM:装備してないことにしよう。シーン終わりに装備していいよ>所持と装備は違う
ゾフィア:ありがとうございます!
ゾフィア:では改めまして コンセ:ウロボロスLv3+シャドーテンタクルスLv1 で判定。
ゾフィア:10dx7+6
DoubleCross:(10DX7+6)→10[2,3,4,5,7,7,8,8,8,9]+10[2,4,4,5,5,10]+3[3]+6→29

ゾフィア:ゾフィア・エーレンベルクの修正値を3増加(0→3)
ゾフィア:違う。
ゾフィア:ゾフィア・エーレンベルクの侵食値を3増加(86→89)
ユージン・マディス:40、18、29で87。残り13か
石見 ギンコ:機械知識に
石見 ギンコ:財産点使えたらなあ~~~~~!
ユージン・マディス:素振りでいいな。『ダンシングシミター』のみで攻撃。アルティメイド服のおかげで補正値は+7!
ユージン・マディス:10dx+7
DoubleCross:(10DX10+7)→10[2,3,3,3,4,4,6,8,9,10]+2[2]+7→19

ユージン・マディス:侵蝕84→87
GM:58→87→106
GM:ギリギリ突破!
ゾフィア:やったー!
石見 ギンコ:いぇー!
ユージン・マディス:完璧な計算です(クイッ)
幕引ふぃん:あたしのおかげですね
石見 ギンコ:実際そうなんだよな
ユージン・マディス:それはそう
ゾフィア:まさしく。
GM
幕引ふぃん:「どーも」
幕引ふぃん:ウコンが台詞を言い終える前に、既に事務所へと接近している。
幕引ふぃん:その場全員の意識、その間隙を縫った滑るような移動。
幕引ふぃん:そして。
闇島ウコン:「……うぇっ!?」
幕引ふぃん:「えい」そのイニシアチブを取りこぼさず。壁に数閃、美麗な剣撃。
石見 ギンコ:「ごめんやっしゃ~」
石見 ギンコ:トン、と空から降りてきて。
石見 ギンコ:その背後には金色の機神。
石見 ギンコ:「焼き払いなさい、サラマンダー!」
毒島サコン:「オラァなんの騒ぎじゃい……ってぇ!?」
石見 ギンコ:機神の周囲に浮かぶ無数の砂金が弾丸へと変化し、大気との摩擦で高熱を発しながら事務所の壁に叩き込まれた。
石見 ギンコ:叩き込まれた後は形状が再度変形、修復を妨げるように、ふぃんの切り裂いた傷を金色で縁取った。
石見 ギンコ:「今よ!」
GM:崩れるようにして形態変化の途中だった壁。接続前の壁が斬られ、高熱により分解状態の蝶が炎を上げていくつも地に落ちる
ゾフィア:「おっと、閉めないでおくれよ。まだまだ客人がいるんだ」
ゾフィア:両腕をいくつもの黒い荊へと変化させ、修復を始めていた壁を絡め取り、無理矢理停止させる。
ゾフィア:そして鋭い眼光と余裕の笑みを見せつけながら、ユージンへと繋ぐ。
ゾフィア:「だめ押し、頼んだよ」
ユージン・マディス:「降りろ、"月の椅子セレノスツール"」
ユージン・マディス:空中に開いた窓から、涼やかな月光と共に無数の剣が射出される。
ユージン・マディス:それは壁の切断面に閂を差すようにして、自らが悠々と侵入できる範囲を確保する。
ユージン・マディス:「先程ぶりだな。愉快な金貸しシスターズに、ローエファルタ」
ユージン・マディス:普段通りの仏頂面のまま、語りかける。「再度の審査に来た」
毒島サコン:「ぎゅわーっ!!!」
ロエ:「おやおや、これはこれは……」
ロエ:「先程ぶりと言われましても……」
ロエ:「『初対面』ですよね? 随分なご挨拶ですが」縄目模様の刻印が入った刀を引き抜く
ゾフィア:「美人に忘れられるのは悲しいな」
ユージン・マディス:「なんだ、あらゆる情報を蓄積するんじゃないのか?」
闇島ウコン:「おやおやとか言ってる場合かアホぉ!! シシンさんに気づかれたらどーすんだ!」
幕引ふぃん:「アホ(2)じゃん」
ロエ:「……初対面の人に馴れ馴れしくなれることほど、気味の悪いことはない。ということは知っていますが」むすっと、怪訝な表情をする
ロエ:本当に覚えていないようだ
石見 ギンコ:「記憶を消されたのね」
ゾフィア:「抜かれたか」
ユージン・マディス:「何だと? どうしてそうなる? 人に忘れられるのはあまりない経験だよ」
石見 ギンコ:「じゃなきゃ、簡単でしょそういうの」
石見 ギンコ:「あの女、私が言ったことなんも聞いてねえ」
石見 ギンコ:「絆とか心とか大事にしろってトラウマになるまで言い含めたのに。何が悪かったのかしら」
幕引ふぃん:「ふぅん、記憶が喪失してsoshitというわけか」
ゾフィア:「また一から思い出作りのやり直しか」
嶋島シシン:「……私が、なんだって?」
石見 ギンコ:「出たわね……シシン」
嶋島シシン:赤眼の整った顔つきをした──ただし目の下に隈をつくった──生徒が、ぽっかり空いた穴から出てくる
石見 ギンコ:「また採算取れなさそうな事業やってるわね」
嶋島シシン:「銀行屋のフリして、価格破壊しかできない鍍金女が言うじゃないか」
石見 ギンコ:「失敬な、オーヴァードの未来を拓き、夢を叶え、ジェネシスにとっての価値を創出しているわ」
石見 ギンコ:「具体的に言うとあなたみたいな阿呆を叩き潰しながらねぇ!」
闇島ウコン:「シシンさぁ~ん!」
石見 ギンコ:「なんだか覚えのある状況だけどもうちょっと成長したらどう? 地下帝国にもういっぺん叩き込んでやろうかしら?」
嶋島シシン:「店番もできねえのか、愚図が……ロエ。お前もだ」
石見 ギンコ:「ほらまたミスを部下に押し付ける!」
石見 ギンコ:「そういった行為によりチームのパフォーマンスは低下し、あなたのヴィジョンへの追従性は下がり、プロジェクトがぐっだぐだになったのよ」
幕引ふぃん:「そもそも出てきたのお前じゃん……」
嶋島シシン:「うるさいな鍍金が! 天才の思う通りにさせない愚図は躾がいるだろうが!」
ゾフィア:「他人を思い通りに出来ない時点で……おっと」
石見 ギンコ:「そもそもあなたは仕事があなた個人で成り立つと勘違いしている節があるわよね。あなた程度の才能の持ち主なんてジェネシスを見渡せば少なくとも十人はいるけどその中であなたの協調性は最低……と」
石見 ギンコ:「融資打ち切りの時に言ったでしょう!!!!!!!!!!」
石見 ギンコ:「なんで! 何一つ! 治ってないの!」
石見 ギンコ:「私に恨みがあったとしても優れたオーヴァードらしくその点は改善あるいはそれすら補う秘密兵器を備えてかかってきなさいよ~~~~~~~! キーッ!!!!!!」
石見 ギンコ:「私の仕事はなんだったのよぉ~~~~~~~!」
幕引ふぃん:「そっちはそっちで絶対煽ったろキミィ」
石見 ギンコ:「はい」
ロエ:「随分ボロクソに言われてますね……協調性についてはノーコメントですが」
ユージン・マディス:「石見の投資家らしい面を初めて見た」
嶋島シシン:無言でリモコンを操作する
ユージン・マディス:(というより因縁めちゃくちゃあるじゃないか。言えよ)
ロエ:「あぎゅっ……! いや、その、口が滑ったといいますか」みしり、と手足の動きが停止し、紫電が走る。
幕引ふぃん:「今だ死ねぇ!」唐突に抜刀しながら切りかかります
幕引ふぃん:シシンに
嶋島シシン:「どいつもこいつも……!」
嶋島シシン:「ローエファルタ! 『コード33』!」
GM:事務所の建物の一角が、唐突に崩れるように大量の蝶に変わる。
石見 ギンコ:「よっしゃゴーゴーおふぃんふぃん! やったれーっ!」
GM:それは雪崩のように切りかかったふぃんを吹き飛ばし、シシンを包む
石見 ギンコ:「げぇーっ!」
石見 ギンコ:「おふぃんふぃーん! ゾフィア! 先生! おふぃんちゃんが!」
幕引ふぃん:「生きてる生きてる」
石見 ギンコ:「ヨシ!」
ゾフィア:「不意打ちもさせてくれないか。少し評価を改める必要があるかもしれないね」
嶋島シシン:「ロエ。お前もだ。出し惜しみはするな! 事務所のリソースを使ってでも叩き殺せ!!」
ユージン・マディス:「・・・・・・」リモコンに目線を向けている。
石見 ギンコ:「他校から来た生徒になにかあったらわりとマジで――不味いから! なにかあれば私かゾフィアがカバーするわ」
ロエ:「うっぐ……あぁ、わかりましたよ……マスター」ふらふらと立ち上がり、刀を剣礼に構える
石見 ギンコ:「先生はゾフィアと面制圧を継続していただければ、私が大規模火力投射をシシンへ継続いたします――あとは」
石見 ギンコ:ロエの方を見る。
石見 ギンコ:「あの子の心を――」
ユージン・マディス:「そうだな。やらせて貰う」
ロエ:事務所の二階部分を形成するローエファルタが崩れ、ロエの体と剣に吸収されていく
ロエ:「……状況は飲み込めませんが、マスターの指示ですので」
ロエ:「斬らせてもらいます」
石見 ギンコ:「さあお仕事も大詰めです」
幕引ふぃん:「来いよロエット! ぶった切ってやる!」
石見 ギンコ:「夢と愉快な明日の為、張り切って参りましょう!」
ユージン・マディス:「マスターラクスが一番弟子として、ーー刀鍛冶のなんたるかを教えてやる」
ゾフィア:「Jawohl.」短く応える。
ゾフィア:その表情に、怯えなどは一切無い。
GM
GM:シーンエンド ロイスとラスト購入
ゾフィア:リアクティブシールドを装備します。
幕引ふぃん:ラスト・ロイス保留
幕引ふぃん:購入は照準器 目標15
ゾフィア:同じくロイス保留。
幕引ふぃん:4dx+4
DoubleCross:(4DX10+4)→8[2,6,6,8]+4→12

石見 ギンコ:ロイスはまあとったとして
ユージン・マディス:ロイスは満タン!
幕引ふぃん:1点ください誰か
石見 ギンコ:照準器いっとくか
石見 ギンコ:あげる
石見 ギンコ:フローズンリリー
幕引ふぃん:ありがとう こっちも財産2点切ってゼロ
石見 ギンコ:財産点13→12
石見 ギンコ:あたしも照準器ねらいよ
ユージン・マディス:強化素材ねらお
石見 ギンコ:4dx+4>=15
DoubleCross:(4DX10+4>=15)→8[3,4,5,8]+4→12→失敗

ゾフィア:ブルーゲイル挑戦します。
ユージン・マディス:8dX+1
DoubleCross:(8DX10+1)→10[2,2,3,6,7,9,9,10]+1[1]+1→12

石見 ギンコ:財産点3を使って成功
ユージン・マディス:ダメ~
石見 ギンコ:12→9
ユージン・マディス:以上!
ゾフィア:3dx>=20
DoubleCross:(3DX10>=20)→4[2,3,4]→4→失敗

ゾフィア:失敗。まぁ無理して取る程でもない。以上です。
石見 ギンコ:じゃあユージン先生の強化素材にフローズンします
石見 ギンコ:あと三点あればいけます?
石見 ギンコ:9→6
ユージン・マディス:あっありがとう もらっておきます  大槌の攻撃力が13になったわ
GM

クライマックス『ロエという少女』

GM:クライマックス 『ロエという少女』 登場PC:全員
GM:登場侵食おねがいします
幕引ふぃん:幕引ふぃんの侵食値を1D10(→3)増加(91→94)
ゾフィア:ゾフィア・エーレンベルクの侵食値を1D10(→6)増加(89→95)
ユージン・マディス:1d10+87
DoubleCross:(1D10+87)→10[10]+87→97

ユージン・マディス:うわっ最後で
石見 ギンコ:石見ギンコの侵食値を1D10(→5)した(侵食→(90→95))
GM
GM:ジェネシス 闇毒島ファイナンス前
嶋島シシン:シシンを覆ったローエファルタが、次第に形を成していく
嶋島シシン:10本になる多脚と、多数の砲塔。重厚な装甲を併せ持つ、理事会時代の主力戦車
石見 ギンコ:「あらやだ懐かしい……」
嶋島シシン:『リクガニ』とも称される傑作機だ
ユージン・マディス:「なるほど、そういう用途もあるのか・・・・・・こっちが本領か?」
石見 ギンコ:「いつぞやの革命ではクラスの皆で叩き落した超兵器でしたが……四人だけで相手どれと」
幕引ふぃん:「結局リクガニになるなら最初からリクガニでよくない?」
幕引ふぃん:「絶対これ量産した方が安いって」
ゾフィア:「こんな物に変化させて喜ぶか……変態め」
石見 ギンコ:「おふぃんちゃん良いところに気づきましたね。あの子にはこれを量産するという発想がないから融資を切ったのです」
ロエ:「さて。膾切りになる用意はできましたか?」細刀だった刀は、身丈に迫る大太刀に変わる
幕引ふぃん:「もっとこう、創造的で流動的な相手しづらい感じになるのかと……」
ロエ:その気迫は、彼女は覚えていないが、カフェで出会ったときよりも数段鋭く、冷たくあなた達に突き刺さる
ユージン・マディス:「幕引、石見、ムセイオン行って見ろ」
ユージン・マディス:「その手の台詞二度と吐けなくなるぞ」
ゾフィア:「ムセイオンで何が……?」
幕引ふぃん:「もしかしてリクガニってめっちゃ高いの?」
石見 ギンコ:「これだから芸術家は度し難い……」
GM:ラス・ヴィダスで流通した時は、部品だけでものによっては500万。完品なら1000万になります
幕引ふぃん:「くそっ本物なら部品だけでも持って帰れたのにッ!!!!!!!!」急に叫び出す
GM:性能が高いことはもちろん、その分脅威だったことから、製造工廠ごと革命時に破壊し尽くされたことによる価格です
嶋島シシン:『お祈りは済んだか、愚図共!』威嚇するように砲塔が持ち上がり、あなたたちに向けられる
ロエ:「参ります」静かに大太刀を持ち上げ、構える。それだけで、鋭い剣気とレネゲイドがあなた達の背筋に突き刺さる
GM:衝動判定! 難易度9!
幕引ふぃん:8dx+2
DoubleCross:(8DX10+2)→10[1,2,3,4,6,6,9,10]+3[3]+2→15

