GM:
【サンタ・シャークについて①】
FHの生体兵器開発セルによって作り出されたレネゲイド生物。
クリスマスで浮かれるリア充どもを襲うようにプログラムされた……はずだったのだが、調整を誤り『クリスマスっぽいもの』を人・物体問わず優先して狙う。つまり、ツリー、サンタ、そういったものだ。
クリスマスを楽しむ人々に紛れつつ、凶行を止めるべし。
サメの例に漏れず、地面を潜行して泳ぐ。そのため物体を走査するアーシアさんの技術で追跡可能。
GM:簡単な後処理を終えた貴方たちは、とあるカフェの、二階テラス席で、現時点での経緯を説明されていた。
化野匡四郞:「捕縛したFHエージェントから回収したデータがこれだ」
アーシア・エルシャドール:「サメ………サメ?地中を潜行してますが」
化野匡四郞:「ええっと……」 こめかみを抑える。「なんというか……そういうものなんです」
小鳥遊 遊大:「マジでとち狂った奴が考えた感じすんね」
アーシア・エルシャドール:「そうなんですか………」
小鳥遊 遊大:「アーシアちゃんはまあそういうこともあるんだな、くらいで流すといいよ」
小鳥遊 遊大:「真面目に考えるだけ無駄だしね」
化野匡四郞:「そういう……映画があって……」ろくろ
化野匡四郞:「そうだな。考えないほうがいいですね」
アーシア・エルシャドール:「了解です」まだ、頭に?がついている。
アーシア・エルシャドール:映画………?
化野匡四郞:「開発FH野郎が言うにはリア充カップルを狙うにはサメが最適だとか……」
小鳥遊 遊大:「リア充爆発しろって気持ちが変にねじ曲がってんじゃん」
化野匡四郞:「そいつの頭の悪さはともかく、モノとして厄介なのは確かでね」
小鳥遊 遊大:「まあ匡四郎クンとは相性最悪だよね」
化野匡四郞:「あの通り地面を潜行して、サンタやらツリーやら、そういうのを片っ端から食い散らかして回ってる」
化野匡四郞:「言い辛いが、そうだよ。クソッ」
アーシア・エルシャドール:「修理するのが大変そうですね……」
小鳥遊 遊大:「おれ感知とか大の苦手だし、匡四郎クンは天敵だし」
化野匡四郞:「あんなのに弱点突かれる気分わかるか!?」
化野匡四郞:「オーダーメイドは一輪車になるし!」
小鳥遊 遊大:「聞いてるだけなら超おもしれーけどね、こっちとしては」
アーシア・エルシャドール:「御愁傷様です」一輪車姿を思いだし、目を伏せる。
化野匡四郞:「だから、アーシアさんがいてくれたのは本当に助かりました……」
小鳥遊 遊大:「ほんとほんと、救世主だね」
化野匡四郞:「狙う場所はおおよそアタリがつくから、襲撃タイミングさえ看破できれば良い」
小鳥遊 遊大:「まあクリスマスっぽいとこを張ってりゃいいんだもんね」
アーシア・エルシャドール:「いえいえ、お互い様ですよ」小さく笑顔を返す。
化野匡四郞:「ただ、さっきの挙動を見ると、アーシアさん本人を狙いに定めている来もする」
化野匡四郞:アーシアさんの格好を見る。
小鳥遊 遊大:「サンタだしね、寒そうだけど」
化野匡四郞:「……」目頭を抑える。「なあ遊大。これ僕が都合の良い幻覚を見てるとかじゃないよな」
化野匡四郞:「アーシアさんがサンタ衣装を着てらっしゃるんだけど……」
アーシア・エルシャドール:「この姿ですしね………着替えもお店なので」
小鳥遊 遊大:「いまさらそこ?匡四郎クン疲れてない?」
小鳥遊 遊大:「最初っからこの姿だったじゃん今日は」
化野匡四郞:「いや……そうなんだが……」
アーシア・エルシャドール:「あはは、そうなんです」袖をヒラヒラと揺らす。
小鳥遊 遊大:「ほらほら、似合うね~とか可愛いね~とかあんじゃん?」
化野匡四郞:「ゲフンっ」咳払い。目を逸らす。「……大変お似合いだと思います」
小鳥遊 遊大:「よかったね、匡四郎クンも似合うってさ」
化野匡四郞:言いながら肘で遊大くんの脇腹を叩く。
アーシア・エルシャドール:「え、はい」
アーシア・エルシャドール:「そう、まっすぐ返されると照れますね………ありがとうございます」
化野匡四郞:「いや、そんな真剣に受け取らなくても……構わないんで……」
アーシア・エルシャドール:「私、化野さんに恥ずかしい所ばかり見られてませんか?」うーんとうめきながら
アーシア・エルシャドール:「…すいません」
小鳥遊 遊大:「いやいや、アーシアちゃんはなんもおかしくないって」
小鳥遊 遊大:「へーきへーき、似合うしね」
化野匡四郞:「絶対にサメに狙わせないからな」
小鳥遊 遊大:「そこの青少年は素直になれないお年頃なのどうにかしなよ」
化野匡四郞:「遊大、僕かお前が壁になるんだぞ絶対に」
小鳥遊 遊大:「おれが守りを得意だって言ったらまず精神疑われんでしょ」
小鳥遊 遊大:「アーシアちゃんは守んなくても強いしいいじゃん」
化野匡四郞:「それはそうだけども!」
アーシア・エルシャドール:やり取りを見ながら苦笑い。
小鳥遊 遊大:「まあアーシアちゃんがバイトできなくなったりしないようには気を付けっけどさ~」
化野匡四郞:「僕が守りたいんだからいいんだよそういうのは」
化野匡四郞:「……だな。さっさと終わらせよう、こんなくだらない捕り物」
小鳥遊 遊大:「じゃあ素直に守りますって言やいーじゃん…」
小鳥遊 遊大:「青少年め」
化野匡四郞:「カバー型じゃないのは僕も同じだ」
アーシア・エルシャドール:「あの」
小鳥遊 遊大:「ん?」
アーシア・エルシャドール:「流石に目の前で心配されると…なんというか」居たたまれなくなるというか、照れるというか、そういう扱いに慣れていない。
アーシア・エルシャドール:どうすればいいかわからなくなる。
アーシア・エルシャドール:こほんと咳をつく
化野匡四郞:「、…………」
小鳥遊 遊大:「あ~、それはごめん?」あんまり悪いと思ってない
アーシア・エルシャドール:「じゃあ、ええと、エスコートお願いします?」この返答があっているのか自分にもわからない。
小鳥遊 遊大:「だってさ?」自分ではなく隣に目をやり
化野匡四郞:今からテラスから地面に飛び降りたい衝動に駆られるが。
アーシア・エルシャドール:チラリと青年を覗きこむ
化野匡四郞:「エエ。……ま、任せてください」
化野匡四郞:普段ならこの程度の台詞、いくらでも言えるのだが。
化野匡四郞:「サメなんかに、渡しませんよ。麗しきサンタさん」
アーシア・エルシャドール:「はい、よろしくお願いします。竜騎士さん」間違ってなかったらしい、そう思って安心の笑みが小さくこぼれた。
化野匡四郞:それだけ言うのに、息の全てを吐き切った。
GM:では2ラウンド目。
GM:判定は変わりません。そのままどうぞ
小鳥遊 遊大:じゃあまた支援判定します
小鳥遊 遊大:コネを使用してダイス+2 情報:UGNで
小鳥遊 遊大:6dx+1>=6
DoubleCross:(6DX10+1>=6)→10[1,4,5,7,7,10]+6[6]+1→17→成功
小鳥遊 遊大:無駄に回った
アーシア・エルシャドール:では私も
アーシア・エルシャドール:6DX10DX10+3>=6
アーシア・エルシャドール:6DX10+3>=6
DoubleCross:(6DX10+3>=6)→9[1,6,6,7,7,9]+3→12→成功
小鳥遊 遊大:お見事!