石見 ギンコ:3dx+2 石
DoubleCross:(3DX10+2)→9[2,6,9]+2→11

ユージン・マディス:この俺が衝動判定に失敗するわけがない
ゾフィア:4dx+2>=9
DoubleCross:(4DX10+2>=9)→9[3,5,8,9]+2→11→成功

ユージン・マディス:7dx+4
DoubleCross:(7DX10+4)→9[3,5,6,7,7,8,9]+4→13

ユージン・マディス:2d10+97
DoubleCross:(2D10+97)→8[6,2]+97→105

幕引ふぃん:幕引ふぃんの侵食値を2D10(→10)増加(94→104)
ユージン・マディス:よし強い
幕引ふぃん:上がらん~
ゾフィア:ゾフィア・エーレンベルクの侵食値を2D10(→8)増加(95→103)
ゾフィア:わぁ。
石見 ギンコ:あっやべ
石見 ギンコ:2d10
DoubleCross:(2D10)→15[8,7]→15

石見 ギンコ:侵食110です
GM:エンゲージ
GM

嶋島シシン ロエ

10m

PC陣

GM:【神聖二重冠(ダブルクロス)】

クライマックスフェイズ中に限り、あなたが持つ【十字冠】をアップグレードし、効果を以下のように書き換える。

あなたは、シナリオ中に一回のみ、以下の効果の中からどれか一つを選んでオートアクションで使用できる。

・このメインプロセスでは、あなたが受ける【判定ダイスへの侵蝕率ボーナス】の値を3倍にする。

・このメインプロセスでは、あなたが受ける【エフェクトLVへの侵蝕率ボーナス】の値を2倍にする。これによってエフェクトの使用回数は増えない。

・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させ、あなたのHPを+[上昇分×3]点回復する。この時、HP上限を超えることはできない。

・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。あなたがこのメインプロセスで行う攻撃の攻撃力を+[上昇分×2]点増やす。

・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。あなたがこのメインプロセスで行う判定の達成値を+[上昇分×3]点増やす。

・この戦闘のバックトラックでは、あなたが昇華したタイタスを1個、ロイスとして再取得できる。ただし、この効果は昇華前にSロイスに指定したロイスしか対象にできない。

・この戦闘のバックトラックでは、最終侵蝕値によって得られる経験点を3倍にする。

GM
GM:セットアップから
ゾフィア:ないですね。
幕引ふぃん:「ブルーゲイル」を使用 行動値+5、侵蝕+5
幕引ふぃん:幕引ふぃんのイニシアチブを5増加(11→16)
幕引ふぃん:幕引ふぃんの侵食値を5増加(104→109)
石見 ギンコ:はいはいはい
石見 ギンコ:ブルーゲイル使用
石見 ギンコ:イニシアチブ12になります
石見 ギンコ:侵食は115になりました
ユージン・マディス:同じくブルーゲイル使用
ユージン・マディス:行動値10になります。なんて治安の悪いセットアップだよ
ロエ:ないです
嶋島シシン:ない お前らヤクキメすぎだろ
GM:ではイニシアチブ。通常ならおふぃんふぃんの手番ですが……
幕引ふぃん:待った!
GM:はい待った
石見 ギンコ:なにっ!?
幕引ふぃん:オートで二重冠使用、HP回復効果を選択、侵蝕を11上げて120にして全回復します
石見 ギンコ:こうつ!
幕引ふぃん:HPは30に
GM:こ、こいつ……
ゾフィア:おお~!
GM:他に割り込みはありますか?
ユージン・マディス:なし
幕引ふぃん:そしてイニシアチブ、《天上からの誘い》Lv7を使用 自身が行う判定の達成値を+35
幕引ふぃん:幕引ふぃんの侵食値を4増加(120→124)
石見 ギンコ:ないよ
ゾフィア:こちらもありません。
ロエ:では改めてイニシアチブに割り込み
ロエ:《ブリッツクリーク》 イニシアチブにメインプロセスを行います
幕引ふぃん:なるほどね
ゾフィア:うーむ。
ロエ:マイナーアクション。《縮地》でPCたちのエンゲージに移動します
ロエ:メジャー。▼超・蝶々発死 《コンセントレイト》+《コンバットシステム》+《神機妙算》+《エクスマキナ》
ロエ:対象はPC全員
幕引ふぃん:来い!
ユージン・マディス:うーん
ゾフィア:来やがった!
ユージン・マディス:抱え落ちする方が嫌か。『隠された世界』。
石見 ギンコ:やったー!
ユージン・マディス:侵蝕1d10して、単体化します
幕引ふぃん:うおお
ゾフィア:カバーリング欲しければ遠慮なく仰って下さい。
ロエ:うおー単体化……!
ロエ:1d4
DoubleCross:(1D4)→3

ロエ:おふぃんふぃん!
幕引ふぃん:いいですね
ロエ:13dx7+40
DoubleCross:(13DX7+40)→10[1,1,2,3,4,6,6,7,8,8,9,9,10]+10[4,4,5,5,6,10]+10[8]+6[6]+40→76

幕引ふぃん:回すじゃん
幕引ふぃん:「啓理ヒラリ」(《切り払い》)〈白兵〉技能でドッジを行う。侵蝕1
幕引ふぃん:6dx+61
DoubleCross:(6DX10+61)→10[2,4,6,6,7,10]+5[5]+61→76

幕引ふぃん:ふん…
GM:なん……だと……
幕引ふぃん:ギリ回避と云ったところか
ユージン・マディス:ど、同値回避マジ!?
ゾフィア:格好良すぎる!!
ロエ:同値の場合は……回避有利!
石見 ギンコ:ま、ま、まじか
幕引ふぃん:幕引ふぃんの侵食値を1増加(124→125)
幕引ふぃん:こわ~
ユージン・マディス:よく動くなあ!
ゾフィア:こ、こいつ!
ユージン・マディス:ジャームだった
ゾフィア:ファイトクラブでよかった。
ユージン・マディス:やっぱりシシン、天才なんじゃないか・・・・・・?
幕引ふぃん:かるいファイトクラブですね~
石見 ギンコ:天才じゃねえか……
石見 ギンコ:ジェネシスには十人位いるレベルの天才
石見 ギンコ:まあこんな感じ
GM:では正式手番どうぞおふぃんふぃん
幕引ふぃん:マイナーで「小型ロケットランチャー」を装備
幕引ふぃん:特にエフェクトは使わずにシシン対象に射撃します
嶋島シシン:なに!?
石見 ギンコ:まじ?
石見 ギンコ:こ、ころすなよ
ゾフィア:思い切ったな。
幕引ふぃん:4dx+35 これが誘いの力じゃ
DoubleCross:(4DX10+35)→7[1,4,4,7]+35→42

幕引ふぃん:リアクションどうぞ
嶋島シシン:イベイジョン20だ……!
ゾフィア:軽く越えてる。
幕引ふぃん:命中補正-1あったから41だったな
幕引ふぃん:5D10+10 ダメージロール
DoubleCross:(5D10+10)→34[5,8,8,8,5]+10→44

幕引ふぃん:そこそこ
幕引ふぃん:装甲とかは有効
嶋島シシン:リクガニの装甲があるからまだ軽傷の範囲だ!
幕引ふぃん:なるほどね
幕引ふぃん:侵蝕は増えません 手番終了です
嶋島シシン:では私のターンだ
石見 ギンコ:またれよ
嶋島シシン:なにっ
石見 ギンコ:イニシアチブの時点でオートアクションで“ウェポンケース”を使用
石見 ギンコ:ここで「“黒雷”PAアーマー」を装備から外します
石見 ギンコ:行動値は14!
嶋島シシン:なん・・・だと・・・!(行動値13)
GM:では行動値が変動して、ギンコちゃんの手番!
石見 ギンコ:ではエグい角度のハイレグパイロットスーツ姿で空高く舞い上がった後、マイナーアクションで……うっかり大事な徹甲榴弾買い忘れてたので今回はなし
石見 ギンコ:メジャーアクションで
石見 ギンコ石見銀行砲ミリオンダラーショット:《カスタマイズ》《コンセントレイト:モルフェウス》《クリスタライズ》
石見 ギンコ:ごめんなさい、メジャーアクションの前にオートアクションでまたパワーアシストアーマーと大口径機関砲を装備します
石見 ギンコ:それから判定です
石見 ギンコ:11dx7+4 射撃
DoubleCross:(11DX7+4)→10[2,3,4,6,7,7,7,8,9,9,10]+10[2,2,7,7,7,8,8]+10[4,5,6,7,7]+6[5,6]+4→40

石見 ギンコ:死ぬがよい
石見 ギンコ:リアクションどうぞ
嶋島シシン:い、イベイジョン20……
石見 ギンコ:27+1d10+5d10 装甲ガード無視
DoubleCross:(27+1D10+5D10)→27+10[10]+35[10,2,5,8,10]→72

嶋島シシン:うおおお《ディフレクション》!
石見 ギンコ:なにぃいいいいい!?
嶋島シシン:ダメージを30点軽減し、30点反射する!
石見 ギンコ:沈めよやあああああああ!!!!!!
石見 ギンコ:ごぼーっ!
嶋島シシン:断る!!!!!!
嶋島シシン:ごぼーっ!!
ゾフィア:ギンコー!!
石見 ギンコ:では食らって倒れます
石見 ギンコ:ゾフィア……シズマドライブを停めろ……
ユージン・マディス:ちゃんと全部言え
石見 ギンコ:ロイスは……黒幕のロイスを断ち切って前に進みます
嶋島シシン:危ないな……改めて私のターンだ
嶋島シシン:マイナーアクションでレイジングシューターを起動。
石見 ギンコ:こい!
嶋島シシン:メジャーアクション ▼レギオンストライク 《コンセントレイト》+《コントロールソート》+《マルチウェポン》+《ヴァリアブルウェポン》+《神機妙算》+《アタックプログラム》
嶋島シシン:対象はPC全員だ
石見 ギンコ:ぎひーっ!
幕引ふぃん:こわ~
ユージン・マディス:妙算妙算!
嶋島シシン:ライトマシンガンも持っているから、ダメージを与えたら放心もついてくるぞ
ゾフィア:やめなさい!!
ユージン・マディス:そんなに妙算が好きか、このいやしんぼめ!
石見 ギンコ:なにぃっ!?
ユージン・マディス:ヤメローヤメロー
嶋島シシン:9dx7+8
DoubleCross:(9DX7+8)→10[1,3,4,4,7,7,8,9,10]+10[3,3,6,7,10]+6[4,6]+8→34

幕引ふぃん:ふんっ切り払うまでもないぜ 普通のドッジ
ユージン・マディス:見せてやるよ・・・・・・俺の回避を!
ユージン・マディス:3dx
DoubleCross:(3DX10)→4[4,4,4]→4

GM:不吉
ユージン・マディス:死
ゾフィア:そんなもんよ。
幕引ふぃん:5dx+36
DoubleCross:(5DX10+36)→9[1,4,6,6,9]+36→45

石見 ギンコ:ガードするぜ!!!!
石見 ギンコ:オートアクションでウェポンケースを起動
ゾフィア:崩れずの群れを使用。ユージン先生をカバーリングします!
石見 ギンコ:クリスタルシールドに装備を変えます
ユージン・マディス:ありがてえ!
石見 ギンコ:そしておフィンフィンを守ってみようと思います
ゾフィア:ゾフィア・エーレンベルクの侵食値を2増加(103→105)
幕引ふぃん:あたし避けてるけど…
石見 ギンコ:いかん、ではふつうにガード
嶋島シシン:ダメージいくぞ
嶋島シシン:4d10+52 もろもろ有効
DoubleCross:(4D10+52)→24[3,9,8,4]+52→76

嶋島シシン:ダメージはいらば、ライトマシンガンを使用。ダメージ入ったやつには放心付与だ
ゾフィア:ガード。ですが当然死にます。放心も食らっちゃった。
石見 ギンコ:おぎゃーっ
ゾフィア:嶋島シシンに真剣/〇敵対でロイスを取得。即座にタイタス化して復活します。現在のHPは18。
石見 ギンコ:27点止めても死
石見 ギンコ:じゃあ大人しくロイスを……おふぃんふぃんのロイスを……ごめん!
幕引ふぃん:いいよ
GM:ではお次の手番は……
ユージン・マディス:ではイニチアチブ!
ユージン・マディス:アルティメイド服を脱ぎます。こうなると思った(確信)
ユージン・マディス:行動値マイナスが消え、ブルゲ分だけが残り行動値13に!
ロエ:えぇっ!?(行動値11)
ユージン・マディス:ククク・・・・・・オデのレイピアは神速で走り弱点を的確に貫くど・・・・・・
GM:ということは……次はユージン先生!
ユージン・マディス:ではマイナーなし。メジャーでロエに向かって『説得』コマンドを行ないます。
ユージン・マディス:ユージンは難易度:自動成功のエフェクトは持っていませんが・・・・・・
ユージン・マディス:> 他のメジャーアクションと組み合わせず【説得】のみを行う場合は、技能:<意志>/<交渉> 難易度:対決 対象:単体 射程:10m とする。
ユージン・マディス:技能:意志のマシンモーフィングを組み合わせてもよろしいでしょうか?
GM:《マシンモーフィング》は対象:自身 射程:至近なのでぇ……
ユージン・マディス:んじゃあ素直にやるか 攻撃を
ユージン・マディス:剣には剣

GM:【説得】
オートアクション。“先生”のキャラクターのみが行うことができる。
敵対するキャラクターを対象に含むメジャーアクションに組み合わせて発動する。
<交渉>または<意志>で対決し、勝利した場合、対象を友好キャラクターに変更できる。
尚、この効果の対象、範囲、難易度はエフェクト優先となる。
例えば、難易度:自動成功のエフェクトと組み合わせた場合、説得も自動的に成功する。
GMは特定のキャラクターに対して説得を行えないことにしても良い。

ロエ:意思バトルだ!
ユージン・マディス:一学期の方の説明だ
ユージン・マディス:どっちが先にやる?
ロエ:私の先行だ!
ロエ:4dx+5
DoubleCross:(4DX10+5)→10[1,3,9,10]+9[9]+5→24

ユージン・マディス:普通に気合い入ってる
ユージン・マディス:うおおお生徒に負けられねえ!
ユージン・マディス:8dx+4
DoubleCross:(8DX10+4)→9[2,4,5,6,6,7,9,9]+4→13