GM:では4/4! クリアです
GM:情報を出すわね
GM:
【サンタ・シャークについて②】
いくつかの追跡データを分析したところ、駅前中央広場の大クリスマスツリーを狙っているだろうという結果が出た。通行人を避難させつつ監視しよう。
ただし、潜行能力の他に、脱走時にUGNエージェントが負わせたはずの損傷が消失していたという報告があった。油断は禁物。
GM:駅前中央広場。人通りも多く、ロータリーの中央に伸びる大木は
GM:今はイルミネーションが綺麗に飾り付けられて、クリスマスに行き交う人々の目を楽しませている。
GM:だが、その人通りも少しずつ少なくなっている。UGN部隊が仕掛けた通行規制によるものだ。
化野匡四郞:「……よし、首尾良く行ってるみたいだな」その様子を遠方から観察している。双眼鏡で。
小鳥遊 遊大:「匡四郎クン暴れんなよ~?」肩車状態で下からそう声をかける
化野匡四郞:「揺らすな! 見づらいんだよこの位置」
通行人:「ねえお母さん、あたしも肩車ー」
通行人:「シッ。見ちゃいけません」
小鳥遊 遊大:「仕方ねーじゃん、さすがに近付きすぎっと目立つんだし」すでに目立っている
化野匡四郞:「真下で待ち伏せだと、サメが、こっちの気配を覚えてる可能性があるからな……」
アーシア・エルシャドール:「此方も索敵を張ってますが………んー」
アーシア・エルシャドール:反応は薄い。
化野匡四郞:「まだ気配はなさそうかな」
化野匡四郞:「よし、一旦降ろせ」 近くの街路樹周りのベンチを指さす。
小鳥遊 遊大:「うわえらそうに…まあいーけど」
小鳥遊 遊大:「はいよ~」ベンチに近付き肩から下ろす
化野匡四郞:「よっ、と。サンキュ」
化野匡四郞:「張り込みか。んー」
アーシア・エルシャドール:「相変わらず難儀ですね」
アーシア・エルシャドール:自販機で買っておいた飲み物を渡そうとする。
化野匡四郞:「有り難うございます。つっても、慣れたもんですよ」
化野匡四郞:飲み物を受け取りながら。「初見の相手には大体警戒されるのは玉に瑕ですけどね」
化野匡四郞:「京都でも随分と白い目で見られたし……」
小鳥遊 遊大:「そういや任務で行ってたんだっけ?」
アーシア・エルシャドール:「ふふっ、びっくりはしてしまいますよね」初めてあった時を思い返して微笑む。
化野匡四郞:「そうそう。修学旅行の引率さ。まさかの二回目」
アーシア・エルシャドール:「京都……いかがでしたか?」興味あり
小鳥遊 遊大:「修学旅行か~、青春って感じじゃん」
アーシア・エルシャドール:「青春ですね」にこにこ
化野匡四郞:「ああ、一通りのところには行きましたよ。清水寺に金閣寺に」
化野匡四郞:「自転車進入禁止が多いのは困りましたけどね」
アーシア・エルシャドール:ふむふむと興味深そうに聞き入っている。
アーシア・エルシャドール:「え、それは大変じゃありませんでした?」
小鳥遊 遊大:「あ~、そういや観光名所ってそういうことあるもんね」
化野匡四郞:「人力車とか……柵とかで……」
小鳥遊 遊大:「それで変な目で見られたり警戒されたりしたわけだ」
小鳥遊 遊大:「匡四郎クン難儀だもんな~」
化野匡四郞:「堂々としてればいいんだよ」
小鳥遊 遊大:「まあね」
化野匡四郞:「誰だって、ビクビクしながら高所から話しかけてくるエージェントに護られたくないだろ?」
アーシア・エルシャドール:「化野さんは頼りにされたのではないですか?」
小鳥遊 遊大:「匡四郎クンがビクビクしてっとこあんま想像できんしね、キレるじゃん最終的に」
化野匡四郞:「最終的にこういうスタンスが一番いいって分かったんだよ」
化野匡四郞:「敵と戦うにも、一般人を守るにも。昔は多少は怯えてたぜ」
小鳥遊 遊大:「へー、今じゃ考えらんないじゃん。頑張ってんだね、すげーじゃん」
化野匡四郞:「言い方が雑! ……遊大こそどうなんだよ、最近」
アーシア・エルシャドール:「想像がつきませんね…今は立派なエージェントの印象が強いですし」
小鳥遊 遊大:「おれは全然変わんねーけど…、あ、いやあるわ」
化野匡四郞:「斬りがいのある敵いたか?」
小鳥遊 遊大:「斬りがいのある敵はそこそこって感じだけど」
アーシア・エルシャドール:こちらもふむふむと聞く
小鳥遊 遊大:「おれさ、もともと双子でもう一人がUGN的に言うところの」
小鳥遊 遊大:「戦闘用人格に分類されんだって」
小鳥遊 遊大:「中に弟がいるの」
化野匡四郞:「は?」
アーシア・エルシャドール:「ふむ」
小鳥遊 遊大:「会ったことあるって言ってっけど…変わるか」
化野匡四郞:「戦闘用人格って……」その分類自体は知っているが。
化野匡四郞:「あ、いや、待て」
小鳥遊 遊大:「ん?」
化野匡四郞:「……そういや、時々、妙に任務概要の聞き分けが良いときがあるなと思ってたけど……」
アーシア・エルシャドール:「んー、休憩所のコーヒー砂糖少なめの方が弟さんですか?」
小鳥遊 遊大:「そう?…そうだってさ」
化野匡四郞:「そりゃ、世話になってたわけだ」
小鳥遊 遊大:「話したいなら変わっけど?」
化野匡四郞:「そうだな、話してみたい」
アーシア・エルシャドール:「やっぱり………」「ふふ、お世話になっていますしね」
小鳥遊 遊大:「あいよー」
小鳥遊 遊大:「……話したい、と思ってもらえてるとはね」雰囲気ががらりと変わる
化野匡四郞:「どうも。弟さん、でいいのかな?」
小鳥遊 遊大:「ああ、一応大喜という名前はあるが……好きに呼んでくれていい」
小鳥遊 遊大:「久しぶり、と言ってもいいのかな?」
アーシア・エルシャドール:「はじめまして…というのも変ですしね。何度も話していますし、お久しぶりです」
化野匡四郞:「そうなんだろうな。いや、悪いな、あんまり気付かなくって」
化野匡四郞:「アーシアさんは気付いてたのか?」
アーシア・エルシャドール:「何となく察してはしました」
アーシア・エルシャドール:「雰囲気がこう………キリッとするので」
化野匡四郞:「ははー……流石だ」
化野匡四郞:こちらの方が付き合いは長いのだが。
小鳥遊 遊大:「はは、まあ俺と兄じゃどうしても真似できないものはあるからね」
化野匡四郞:「戦闘用人格……ってより、元から二重人格なんだな」
小鳥遊 遊大:「匡四郎も気にしなくていい、俺が教える気もなかっただけだ」
小鳥遊 遊大:「そうなるな、親父は一切気にしてないし教えもしないから向こうは知らなかっただけでね」
小鳥遊 遊大:「もともと、昔からそうだ」
化野匡四郞:「兄貴よりクレバーなんだな」
小鳥遊 遊大:「そうか?あっちはあっちで案外頭が切れるが」
化野匡四郞:「いや、そうなんだが……性質が違うんだろうな」
アーシア・エルシャドール:「ですね」
化野匡四郞:「あ、じゃあもしかして」
小鳥遊 遊大:「ん?」
化野匡四郞:「遊大のあの訳分からん剣は……」
化野匡四郞:「アンタの助力だったりするのか?」
小鳥遊 遊大:「ああ、あれね。タネと仕掛けはあるが……別に俺の助力じゃない」
小鳥遊 遊大:「そういう風に斬ってるのは2人ともそうだ」
アーシア・エルシャドール:「なんと」
化野匡四郞:「違った!」
アーシア・エルシャドール:「謎ですね………」
化野匡四郞:「いかん完全に節穴を晒しているぞ僕は」
化野匡四郞:「節穴匡四郞と呼んでくれ」
小鳥遊 遊大:「まあそう思うのも分からなくはないさ、おかしな攻撃だろう?」
小鳥遊 遊大:「面白い、それが一番やってて楽しい」
アーシア・エルシャドール:「ふふふ、兄弟仲はよろしいようですね」雰囲気から小鳥遊兄弟の関係性をなんとなく感じている
小鳥遊 遊大:「悪かったら困るだろう?離れられないんだ、嫌みも悪口も全部筒抜けだよ」
化野匡四郞:「そりゃ難儀だな……僕のこと言えないぞ」
化野匡四郞:肩を竦める。
アーシア・エルシャドール:「お二人とも中々大変ですね」気楽な自分とは大違いだ。
小鳥遊 遊大:「俺達は特に問題がないからね、アーシア嬢はなにか変わったりしたのか?って中で騒いでる」
アーシア・エルシャドール:「いえ、三人とも………いや、小鳥遊さん(兄)はそうでもなさそうですが」
アーシア・エルシャドール:「私ですか?」
化野匡四郞:「ああ、気になりますね」
アーシア・エルシャドール:「これといって……いえ、ふふっ」なんだか嬉しそうな声色に変わっていく。
小鳥遊 遊大:「おや、これは朗報の方みたいだ」
アーシア・エルシャドール:スマホを取り出して見せる。
アーシア・エルシャドール:液晶に写っているのは写真だ。UGNの施設、コートを着たアーシアと制服を着た少女………
化野匡四郞:「おや。この子は」
小鳥遊 遊大:「可愛らしいお嬢さんだ、この子は……?」
アーシア・エルシャドール:「ふふ、妹です………いえ、彼方が姉と慕ってくれているのですが」
化野匡四郞:「妹! 確かに似て……いや」
化野匡四郞:首を傾げる。「この子、報告書で見たな……RB?」
アーシア・エルシャドール:「なんというか、ありがたい話なんです」ふふんと少しうれし気
小鳥遊 遊大:「え!アーシアちゃんおれと一緒じゃん!兄弟出来てる!」人格が入れ替わる
アーシア・エルシャドール:「ちょっとした事件がありまして、この時に仲良くさせていただいたんです」いい子なんですよ、と柔らかな声色。
化野匡四郞:「兄弟が増えることそんなにあるのかよ」 楽しげなアーシアさんに頬を緩める。
小鳥遊 遊大:「よかったねー、アーシアちゃんともなんか雰囲気似てっし」
化野匡四郞:「だな、髪の感じとか」
小鳥遊 遊大:「名前は?」
小鳥遊 遊大:「どっかで会ったりしたらアーシアちゃんの話で盛り上がれるし、聞いといてもいーでしょ」
アーシア・エルシャドール:「スネグーラティカさんです。雪の妖精みたいな綺麗な子で………」
小鳥遊 遊大:「スネグーラティカちゃんね、覚えとこ~」
化野匡四郞:「そうだな。また会うこともありそうだ」
アーシア・エルシャドール:「ふふふ、私も二人のことはよく話していますからね………何かの時は頼みます」
小鳥遊 遊大:「おけおけ~、まあおれに出来ることならね」
アーシア・エルシャドール:自分を家族のように扱ってくれる少女のことを素直にありがたく思っている。
化野匡四郞:「じゃあ、そうだな。家族祝い、ってわけじゃないが」
小鳥遊 遊大:「お?なんかあんの?」
化野匡四郞:「京都土産もあるから、終わったら渡すよ。だいたい食い物だから、仲良く分けてくれ」
小鳥遊 遊大:「だいたい?」
小鳥遊 遊大:「他にもあんのね、楽しみにしとこ~」
アーシア・エルシャドール:「食べ物!」
アーシア・エルシャドール:「お世話になります」
小鳥遊 遊大:「アーシアちゃん多めに持ってっていーよ」
小鳥遊 遊大:「スネグーラティカちゃんと一緒に食べなよ」
化野匡四郞:「向こうの支部長にも聞いてオススメの店聞いてきたからな」
化野匡四郞:「後のお楽しみってことで。今出したらサメに喰われかねん」
アーシア・エルシャドール:「いいんですか?ありがとうございます」普通に嬉しい。
小鳥遊 遊大:「さっすが~、仕事出来んな~!お土産サンキュね」
アーシア・エルシャドール:「ふふ、でしたら速く事件を終わらせないとですね」
小鳥遊 遊大:「わざわざ店に入って選ぶの大変だったっしょ」
化野匡四郞:「そういう苦労は気付いても言わないもんだぜ遊大」
化野匡四郞:「大変だったが……」
小鳥遊 遊大:「ええ?言ってもらったら嬉しくね?」
アーシア・エルシャドール:「化野さん、ありがとうございます」噛み締めます。
化野匡四郞:「もっとこうさらっとやってる感じにしたい……」
小鳥遊 遊大:「難儀なのに頑張ってくれてんのも嬉しいしさ~、素直に受け取れって」
小鳥遊 遊大:「知ってるんだしさ、おれたちは」
化野匡四郞:「……まあ。ったく。お前って細かい気い回るよな」
小鳥遊 遊大:「お互い様じゃね?そこらへんは」
アーシア・エルシャドール:「はい。なので」
アーシア・エルシャドール:「何かあったら、頼ってくださいね?」
小鳥遊 遊大:「気張る必要なくて楽でいいしね、アーシアちゃんもさ」
小鳥遊 遊大:「おれたちのこと頼っていいからね、いつでもさ」
化野匡四郞:「OK、降参」
化野匡四郞:苦笑して手を上げる。「もしもの時はよろしく頼むよ、二人とも」
アーシア・エルシャドール:「はい、こちらこそ」
小鳥遊 遊大:「おれに出来ること以外は無理だけどね~」へらへら笑う
GM:……それから十数分後。ちょうど、人通りが完全になくなった頃。
GM:アーシアさんの走査に、遠方から地中を進んで近づいてくる、高速移動物体の気配が引っかかる。
GM:衝撃が走り、大樹が傾ぐ。それと同時に、あなたたちも飛び出した。
GM:シーン終了。ロイス、購入可能!