ユージン・マディス:サポートスタッフ:精神および『トロイの蝶』を使用。
ロエ:な、なにーっ!
ユージン・マディス:達成値35 これが大人の汚い力だよ
ロエ:せ、説得をうけます……
ロエ:トロイの蝶を使用して説得されたので、所持していたEロイス:ファイトクラブが消滅
ロエ:ジャーム扱いでなくなったので、同様に「妄念の姿:夜魔の領域」「無限を継ぐ者」も消滅します
ユージン・マディス:Eロイスを三つも食べちゃいます!
ユージン・マディス:ちなみに戦闘データとしては?
ロエ:戦闘データとしては友好キャラクター化したのでエネミーではなくなります。
ロエ:代わりにNPCカード『ロエ』に変化します
ゾフィア:おおっ!?
石見 ギンコ:やったー!
ユージン・マディス:つよそう
GM

NPCカード 『ロエ』
・『蝶々発止・転』
マイナーアクション時にオートアクションでどちらかを使用可能
・次のメジャーアクションのダイス+5個 装甲無視化。
・次の与えるダメージ+2d10 装甲無視化

ゾフィア:強い。
ユージン・マディス:えっだいぶ強いな・・・・・・?
ロエ:どやぁ
ゾフィア:ちなみにこちら、1シナリオに何度まで……?
GM:流石に一回
石見 ギンコ:勝ちですわ
ゾフィア:妥当。
GM:説得成功したので、ロエちゃんの正規手番も消滅。
ユージン・マディス:どちらかの効果を1回だけって感じね
GM:ゾフィアちゃんの手番だ!
ゾフィア:あい!
ゾフィア:ではまずイニシアチブでリアクティブシールドを捨てます。
ゾフィア:さらばじゃ。
ゾフィア:そしてマイナーアクションで骨の剣Lv2を使用! 素手のデータを変更します!
ゾフィア:そしてそのマイナーと同時にオートでNPCカードも使用!
ゾフィア:『次の与えるダメージ+2d10 装甲無視化』の効果を使用します!
ゾフィア:ゾフィア・エーレンベルクの侵食値を3増加(105→108)
ゾフィア:メジャーアクションでコンボ『KeineRoseohnedornen.』コンセ:ウロボロスLv4+シャドーテンタクルスLv2+原初の赤:大裁断Lv4
ゾフィア:対象はシシンちゃん!
ゾフィア:妨害などなければこのままダイスを振ります。
ゾフィア:8dx7+5
DoubleCross:(8DX7+5)→10[1,3,5,6,9,9,9,10]+5[1,4,4,5]+5→20

嶋島シシン:とくに、ない!
ゾフィア:人の話聞かないムーブになっちゃった。
ゾフィア:回避されてない?
嶋島シシン:なにもなければイベイジョン20で回避だが?
ユージン・マディス:後出し支援は?
ゾフィア:後出し支援なさそうならロイスをタイタス化させて効果を使用します。
ユージン・マディス:持っている人いないですね・・・・・・
ロエ:しょうがないにゃあ……
ゾフィア:ですよね。では幕引ふぃんへのロイスをタイタス化! 使用する効果は『判定後、達成値+1D』です!
ゾフィア:20+1D10
DoubleCross:(20+1D10)→20+6[6]→26

ゾフィア:ほれ、当たりな!
嶋島シシン:後出しじゃんけんは卑怯だとおもいませんか
嶋島シシン:イベイジョン20で命中
ゾフィア:ゾフィア・エーレンベルクの侵食値を7増加(108→115)
ゾフィア:じゃあダメージ出しちゃう!
ゾフィア:3D10+19+2D10 装甲値無効
DoubleCross:(3D10+19+2D10)→12[1,6,5]+19+9[1,8]→40

嶋島シシン:うぐぐぐ……装甲無視さえなければ耐えていたのに……
ゾフィア:ということは……!?
嶋島シシン:戦闘不能……! 復活もないぞ
ゾフィア:っしゃあ!!
石見 ギンコ:成し遂げた……

GM
幕引ふぃん:まず、持っていた煙草を指で弾く。
幕引ふぃん:次に、右手をぎゅうと握りしめる。
幕引ふぃん:最後に、語りかける。
幕引ふぃん
幕引ふぃん:「しずまれ──影譯鈴かげわけのすず
幕引ふぃん
幕引ふぃん:手を開けば、そこには真っ黒な2つの鈴。
幕引ふぃん:そして、呼応するかのように──祝福の光が降り注ぐ。
幕引ふぃん
幕引ふぃん:幕引ふぃんの十字冠クロスは、漆黒の真球。
幕引ふぃん:この小宇宙に座する特異点──ブラックホールを思わせる、この世全てを呑み込みそうなモノ。
幕引ふぃん:それが、光と共に、白へ染まっていく。
幕引ふぃん:じわり、じわり。じわり、じわり。じわり、じわり。
幕引ふぃん:数瞬の後、遂に白で染め尽くされた時、が開く。
幕引ふぃん:比喩ではない、実際には機能していないとしてもソレは──まさしく眼球だ。
幕引ふぃん:白い球体の中央に、黒い瞳。
幕引ふぃん:ブラックホールには、宇宙を観測することで安定させる役割がある……そんな説がある。
幕引ふぃん:ならば、きっと──彼女の神聖二重冠ダブルクロスは、その表徴。
幕引ふぃん
幕引ふぃん:「──来な、ロエ」
幕引ふぃん:その双眸には、静かに波紋が広がっている。
ロエ:「そう簡単にはいきませんよ……!」ふわりと銀の蝶が舞う
ロエ:ちかちかと光を反射しながら羽ばたく翅。ほんの僅か意識を突いた光の影に
ロエ:「ふっ……!」ぬるりと、剣光が入り込む。踏み入り、大太刀を構える
ユージン・マディス:「さて。」その一歩目を挫く。戦場の足下に、既に無数の『窓』が開いている。
ユージン・マディス:「月の椅子セレノスツール、刀齢顕現。第十九夜」
ユージン・マディス:窓から、オベリスクめいた漆黒の鉄柱が、幾本も幾本も水晶窟めいて飛び出してくる!
ユージン・マディス:「"クトゥブ・ミナールの無窮鉄柱"」中東の剣。純度100%近い鉄で構成されながら、風雨にさらされ1500年錆びずにいる、奇怪な大剣である。
ユージン・マディス:地形を一気に変えつつ、鉄がもたらす電波散乱は蝶型兵器の分裂飛翔を妨害する。
ユージン・マディス:活動を許されるのは人型のロエのみーー正面には幕引ふぃん。
ロエ:「猪口才なっ」攻撃端末としての不死蝶は半ば沈黙した。切り払うのも不可能ではないだろうが……
ロエ:「……こうもお膳立てされてしまっては、というやつです」
ロエ:「いざっ」大太刀を青眼に構える。刀身が風にざわつくように揺らぐ。崩れそうになっては戻る。
幕引ふぃん:「へぇ」にやり、嗤って。腰の柄に手をかける。未だ抜かない。
ロエ:刀身を揺らす仕草も、僅かな起こりも揺らぎに消える。揺らぎが起こりを、攻め手を撹乱する
幕引ふぃん:その瞳は未だ波打ち──この場全てを映し出している。
幕引ふぃん:待っている、敵手の動き出しを
幕引ふぃん:揺らぎには惑わない、それを見透かすのが彼女の術理。
ロエ:「────!」がさり、と刀身を作る蝶が擦れたときには、すでに駆けている。
幕引ふぃん:りぃん、どこからか鈴の音がした。
ロエ:姿勢を低く、斬りつける瞬間まで太刀筋を読ませない。読めたとしても鋭さで斬り伏せる蝶の魔剣を切り上げる
幕引ふぃん:りぃん、また鈴の音。
幕引ふぃん:響く、響く、響く。
幕引ふぃん:鳴りやまない。
幕引ふぃん:そしてロエは気づくだろう。
幕引ふぃん:眼前にいたはずの幕引ふぃんが、いつの間にか君の背後にいることを。
幕引ふぃん:そして、ソレに気づいた頃には──静寂が戻っている。
ロエ:「なっ……!」
幕引ふぃん:「序段……これにて幕引き」
ロエ:翻って構えるも、間合いには遠い。
ロエ:「縮地……撹乱……いや、惑わしの術ですか。私もまだまだですねぇ」
幕引ふぃん:術理は単純。前後二つの鈴の音をトリガーとして、それに挟まれた時間軸の存在に幻を見せる、それだけ。
幕引ふぃん:つまり──
幕引ふぃん:「あたしはここから、動いてない」空間がガラスのように割れ、現実へと引き戻される。
幕引ふぃん:そして、現状を理解する前に
幕引ふぃん:蹴り飛ばす。蹴り飛ばしながら背負っていたロケットランチャーを構え
ロエ:「んぐっ……!」背中を蹴り飛ばされ、改めて惑わされていたことを知る。蝶の一部で壁を作り、ロケットランチャーを防ごうとして
幕引ふぃん:「そっちじゃないぜ!」
幕引ふぃん:標的は、シシンの戦車。
嶋島シシン:『あ……?』
幕引ふぃん:「ファイアー!」引き金は既に引かれている。
幕引ふぃん:つまり……
幕引ふぃん:爆・発!
嶋島シシン:『うぉおおおッ!?!?』
嶋島シシン:『リクガニ』が爆炎に包まれる
嶋島シシン:『……って、吃驚させんじゃねえ!!ヘイト役もできねえのか虫がぁ!!』多脚のうち前方についた、ブレード付きの前足が煙を引き裂く。装甲は無傷ではないが、軽傷の部類だ
ロエ:「えぇ……」
幕引ふぃん:「あはは、ウケるな」
幕引ふぃん:「ほら、何かするなら今のうちだぜー?」仲間に呼びかける
石見 ギンコ:「上等」
石見 ギンコ:刹那、星の速度で機神は舞い降りた。
石見 ギンコ:金色の軌跡を描き、“地上戦艦リクガニ”に組み付いた黄金機神フェニックス
石見 ギンコ:鋼と鋼がぶつかる轟音、金属疲労によりひび割れる躯体関節部、力比べのバランスの移り変わりとともにチラチラと燃え盛る炎を反射し、輝くナノメタルコーティング。
石見 ギンコ:爆炎に焼かれ燃え上がる無数のマニピュレーターに装甲を切り裂かれながらも、柔らかく、何よりも靭やかな黄金の機体は、シシンの待ち構えるコクピットへとメインカメラを肉薄させる。
嶋島シシン:『悪趣味が伝染るだろうが! さっさと死ねぇ!』
石見 ギンコ:「力比べはおおむね互角か、やはりあの革命の時にこの機体があればね」
石見 ギンコ:「――あなた、なにか勘違いしていない?」
石見 ギンコ:「美しい私を悪趣味に感じるということは――」
石見 ギンコ:既に、黄金機神フェニックスのコクピットに既にギンコは居ない。
石見 ギンコ:彼女が居るのは――そう。
石見 ギンコ:「本当に悪趣味なのは――あなた」
石見 ギンコ:リクガニ内部、嶋島シシンの眼前だ。
石見 ギンコ:優美なドレスを脱ぎ捨てて、もはや裸と言っても良いほどに“覚悟”の籠もった薄手のパイロットスーツのみで、彼女はそこに立つ。
嶋島シシン:「……痴女だぁーー!!!!!!!!」
石見 ギンコ:「――私の肉体に恥じるところはない」
石見 ギンコ:強いて言えばちょっと背が低いが、まあそこも可愛げというやつだ。
石見 ギンコ:石見ギンコは本気でそう思っている。
嶋島シシン:「肉体に恥じるところはなくとも、その格好と倫理観を恥じろ! チビ!」
石見 ギンコ:ちなみに有識者の間ではつむじが一番いい香りがするともっぱらの評判だ。
石見 ギンコ:「おだまりなさい――――嶋島シシン、あなたがジェネシスに与えた損害をご存知?」
石見 ギンコ:「イメージの低下、有益な才能の浪費、進行中の新兵器計画の一時停止、エトセトラエトセトラ、ついでに私の休日出勤」
石見 ギンコ:「これらの損害額を、ざっと見積もってみましたの。いくらになったとおもいます?」
嶋島シシン:「最後はお前が勝手に首つっこんだんだろうが!」
石見 ギンコ:「私は常にジェネシスの生徒の価値の最大化の為に働いているので、その休日を破壊することも公益を損なう行為としてみていいでしょう。監査局もギリギリ許してくれる試算です」
石見 ギンコ:などと――話している間に。
石見 ギンコ:ほぼ全裸と言ってもいいギンコの足元から、金色の海が湧き上がる。
嶋島シシン:「全部この天才のための必要経費だ! 屁理屈いってんじゃねえ! 『ローエファルタ』!」
嶋島シシン:コクピットの一部が崩れ、シシンの周りから銀色の嵐が立ち込める
石見 ギンコ:「予算、緊急承認。弾けなさい、石見銀行砲ミリオンダラーショット
石見 ギンコ:金銀財宝。
石見 ギンコ:ありとあらゆる価値ある金属、宝石、無機物の類いが。
石見 ギンコ:シシンによって失われた財貨が形となって彼女自身を圧殺する。
石見 ギンコ:「この事件における何よりの損害は――あなた自身の才能の浪費よッ!」
石見 ギンコ:「嶋島シシンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンッ!」
嶋島シシン:「私の才能を、私が勝手に使ってなにが悪いっ!」
石見 ギンコ:何一つ金銀財宝である必要のない質量投射が狭いコクピット内部で炸裂。コンソールを砕き、ガラスを割り、人を打ち付け、照明を消す。
石見 ギンコ:それは恐ろしく、贅沢な攻撃だった。
嶋島シシン:金色の海の上を、銀色の嵐が滑る。
嶋島シシン:海を裂き、金属の蝶の群れが、蝗害のように一匹の悪魔として襲いかかる。
嶋島シシン:翅が皮膚を裂き、数という質量が押し流し、かき回し、砕き千切る
嶋島シシン:「で、て、けぇぇえ!」コクピットが解放され、財宝とともに嵐とギンコが射出される
石見 ギンコ:「きゃああああっ!」
石見 ギンコ:吹き飛んだギンコを回収し、不死鳥フェニックスは大きく下がる。
石見 ギンコ:だがしかし、楔は打ち込まれた。
石見 ギンコ:巨大な、そして、うるさいくらいに眩い楔が。
ゾフィア:「八番目の災いもかくやだな!」
ゾフィア:津波にも似た銀が迫り来る。
ゾフィア:すべきことは何か。逡巡の後、取った行動は腕の変化であった。
ユージン・マディス:「無茶苦茶を・・・・・・これ俺たちとばっちりだろう!?」
ユージン・マディス:鉄柱の影に隠れて何かをしていたが、慌てて顔を上げる。
ゾフィア:白い細腕が黒い影へと変わり、黒い荊状になる。
ゾフィア:「ユージン先生!」
ゾフィア:十字冠を持たぬこの青年を護る。それがたった今ここに立つ、自身の役目!
ゾフィア:そうして籠を編むかの如く、荊でユージンを囲むに至った。
ユージン・マディス:「エーレンベルク・・・・・・!」
ゾフィア:返事をしている余裕はない。
ゾフィア:手の届かなかった者達は、無事だろうか?
幕引ふぃん:「蝶の群れ……親近感湧くね、一応遍舞する紋白蝶バタフライ・エフェクトだし」
幕引ふぃん:水面の如き瞳は、未だ健在。
幕引ふぃん:単なる体術で、銀色の波を駆け上がり。
幕引ふぃん:本物の波乗りのように乗り越える。
幕引ふぃん:「これが、場律バリツってヤツよ」嘯く。その身には傷一つない
ユージン・マディス:「あっちもあっちでメチャクチャだな・・・・・・どういう能力発露だ」銀の大波を逃れ、首を振りながら立ち上がる。
ユージン・マディス:「エーレンベルクと、石見は!」
ゾフィア:「無事そうだね……よかった」肩で息をしながら独りごちる。
石見 ギンコ:「ふふ……なんとか……」
石見 ギンコ:金色の機体から声がする。
ユージン・マディス:「思ったより難敵のようだな。だが、悪いが、もう少し持ち堪えろ」そう言って、目の前の相手と向き合う。
ロエ:「全くマスターってば……私も危うく巻き添えですよ」幻覚からも持ちなおり、改めて大太刀を構える
ユージン・マディス:再びその背後に窓が開き、赤熱した刃が立ち並ぶ。「第十四夜」 先の戦闘時、ロエを攻撃したものと同じ。
ユージン・マディス:「"螢花剣セレンテラ"」
ユージン・マディス:螺旋状の軌道を描いて空を走り、ロエを狙う。だが、その攻撃に殺意はない。
ロエ:「っ……!」殺意はなくとも、だから攻撃を受けるというわけにもいかない。大太刀を振るい迎撃する
ユージン・マディス:「一つ聞く! 何故君は、そのカタチを選んだ!」
ロエ:「質問の意図がわかりかねますね」
ユージン・マディス:命中と同時に追加効果の熱線を撒き散らす剣が、再び窓の下に消える。
ユージン・マディス:「あらゆる兵器に変ずるローエファルタ。自立する人の姿を選ぶのは良い」
ロエ:赤熱する大太刀が、脱皮するように。やけ崩れた表層だけを崩す
ユージン・マディス:「だがその上で、戦闘の手段として"剣"と"剣士"を選んだ。このジェネシスではそれこそ、時代遅れの武器を」
ユージン・マディス:「意図もしていないか?」
ロエ:「剣を選んだ理由ですか」
ロエ:「ユージン・マディスが剣狂いの変質者というのは有名ですので」
ロエ:「あなたから蝶を回収するなら、剣を持ったほうがいいという判断で取ったまでです」
ロエ:「……いや、もっと前から……」
ロエ:「……」頭を振るい、雑念を追い出すような仕草をする
ユージン・マディス:「変幻自在ならば、それを活かす戦いにするのが自然だ」事実、幕引は見事に武器を変えて意表をついている。
ユージン・マディス:「君はそれをしない。重要なのはその理由ではない。それをしないということを、既に"選択"できる」
ユージン・マディス:ポケットから、空のケースを取り出す。「そして、だ」
ユージン・マディス:それは標本か何かのように、クッションが蝶のカタチに凹んでいる。
ロエ:「……何?」
ユージン・マディス:「『ユージン・マディスが剣狂いの変質者というのは有名ですので』」
ユージン・マディス:「思い出したようだな?」 既に、戦いの中で放っていた。少女の髪飾りの一部に、歪な木目を光らせる蝶が。
ユージン・マディス:キン、キン、キン。トロイを仕込んだ木目の蝶が、ユージンのもとに回収される。
ロエ:「……はっ? 何、を……」ぐらり、と歪む。大太刀が崩れて蝶に戻り乱雑にあたりを飛び回る
ユージン・マディス:「断言する。君の剣は美しい」
ユージン・マディス:ひときわ大きな窓が開き、ユージンの姿がそれらと鉄柱に隠れ、ーー《猫の道》。
ユージン・マディス:ロエの前に現れ、その手首をつかむ。「得物と同じように、君は仕える相手も選べるはずだ」
ロエ:「えっ……!? いや……先生……!?」電脳にあふれかえる、かつて存在した記憶
ロエ:ユージンの捉えた蝶を回収するために近づき、危うい談笑の後経験値を求めて戦闘したことも。
ユージン・マディス:ロエの目をまっすぐに見る。その力には今、明らかに、ジャームが持つ危険な域に至ろうとしている。
ロエ:純粋に生徒に紛れ、債務者と交流したことも。
ユージン・マディス:それは恐らく、シシンの才によるものなのだろう。だが、外からの干渉者ノドスだのなんだのにとってはうってつけの器だ。
ロエ:──最初にこの姿を取った時。天才だとこちらを見ずに高笑いしたマスターのことも。
ユージン・マディス:「こちらに来い! ロエ!」
ロエ:「剣を、とったのは……」
嶋島シシン:「記憶の復元……?」
嶋島シシン:「天才の、手足に。余計な事をしでかすんじゃねえ!!」
嶋島シシン:「ロエ! コード888だ!」銀の津波が止まり、開放したコクピットの中で。
嶋島シシン:リモコンを操作しつつ、コード888記憶の消去を唱えた
ロエ:「あぐ、ぅっ!?」ばちり、とユージンの手の中で、その腕が。足が鉄柱のように変化し、紫電が走る。
ロエ:苦悶の表情を浮かべながら、うわ言のように
ロエ:「コード888ヲ、受領」
嶋島シシン:「ロエは私がつくった、私の道具だ。人間みたいに口説いてんじゃねえぞ変質者」コクピットを閉じ、通信越しに吠える
ユージン・マディス:ユージンの手が、ロエの手首から離れる。
ユージン・マディス:「甘」首根っこを掴み「い!」
ロエ:「戦闘、関連を除く……メモリデータ、の」
ユージン・マディス:ひときわ大きく開いた『窓』に。
ユージン・マディス:ロエの矮躯が投げ込まれ、閉じる。
嶋島シシン:「なぁっ!?」
嶋島シシン:「クソが! どこに飛ばしやがった!」
ユージン・マディス:「そう喚くな、どいつもこいつも。俺はただーー」
ユージン・マディス:「俺はただ希少な武器防具EXレネゲイド遺産を持った生徒を異空間の密室に連れ込んでじっくり話を聞こうとしているだけだ! それの何が悪い!」
嶋島シシン:「その一言一句全部だよ!!!!!!!」
ユージン・マディス:ツッコミの隙を付いて無数の剣が射出され、シシンのリモコンを弾き飛ばす。
ユージン・マディス:「だいたい貴様も貴様だ! 自分が作った武器が自我に目覚めて勝手な行動を取り始めるだと!?」
嶋島シシン:「どいつもこいつも……っくぁ!」コクピットを開き、リモコンで無理やり連れ出そうとしたところを、弾き飛ばされる
石見 ギンコ:「諦めなさい、シシン」
石見 ギンコ:「あなたは絆に勝てない」
ユージン・マディス:「そんな全世界の鍛冶師が夢見る、妄想するだけでも恥ずかしいようなシチュエーションにおかれて、やることが修正だの記憶消去だの」
幕引ふぃん:「なんで急に恰好つけ始めたの、この人」
幕引ふぃん:ギンコへぼやく
ユージン・マディス:そして再び大窓が開き、ロエが戻ってくる。
石見 ギンコ:「この子、私に融資打ち切られた時に、他のプロジェクトメンバーの頭にアンテナつけてリモコンにしようとしたのよ」
ユージン・マディス:「石見の言う通り、才能をドブに捨てるとはこのことだ」
石見 ギンコ:それを聞いて深くうなずく。
ユージン・マディス:「スイッチ一つで電流を流されるものの気持ちを考えたことがあるのか?」
ユージン・マディス:「ちなみに俺はよく分かるぞ」
ゾフィア:申し訳なさが生まれた。
ロエ:「──先生」
ロエ:「必要な措置だったというのはわかりますが……急に拉致られるのは、割とびっくりします」
ユージン・マディス:「む。・・・それはそうだったな。失礼した」
ロエ:「そうですね……先生。あの蝶、まだ持ってますか?」髪飾りを指差す。さきほど記憶を取り戻すために使われた木目の蝶のことだ
ユージン・マディス:「うん?」
ロエ:「あれ。ください」
ユージン・マディス:「いいのか? 君の一部ともいえるかは微妙だぞ」
ロエ:「いいですから」
ユージン・マディス:「では渡す。今回使った以上のものは仕込まれていない」
ユージン・マディス:ひらりと木目の蝶を摘まんで渡す。
嶋島シシン:「チッ……だが大人しく戻したのは失敗だったな」
ロエ:「よし」木目の蝶を髪飾りのところに
嶋島シシン:「リモコンの予備くらい、持ってんだよォ!」取り出したリモコンを操作し
嶋島シシン:「コード888! 次いでコード663だ! ぶっつぶせ!」
ロエ:「──イヤです」
嶋島シシン:「はぁっ!?」
ロエ:「メインネットワークからの遮断と、広域ネットワークからの削除メモリーのサルベージですか。良いプログラムですね」
ロエ:「……私、ずっと黙ってましたけど」
ロエ:「マスターのことは、それなりに嫌いでしたよ」
ロエ:R強化アルミ合金。わずかにレネゲイドをまとった金属の波長を無数の蝶で同期させ、レネゲイドを圧縮・増幅・反射を繰り返し
ロエ:局所的にレネゲイド出力を跳ね上げる。幾度も繰り返し、規模を拡大しジャームに届きうるところまで手を伸ばした彼らは
ロエ:「なので。これからは、マスターのロエではなく」
ロエ:「『先生の』ロエです」
ロエ:数匹の蝶の軌道を十字に重ねたような形状を、頭上に浮かべる
ロエ:正しくそれは──『十字冠』