小鳥遊 遊大:ロイスは匡四郎クンに 良い奴だよね○/青少年めんどい で取得
小鳥遊 遊大:購入はもっかいアームドスーツで
小鳥遊 遊大:4dx+1>=15
DoubleCross:(4DX10+1>=15)→6[1,4,6,6]+1→7→失敗
小鳥遊 遊大:今回購入がだめだな……以上で
アーシア・エルシャドール:ロイス 化野さん 信頼してます○/戸惑う…
アーシア・エルシャドール:能力訓練 器物使い
アーシア・エルシャドール:アームドスーツ
アーシア・エルシャドール:4dx+5>=15
DoubleCross:(4DX10+5>=15)→7[2,3,4,7]+5→12→失敗
アーシア・エルシャドール:財産点3使用
アーシア・エルシャドール:着な!
小鳥遊 遊大:やったー!
GM:アーシアさんのバイト代がー!
小鳥遊 遊大:サンキュ!着ます!
GM:では次回はVSサメ! 12/20 月曜日 夜21:00からでーす
小鳥遊 遊大:はーい!
アーシア・エルシャドール:あいあい!
クライマックス
GM:それではクライマックス! 登場をお願いします~
小鳥遊 遊大:小鳥遊遊大の侵食率を1D10(→10)増加(43→53)
アーシア・エルシャドール:40+1d10
DoubleCross:(40+1D10)→40+6[6]→46
GM:OK!
サンタシャーク:スゥゥゥウ――――
サンタシャーク:いかなる権能によるものか。不自然に波打つアスファルトからヒレだけを出し、
サンタシャーク:その巨躯に似合わぬ、異様な静かさでサンタシャークが泳いでくる。
化野匡四郞:「アーシアさん、スポッターは出来ますか?」
化野匡四郞:ガードレールの上に立ち、遺産の指輪を引き出す。
アーシア・エルシャドール:「かしこまりました」
アーシア・エルシャドール:やや距離を取って知覚を拡張。
化野匡四郞:「一本釣りしてやる。捌くのは任せたぜ」
小鳥遊 遊大:「はいよ~」
サンタシャーク:サンタシャークは、君たちよりもまだクリスマスツリーを優先している。
サンタシャーク:あくまで地下だが……徐々にその姿が近づいてくる。
アーシア・エルシャドール:「3,2,1,」
アーシア・エルシャドール:「出現しますっ」
化野匡四郞:「――――シッ!」
化野匡四郞:アーシアさんの指示に従い、魔眼を射出。魔眼の算段が、サメの進行予測地点の地面に着弾し……
GM:散弾
化野匡四郞:「そうら。……呪われろ!」
化野匡四郞:地下より、無数の腕めいた、灰色の重力帯が立ち昇る。
化野匡四郞:地面より立ち上り、叩きつける、その腕の一つが
化野匡四郞:サメの後尾を捉えている!
サンタシャーク:「SYAAAAAAAA!?」
サンタシャーク:マグロ一本釣りめいて空で悶えるサメ!
小鳥遊 遊大:「おー、お見事!んじゃ、刺身にでもするか~」
サンタシャーク:まさしく俎板の上の鮫!
サンタシャーク:反転重力に持ち上げられ、空でぐねり、悶え、跳ね回り、ぐねぐね、びゅんびゅん、
サンタシャーク:やがて、重力の腕が消え、
化野匡四郞:「……うん?」
サンタシャーク:……ぐねぐね、ひゅんひゅん。
サンタシャーク:落ちてこない。
サンタシャーク:むしろ、向きをただし、こちらを見下ろして牙をむき出しにした。
アーシア・エルシャドール:「???」
小鳥遊 遊大:「B級サメ映画でも参考にしてんの?あいつ」
化野匡四郞:「…………しまった、そうか!?」
小鳥遊 遊大:「え、なに?」
アーシア・エルシャドール:「サメ映画…ああいう感じなんですか?」ぼそり
化野匡四郞:「サメは……だいたい飛ぶんだよ!!」
アーシア・エルシャドール:「飛ぶ」
化野匡四郞:言いかけた瞬間、ぼろくなっていたガードレールが崩れる。
小鳥遊 遊大:「B級映画じゃ空飛ぶけどさあ、まじか~」
化野匡四郞:「くそっ!!」
化野匡四郞:慌てて近くの街路樹に避難!
サンタシャーク:「SYAAAAAAANGleBeEEEEEEEll」
化野匡四郞:()
化野匡四郞:「来るぞ!」
サンタシャーク:海、地面、そして空!
サンタシャーク:三界を統べたサメが貴方たちに向けて叫ぶ。
サンタシャーク:衝動判定です。難易度は9。
小鳥遊 遊大:2dx>=9
DoubleCross:(2DX10>=9)→10[10,10]+4[3,4]→14→成功
小鳥遊 遊大:うっそだろ!?
小鳥遊 遊大:なに???
アーシア・エルシャドール:1DX10>=9
DoubleCross:(1DX10>=9)→9[9]→9→成功
アーシア・エルシャドール:え!?
サンタシャーク:同時に、《ワンナイトフィーバー(鮫)》
サンタシャーク:通常の2d10に変わって、侵食率を100まで上昇させることが出来ます。
サンタシャーク:変わりに、クライマックス終了時に-50%される。
GM:100にしますか?
小鳥遊 遊大:します
アーシア・エルシャドール:します
小鳥遊 遊大:小鳥遊遊大の侵食率を47増加(53→100)
GM:【エンゲージ】 サンタシャーク←10m→アーシア、遊大
GM:ではセットアップから!
小鳥遊 遊大:ないよ~
アーシア・エルシャドール:なし
GM:ではイニシアチブ!
GM:アーシアさんからどうぞ~!