ユージン・マディス:驚き半分、納得半分でそれを見やる。「十字冠。・・・やはり、時間の問題だったか」
石見 ギンコ:「これは……先生がしたんですか!?」
ユージン・マディス:「馬鹿を言え。そんなこと出来るか」
石見 ギンコ:「じゃあ、こんな、AIがこんなあっさり、人格を……!?」
ユージン・マディス:「とはいえ、これで一安心か」だが十字冠の庇護があれば、ハッキングや被支配への耐性は劇的に変わる。
ゾフィア:「何かしたとすれば、彼女だろう」シシンへと視線を向ける。
嶋島シシン:「そんな、バカな……私の道具を、あんな変質者に……!」
幕引ふぃん:「ふぅん、レネゲイドビーイングか」
ユージン・マディス:「別に俺のでも先生の、ではないが。ノヴァリスへようこそ、教師一同は君を歓迎しよう」
幕引ふぃん:「確かに、それなら生徒にも成りうる」
ゾフィア:「まったく……可哀想にね。こんな形で右腕に裏切られるとは」
石見 ギンコ:「じゃあ負けも決まったことだし」
石見 ギンコ:「ゾフィア、そこの馬鹿……派手にぶっとばしてやりなさい!」
嶋島シシン:「バカな事を……まだ負けたわけじゃねえぞ!!」コクピットを閉じ、砲口をあなたたちに向ける
幕引ふぃん:「悪あがき~」
石見 ギンコ:「負け惜しみ~」
嶋島シシン:「うるせえ!」爆轟。歩行戦車の銃座から、鉄と火の雨がふり注ぐ
ゾフィア:一瞬、ギンコへと微笑みかける。
ゾフィア:「Jawohl,fraumeisterin!」
ゾフィア:黒い荊で、まずは己の身を護る。
ゾフィア:そうして口角を鋭く上げると、まずは薙ぐように両腕を振る。
ゾフィア:数多の黒い荊が声なき叫びを上げたように見えた。震えるそれらが向かったのは、シシンが動かす巨大兵器……その脚だ。
ゾフィア:全てに絡みつき、動きを止める。
嶋島シシン:「ぐ……この! 動け!」蝶化して解けばいいものを、がちゃがちゃと解こうと脚部を軋ませる
ゾフィア:「焦りで視界が曇ったか。愚かしい」
ゾフィア:「素直に逃れようとした方が、怖い思いをしなくて済んだだろうにね」
ゾフィア:嵐の如く迫る荊が、今度はコクピットの扉へと迫る。
ゾフィア:そうして生まれたのは単純極まりない力比べ。果たして勝利し、扉が乱暴に開かれる。
ゾフィア:「こんにちは」
ゾフィア:「お出かけ日和だよ」
ゾフィア:やがて幾多もの荊がシシンの四肢へと巻き付き、拘束すると……。
嶋島シシン:「ぐおっ! この……おいロエ! この際ウコンでもサコンでもいい! なんとかしろォ!」
ゾフィア:そのまま高く高く掲げ、全てを砕く勢いで力を込めながら……!
ゾフィア:地面へと、叩き付けた。
嶋島シシン:「うぉぉおおおぁああああッッ!!!」
ゾフィア:「効いただろう? 普段の三万倍の威力だ」流石に嘘である。ただの嫌味だ。
嶋島シシン:紐が上ではなく下についているという意味での逆バンジー。力強く叩きつけられ、がくりと崩れる
ゾフィア:やがてそのままシシンを地面に縫い付けると「さぁ、相応しい場所に連れて行く準備をしよう」と仲間達に言葉を投げかけるのであった。
GM

GM
GM:バックトラック
GM:バクトラのオジカンだオラァ!!
GM:今回のEロイスは3つ!
・妄念の姿:《夜魔の領域》
・無限を継ぐ者
・ファイトクラブ

GM:フル人はどうぞ!
ゾフィア:では二重十字冠の効果を使用! バックトラックで得られる経験値を3倍にします!
ゾフィア:それも振ります。
ユージン・マディス:ユージン、隠された世界の侵蝕を上げてなかった
ユージン・マディス:105+1d10
DoubleCross:(105+1D10)→105+6[6]→111

石見 ギンコ:じゃあまずはEをふろう
ユージン・マディス:ふらない~!
石見 ギンコ:123-3d10
DoubleCross:(123-3D10)→123-19[10,4,5]→104

ゾフィア:115-3D10
DoubleCross:(115-3D10)→115-19[2,7,10]→96

ユージン・マディス:ロイスは驚きの全残りです。
石見 ギンコ:残ったロイスは・・・・・・・・・・4!
ユージン・マディス:115-6d10
DoubleCross:(115-6D10)→115-24[2,4,7,3,6,2]→91

ユージン・マディス:5点ゲット!
石見 ギンコ:普通に振ります、効果はもちろん経験点三杯
GM:全残りでも意外と危ないのこわすぎ
石見 ギンコ:104-4d10
DoubleCross:(104-4D10)→104-15[7,2,5,1]→89

石見 ギンコ:あっっっっぶねええええええええええええええ!?
ゾフィア:残った4つのロイス! 頼むぜ!
石見 ギンコ:15点もらいます、三倍パワー
ゾフィア:96-4D10
DoubleCross:(96-4D10)→96-31[5,7,10,9]→65

幕引ふぃん:E振るか
幕引ふぃん:125-3D10
DoubleCross:(125-3D10)→125-16[4,9,3]→109

幕引ふぃん:残ロイス……6つ! 素振り
ゾフィア:12点だ。
幕引ふぃん:109-6D10
DoubleCross:(109-6D10)→109-38[4,8,1,8,8,9]→71

幕引ふぃん:ヨシ
幕引ふぃん:何とか5点
ゾフィア:生き残ったわね……。
GM:ではでは、いつもの5点に、シナリオ5点。Eロイス分で3点。Dロイス:秘密兵器をシシンが所持していたのでもう1点
GM:14+侵食分どうぞ!
ゾフィア:26点!!
ユージン・マディス:19てーん
幕引ふぃん:19もーらい!
石見 ギンコ:29点!
ゾフィア:やはり銀行員は金が凄い。
石見 ギンコ:これが財力・・・・・・・
GM:全員で丁度90点。割る3で30点GM経験点としていただきます。むしゃむしゃ
ゾフィア:たんと食え……!
ユージン・マディス:すごいぜ

合同ED『闇毒島ファイナンスの黄昏』

GM:ED 『闇毒島ファイナンスの黄昏』
GM:『不死蝶』の高度端末であり集積体である『ロエ』が離脱し、シシンもその制御を手放したことで、不死蝶の制御権は宙に浮くことになった。
GM:制御端末を奪い取り、不落を誇っていた事務所の中に入ってみると
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「完 全 勝 利!」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:白い装甲のロボットが、毒島闇島コンビを踏みつけて勝利のポーズをとっていた
幕引ふぃん:「なんだありゃ」
ユージン・マディス:「・・・・・・・・姿を見ないと思ったら・・・」
ゾフィア:「敵かと思った」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「あれ、先生と、ふぃんちゃんゾフィちゃん」
石見 ギンコ:「まあそらそうなるわよね」
石見 ギンコ:小型化したフェニックスが近づいてくる。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:ガシュ、と音を立てて装甲が開き、中から顔を出す
ゾフィア:「ギンコ、そろそろ」ジャケットを脱ぐ。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「そっちもう終わった?」
石見 ギンコ:「暴力に訴えていいなら私“たち”がそうそう負けるわけもなし……」
石見 ギンコ:金色のアーマーの中からエグいハイレグ姿のギンコが現れる。
石見 ギンコ:もう全裸でいいだろそれ、という有様だ。
幕引ふぃん:「うわ~」引いている
石見 ギンコ:「ほらほら金とるわよ!」
ゾフィア:「見世物じゃないよ。そう思われても仕方ないけれど」ジャケットを羽織らせる。
石見 ギンコ:「ゾフィア……好き……」
幕引ふぃん:「引いてんだよ、こっちは」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「ギンコちゃん、そう思うならデザイン変えればいいのに」
ゾフィア:「よしんば見世物だとしても、見てもいいのは私くらいだ」
石見 ギンコ:ゾフィアにぴったり吸い付く。
石見 ギンコ:「そういうワケ、無料配布はここまでヨ」
ユージン・マディス:「振り返った瞬間に馬蹴られチャンスを狙われる相手の気持ちが分かるか?」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:白い装甲を脱ぎ捨て、胸元と首(谷間は隠さず)、あとは股関節周りを隠すだけの姿で
ユージン・マディス:面倒くさげに目線を逸らしたらメアリーもだったので見るべき場所を失う。
幕引ふぃん:「痴女の大博覧会か?」
石見 ギンコ:「あらメアリーも“覚悟”決まってるわね」
石見 ギンコ:「うちのセルの正装よ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「巫山戯てるとおもうでしょ? マジだったんだよ」
石見 ギンコ:「だ~~~~~れが痴女じゃいっ! というわけで先生見ていいですよ、いやらしくないので」
幕引ふぃん:「やば」端的な感想
幕引ふぃん:「今さっき金取るって言ってなかった?」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「私は暑がりだから着ているけど……」上からいつものジャケットを羽織る。普段の服装も『あれ』の上にジャケットだったのだ
石見 ギンコ:「服を着てからなら好き勝手言えるのよ」
ゾフィア:「収拾が付かなくなる前に訊ねるけれど、勝利したということは……あの二人は?」
ロエ:「先生~~~~?」
石見 ギンコ:「はいロエちゃん、先生浮気こらしめスイッチ」
石見 ギンコ:電流装置を差し出す。
ユージン・マディス:「俺はセクハラ裁判を受けるつもりはない・・・・・・」
ロエ:「ポチっとな?」躊躇なく押す
ユージン・マディス:「おいこらあまりにも理不尽グワーーーーッ!」
幕引ふぃん:「連打すると楽しいよ☆」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「トーゼン、ノしておきましたとも。ついでに地下にあった『お給料』も頂いておいた」
ユージン・マディス:「事件は解決したんだから返せアバババババ!」
ロエ:「もー、しょうがないですねぇ」『両手に一つづつ』持っていたボタンを片方差し出して
石見 ギンコ:(あのスイッチ、使いすぎると真ヒロインルートが遠ざかる罠と見た……)
ゾフィア:「横領とか窃盗とか、そういう類いの罪状で訴えられる可能性は潰しておいた方がいいんじゃないかな?」得意げなメアリーに。
石見 ギンコ:(状況よ……もっと混迷を極めなさい……)
ユージン・マディス:「くそっ次からは服を着てない生徒に自動的に服を着せる剣を鍛ってやるからな・・・・・・!」
石見 ギンコ:「あら、パイスーは服じゃないと??????」
ユージン・マディス:電撃を発する手首のスマートウォッチにレイピアを沿わせて地面に流している。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「うーん、それもそっか……ギンコちゃん! なんとかして!」
ユージン・マディス:「その服に何を隠す機能があるのか言ってみろ」
ロエ:「じゃあ先生、代わりに私に電流流せるリモコンいります?」
幕引ふぃん:「これはこれでセクハラでしょ」ユージン先生に
ゾフィア:「……あの二人を回収してくるか」胡乱な状況に巻き込まれない内に、やるべきことをやりにいく。
石見 ギンコ:「R-18にしない最低限の言い訳になる程度には隠れてますよ、大丈夫」
ユージン・マディス:「どういう趣味だよ!?」
ユージン・マディス:ロエのリモコンを奪い取りつつ。
石見 ギンコ:「まあともかくね」
ユージン・マディス:栄養バーめいて二つに折る。
ロエ:「あぁっ」
石見 ギンコ:「これで巨悪は倒れたってワケ☆彡」
ユージン・マディス:「エーレンベルク、そのへんに借用書はあるか?」
幕引ふぃん:「勝った! 第三部完!」
石見 ギンコ:「借用書は全部確保してうちで預かっちゃいましょう」
ユージン・マディス:「こんなものを軽々に人に渡すんじゃない、全く」
ロエ:「ユージン先生だって電流スイッチ渡してるじゃないですかぁ」
ゾフィア:「借用書、借用書……ああ、この棚かな」両腕を黒い荊に変化させ、ウコンとサコンをぐるぐる巻きにして回収していた。
毒島サコン:「3本角こわい……」
ゾフィア:一部の荊で、借用書が無事にファイリングされていることを確認。
ユージン・マディス:「俺はただ、相手に生殺与奪の権を握らせても相手の剣が握りたい・・・・・・」
石見 ギンコ:「再審査の上、ジェネシスにおける公定利率で融資を管理し、ウコンちゃんとサコンちゃんがシャバに戻ってきたら……手数料を引いた上で返してあげるのが良いわ」
ユージン・マディス:「そういう思いで渡している」
幕引ふぃん:「こっわ」こっちにも引いている
ゾフィア:「よし、段ボールにでも詰めて持っていこう」
ユージン・マディス:「あ、そうだ毒島。これ返すぞ」
ゾフィア:ウコンサコンを抱えたまま戻ってくる。
毒島サコン:「ぐぇ~……?」
ユージン・マディス:前の接敵時にパクった金切丸を渡す。鞘まで錆が取れてピッカピカだ。
ユージン・マディス:パクってないが・・・・・・
ユージン・マディス:見てただけだが・・・・・・
幕引ふぃん:「律儀~」
毒島サコン:「うおー我が愛刀金切丸~~……」
石見 ギンコ:「というわけでウコンちゃんサコンちゃんはエンパイアラブ送り、一千万テンミリオンN稼ぐまで帰れま10よ」
幕引ふぃん:「パクってはいただろ、返しただけで」
幕引ふぃん:何かの電波を受信している
闇島ウコン:「一千万……一千万!?」
ユージン・マディス:「保管状態は荒いが、ことあるごとにこいつを頼りにしていたことは伝わってきた。塀の中でも大事にすると良い」
毒島サコン:「ありがてぇ……さすが先生……」
石見 ギンコ:「地道にコツコツ稼ぐ一千万のありがたみ、その身で味わってくることね」
ゾフィア:「いや、塀の中では没収されるんじゃ?」
石見 ギンコ:「まあそこはほら」
石見 ギンコ:「あの塀の中では多少の融通は効くから」
ユージン・マディス:「模範囚になって回収するんだな」
幕引ふぃん:「宝くじでも買うといい」
毒島サコン:「ぴえん」
闇島ウコン:「くっそぉ~~……こんなことになるなら安易に口車に乗るんじゃなかった……」
幕引ふぃん:「しかし1000万Nか~」
幕引ふぃん:「あたしもそれくらい借りてたけどギンコに全部返させたんだぁ」
ユージン・マディス:「そもそもお前らなんでシシンに協力してたんだ」
幕引ふぃん:「羨ましいだろ」
幕引ふぃん:にこにこ満面の笑み
闇島ウコン:「金が……なかったから……」
ユージン・マディス:「やっぱり幕引に安易に味方しなかった俺の判断は間違ってなかったな・・・・・・」
毒島サコン:「あと半月儲けがなかったら、投票券を質に入れるところだった」
石見 ギンコ:「つく相手を間違えるとこうなるってワケ」
ゾフィア:「愚かすぎる判断だ。そうなる前で良かった」
石見 ギンコ:肩をすくめる。
石見 ギンコ:「で、つくべきじゃなかった相手ことシシンちゃん」
闇島ウコン:「すごい自信たっぷりですごそうに見えたんだよ~~」
石見 ギンコ:「あんたはエンパイアラブ一億Nコースとかいっとく?」
ゾフィア:「三万倍に勝るとも劣らない数字の暴力だな……」
幕引ふぃん:「あたしの雑用係にするという手もある」ねえよ
嶋島シシン:「……そんなことになったら許さねえぞ」手足は『不死蝶』製の拘束具で縛られている
石見 ギンコ:「ないわね」
石見 ギンコ:「……あー、そうだ」
石見 ギンコ:「シシンちゃん、あんたちょっと耳貸しなさい」
嶋島シシン:「なんだよ……つまんねえ話なら噛み殺すぞ」
石見 ギンコ:『エンパイアラブの地下にはジェネシスの天才技術者たちが挑み破れた秘蔵のビッグデータがある』
石見 ギンコ:と、囁いてから。
石見 ギンコ:特に意味もなく耳を甘噛みした。
嶋島シシン:「きゃっ!」
嶋島シシン:「…………噛み殺すぞクソアマぁ!!!」
幕引ふぃん:「ふふっ」思わず噴き出す
ユージン・マディス:「・・・」色気の波動が居心地が悪いため部屋の隅に避難する。
石見 ギンコ:「かわいい声出すのうおう……地下送るんが勿体のうなってきたわ……」
石見 ギンコ:「ま、それはさておき、あなたの才能、多分地下のほうが輝くわよ」
嶋島シシン:「私の才能の使い道は私が決める」
ゾフィア:「決めた末が今回の事件だろう?」
嶋島シシン:「うぐ……」
ゾフィア:「耳を貸すのが得策だよ。今はね」
石見 ギンコ:「まあ耳は借りたしもう良いわ。どうせこの先暇なんだから、ゆっくり身の振り方は考えることね」
石見 ギンコ:「これが今の私が今のあなたにできる最大限の“融資”」
石見 ギンコ:「これは仕事じゃなくて趣味だから、返さなくっても結構」
嶋島シシン:「……卒業までに上に戻って、絶対ぶっ殺してやる」
幕引ふぃん:「まあまあまあまあ、精々がんばれぇ~?」
ロエ:「がんばってくださいね、元マスター?」
幕引ふぃん:「応援してるZE!」
石見 ギンコ:「タイマン申し込みならいつでもお待ちしてますわ。これでもオフィサー最弱の女、勝ち目はあなたにも比較的あってよ?」
ゾフィア:「良心的な〝融資〟だ。打ち切られるより余程いい」
ユージン・マディス:「そんなことを言って・・・・・・結局、最後に一番得するのはお前じゃないのか、石見」
幕引ふぃん:「融資ってそういうもんでしょ」
幕引ふぃん:「利益を出せるところに金を出して、一緒に利益を得る。違う?」
石見 ギンコ:「ふふっ」
石見 ギンコ:「――さ、この不届きものたちを治安部隊に引き渡しなさい!」
石見 ギンコ:かくて楽園の沙汰は下る。
石見 ギンコ:それを告げた少女の顔は――
石見 ギンコ:――誰よりもよく笑っていた。
GM