アーシア・エルシャドール:はーい
アーシア・エルシャドール:オートでボルトアクションライフルを装備
アーシア・エルシャドール:マイナーで効果を使用 射撃達成値+5
アーシア・エルシャドール:コンボ:同調《シンクロ》コンセントレイト+カスタマイズ+レインフォース+ストライクモード+器物使い
アーシア・エルシャドール:侵蝕値+12
アーシア・エルシャドール:サメに攻撃
サンタシャーク:きませい!
アーシア・エルシャドール:15DX7+8
DoubleCross:(15DX7+8)→10[2,3,4,4,5,6,7,7,7,8,8,9,10,10,10]+10[2,3,4,4,5,6,6,7,10]+10[3,8]+10[8]+10[9]+2[2]+8→60
GM:?
小鳥遊 遊大:さっすが~
サンタシャーク:回避!
アーシア・エルシャドール:テンション高いか?
サンタシャーク:8dx
DoubleCross:(8DX10)→10[3,5,5,6,8,8,9,10]+3[3]→13
小鳥遊 遊大:頑張ってんじゃん
サンタシャーク:ダメージください~
アーシア・エルシャドール:はーい
アーシア・エルシャドール:710+3d10+31+10+8
アーシア・エルシャドール:7D10+3D10+10+8
DoubleCross:(7D10+3D10+10+8)→44[5,6,8,9,5,2,9]+9[1,7,1]+10+8→71
アーシア・エルシャドール:諸々有効
アーシア・エルシャドール:ボルトアクションライフルは破壊されます。
サンタシャーク:無理です! 落ちる!
サンタシャーク:《魔獣の証》で復活!
サンタシャーク:演出どうぞ~
アーシア・エルシャドール:はーい
アーシア・エルシャドール:「鮫……サメ……ううん………」
アーシア・エルシャドール:いけないと雑念を振り払う。今は集中しなくては他の二人にも申し訳ない。
アーシア・エルシャドール:「………後で質問しましょう」「索敵《ソナー》」
サンタシャーク:「ジングルSYAAAAAAAA!」
アーシア・エルシャドール:地面全体と接続。知覚域をさらに拡大、地面に潜ったとしても逃しはしない。
サンタシャーク:空中から一気に地面に飛び込み、
サンタシャーク:クリスマスを食らいつくさんとする。
サンタシャーク:人は見えない地面から来るサンタの恐怖に抗うことも出来ない……!
アーシア・エルシャドール:「残念、お見通しです」
アーシア・エルシャドール:地面を潜行していると言うことは地面と常に触れていると言うことだ。
アーシア・エルシャドール:アーシア・エルシャドールにとっては格好の餌食。
サンタシャーク:螺旋を描くようにヒレが地面に出て、収束するようにアーシアさんめがけて突進!
アーシア・エルシャドール:「相性が悪すぎましたね………同調《シンクロ》」サメと地面の感覚を強制接続。
アーシア・エルシャドール:地面に乱射、這い出るよりも速く、サメの全体を衝撃が襲う。
アーシア・エルシャドール:「小鳥遊さん!」
アーシア・エルシャドール:後は任せます、と目配せ。
小鳥遊 遊大:「ん、はいはーい」
サンタシャーク:「SYAAAAAAAAAA!?」
サンタシャーク:地面に出る寸前にありえないはずのカウンターを受け、吹き飛ばされる。
サンタシャーク:「SYAAAAA……SYANSYANSYAN……SYANSYANSYAN……!」
GM:では再度イニシアチブ。
サンタシャーク:《加速する刻》。自分の手番と合せ、二回行動を行おうとします。が
化野匡四郞:《時の棺》。一回目の行動を失敗させる。
サンタシャーク:「SYAAAAAAA!」 傷口と共に、その身が引き裂かれ、
サンタシャーク:血飛沫を撒き散らしながら空中で高速旋回、竜巻を起こそうとするが、
化野匡四郞:「アアー、んなこったろうと思った!」
化野匡四郞:「だいったいパターン見えてきたぜ、お前さあ!」 うんざりした様子で、地面に円上に魔眼を撃ち込む。
化野匡四郞:逆回転に立ち上った呪いの重力波が、旋風を掻き消す。
小鳥遊 遊大:「おーおー、ほんとにB級サメ映画詰め合わせセットって感じ」
サンタシャーク:「SYAAAAAAAAA!」
アーシア・エルシャドール:「竜巻も…?」
サンタシャーク:血塗れのサメだけが天に残る。
化野匡四郞:「アーシアさんは深く考えないで下さい!」
GM:そしてイニシアチブ。
サンタシャーク:本来の手番。
サンタシャーク:マイナーで《ハンティングスタイル》《破壊の爪》。メジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《獣王の力》《ありえざる存在:異形の祭典》。
GM:二人に攻撃だ。
小鳥遊 遊大:あいよー
サンタシャーク:5dx7+10
DoubleCross:(5DX7+10)→10[1,3,3,4,9]+2[2]+10→22
サンタシャーク:?
小鳥遊 遊大:ワンチャンドッジすっか
小鳥遊 遊大:11dx+1>=22
DoubleCross:(11DX10+1>=22)→10[1,2,4,6,7,8,8,8,9,10,10]+7[4,7]+1→18→失敗
小鳥遊 遊大:あ、くっそー
アーシア・エルシャドール:ドッジ
アーシア・エルシャドール:4dx10>=22
DoubleCross:(4DX10>=22)→9[5,6,8,9]→9→失敗
アーシア・エルシャドール:まあまあ
サンタシャーク:3d10+29
DoubleCross:(3D10+29)→11[4,4,3]+29→40
サンタシャーク:「SYAAAAAAAA!」
小鳥遊 遊大:死ぬ~、ので サメに マジで?/どうかしてんじゃない?○でロイスを取得して即昇華します
小鳥遊 遊大:HP13で復活
アーシア・エルシャドール:死 サメ 興味/????○ でロイスを修得し昇華
アーシア・エルシャドール:11で復活
サンタシャーク:「SYANSYANSYAN……SYANSYANSYAN……」
サンタシャーク:血塗れの首元から、形容しがたい音と共に、二つ目の首が生える!
サンタシャーク:ツインヘッド・サンタ・シャーク!
小鳥遊 遊大:「うわ、それもやんの!?ほんとどうかしてんじゃない開発者の頭がさ」
サンタシャーク:「SYAAAAAANTAAAAAAA!」
アーシア・エルシャドール:「え、頭が増え…えぇ?」
サンタシャーク:そのまま猛スピードで宙を走り、貴方たちに噛みつきながら吹き飛ばす!
化野匡四郞:「ふざけてるが、まずいぞ! アーシアさんっ! 遊大!」
小鳥遊 遊大:「こりゃ……避けらんないか」
アーシア・エルシャドール:「───ッ!」
小鳥遊 遊大:「……って~、こんなのに負けんのはさすがになあ」噛まれた身体から血を流しつつ
アーシア・エルシャドール:「………釈然としませんね」埃を払いながら再生。
GM:ではイニシアチブ。遊大くん!