ED1『ゾフィア・エーレンベルクの後始末』

GM:ED1 『ゾフィア・エーレンベルクの後始末』
GM:ジェネシスインダストリアルアカデミー 第893工廠
GM:無事襲撃の被害からも復興した工場の一角。持ち込まれた機材で、あなたはRBの生徒となったロエの身体検査を行っていた
ゾフィア:「日本ではヤオヨロズの神なる概念が存在するとギンコから聞いた」
ゾフィア:「今回、君はこの事件を経て……さながらそんな風に命を手に入れたわけだけれど……」
ゾフィア:「どうかな? 不調などはないかい?」
ロエ:「うーーーーーん……」
ゾフィア:身体検査と共に、今回の事件をまとめるためにとキーボードを叩いている。マルチタスクだ。
ロエ:「……一匹分、さらっとパクられましたね」
ゾフィア:「……まさか、ユージン先生?」
ゾフィア:やりかねない。
ロエ:「いえ、先生だったら一匹どころか全身まるごと差し上げてもいいんですけど」
ゾフィア:「お熱いことだね」
ロエ:「多分あの剣客ちゃんですね。幕引っていいましたっけ」
ゾフィア:「ああ……彼女か」
ゾフィア:やりかねない。パート2。
ロエ:「まぁ、一匹だけなら、密室に放り込めば……300Wくらいの電子レンジの代わりになる、くらいのことしかできないので」
ロエ:「工場で一匹作ってもらえるだけで、私は問題ないかと」
ゾフィア:「作る、か。天才を探してこないとね……」
ゾフィア:「いや、むしろユージン先生を呼び戻せばいいのか?」
ゾフィア:「……とにかく、致命的な喪失感が発生しているわけではないと」
ロエ:「そうですね。ちょっと前髪切りすぎたかな、くらいの」
ゾフィア:「その程度なら特に問題はないか……」
ゾフィア:「…………ところで、君はこれからどうしたい?」
ゾフィア:きちんと相手の目を見て問いかける。
ロエ:「ちょっと前まで天才さんの道具だった私にソレを聞きますか~」
ゾフィア:「酷な質問だとは思うけれど、いずれ決めなくてはいけない」
ゾフィア:「勝利という形で八月革命が収束を迎えた頃、私も少しは困ったものさ」
ロエ:「……正直、復元された記憶の整理もまだついていませんし」
ロエ:「今はまだ、『なにがしたいか』より」
ロエ:「『なにができるか』を考える時間がほしいですね」
ロエ:「……いや、『不死蝶ローエファルタ』ならなんでもできるだろ、っていう話ではあるんですが」へにゃ、と笑って
ゾフィア:「自信があるのはいいことだ」
ロエ:「そういう仕様ですから」
ゾフィア:「じゃあ、そうだね……〝うち〟に身を置いてみるというのはどうかな?」
ロエ:「うちっていうと……オフィサーですか?」
ゾフィア:「オフィサー、もしくは創成金融だね。一時的にでも、しばらくでも……文字通り、ギンコや私の〝懐刀〟になってみるのも悪くはないんじゃないかと思ってね」
ゾフィア:「ああ、かつて〝剣〟をやっていたことを活かしてユージン先生の元に身を寄せるのもいいか」
ロエ:「先生のところかぁ……」
ゾフィア:「当然、それらの道を選ばなくてもいい。ヒントというか、きっかけを与えているようなものだ」
ゾフィア:「今回の事件で共に苦難を乗り越えたことで、君に強い仲間意識が芽生えたから、おせっかいを焼いてみたくなったのさ」
ゾフィア:「たとえ君が不死蝶ではなかったとしてもね」
ゾフィア:「……その心を、気に入ったんだ」
ロエ:「……うっふふ。もう、口説いてるんですかぁ?」
ロエ:「そうですねぇ……一度先生のところに行ってみますか! まずは」
ゾフィア:「うん。そこでやりたいことを探すのもいいし、合わなければノヴァリスを歩き回るのもいいと思う」
ゾフィア:「当然、不届き者に気をつけながらだけど」
ロエ:「私はそうそう負けませんから! RBになって、十字冠もついてしまったので、いつぞやのような出力は出せませんが……」
ゾフィア:「関係ないさ」
ゾフィア:かつての出力の低かった自分を思い出す。
ゾフィア:「……生きていいんだ。君は」
ゾフィア:力の有無だけで価値を決められてたまるものか。
ゾフィア:「何かあれば、全力で協力しよう」
ゾフィア:「だから……うん、そうだね。だから今は、いってらっしゃいだ」
ゾフィア:身体検査が終わる。致命的な異常はなし。蝶一羽分のロストも、本人が言うとおり気にする必要もないだろう。
ゾフィア:「好きに羽ばたくといい」
ゾフィア:「応援しているよ……〝ロエ〟」
ゾフィア:だから今はただ、下心なく、ロエという一つの命を応援しよう。
ロエ:「えぇ。がんばります」
ロエ:「だから、あなたも。無理はしないでくださいね」
ゾフィア:「……そう見えるかい?」
ゾフィア:「分かった。気をつけるよ……ありがとう」
ゾフィア:優しい子だ。そしてアゲハの羽の如く美しい。
ゾフィア:素敵だ。だから応援しがいがある……心からそう思った。
GM

ED2『幕引ふぃんの罪状』

GM:ED2 『幕引ふぃんの罪状』
GM:ジェネシスインダストリアルアカデミー オフィス街
ロエ:「えーっと、セイクリッドピラー行きの定期便駅は……」
GM:オフィス街のはずれ。蝶の十字冠をもった生徒が歩いている。
GM:あなたは彼女に見覚えがある、というより。つい先日あなたと切り結んだばかりの『ロエ』だ
幕引ふぃん:「あれ、ロエじゃん」にへらと笑い、声をかける
幕引ふぃん:「数日ぶり~」手を振って近づいていく
ロエ:「うん? ……あぁ、ふぃんさん。数日ぶりです~」
幕引ふぃん:「何してんの? あたしはお土産探し」
幕引ふぃん:嘘である。蝶の横流し先を探すべく、アングラな界隈を探っていたのだ
ロエ:「私は、ひとまずユージン先生のところに行こうとおもって、ピラー行きの定期便駅を探してたところですね」
ロエ:「……お土産探しですかぁ。ふぃんさんが」
幕引ふぃん:「そりゃいるよぉ、世話になってる人くらい」
幕引ふぃん:「フリーランスやってくなら、そういう縁が必要になってくからね」
幕引ふぃん:「さりとてぇ……お茶でもする?」
幕引ふぃん:「せっかく会ったんだし、これも何かの縁ってコトで」
ロエ:「ふぅん……まぁいいでしょう。お付き合いしましょう」
幕引ふぃん:「いぇーい」
幕引ふぃん
幕引ふぃん:「さあやってきました、因縁の喫茶店“ぼんち揚げ”」
ロエ:「わざわざここに連れてきますか」
幕引ふぃん:「懐かしい気がしてくるな~」
幕引ふぃん:「いいでしょ? 先生との出会いの場だよ?」
ロエ:「いやまぁ、いいですけど……」
店長:「ぼんち揚げ食う?」
幕引ふぃん:「食べまぁす」
ロエ:「あ、いただきます」
ロエ:席につき、お通し(?)のぼんち揚げをかじる
幕引ふぃん:「さーてと、早速本題」
幕引ふぃん:「これからどうするの?」
ロエ:「ゾフィアさんにも同じこと聞かれました」
ロエ:「まぁ、復元された記憶の整理も微妙に終わってませんし……」
ロエ:「今は、『なにがしたいか』より、『なにができるか』を考えたい時間でして」
ロエ:「……とりあえず、ユージン先生のところに押しかけようかなって?」
幕引ふぃん:「いいねー」
ロエ:「……ところでふぃんさん」ユージン先生の話をした時の顔のまま
ロエ:「私に返さなきゃいけないもの、ありますよね?」
幕引ふぃん:「何のこと?」
ロエ:「メインネットワークからは離脱しましたが、私の一部なんですから」
ロエ:「場所くらいわかるんですよ?」
幕引ふぃん:「蝶を盗んだんじゃないかってコト?」
幕引ふぃん:「冤罪だなぁ」
ロエ:「私、私の一部としか言ってませんが」
ロエ:「なんなら盗まれたとも」
幕引ふぃん:「いや、キミの一部って言ったら蝶だし」
幕引ふぃん:「偶然あたしの所持品に紛れ込むなんて有り得ないでしょ」
幕引ふぃん:「蝶を盗んだって疑われてるのかなーって思うのは当然じゃない?」
ロエ:「……シラを切るつもりですか」
幕引ふぃん:「身体検査でもする?」
幕引ふぃん:「(異空間越しに座標を把握するのパねえ~)」
ロエ:「……いえ、結構です」
ロエ:「そういう言い方をするってことは、身体検査じゃ見つからないところに隠してあるんでしょう?」
幕引ふぃん:「荷物検査ってコト?」
幕引ふぃん:「まあきっと何かを勘違いしてるんだと思うなあ」
ロエ:「例えば、《ポケットディメンジョン》、あるいは先生の鍛刀領域のような異空間とか」
幕引ふぃん:「そんな能力ないって」
ロエ:「遺産分類:白猿の額冠『影譯鈴』」
ロエ:「詳細は流石に外産ですからわかりませんが……この手の部類の遺産なら」
ロエ:「手のひらより小さい蝶の一匹くらい、隠せる異空間を持っていてもおかしくないんじゃないですか?」
幕引ふぃん:「そうなのかな」
幕引ふぃん:「よく分からないけど……本題に戻ろっか」
ロエ:「むぅ……吐かせられませんか。まぁ後にしましょう」
幕引ふぃん:「良かったら、あたしと仕事しない?」にこにこ。
幕引ふぃん:「楽しいよ~?」
ロエ:うげー、って顔をする
幕引ふぃん:「嫌そ~」
幕引ふぃん:「流石に傷つくんだよな……」
ロエ:「これで傷つくほど薄い面の皮してないでしょ。あなた」
ロエ:「……とりあえず、スカウトの理由でも聞きましょうか」
幕引ふぃん:「まず、強い!」
幕引ふぃん:「そしてカワイイ!」
幕引ふぃん:「あとは──剣の高みを、お互い登れるかなって」
ロエ:「──ほう?」
幕引ふぃん:「ま、あの場はキミを攻撃する気はなかったから」
幕引ふぃん:「音幻術とロケラン使ったけどね」
幕引ふぃん:「やっぱり、本職は剣だからさあ」
幕引ふぃん:「とはいえ、キミは何にでもなれる──でも」
幕引ふぃん:「もし、キミくらいの使い手を相手に鍛錬して、或いは背中合わせに戦えるなら」
幕引ふぃん:「嬉しいなって」にこり。
ロエ:「嬉しいことを言ってくれますねぇ」
ロエ:「でもコンビはお断りします?」
ロエ:「おふぃんさんは信用しちゃいけないタイプだと思うので」
幕引ふぃん:「は? 信用あるが?」
幕引ふぃん:「メサイアのハイエナどもに950万N貸してもらえるほどの圧倒的信用が」
ロエ:「闇毒島以外からもかなり借りてるじゃないですか」
幕引ふぃん:「ギンコが全部返してくれたよ、報酬で」
ロエ:「金融上の信用情報と、人間的な信用ってイコールじゃないと思うんですよ、私」
ロエ:「シシンマスターだって金融上の信用情報は真っ白ですよ?」
幕引ふぃん:「そうなんだ……」
幕引ふぃん:「あっあいつと比べられたらなんか体調が悪くなってきた。帰りまーす」
幕引ふぃん:そそくさと金を出して席を立とうとします
ロエ:「おい待て」
幕引ふぃん:りぃん、鈴の音。
ロエ:「あっ! また幻覚で煙に撒こうとしてる!!!!!!」
ロエ:「私の体の一部返せー!!!」
幕引ふぃん:と、ロエが身構える間に脱兎のごとく逃げ出します。
幕引ふぃん:「ははは今のは普通の鈴だぁっ!! じゃーなロエ!!!」
ロエ:「あってめえ!!!! 待ちやがれ!!!!」ちょっとマスターの口調が出てる
幕引ふぃん:「誰が待つかよ~」
幕引ふぃん:瞬く間に先住市民が乗るバスへ乗り込み、そのまま見えなくなった。
幕引ふぃん
幕引ふぃん:「しっかしこれ探知されてるんだよな……」バスの中、ある種の安全地帯。
幕引ふぃん:「まっ、解放しとくか~」そうして掌を握り込み、異空間を開放する
幕引ふぃん:ところで。ロ―エファルタは、蝶として分解される時ある種の電磁波を発する。それは電子レンジと同種。
幕引ふぃん:つまり、彼女の異空間という密室に閉じ込められた蝶は……
幕引ふぃん:「あっつッ!!!!!!!!!!!!!!」