小鳥遊 遊大:ほいさっさ~
小鳥遊 遊大:マイナーで《猛毒の雫》 1点でもダメージが入ったらランク6の邪毒付与
小鳥遊 遊大:小鳥遊遊大の侵食率を2増加(100→102)
小鳥遊 遊大:メジャーで《コンセントレイト:ハヌマーン》《居合い》 日本刀でサメ斬るよ
サンタシャーク:チェーンソーじゃないのか……
サンタシャーク:きませい
小鳥遊 遊大:13dx7+12
DoubleCross:(13DX7+12)→10[1,1,1,1,4,4,5,5,6,6,8,10,10]+10[5,5,7]+2[2]+12→34
サンタシャーク:ドッジ
小鳥遊 遊大:回んね~
サンタシャーク:8dx
DoubleCross:(8DX10)→9[1,2,3,4,4,8,9,9]→9
サンタシャーク:ダメージカモン!
小鳥遊 遊大:4d10+10+3
DoubleCross:(4D10+10+3)→27[6,6,7,8]+10+3→40
小鳥遊 遊大:そこそこ
小鳥遊 遊大:小鳥遊遊大の侵食率を5増加(102→107)
サンタシャーク:とはいえ復活済だから
サンタシャーク:魔獣の証は3レベル。
サンタシャーク:しっかり死にます。《蘇生復活》。
小鳥遊 遊大:1点でもダメージ入ったら邪毒もどうぞ
サンタシャーク:ですよね~。
サンタシャーク:クリンナップで死亡します。演出どうお
小鳥遊 遊大:あいよー
小鳥遊 遊大:「空中とか地中とか好き勝手に移動しててもさ」
小鳥遊 遊大:「まあ向かってきてたら斬れるよね」
小鳥遊 遊大:攻撃は、すでに終えている
サンタシャーク:二人を轢き殺し、血の線を引きながら空へと戻っていくツインヘッドサンタシャーク。
小鳥遊 遊大:来る、とわかっていれば攻撃されると同時に斬ればいいだけだ
サンタシャーク:空を彩る赤は、犠牲者の返り血……その筈だった。本来だった。
小鳥遊 遊大:振った腕も刀すらも知覚されなくとも傷は負っている
サンタシャーク:「SYAN……SYA、N…………!?」
サンタシャーク:ぴ、ぴ。その体に線が走る。
小鳥遊 遊大:「はい、サメの刺身一丁上がり~」
サンタシャーク:「SYAN……TA……CLAUUUUUUUUUS!?」
サンタシャーク:ヒレ、頭部、尾。
サンタシャーク:縦に寸断された体が、浮力を失って地面に落ちた。
GM:――――――――――――――――――
GM:バックトラック
GM:《ワンナイトフィーバー(鮫)》の効果で-50。自動帰還です。
小鳥遊 遊大:わいわい
アーシア・エルシャドール:やたー
GM:経験点は5点プレゼント。もらってね
小鳥遊 遊大:おいしいおいしい
GM:ではEDだ!
エンディング
GM:そんなこんなで、なんだかよくわからない大捕物が終わった、その翌日。
GM:それぞれの後処理を済ませた貴方たちは、その街の支部のフリールームに集まっていた。
GM:留まるエージェントが期間ごとにレンタルする個室で、それなりの娯楽設備が整っている。
GM:ミス
化野匡四郞:「つーわけだ。お疲れ様」
アーシア・エルシャドール:「お疲れ様です」
小鳥遊 遊大:「おつおつ~、おれこういうとこほとんどこねーや」と部屋の中を見ている
化野匡四郞:「設備がちゃんと揃ってるところ、そんなにないからな」今のレンタル主。家具は、支部の備え付け、過去のエージェントが残していったものやら、色々ある。
アーシア・エルシャドール:黒のハイネックニットとデニムのシンプルな服装。
小鳥遊 遊大:相変わらずのジャージ姿(冬用)である
化野匡四郞:(私服……)眩しさに目を細める。普段通りのパーカー。
化野匡四郞:「アーシアさん、店の方は大丈夫でしたか?」
アーシア・エルシャドール:「はい、被害も少なく店長もすぐに回復していたので。お店もなんとかなりました」
小鳥遊 遊大:「よかったよかった」
化野匡四郞:「良かったですよ。原因のFH研究者は今頃がっつり絞られてる頃だ」
アーシア・エルシャドール:「それに」「見てください、ケーキです」店長からいただきました。と嬉しげ
小鳥遊 遊大:「おお!なんか一気にクリスマス感でる」
化野匡四郞:「へえー! すごいな、ホール久々に見た」
化野匡四郞:「こういうの、店頭ならともかく、実際に食べることないよな」
アーシア・エルシャドール:「なんだか嬉しいですよね」にこにこ
小鳥遊 遊大:「おれも親父と2人だったし昔っからホールでケーキ食ったことないな~」
小鳥遊 遊大:「初体験だ」
化野匡四郞:「ナイフあったかな……」
アーシア・エルシャドール:「私もありませんねー」
小鳥遊 遊大:「刀ならあっけどさすがにな~」
アーシア・エルシャドール:「給湯室にならあったかもしれません」
アーシア・エルシャドール:「あと……」ごそごそとバックを見ている。
小鳥遊 遊大:「ん~?」
小鳥遊 遊大:「なんかあった?」
アーシア・エルシャドール:「その、つまらないものですが、気持ちばかりの、プレゼントです」こういった行為に慣れてないため恥ずかしそう。
アーシア・エルシャドール:二つの袋を取り出した。
化野匡四郞:「え」
小鳥遊 遊大:「おわ、それはそれはご丁寧にどうも」わざとらしくかしこまって受け取る
小鳥遊 遊大:「これってここで開けてもいい感じ?」
アーシア・エルシャドール:「あはは、少し舞い上がってしまい………ええと」迷惑だっただろうか、少し不安だ。
アーシア・エルシャドール:「はい。それはどうぞ」忙しげに促す。
化野匡四郞:「…………めちゃ嬉しいです」
小鳥遊 遊大:「そーそー、すげー嬉しいからさ」
化野匡四郞:言葉を失っていたが、慌ててなんとか言葉を絞り出す。
小鳥遊 遊大:「早速開けちゃお」
化野匡四郞:「ここで開けても?」
化野匡四郞:遊大くんの言葉を聞いていない。
アーシア・エルシャドール:「どうぞ………少し恥ずかしいですね」はにかむ。
化野匡四郞:「あっもう開けてる! じゃあ、せ、僭越ながら……!」
化野匡四郞:包みを傷つけないように慎重に取り出す。
小鳥遊 遊大:がさがさと無造作に中からプレゼントを取り出す
アーシア・エルシャドール:小鳥遊さんの袋から出てきたものは箱に入った二本の瓶。中身はブドウジュースだ、赤と白の二色だがアルコールは入っていない。甘い白と渋味のある赤の2セットだ。
アーシア・エルシャドール:「たしか、小鳥遊さん。お酒は飲みませんでしたよね?雰囲気だけでもクリスマス感のあるものを選んだのですが」
小鳥遊 遊大:「ほへー、これ……ワインっぽいけどジュースなんだ?」瓶をくるくる回しながら
小鳥遊 遊大:「あんがと、親父と一緒に飲むわ」
アーシア・エルシャドール:「ふふ、どういたしまして」
小鳥遊 遊大:いつものようなへらへらした笑顔ではなく、心なしか嬉しそうに
化野匡四郞:「良かったじゃないか。親父さんも大事にしてやれよ」
化野匡四郞:そういいながら自分の方を出す。
アーシア・エルシャドール:化野さんの袋から出てきたものはシンプルな手袋だ。薄手だが生地が良いのか暖かそう。
化野匡四郞:「おお……!」
化野匡四郞:「うわ~……」 頬が綻んでいる。
アーシア・エルシャドール:「化野さん、手袋つけているけど任務でよく無くなってしまうと聞いたので………気持ちばかりですがエフェクトで丈夫にしておきました」
化野匡四郞:「いや、助かります。……すごいな、ピッタリだ」
小鳥遊 遊大:「よかったじゃん、この世に一つだけの匡四郎クン専用ってことだ」
化野匡四郞:自転車なので冬場の手袋は非常にありがたい。
アーシア・エルシャドール:「喜んでいただけて嬉しいです」笑顔を返す。
化野匡四郞:「もったいなくて使えなくなりそうだ」
アーシア・エルシャドール:「もう、寒い時期なんですから使ってください」
化野匡四郞:「ははは、そうします」
化野匡四郞:「それじゃあ……僕の方も、というのもなんだけどなこれ」
アーシア・エルシャドール:「ふふ、サンタさんの気分ですね」
小鳥遊 遊大:「あ、そういや京都土産あんだっけ」
化野匡四郞:「お似合いでした、それこそ冬の……じゃなくて」《ポケットディメンジョン》。魔眼が輪を描き、中から紙袋がいくつか。
アーシア・エルシャドール:「お土産……!」実は初体験だ。
化野匡四郞:「まずは王道ってことで……生八つ橋」
化野匡四郞:あんこや栗など、複数の味が詰まっているタイプだ。二人共に一箱ずつ渡す。
小鳥遊 遊大:「おお、定番中の定番だ」
アーシア・エルシャドール:「わっ、これが京都と言えばの」なんだか感激だ。
化野匡四郞:「ケーキの隣にある違和感が面白いことになってるな」
化野匡四郞:「お土産だから、賞味期限は長いけど、早めに召し上がれ」
化野匡四郞:「開封時で放っておくなってやつな」
小鳥遊 遊大:「こっちも親父と一緒に食うかな~」
アーシア・エルシャドール:「わかりました」
化野匡四郞:「あとは遊大にこれと」細長い包み。「アーシアさんにはこっち」巾着袋のようなもの。
アーシア・エルシャドール:受け取る。
小鳥遊 遊大:「お、なになに?」受け取って中を見る
化野匡四郞:「修学旅行といったらということで」
化野匡四郞:「はい。メチャクチャカッコイイ漢字模様の木刀」
化野匡四郞:メチャクチャカッコイイをすごい含み笑いながら言っている。
小鳥遊 遊大:「おー、すげーこんなのマジで売ってんだ」
化野匡四郞:黒塗りの木刀に『滅』とか『王』とか謎の漢字模様がついている。
化野匡四郞:「ストラップになんか龍のキーホルダー付きだぞ、すごくないか!?」
小鳥遊 遊大:「強度とかどうなんだろうなこういうお土産物のって」特に気にせずに持って眺めてる
小鳥遊 遊大:「うわ、まじだ」
アーシア・エルシャドール:「「(すれ違う小学生の男の子が着けていた………)」
化野匡四郞:けらけら笑っている。
アーシア・エルシャドール:「ええと、私のはーーー」
化野匡四郞:巾着袋を開けると、お茶漬けや、ふりかけ等の詰め合わせセットが入っている。
化野匡四郞:「ぶぶっていう、お茶漬けの良い店があって」
化野匡四郞:「非常に美味かったので、そこのお持ち帰り用の詰め合わせです」
アーシア・エルシャドール:「わ、沢山入ってますね」
化野匡四郞:「そっちは一年とか保つんで、ゆっくり食べてください。アーシアさん日本食は大丈夫でしたよね?」
アーシア・エルシャドール:「はい」
アーシア・エルシャドール:「ありがたく食べさせていただきます」ご飯、ちゃんと炊こう。
小鳥遊 遊大:「うーん…、これさ~使えっと思う?………やろうと思えばいけそう?だよな~」案外真面目に武器としての使用をもう一人と一緒に考えている
化野匡四郞:「クリスマスじゃないですけどね。まさかこのタイミングになるとは思わなかったし」
化野匡四郞:……そして。
化野匡四郞:隣に座っていた遊大くんは気付くかもしれない。化野のポケットディメンジョンから落ちた紙袋が、一つ残っている。
小鳥遊 遊大:「ん?もう一個あるけどこれは?」拾いあげて尋ねる
化野匡四郞:「あ!」
化野匡四郞:「待て、いや、それは……!」
化野匡四郞:外は、アーシアさんに渡した巾着袋と同じ柄だ。
アーシア・エルシャドール:「どうかしました?」ちらりと反応
小鳥遊 遊大:「なるほど?」
小鳥遊 遊大:「アーシアちゃんにまだお土産あるっぽいよ」
化野匡四郞:「おい!」
小鳥遊 遊大:「素直になれっての青少年め」
化野匡四郞:「ぐ…………!」
化野匡四郞:「分かった。分かったから……」
小鳥遊 遊大:「慌てて止めようとするってことはそーいうことじゃん?」
アーシア・エルシャドール:「ええと」
アーシア・エルシャドール:やや困惑
化野匡四郞:「ちょっとあっち向いてろ! 窓の方!」 遊大くんに。
小鳥遊 遊大:「はいはーい」
小鳥遊 遊大:言われた通りにくるりと後ろを向いて
化野匡四郞:「……助かる」
化野匡四郞:「え、っと。アーシアさん」
アーシア・エルシャドール:「あの、化野さん?」どうしよう、読めない。それなりに対人の経験も積んできたと思っていたのだが。
アーシア・エルシャドール:「あ…はい」
化野匡四郞:「その、……」
アーシア・エルシャドール:「……」
化野匡四郞:「これは、お土産というか、贈り物というか……いや、押しつけたいわけではないんですが」
化野匡四郞:「つい……いえ」細く息を吸う。
アーシア・エルシャドール:こくりと頷く
化野匡四郞:「勝手なものです」もう一つの包み、桐の箱に入ったものを。
化野匡四郞:「よければ、受け取っていただけませんか」
アーシア・エルシャドール:「ええと、……いいんですか?」
アーシア・エルシャドール:「その、私なんかに」