ED3『ユージン・マディスの女難』

GM:ED3 『ユージン・マディスの女難』
GM:セイクリッドピラー 職員作業室
GM:職員室の先生に尋ねたところ、ユージン・マディスは書類仕事がない時はこの作業室にいることが多いそうだ(たまに書類を持ち込んで怒られてるそう)
ロエ:作業室のチャイムを鳴らす
ユージン・マディス:「ククク……ハハハ……」
ユージン・マディス:扉越しに聞こえてくる。「ハァーーーッハハハハーーーーー! やはり俺は天才だーーーーーー!」
ユージン・マディス:思わずこのまま回れ右してしまいそうな怪しげな高笑いである。
ユージン・マディス:なお鍵は開いてる。
ロエ:「…………」
ロエ:「(どういうテンションで入ればいいんだろう)」
ロエ:「鍵空いてるし……おじゃましまーす」扉を開けて中に入る
ユージン・マディス:「この工法なら理論上は従来の三十倍、いや三万倍の玉鋼密度を実現………ん?」
ユージン・マディス:マスクにエプロン。炭だらけの恰好で、何やら古紙に引かれた図面にいろいろと書き込んでいる。
ロエ:「来ちゃいました?」
ユージン・マディス:「おい、作業中は危険だからと札を……って、君は」
ユージン・マディス:「ローエファルタ。ジェネシスにいるんじゃなかったのか?」
ロエ:「『ロエ』と呼んでくださいな。もう私も生徒なんですから」頭上の十字冠を指さして
ロエ:「そのジェネシスから定期便ですっ飛んできました」
ユージン・マディス:「そういえば苗字もないんだったか。……ああ、少し待て」
ユージン・マディス:近づくのを制する。「粉末が多い。少し流してくる」そう言って奥に引っ込む。
ロエ:「そうですか? 私は気にしませんが」
ユージン・マディス:ここはユージンの持つ、本来の意味でのアトリエだ。『月の椅子』で持ち運ぶまでもない試作品、図面や設計図、窓から見える外には簡易の炉のようなものがある。
ユージン・マディス:「不安定そうなものには触るなよ。精密機械なのは変わってないだろ、君は」洗面所に。ザバー。ぐしゃー。ブオー。
ユージン・マディス:数分後、煤やら金属粉末やら薬品やらを洗い流し終わり、タオル片手に出てくる。
ユージン・マディス:ばらばらと、木剣の詰まった箱をのけると椅子が出てきて、それを渡す。
ユージン・マディス:「まずは久しぶり……というべきか。あれから何もなかったか?」
ロエ:「えぇ。問題なく。どこぞの剣客に蝶を一匹パクられた挙げ句燃やされましたが」
ユージン・マディス:「……幕引か? 腕はいいんだが、完全に外のFH傭兵だからな」
ユージン・マディス:「腕はいいんだが」
ロエ:「腕はいいんですけどね……」
ユージン・マディス:「惜しい……が大事なのは本人が剣を使う選択をするかどうかだからな」
ユージン・マディス:「ロエ、なら何の用だ? 俺としては、君にできることはもう残ってないぞ」
ロエ:「いえいえ。まだまだ残っていますとも」
ユージン・マディス:「逆さに振っても何も出てこないぞ~」
ユージン・マディス:体面に、背もたれのない丸椅子をおいてどっかりと座る。
ロエ:「ひとまず、私。」
ロエ:「『不死蝶』ではなく、『ロエ』として。何ができるかを探す期間に入ってるんですが」
ロエ:「その前にやっておきたいことがありまして」
ユージン・マディス:「自我を得たなら必要なことだな。その前にってのは」
ユージン・マディス:「学籍登録とかか?」
ロエ:「えぇ、それもあるんですが」
ロエ:「まずは先生?」
ロエ:「私を生徒にした責任。とってください?」
ユージン・マディス:「…………………」
ユージン・マディス:「は?」
ロエ:「もう一回言ったほうがいいですか?」
ユージン・マディス:「言葉は聞こえてる。意味が分からんだけだ!」
ユージン・マディス:「俺が君をRB化させた訳じゃない。……あのままだったら、よくて討伐、悪くて粘菌コンピュータに浸食されてBANだ」
ユージン・マディス:「嶋島シシンの手腕……、多分に偶然の産物も入ってたんだろうが、君の性能はそれだけ飛びぬけている」
ユージン・マディス:「だから何らかの形で止める必要があった。俺が君にいろいろと干渉したのはそれが理由だ」
ロエ:「でも最後のきっかけは先生ですよね?」
ユージン・マディス:「………………まあ」
ロエ:髪飾りに止まった木目の蝶を指さして
ユージン・マディス:「そう言って……言えなくもないが」
ユージン・マディス:「だが責任って言ったって……後見人にでもなれと? 全く意味ないぞ?」
ユージン・マディス:ユージンにノヴァリス上の勢力圏はない。教師だから当然だが。
ロエ:「それもいいんですが、ほら。先生も言ってたじゃないですか」
ロエ:「私名字もまだなくって」
ロエ:「ロエ・マディスなんか、良いと思いませんか???」
ユージン・マディス:「…………そう来たか………………」
ユージン・マディス:少しだけ考える素振りを見せかけるも、頭を振る。
ユージン・マディス:「方向性はともかく、マディスは駄目だ。理由は二点」
ロエ:「えー?」
ユージン・マディス:「一つ。星室庁はノヴァリス内において完全中立の組織だ。規定がないわけじゃないが、生徒の中に特別に懇意の関係を作るべきじゃない」
ユージン・マディス:「ついでに言えば、君のような子も妹もいない」
ユージン・マディス:「俺が作ったんならまだともかくな」
ユージン・マディス:「これはいいか?」
ロエ:「納得はできてませんが、理解はしました」
ユージン・マディス:「そして二つ。こちらが、よりクリティカルな話だが」
ユージン・マディス:不意に。二人の座る椅子の周囲に窓が開く。月の椅子から生まれた無数の剣が、檻のように取り囲む。
ロエ:「あら……」
ユージン・マディス:「俺は教師ではあるが、刀鍛冶だ。究極の一刀を作り上げるために、それ以外のすべての剣を観測し、分析し、再現し、収斂する。そういう生き物だ」
ユージン・マディス:「君は、俺にとって極めて価値の高い、分析対象、、、、だ」
ユージン・マディス:ひどく硬質な、冷たい目が、ロエを射抜く。
ユージン・マディス:「自我を得たばかりの君にとって酷な話でもあるが、最初に伝えておかないといけない」
ユージン・マディス:「俺の名が欲しいなら、俺から身を守る術を確実に身に着けてからにしてくれ」
ロエ:「……」しばらくあっけにとられたような目をして、不意に周りを取り囲む剣の一本がめにとまる
ロエ:「……あ、これ。いつぞや私を2度も切ってくれた奴ですね?」
ロエ:三日月のような光の剣。高熱と電熱めいた光を持つ物
ロエ:「たしか構造はこんな感じで……」
ユージン・マディス:「ああ。蛍花剣セレンテラ」
ロエ:「"螢花剣セレンテラ"」
ユージン・マディス:「光と熱を纏う飛剣だ」
ロエ:縄目状の刻印をもった刀が無数の蝶に分解され
ロエ:「耐熱強化テクタイトをメアリーさんの工房から拝借してきたのが早速役に立ちますね」
ユージン・マディス:「おい……!」
ロエ:「熱強化は刀身にひとまず集中して……こんな感じですかね」
ロエ:──それは極めで不格好で、大雑把で。およそ『それ』と同一と見るには程遠い
ロエ:しかし、三日月のような光と熱を持つ一振りの曲剣を手に持っていた
ロエ:「いい刀ですね」
ユージン・マディス:「……つくづく規格外だな」
ロエ:「いくつか、先生の勘違いを訂正しておきましょう」
ロエ:「私は、ユージン先生の名字がほしいとはいいましたが、男女の仲にすぐになろうとは全く考えてません」
ユージン・マディス:「男女の仲……君この前までアルミニウムだったろ……」
ユージン・マディス:(待て、すぐにってなんだ)
ロエ:「『銘』を入れるなら、ユージン先生のものがいいなとおもっただけです」
ユージン・マディス:「銘、か……」
ユージン・マディス:「それこそ、本来は嶋島の役割なんだろうが……嫌だろうな」
ユージン・マディス:がしがしと髪をかく。
ロエ:「さて、ここまでは大丈夫ですか?」劣化セレンテラをもとの刀に戻しつつ
ユージン・マディス:意趣返しに苦く笑う。「気持ちは分かった。口がよく回るのは素の性格か」
ロエ:「褒め言葉として受け取っておきますね」
ロエ:「さて、次がもう少しクリティカルな話題なんですが」
ロエ:「……よっと」椅子に座り、無造作に脇にあった剣の形状を模倣させる。実際に斬られたセレンテラ以外は、外見だけになってしまうが
ロエ:「『ローエファルタ』の、“機体設計時点”での設計思想は2つ」
ロエ:「情報の相互分散確立による擬似的な不死と、自在な拡散・集積・変化による神出鬼没」
ユージン・マディス:「それはエーレンベルクから聞いているが」
ロエ:「そして、“AI設計”での追加の設計思想が」
ロエ:「変幻自在の機体による、情報の観測・分析・再集積・記憶による自己進化」
ロエ:「バカですけど天才ですよ、マスターは」
ロエ:「おわかりですね? ユージン・マディス」
ユージン・マディス:「出来てしまうから性質が悪い」
ユージン・マディス:「その心は?」
ロエ:「あなた、私にとって非常に有益な分析対象・・・・なんです」
ロエ:極めてにこやかに、それでいて冷たく、数字の羅列を紐解いているような
ロエ:「目標なんてありません。私がもっと強い私になるために」
ロエ:「あなたを、そしてあなたが見た剣を、作った剣を観測し、分析し、集積し、記憶する」
ロエ:「そういう仕様であり、そういうシステムです」
ロエ:「銘をもらうというのは、私からの愛情表現であり、宣戦布告です」
ロエ:「私が欲しいを収斂するなら、私に追い抜かれないよう、全力を尽くし続けてください」
ユージン・マディス:「…………つまり」
ユージン・マディス:「こういうことか? ロエというRBは、剣としてでも、剣士としてでもなく」
ユージン・マディス:「同業者として、俺に接し、俺を利用したいと?」
ロエ:「剣としてであり、剣士としてであり、同業者として。そしてもちろんただの『ロエ』としても」
ロエ:「あなたと接し、あなたを利用したい」
ユージン・マディス:「贅沢者……」
ロエ:「いけませんか?」
ユージン・マディス:「…………蝶花」
ユージン・マディス:「蝶花ロエ。あるいは、ロエ・セレンテラ」
ユージン・マディス:「君に銘をつけるとするなら……俺ならそう付ける」
ユージン・マディス:「もともとセレンテラは、光を放って舞う"生物"の機能からつけた名前だ。君にも近しいものがある」
ロエ:「へぇ……」
ロエ:「“マディス”は??」
ユージン・マディス:「しつこいな!? 諦めなさい!」
ユージン・マディス:「理由2が俺にとって重要だとは言ったが、手続き的には1の方が問題なんだからな!」
ユージン・マディス:「隠し子疑惑でも出たら考えるだに面倒くさい!」
ロエ:「ぶー……」
ロエ:「……まぁいいでしょう。今はロエ・セレンテラで我慢します」
ユージン・マディス:「我慢してくれ……」
ユージン・マディス:あきれたように息をついて肩を落とす。同時に周囲に展開されていた窓も消える。
ユージン・マディス:「疲れた。剣が吸いたい」
ロエ:「吸います?」右腕を刀に変えて差し出す
ユージン・マディス:「だから自衛しろっつってんだろうが! クソ!」
ユージン・マディス:おもむろに近くの机の上に置いてあったシガーカッターを手に取り、
ユージン・マディス:そのまま口に咥えて窓に向かう。
ユージン・マディス:「スウーーーーーーッ…………」
ロエ:「むー……私のほうが切れ味いいのに」右腕をもとに戻して
ユージン・マディス:「落ち着きたいんだよ俺は。……次に行く場所は決めてるのか?」
ロエ:「ひとまず先生のところを目指して突っ走ってきたので、特に決めてないんですよね……」
ロエ:「遺産の聖地『キングダム』。混沌と秩序のサラダボウル『メサイア』、えとせとらえとせとら」
ユージン・マディス:「突撃娘め。俺はキングダムには任務以外で行けないからな」
ユージン・マディス:「正式な入学先も決めなきゃいかんだろう。ジェネシス内が鉄板だろうが、ほかの学区も見ておくに越したことはない」
ユージン・マディス:「パンフレットを持ってこよう。伝手があるところなら声かけくらいはしてやる」
ユージン・マディス:「それは大人の責任だ。……責任って本来こういうのだからな?」
ロエ:「それは勉強になりました」
ロエ:「それでは……」
ロエ・セレンテラ:「ロエ・セレンテラ。先生のお供ならどこにでも行きますよ」
GM

ED4『石見ギンコの■■■■』

GM:ED5 『石見ギンコの■■■■』
GM
GM:ジェねシスインダストリアルアカデミー 石見ギンコの私室
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「融資完済、借金完済できました~!」
石見 ギンコ:「審査通ったから貸したけどさ~、本来友達に金なんて貸したくないわけよ、わかる?」
石見 ギンコ:「公的な立場と私的な心情、そのキビをわかって欲しいもんだね~とギンコちゃん思いまーす」
石見 ギンコ:「とくに! 今回みたいな! 事件に巻き込まれると!」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「へへ~……その節は本当に感謝してます」
石見 ギンコ:紅茶をゆっくりと飲む。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「なんだかんだ面倒見てくれるギンコちゃん大好きだよ~」
石見 ギンコ:「当たり前でしょ、姉妹みたいなもんじゃない」
石見 ギンコ:「同じセルで……」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「ギンコお姉ちゃん……」
石見 ギンコ:「お姉ちゃんじゃないわいっ!」
石見 ギンコ:紅茶に砂糖を入れる。
石見 ギンコ:ああ、砂糖が足りなくなってしまった。
石見 ギンコ:取りに行くか迷った時だ。
ゾフィア:「そろそろ補充すべきだろうと思っていた」
石見 ギンコ:「ゾフィア~!」
ゾフィア:軽い足音と共に、まだ封を開けていない砂糖を手に現れる。
石見 ギンコ:「ちょうど昔の話をしてたところだったのよ~!」
石見 ギンコ:「あなたもお茶していきなさいな!」
ゾフィア:「では遠慮無く」いつもの軍服じみた仕事着ではなく、窮屈さを捨てた黒いシャツと細身のズボン姿で登場した彼女が、誘われるままに椅子へと腰掛ける。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「ゾフィちゃんいらっしゃーい!」
ゾフィア:「すまないね、こんな格好で」ボタンを二つ程外した胸元からは、張りのある白い肌が見える。
ゾフィア:任務を終えた後は、こんなものだ。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「いいのいいの」上着のジャケットを普段より着崩して、首と胸を頼りなく隠すスーツから白い胸元が見えている
石見 ギンコ:「まあなんやかんや同じセル出身だし助け合うに決まってんじゃ―ンって話の流れだったのよ」
石見 ギンコ:「で、まあその話の流れから二人に聞きたかったんだけど……」
石見 ギンコ:ティーカップを置き、少し溜める。
石見 ギンコ:「卒業したら、どうする?」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「またブッこんできたね……」
ゾフィア:「けれど、いずれ考えなくてはならないことだ」
ゾフィア:「イースターエッグのこともあるしね」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「あーそっかぁ。卵のこともあるか」
石見 ギンコ:「ノヴァリスにとって、卒業は大きな問題よ。理由もなしにその卒業が一年延期になったわけじゃない」
ゾフィア:静かにミルクティーを作り、カップに口をつける。ミルクは後入れだった。
石見 ギンコ:「イースターエッグを誰かが集め、いつか私たちは卒業できる、できてしまう」
石見 ギンコ:「私は、その可能性が結構高いと見ています」
石見 ギンコ:「で、そうなると、よ」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:コーヒーに砂糖をたっぷりいれる
石見 ギンコ:「素直に“アスピナ”セルに戻るかどうかって話になるわけ」
ゾフィア:カップを置き、ギンコに視線を向け直す。
石見 ギンコ:紅茶にまだまだ砂糖を入れる。
ゾフィア:「君がいた場所か」
石見 ギンコ:「あなたも居たんじゃなかったっけ? 私はエージェントだったし、会ったことはなかったけど……」
石見 ギンコ:と言ってから
石見 ギンコ:『そういえばエージェントだったことを話したことあったっけ?』などと
石見 ギンコ:ギンコは思い出した。
ゾフィア:「いないことにしたかったという細やかな抵抗さ」
ゾフィア:「というか、エージェントだったのか、君は。成功していた方だったんだね」
ゾフィア:「オフィサーに籍を置いている今の君からは、とてもそうだった雰囲気を感じ取ることが出来ないけれど」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「私もエージェントだったし、あんまり会うこともなかったのかな……」
石見 ギンコ:「エージェントの頃から変わってないわよ、私」
石見 ギンコ:「あのおじいちゃまの言う通り、清く正しくオーヴァードの可能性を追求している良い子やってたから」
石見 ギンコ:「ゾフィアだって今や立派なオーヴァードだし、セルに戻るのは悪くないと思うのだけど……」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「逆に変わったのは私かなぁ。いやあ、あの頃はおじいちゃまの影響もあったけど、荒れてた荒れてた」コーヒーを一口
石見 ギンコ:「それは本当にそう」
ゾフィア:「やめてくれよ。古巣なんて言葉も使いたくないんだ」
ゾフィア:「相手が強かろうが弱かろうが平等に手を差し伸べられる、そんなギンコみたいな人間は一人としておらず」
ゾフィア:「剪定という言葉すら生ぬるい、廃棄処分すら辞さない愚者しかいない……そんな組織に価値があるだなんて、口が裂けても言えない」
ゾフィア:「嫌いだよ」
ゾフィア:「あのセルが、じゃない」
ゾフィア:「FHが、だ」
石見 ギンコ:「…………」
ゾフィア:いつもの笑みはない。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「…………」
ゾフィア:カップの持ち手をつまむ手も、強い。
石見 ギンコ:今この瞬間まで気づいていなかった。
ゾフィア:「だからこそ、八月革命では好きに力を発揮できたし、楽しさすら覚えられていたわけだけれどね」
石見 ギンコ:同じセルでも、同じFHでも、見えている世界は違う。
石見 ギンコ:否、同じ革命を戦った者同士でも、違う。
石見 ギンコ:「――私は、優れたオーヴァードが学園を統率すべきだと思う」
ゾフィア:「その果てに、今のギンコと出会えた。踏み台としてなら、ありがたい部分はあったかな?」再び微笑んで皮肉を並べる。ギンコが何かを思っていることには気付いていなかった。
ゾフィア:「……ん?」言葉が止まる。
石見 ギンコ:「理事会はそれに値しない惰弱な集団に成り下がったし、ノドスを喪って腑抜けてしまったおじいちゃまを頼っている場合でもなかったしね」
ゾフィア:「それは……」
石見 ギンコ:「けど、多分あなたは違うのよね」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「というか、実際『優れたオーヴァード』の権化みたいな人が、つい最近まで生徒会長してたからね」
ゾフィア:「人格が優れている、という意味かな?」
ゾフィア:「それとも…………」
石見 ギンコ:メアリーの言葉にうなずき、それから。
ゾフィア:「ただ、単純に…………」
石見 ギンコ:「オーヴァードとして高い性能を誇っているということよ」
石見 ギンコ:「彼女が亡くなったことは、とんでもない損失だったわ」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「今でも彼女に指をかけられる人、あんまりいないんじゃないかなぁ」コーヒーに砂糖を追加しながら
ゾフィア:「健全な肉体には健全な魂が宿る、とでも?」
石見 ギンコ:「別に健全である必要すらないと思うわ」
石見 ギンコ:何かが違う。違うとわかったからこそ、そこで止められない。
石見 ギンコ:それをするには――若すぎる。
石見 ギンコ:石見ギンコは――まだ負けを知らないのだ。
ゾフィア:「ギンコ…………?」
ゾフィア:「君は…………」訊ねようとする口が震える。けれども、閉じるつもりは毛頭ない。
石見 ギンコ:「健全、というのも一つの価値よね。生活を豊かにしてくれるから」
ゾフィア:「…………何故、私を選んでくれたんだい?」
石見 ギンコ:「えっ?」
石見 ギンコ:急にのろけなくとも、なんて一瞬思うが、いや思いたいが。
ゾフィア:「私が、こんな力を持っているから?」机に添えているだけだった左腕を黒い荊に変える。
石見 ギンコ:違うことはわかる。
石見 ギンコ:「正直あなたのエフェクトはそこまで高く評価してないわ」
石見 ギンコ:「単純なエフェクト出力や希少性ならメアリーのほうがよっぽど上だし」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「お褒めに預かり光栄~。お茶菓子もらうよ」
石見 ギンコ:「け、けどね」
石見 ギンコ:いつになく声が震える。
石見 ギンコ:どうしよう、間違ってしまったらどうしよう。
石見 ギンコ:正解を選べなかったら大損をしてしまう。
石見 ギンコ:「…………」
石見 ギンコ:あれ、何を言えば良いんだろう。
石見 ギンコ:性的な意味で、それはそうだが、そうじゃない。
石見 ギンコ:それだけならば別に他にも居る。
石見 ギンコ:優れたオーヴァードなのだ。
石見 ギンコ:ゾフィア・エーレンベルクは優れたオーヴァードだ。
石見 ギンコ:私の隣で、私を助けてくれるにあたって、ピッタリとハマってくれる感覚がある。
石見 ギンコ:「…………ち、ちがうわ」
石見 ギンコ:「うまくいえないけど、ええ、色々、あって」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「……」クッキーをぽりぽり
石見 ギンコ:普段の彼女らしくもない、濁したような答え。
ゾフィア:「知りたいな」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「……らしくないなぁ、ギンコちゃん。私が代わりに言ってもいいんだけど」
ゾフィア:カップが冷めるのも気にせず、やおら立ち上がる。
石見 ギンコ:「……価値がある」
石見 ギンコ:笑ってもいられない。
石見 ギンコ:「価値があるのよ」
石見 ギンコ:値打ち、価値、金額。
石見 ギンコ:石見ギンコの人生は金本位制。
石見 ギンコ:それ以外に言葉を知らない。
石見 ギンコ:「あなたは優れている。あなたが居ることで、私も最高のパフォーマンスを発揮できる。価値でしょ?」
ゾフィア:ただただ無言で、左腕の荊をギンコへと伸ばした。絡ませ、拘束し、逃げられなくするために。
石見 ギンコ:「……なによ」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「……なにしてんのさ。ゾフィちゃん」
ゾフィア:答えない。それどころかそのまま彼女の身体を押さえ込むと、荊ごとギンコをベッドへと押し倒した。
ゾフィア:仰向けになったであろう彼女にのし掛かり、彼女の顔を正面から見つめる。
ゾフィア:「私はね」
ゾフィア:「現役時代の君が知らないのも無理はない程に、弱かったんだ。今、こうして君を拘束している力も……実験によって、後付けで手に入れた」
石見 ギンコ:「えっ、立派じゃない!」緊張した表情から一転、笑みがほころぶ。
ゾフィア:「いや……手に入れざるをえなかったのさ。そうしなくては……弱いからと、ただそれだけの理由で処分されていたから」
石見 ギンコ:「ああ……まあそういうこともあるわよね」
石見 ギンコ:「けど――けど、それはあなたが手にした確かな価値で……」
ゾフィア:「結果として、それは免れたわけだが……」
ゾフィア:「そうではなかったとしたら……そうなる前に、かつての君は助けてくれていたかい?」
ゾフィア:「私が弱かったなら、ここにはいられなかったのかい?」
ゾフィア:「私の事を……愛してくれては、いなかったのかい……?」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「……ゾフィちゃん。ヤるならせめて拘束は解いてやりなよ」ベッド脇に椅子を持ってきて、呆れたように
ゾフィア:答えない。聞こえていないわけではない。
ゾフィア:意味はあるのだ。
石見 ギンコ:「愛したと思う」
石見 ギンコ:そこは迷わない。
石見 ギンコ:「好みのタイプだしさ。メアリーは知ってると思うけど、私結構愛多き女子だし……?」
ゾフィア:「……その答えも、君が力を手にしている側の人間であるからこそか」
ゾフィア:一瞬、大きく呼吸をする。
石見 ギンコ:「いえ、ちがうの」
石見 ギンコ:「そのね、ゾフィアみたいな子が居たら私はきっと放っておかないんだけど……」
石見 ギンコ:恋する乙女のように、夢でも見ているかのように。
石見 ギンコ:「実験を受ける前のゾフィアに会っても、きっとそこに居ると気づけなかっただろうから」
石見 ギンコ:「運命って――素敵だと思うの」
ゾフィア:「……ッ」
ゾフィア:「やはり……君は…………」気付けなかっただろうから。その言葉を聞いて、呼吸が乱れる。その言葉からは、かつてギンコから見た平等さなど欠片も見当たらない。
ドクトルバタフライ:『さあおいでみんな』
ドクトルバタフライ:蘇るのは昔日の――
ドクトルバタフライ:『今日はリザレクトの限界を試してみよう。痛覚は止めてある』
ドクトルバタフライ:『大丈夫、みんな私の可愛い子どもたち』
ドクトルバタフライ:『帰ってくると信じているよ』
ドクトルバタフライ:カチッ、というスイッチの音。
ドクトルバタフライ:地獄のような情景。
ゾフィア:「やめろッ!」フラッシュバックしたかつての映像に抵抗する。
ゾフィア:そうして、そのまま数本の荊を巻き付けてギンコの口を塞ぐと、これ以上ない程に瞼を開いて続けた。
石見 ギンコ:「ゾ、ゾフィア……!?」
石見 ギンコ:「ン、ングウゥッ!?」
ゾフィア:「優れたオーヴァードが導くべきだと言ったね」
ゾフィア:「出力が高ければ、人格など問題ないと」
ゾフィア:「そして私の強さに価値を見いだしてくれたというから、君は私をここに置いてくれている」
石見 ギンコ:違う、待って、と言いたいが言葉は出ない。
ゾフィア:「強さが全てにおいて優先されるというのならば」
ゾフィア:人のそれと変わらぬ形のまま変化させずにいる右手で、ギンコの胸ぐらを掴む。
ゾフィア:そして、
ゾフィア:「ならば、君のことをいくら穢してしまっても……私の価値は揺らがないということだ!」
ゾフィア:「そうなるんじゃあないのか!?」
ゾフィア:爪を立てて、絹を裂く。
ゾフィア:ギンコの素肌を晒すために。
ゾフィア:相手を穢し、自分を穢そうとするために。
石見 ギンコ:白い膚に浮かぶ一筋の赤い線。
石見 ギンコ:それは少女の小さな傷。
石見 ギンコ:あちらとこちらを隔てる、埋められない境界線。
ゾフィア:「君が優れた力を望むなら……」
ゾフィア:「こんなことをする私のことも、好きなままでいてくれるわけだよね!?」
ゾフィア:引き裂いた場所から見える下着へと、手をかけようとする。
石見 ギンコ:抵抗はしない。
石見 ギンコ:けれど、少し泣きたくなった。
石見 ギンコ:そんなことに力を使わなくても、私はいつだってあなたを受け入れるのに、と。
石見 ギンコ:やっぱり、どうしても、ゾフィアは。
石見 ギンコ:ゾフィアは――師父の思想を理解していないのだと。
石見 ギンコ:悲しくて、涙が滲んだ。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「……落ち着けよ、ゾフィちゃん」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:白色の装甲をまとった腕。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:茨を濡れたティッシュのように引きちぎり、その体を壁に叩きつける
石見 ギンコ:「あら、メアリーも混ざる?」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「黙れよ」
ゾフィア:衝撃で身体中の酸素が奪われ、呼吸が止まる。
石見 ギンコ:などと、笑ってみせる。ボロボロの姿で。
石見 ギンコ:「…………」
ゾフィア:咳き込み始めたのは、一寸の間の後であった。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「……っと、つい昔の口調が出ちゃった。失敬失敬」
石見 ギンコ:虚勢だ。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「ギンコのその博愛主義は良い点だし、私も大好きだぜ? でも」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「アスピナにいたときから口酸っぱく言ってたよね」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「博愛主義が美点になるのは、損益分岐点までだ」
石見 ギンコ:「……はい」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「エージェント時代から、こういうギンコに襲いかかる『魔の刺した』子を追い払うのも私の役目だったけど……」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「……まさかノヴァリスでやることになるとはなぁ」たはは、と笑いつつ、腕の拘束は解かない
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「……頭は冷えたかい、ゾフィちゃん」
ゾフィア:「…………すまない」
ゾフィア:「ごめん」
ゾフィア:「ごめん……」
ゾフィア:「ごめん、なさい……ギンコ……ごめんなさい…………」
石見 ギンコ:乱れた服を直して、背中を向ける。
ゾフィア:口調が、幼い。
石見 ギンコ:「……謝らないでよ」
石見 ギンコ:少し寂しそうに笑って、ベッドから降りる。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「……」バツの悪そうにあたまをかきつつ、白い装甲を消してゾフィアを解放する
ゾフィア:「なんで、私……」
ゾフィア:「私が、一番嫌ってたことを……自分で……」
ゾフィア:「ギンコ、に……」
ゾフィア:消え入りそうな声だ。短い蝋燭の火も消せまい。
石見 ギンコ:「ああ、大丈夫よ。シャム子かカナリヤちゃんのところに泊まってくるから」
石見 ギンコ:「おじいちゃまが言っていた」
ドクトルバタフライ:『美しい蝶も、静かに羽を休める時が要る』
石見 ギンコ:「――今日は、石見ギンコじゃいられないから」
石見 ギンコ:「だから、失礼」
石見 ギンコ:そう言い残して、猫のように音もなく、扉をすり抜け消えていく。
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「……まぁ、なんだ。魔が差したんだよ」ゾフィアの隣にあぐらをかいて座る
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「エージェント時代からたまにあるんだ。ギンコの悪癖。知らない?」
ゾフィア:「知らないさ……セルでは、知ることが出来る立場じゃなかった……」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「ま……ゾフィちゃんだけが特別悪いわけじゃないよ。君だけが特別なんかじゃないんだ」
"MMS”メアリー・アルハイゼン:静かに肩を組んで、ぽんぽんと
"MMS”メアリー・アルハイゼン:「……だが次は無いぜ?」そして、静かに、背筋に鋼を突き刺すように
ゾフィア:「…………そんなこと」
ゾフィア:分かりきっている。
ゾフィア:まともに言葉を吐けずに、ただただ深く呼吸を繰り返す。
ゾフィア:まともにリザレクトが出来る身体であろうとも、痛いものは痛い。
ゾフィア:それが心の傷であるなら尚更だ。
ゾフィア:〝悲しみは海ではないからいつか必ず飲み干せる〟とは、ロシアの諺だったか。
ゾフィア:だが少なくとも今の自分達は、広い海の、途方に暮れる程に遠い対岸に立っているとしか思えなかった。
GM

GM:DX3rd From_Overed_Nova『楽園の沙汰も金次第』
GM:セッションコンプリートです。ありがとうございました!
ユージン・マディス:ありがとうございました~!
ゾフィア:ありがとうございましたー!
石見 ギンコ:ありがとうございました!
幕引ふぃん:ありがとうございました~