アーシア・エルシャドール:本心だ。日頃の感謝と言うのなら先程のお土産で充分なほど貰っている。これ以上はーーー
化野匡四郞:「気にしないで……いえ、違うな」
化野匡四郞:肩を竦めて、気が抜けるように笑う。「慣れてください。単に、僕が、見たいと思ったんです」
アーシア・エルシャドール:真摯言葉に呑まれ、そのまま受けとる。
アーシア・エルシャドール:「開けても?」
化野匡四郞:「お構いなく」
アーシア・エルシャドール:開けます。
化野匡四郞:薄手の布が、綺麗に折り畳まれて入っている。
化野匡四郞:シンプルな、淡く波打つような柄の、薄紫のストール。
アーシア・エルシャドール:喜びと驚愕と困惑、そしてほんの少し自分自身も気づかないほどの──恐怖。
アーシア・エルシャドール:それらの気持ちを、飲み込んで、噛み締めて、目をそらす。
アーシア・エルシャドール:「羽織っても?」
化野匡四郞:「貴女のペースで良いですよ」
小鳥遊 遊大:「ねー…、そろそろおれもそっち見ていい?渡せたんでしょ?」あぐらをかいた自分の膝で頬杖をつきながらそうぼやく
化野匡四郞:「好きにしろって……」
アーシア・エルシャドール:羽織ります。
アーシア・エルシャドール:「嬉しいです………すごく」
小鳥遊 遊大:「匡四郎クンが後ろ向けって言ったんじゃんかさ~」身体を反転
アーシア・エルシャドール:本当に。怖いくらい。
化野匡四郞:「…………」 息を呑む。
小鳥遊 遊大:「…お~!さっすが~、似合うねアーシアちゃん」
小鳥遊 遊大:「匡四郎クンが選んだだけのことはある」
アーシア・エルシャドール:「ありがとうございます、化野さん」ただ、感謝を伝えた。そう、嬉しかったんだ。
化野匡四郞:「綺麗です。……僕じゃない、アーシアさんが綺麗なんだよ」
小鳥遊 遊大:「似合うと思って選んだのは匡四郎クンでしょ?」
化野匡四郞:「そう思って頂けるなら、良かった。織り方の技術とかで、厚みの割に暖かいそうです」
小鳥遊 遊大:「いーじゃんいーじゃん、綺麗だよ」
アーシア・エルシャドール:「ふふっ。だから、私も照れますって……」
小鳥遊 遊大:「なんかおれだけなんも準備してない感じになってんな~」
化野匡四郞:「お前こそ、人に贈り物とかしたことあんのかよ」
小鳥遊 遊大:「あるある、たまにだけど」
化野匡四郞:「ホントかあ?」
アーシア・エルシャドール:「気になりますね」
小鳥遊 遊大:「面白そうなもんか、機能性の高いもんか、食い物とか」
小鳥遊 遊大:「でも基本的に使いやすい道具が多い気がすんな~」
化野匡四郞:「明日もオフだし、三人で駅前にでも行くか?」
小鳥遊 遊大:「お、マジで?」
化野匡四郞:「で、遊大が僕ら相手にプレゼントを探す」
小鳥遊 遊大:「オッケー」
アーシア・エルシャドール:「ふふっ、行きましょうか」
小鳥遊 遊大:「匡四郎クンには面白そうなもんね」
小鳥遊 遊大:「アーシアちゃんには使い勝手の良いなんかで」
アーシア・エルシャドール:「小鳥遊さんのプレゼントですか、ふふふっ楽しみです」
小鳥遊 遊大:「あー、スネグーラティカちゃんもいるし食い物でもいいのかもね」
化野匡四郞:「お、これなんかいいんじゃないか。でかいサメのクッションとか売ってるぞ」
小鳥遊 遊大:「それも明日店見て決めよ」
小鳥遊 遊大:「匡四郎クンそれ欲しいの?んじゃそれな」
化野匡四郞:「おい馬鹿やめろ」
アーシア・エルシャドール:「ふふふ」笑みがこぼれる。ああ、楽しいな。幸せだ
化野匡四郞:「じゃ、プレゼント交換も終わったわけだし、ケーキに戻ろうか」
小鳥遊 遊大:「ほいほい、んじゃ給湯室からナイフ探して持ってくるわ」
化野匡四郞:「いや、僕が行くよ」 と立ち上がる
化野匡四郞:そして、アーシアさんの隣を通り抜ける時に、
化野匡四郞:「そうだ、アーシアさん」少し屈んで、高さを合わせ、小さく囁く。
アーシア・エルシャドール:「え、はい」
アーシア・エルシャドール:少しびっくり。
アーシア・エルシャドール:「なんでしょう?」
化野匡四郞:「これからですが、……少しずつ、"詰めて"いくと思います」
アーシア・エルシャドール:「…わ、わかりました?」
化野匡四郞:「もし、嫌だと思ったら、止まってと思ったら、そう伝えてください。絶対に聞き逃しません」
化野匡四郞:「遊大もいます。あるいはスネグラーティカちゃんも」
化野匡四郞:「貴女の御心のままに」
アーシア・エルシャドール:すこし、思考する。いや、まだ曖昧でも構わないか………まっすぐ見るのは怖い。
アーシア・エルシャドール:「はい、その……信頼してますから」
アーシア・エルシャドール:怖いな………許してほしい。そんな思考を脳裏に描いて──目は、反らさなかった。
小鳥遊 遊大:「ね~…おれ行った方が早くない?これ」
化野匡四郞:「……、……」涼やかな笑みが、少し強ばる。「て、的確な……」
小鳥遊 遊大:「もういいや、行ってくんね~」
化野匡四郞:「分かってるよ! 取ってくる!」
化野匡四郞:大股で部屋を出る。赤くなった頬と耳を拭いながら。
小鳥遊 遊大:立ち上がりかけて、座り直す
化野匡四郞:(これ言った後に二人きりになってたまるか!!!)
小鳥遊 遊大:「………怖い?気持ちを渡すの」
小鳥遊 遊大:机に頬杖をつきながら、そうアーシアちゃんに尋ねる
アーシア・エルシャドール:「………ノーコメントで」
アーシア・エルシャドール:すこし、大人な。あるいは幼い少女のような顔でそう言った。
小鳥遊 遊大:「ふーん?そっかそっか」
小鳥遊 遊大:「まあなんか困ったら、いつでも頼っていいからね~」そういたずらっぽく笑いながら告げて
アーシア・エルシャドール:ため息はつかない。失礼だ。飲み込んで………
アーシア・エルシャドール:「ケーキ……どれくらい食べますか?」誤魔化すくらいは許してほしい。
小鳥遊 遊大:戻ってくるのが遅くなりそうなもう1人の友人を待つために、その会話にのっかることにした
GM:そうして、クリスマスの夜は更けてゆく。楽しくて暖かい夜。
GM:窓の外では、柔らかな雪が、想いのように積もり始めていた。
GM:――――――――――――――――――――――
GM:『一夜三人転:アーシア・エルシャドール、小鳥遊遊大、化野匡四郞の聖夜の話』
GM:任務終了!
GM:ありがとうございました~
小鳥遊 遊大:ありがとうございました~!